コラム

  • 2014.1.23

    もうすぐ、節分。

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    先日、秋田駅前のデパ地下で、面白いお菓子を買いました。
    ソラマメの形をした和菓子で、中には、白あんが、入ってました。
    実は、「福ハ内」と焼印してる(スギの木箱)を「節分に使えるなあ」と思い、購入しました。

    確かに美味しかったですし、また、箱も後で、何回も?使えるので、満足でした。

    by 村上直樹

  • 2009.8.29

    鳥の巣を見つけて

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    今日は、モデルハウスの庭に植えたドウダンの木に 鳥の巣を見つけました。(赤丸の中)

    どうだんの木は、枝が細く、葉が茂っているので、天敵から守られ、登れない、襲われないようです。

    そして、なんと、その鳥の巣には、ヒナがいて、親鳥が、餌を取ってきては、与えていました。

    ヒナの愛らしくなく声と、餌を与えるその様子は、守ってあげたくなる気持になりました。

    親鳥は、尻尾の長い鳥でしたので、帰ってから、調べてみると、「ヒヨドリ」の形に似ていました。

    今度は、庭に巣箱を作ってあげようと思いました。

    それも、秋田杉と自然塗料で、作ろうと思いました。

    by 村上直樹

  • 2009.4.6

    東京に行ってきました。

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    このカードケースのデザインは、フランクロイド・ライトが、設計した帝国ホテルの絨毯のデザインです。

    東京の新丸の内ビルで購入しました。

    このほかにも、ライトのデザインした食器や窓をモチーフにしたカードケースやペンが、ありました。

    東京には、本当に様々なものが、満ち溢れています。

    でも、人も車も、息苦しいくらい、満ち溢れています。

    秋田に帰ってきて、ほっとします。車窓から、眺める風景が、安堵感を与えてくれます。

    秋田には、お金で、買えない物が、満ち溢れています。

    by 村上直樹

  • 2009.3.25

    暑さ寒さも・・・、でも、寒さが続きます。

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    写真の机は、私のデスクです。

    私の父が、昔、家具のあくつやさんに作ってもらったものだと言っていました。

    ですから、多分、50年以上前の机ということになると思います。

    スチールの事務机が、主流となった時代、

    一時期、大きすぎて、作業台として使われていました。

    しかし、やはり、なんとなく愛着があり、私の事務机になりました。

    天板が、奥行90センチで、幅が、160センチと、大きく使いやすいデスクです。

    やはり、本物の木でつくる家具は、歳を重ねるごとに、重厚な雰囲気になります。

    住まいも、そんな雰囲気が、良いと思います。

    by 村上直樹

  • 2008.11.27

    完成見学会ご来場ありがとうございました。

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    先週の土日に開催した、全面リフォームの写真です。

    全面リフォームと言っても、躯体を残し、それ以外は、全て新しくなります。

    今回は、和室を取り込みたいというご要望から、広いLDKになりました。

    障子も、インテリアにマッチして、新鮮な感じを受けます。

    オリジナルテーブルは、秋田産「クリの木」の無垢材をつかい、秋田の家具職人が、つくりました。

    村上商店は、明るく、気持よく、楽しく、そんな家づくりを目指します。

    次回も、ご期待ください。

    by 村上直樹

  • 2008.10.6

    秋の紅葉

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    弊社の駐車場のシャラの樹も、赤く紅葉しています。
    この葉が、散る頃は、いよいよ、冬の到来になります。

    今日も雨、一雨ごとに寒くなってきます。

    つい先日まで、残暑だったのが、嘘のように朝夕は、肌寒くなりました。

    このごろは、エアコンの暖かさが、心地良く感じます。

    秋田では、「寒い」と感じ、暖房を使う時期が、1年の約半分です。

    ですから、「暖房」を効率よくするために「断熱」が、とても、重要です。

    「断熱」には、様々な種類があります。

    どのような「断熱」をするかは、建物にもよりますし、コストの関係もでてきます。

    その地域にあった、ちょうどいい断熱をすることで、地球にも、家計にも、やさしい住宅になります。

    無理、無駄のない、住いづくりを考えていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2008.8.24

    八月、葉月なのに

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    【上の写真】朝の散歩で見かけるイチョウの葉も、この寒さで、色づいているように見えました。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    今年は、1週間のお休みをいただき、ゆっくりと休ませていただきました。

    しかし、また、腰痛が、再発してしまいました。

    整骨院、整形外科、針灸マッサージと、いろいろ治療に行きましたが、どうも、効きません。

    先生方は、みなさん、神経系統のパニックだとおっしゃってました。自然に治るそうです。

    実は、なんと、昨年の夏休みも、同じように腰を痛めていたのです。

    そのことを昨年の自分のブログを見て知り、驚いてしまいました。

    気をつけたいと思います。

    さて、8月は、通常は、「残暑」の季節なのですが、昨日、今日と、気温が18℃程度と冷え込みました。

    早い、秋の訪れなのでしょうか。

    秋は、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋と、暑くもなく寒くもなく、何をするにも良い季節です。

    そして、2008年の後半の始まりです。

    お正月に向け、これからも、お客様の笑顔と幸せのために 頑張ってまいります。

    by 村上直樹

  • 2008.8.7

    竿灯祭りを終えて

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    秋田の竿灯祭りも、昨日が、最終日でした。町内に帰って「もどり竿灯」をしているところです。

    秋田の竿灯祭りが、終わると、いよいよ、お盆になります。

    そして、お盆が過ぎても、まだまだ、残暑が、続きます。

    最近の日差しは、特に「ジリジリ」するような、痛い暑さを感じます。

    屋外に出られる場合は、日射病に気をつけていただきたいと思います。

    お盆休みは、8月11日(月)から8月16日(土)までです。

    お盆明けは、いよいよ、展示場、見学会、イベントなどなど、張り切って頑張ってまいります。

    どうぞ、宜しくお願い致します。

    by 村上直樹

  • 2008.7.30

    美しい夕焼けを見て

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    先日、お客様の現場から、見えた美しい夕焼けです。

    日が暮れても、まだ、美しく輝く空は、先日見た映画「ザ・マジック・アワー」を思い出しました。

    美しい夕焼けは、あっと言う間に沈んでしまします。

    しかし、その余韻は、美しくほのぼのとしています。

    そして、きっと、明日は、晴れるだろうという期待感もあります。

    一日に感謝し、また、日の出とともに明るく頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2008.7.24

    幸福の迷宮を読んで

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    4年位前に「good luck グッドラック」という本を書店で見つけ、1時間ほどで読んで、とても感動したことがあります。

    そして、その「good luck グッドラック」という本を小学校の娘に読ませたら、娘も感動し、学校へ持って行ってました。

    この本は、その著者が、書いた本ですが、おとぎ話の中で、人生の幸福というテーマで、わかりやすくしてあります。

    今回、この本を手に取った私は、多分、最近、何か迷いや不安が、あったかもしれません。

    通常、誰でも、不安と恐怖を持っています。しかし、それをどう考えるかで、まったく違う人生になります。

    この本の中で、主人公が、迷宮の森の中の扉を開けようとすると、その扉から「お前は、だれだ!」という問いかけをされます。

    そうすると、主人公は、自分の名前を答えますが、扉は、開きません。そして、また、「お前は、誰だ!」と、何度も問われます。

    そして、主人公は、奮い立ち「私は、ここを抜け出して、自分のなりたい自分になるの!」と叫びます。

    その瞬間、目の前の門が、重い音を立てながら、開きました。

    ・・・・つまり、こうだと思います。

    心の迷宮、幸福の迷宮の森に入ったときは、「自分は、何になりたいか」ということをまず決めること。

    そして、不安と恐怖を手段として、目標を達成すること。

    とても、シンプルな答えでした。

    by 村上直樹

  • 2008.7.23

    梅雨明け宣言!

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    ■このノートは、誰もが知っているCAMPUSのノートですが、ちょっと違うのが、巾(ワイド)です。

    これは、スリムB5というサイズですが、通常のB5より3.5センチほど狭くつくられています。

    わたしの七つ道具(筆記用具、カメラ、スケール、メジャー、携帯電話、名刺、その他)を入れている愛用のバッグにすっぽり入りました。

    実は、このノートは、ヒット商品だそうです。

    それは、通常、使用されている大きさのノートに書きますと、どうしても空白が出る部分をカットした結果、この巾になったそうです。

    つまり、とても「エコ」な商品な訳です。

    ちょっとした、節約が、アイデア商品になる。

    コクヨのホームページを見ると、とても、ECOを考えた企業のようでした。

    これからは、まず、ECOを小さなところから、はじめましょう。

    by 村上直樹

  • 2008.7.18

    日々、喜びを感じる時

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    ■これは、毎日散歩する公園のアジサイです。

    日々の変化は、小さいものでも、毎日の繰り返しや、積み重ねで、本当に大きなものに変化します。

    たとえば、私が、5年くらい前から、ホームページに書いていた日記は、「ブログ」と言う形で、有名になる前から始めました。

    しかし、その日記を 今回、ホームページをリニューアルするために読み返してみると、その莫大な数に驚いてしまいました。

    そして、日々の自然の移り変わりも本当に小さい、少ない、目に見えない変化ですが、数ヶ月前と比べてみると、まったく違っていることに気付きます。

    子供も大人も、みんな、常に変化しつづけています。

    そして、それは、他の人、他のものと比べるのではなく、自分自身や、そのもの自体の 変化・進化を 楽しんだり、感謝したりすることで、心から豊かな人生になるのでは、ないでしょうか。

    by 村上直樹

  • 2008.7.17

    segway
    一昨日、電動二輪車のセグウェイに試乗してきました。

    事務機器販売会社のイベントとしての試乗ですが、簡単な説明を受け、すぐ乗れるようになりました。

    この二輪車は、日本の公道では、走れないということでしたので、駐車場で乗らせてもらいました。

    アクセル、ブレーキは、ありませんが、ハンドル1本で、左右と直進が、簡単に操作できます。(バック走行は、ブレーキ用だそうです)

    スピードは、最高時速30キロで、1回の充電で、35kmを走れるそうです。

    「移動する」だけでしたら。簡単ですし、エコですし、究極の車だと思いますが、

    やはり、何か,物足りませんでした・・・・・。

    ちなみに 価格は、95万円だそうです。

    by 村上直樹

  • 2008.7.15

    木のある風景

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    ■ショールームの前の「ななかまど」にも、実がつき始めました。

    全国的の猛暑ということですが、秋田は、温度も、あまり上がりませんので、過ごし易い日々です。

    東京に行くと、以外に木が、多いことに気づきます。

    秋田にも、木があるのですが、それは、郊外のことで、秋田市の中心には、あまり、木がありません。

    ですから、木のない街は、とても、殺風景な感じがしますが、木があるだけで、豊かな街に見えます。

    先日行ったところは、「国立」というところで、一橋大学のキャンパスがありました。

    そこは、木々が豊かですし、街も、大きな街路樹で、溢れてました。

    暑い夏は、この木陰で、涼しむのかなあ、と思ってしまうほど、素敵な街でした。

    「木のある街、木のある風景、木の家」

    木は、人間の心を癒してくれますし、目も楽しませてくれる、とても、大事なものだと思います。

    by 村上直樹

  • 2008.6.24

    雨のち晴れ

    今朝は、雨が、降っていましたが、午前中で晴れ上がり、午後からは、快晴の天気でした。
    本当に快適な梅雨ですが、やはり、降るときは、適度に降っていただかないと、農作物などに悪い影響を与えてしまいます。

    最近は、天災、人災など、毎日、不安なニュースばかりですが、なんとか、このインターネットを使った情報化時代にあって、誰もが持っている携帯電話を使い、不安を安心にかえるソフトやサービスが、できないのかと思います。

    日本でも、ついにアップル社から、iPhoneが、7月に発売になると言われてますが、この便利な携帯電話は、今後、もっと、進化していくのでは、ないでしょうか。
    そして、そのモバイル進化の中で、現代の問題になっている「天災」や「犯罪」を未然に防ぐようなソフトも、早急に開発していただきたいと思います。

    ■朝食は、20分くらいで、手早く作らなければなりませんので、つい、炒め物が、多くなってしまいます。
    今日は、ツナともやしとピーマンいため(油なし)、ホットケーキにメープルシロップ、もずく+レタススープ、湯沢のサクランボとブルーベリーヨーグルトでした
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    by 村上直樹

  • 2008.6.8

    爽やかな初夏の一日でした

    今日は、久々の好天で、気持ちの良い初夏の一日でした。朝の散歩も、ちょと遠出をしてしまいました。
    見学会場も、爽やかな風が、吹き抜け、無垢の木や自然素材の空間にいると、本当に心から癒される感じがします。

    今回は、お客様のご好意で、次週、6月14日(土)、15日(日)も、完成見学会を開催することになりました。
    是非、ご来場戴き、コンパクトな住宅ですが、とても、気持ちの良い、明るい、素敵な空間をご体感して戴きたいと思います。

    川尻の総社神社の公園の朝は、小鳥がさえずり、まるで、森の中にいるようで、愛犬ジローも喜んでいました。
    souja

    by 村上直樹

  • 2008.6.7

    古い町並みと新しいデザイン

    今日は、秋田市保戸野にて、全面リフォーム完成見学会を開催しました。

    ご来場された皆さんが、外観と内装のギャップにたいへん驚かれていました。
    でも、とても気持ちの良い空間に感動していました。

    ■下の写真は、ドイツ、ケルンのホテルの客室から見た風景です。
    とても、神秘的な建物が、ごく自然に町の中に建っています。
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    ■ドイツの空港です。
    ここでは、この光を通す床が、階下の天井です。これだと、日中は、照明は、いりませんね。
    すごい。
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    by 村上直樹

  • 2008.6.6

    体にやさしい家

    やはり、究極の住宅は、住む人にやさしい家ですし、赤ちゃんからお年寄りまで、安全で、快適な暮らしができる家作りをしていかなければなりません。
    そのためには、住む人のライフスタイルに合わせて、変化・対応できることが、大事だと思います。

    人間には、五感があります。
    見る、聴く、嗅ぐ、味合う、触るといったことですが、この五感を癒したり、休ませたり、元気にできる家のほうが、良いと思います。
    しかし、人間誰でも、加齢による五感の衰えは、あるものですから、その際の家庭内事故を未然に防ぐことも、頭に入れておかなければなりません。

    たとえば、高齢者が、不慮の事故でなくなる割合で、一番高いのが、「家庭内の事故」で、31%です。その次に多いのが、「交通事故」で、21%だそうです。
    そして、家庭内事故の中で、一番多いのが、「階段」、つぎに「段差・敷居」です。

    ですから、高齢者が、つまづいて、転倒することが、一番怖いことですので、将来の老後のために バリアフリーの床を基本としなければなりません。
    そして、夏は、暑さを遮れる、冬は寒さを防げる家、また、家族が、明るく楽しく暮らせる家作りを リフォームや新築の時から計画されることをお奨めいたします。

    見学会では、そこのところも見れますので、是非、参考にしていただきたいと思います。

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    ■散歩では、木々の中を歩きたくなりますので、私は、つい、寺町を歩いてしまします。
    ですから、歩いていても、やはり、秋田は、木が、少ないなあと、つくづく思います。

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    ■愛犬ジローの朝食と夕食は、砂肝とささみとキャベツをボイルしたものを軽くオーブンで温めてから、ドックフードの上にトッピングします。

    by 村上直樹

  • 2008.6.4

    人生は、すべて心の持ちよう

    朝の散歩でも、長袖では、すこし汗ばむくらいに暖かくなってきました。

    やはり、6月になると、夏の気配を感じるようになります。

    人は、心の持ちようで、幸せにもなるし、不幸せにもなると、よく言われます。

    たとえば、お金に関して言えば、「1000円しかない」と嘆く人と、「1000円もある」と喜ぶ人の違いは、物事をプラスに考えるか、マイナスに考えるかの違いです。

    また、病気になったことに対しても、「なんで、自分だけが病気になるんだ」と思ってしまう人と「病気になったことで、ゆっくり、自分を見つめ、改めることができた」と思える人では、やはり、人間の「器量」というか「気量」が、まったく違うと思います。

    いつも、「明るく」「楽しく」「朗らかに」「元気良く」「何事も前向きに考える」、そうすることで、人は、健康で、長寿で、成功を得ることができるそうです。

    そういえば、私のお客様は、不思議と、ほとんどの方が、みんな、明るく、朗らかで、心の大きな人ばかりです。そのような方と一緒にいると、きっと、「朱に交われば赤くなる」のごとく、良い影響を受け、幸せになるかもしれません。

    ■朝の散歩道の野草たちです。
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    ■■■会社の駐車場のインターロックの隙間から咲いている「根性タンポポ」です。

    by 村上直樹

  • 2008.6.2

    また、一雨ごとに

    僕は、家の中で聞く雨の音が、好きです。その雨音は、なぜか気持ちを静めてくれます。雨をしのいでいると言った安心感といいますか、雨の音を聞きながら、うたた寝するのも、気持ちの良いものです。

    私の自宅のトップライト(天窓)からは、ちょうど良い大きさの雨音が、聞こえてきます。最近の住宅は、窓も小さくなっていますし、断熱材の性能が、よくなったのか、外の状況が、わかりにくくなっています。

    しかし、我が家では、「お父さん、今日、雨降ってる?」と聞かれても、ふと、トップライト(天窓)を見れば、小雨なのか、大雨なのかが、わかりますし、雲の流れで、風の強さもわかります。

    「自然を感じれる家がいいなあ」と、いつも思います。秋田もまた、今度は、一雨ごとの暑くなっていくのだと思います。暑い夏は、暑いなりに元気に健康に過ごしたいものです。

    ■デンマークの写真です
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    宿泊したアドミラルホテルのロビーです。このホテルは、1787年(220年前)に穀物倉庫として建てられたものをそのまま残し、大きな太いモミの木の柱と梁が、古さをかもし出していますが、不思議と最新のインテリアをマッチしています。
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    客室にも大きな梁と柱がありますが、とても、素敵にインテリアコーディネートされ、落ち着いて過ごせました。
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    ここは、ホテルの1階のバーコーナーです。やはり、北欧の伝統とデザインを感じます。
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    by 村上直樹

  • 2008.6.1

    今日から、衣替えなのに

    もう、今日から6月というのに、昨日は、自宅や会社で、ストーブをつけるほど、寒い一日でした。
    寒くなると、犬は、人間の体温より高いので、愛犬ジローの温もりが、とても、気持ち良く感じました。

    ■下の写真は、デンマークの建築家ヨーン・ウッツォンの作品です。代表作にシドニーのオペラハウスがありますが、下の建物は、バスヴァ教会と言って、住宅街に建っている小さな教会であり、コミュニティーセンターの役目もする建物だそうです。
    しかし、教会としては、とても、明るく、素敵な空間でした。
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    北欧の建築は、アメリカの西海岸を経由して、日本の建築の影響を受けていると言われていますが、この格子戸を見て、なるほどと思ってしまいます。
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    ここは、教会の食堂です。お洒落ですね。
    denm3天井から光が差し込む廊下においてある白木のベンチです。多分、ソープフィニッシュで、仕上げてあると思いました。
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    無垢の木で作った収納家具のデザインも、自然な感じです。denm5
    ホールの一角には、自然光が、巧みに差し込むようになっています。
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    建具も白木、本当に明い廊下です。
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    この天井には、びっくり!でも、上手にウェーブを無垢の木で、出してました。
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    全て、白で統一された教会の白いキッチンも、素敵でした。

    by 村上直樹

  • 2008.5.31

    福祉の国、デンマーク

    デンマークは、デザインの国というだけでなく、福祉の国でもあります。そして、その考え方は、ノーマライゼィションとして、「生活の継続性」「自己決定権」そして、「残存機能の活用」の三原則が、あります。

    その中の「残存機能の活用」は、高齢者であっても、できることは、自分で、積極的にやってもらうという考え方ですが、しかし、日本では、どうしても、高齢者の身の回りは、何でもかんでもスタッフが、やってくれる、高齢者は、世話をされるのが当たり前と考え方です。

    ところが、デンマークでは、足の悪い人でも、手を貸さず、スタッフが、そばで、見守っている。つまり、時間がかかっても、本人の意思で、自分だけのチカラで、行動させることが、「残存能力」を活性化させ、生きる力、達成感を与えられるものだとしています。

    昨夜のテレビで、耳の聞こえない女性が、「歌姫になりたい!」という夢を捨てずに幾度の失敗や悲しみを乗り越え、努力して、手話をしながら歌う姿が、映し出されました。その実録は、その女性の努力も素晴らしいが、周りの人が、その努力を助けてあげる姿も、素晴らしいと思いました。

    楽な道ではないけれど、あえて、努力をする、そして、その努力を助ける努力をする人たち、みんなが、とても素晴らしいと、わたしも、つい、自然に涙がでてしまいました。

    ■デンマークの写真です。
    grundtvigs4国民高等学校を提唱した牧師のグルンドヴィィ記念教会です。grundtvigs2中は、このようにドームになっています。この建物は、1916年につくられ始め、完成までに24年間かかったそうです。今年で、92年目ですね。grundtvigs椅子から、照明器具から、全て、素晴らしいデザインになっています。grundtvigs3計算されたデザインの建物のドアの取っ手は、貝殻の造形を取り入れています。

    by 村上直樹

  • 2008.5.30

    終身雇用と新人社員

    先日のテレビで、新入社員の60%が、転職を考えているというコーナーでしたが、転職した若い人へのインタビューでも「スキルをアップしたいから」「心機一転したいから」とか、軽い感じで、転職をしているようでした。

    現代では、終身雇用の崩壊と言われ、人材派遣会社が、花盛りと言った時勢ですが、新入社員の社員一人当たりにかかる教育費というのは、約2000万円と聞いたとき、やはり、会社は、人材であり、人にお金を投資できる会社が、強く大きくなっていくんだなあと思いました。

    しかし、小さなオーナー経営者である私の場合は、業績が悪くても、つらくても、会社を辞めることは、できません。だから、転職をする人のように、もし、業績を良い会社で働きたい、楽しい良い会社で働きたいとすれば、自分の会社、自分自身を変えていくしかありません。

    私の夢は、200年住宅ならぬ、200年続く会社にしたいと思っています。
    小さくても商売を200年続けることで、その会社が、時代の変化とともに、たとえ、どんな仕事に業態変化したとしても、その会社は、ルーツのある会社となり、世間から認められる会社になると思います。

    散歩で見つけた野花です。散歩をしていると、毎日違う新しい風景に驚いてしまいます。
    野花1野花2

    by 村上直樹

  • 2008.5.29

    来週の見学会は、予約制ではありませんので、

    ホームページのトップ「イベント情報」に掲載しております「全面リフォーム見学会」は、当初、駐車スペースがなく、また、道路も駐車禁止という地域のため、ご予約をいただいて、時間割をして行おうと思いましたが、事前にその件をお伝えしておくことで、たくさんの方に見学していただこうと思い、一般公開型見学会にいたしました。

    そのため、ご来場いただいたお客様には、ご不便をおかけしますが、もし、見学会場の前のクルマ1.5台分のスペースが、埋まっている場合は、駐車できませんので、何卒、ご了承くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

    by 村上直樹

  • 2008.5.28

    北欧の色と日本の色

    北欧デザインの特徴は、鮮やかな色や斬新な形にあると思います。テキスタイルから、キッチンウェア、家具など、インテリアのデザインが、私は、ワクワクするくらい、とても好きです。

    先日、視察に行ってきたドイツの住宅の若い奥様も、素敵な照明器具がありましたので、質問しましたら、「イケヤで、買ってきたんです」とのことでした。
    やはり、北欧デザインは、どこの国でも、人気なんだと思います。

    日本人の色彩感覚とヨーロッパの人の色彩感覚は、やはり、その国の伝統であり、育ってきた環境でもあると思います。
    日本の色といえば、柿色、朱色、群青色、鶯色、鉄紺色などなど、独特の和風の色であり、ヨーロッパにはない、色だと思います。
    その日本の色を「衣食住」に取り入れることは、とても良いことだと思います。

    ドイツの写真です。
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    キッチンの照明です。
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    ダイニングの照明です。
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    やはり、デンマークもドイツもダイニングの照明は、できるだけ、低くしてあります。
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    全体を照らすのではなく、必要なところを照らすといった考え方です。
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    下は、我が家の娘二人に作った今日の朝食です。アサリの酒蒸し(?)スパゲッティにゆでたまごにメロンでした。二人とも食べてくれました。
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    by 村上直樹

  • 2008.5.27

    自然素材と換気システム

    今日のお昼には、突然の大雨とヒョウが、降りました。現在進行中の現場では、屋根もまだ、施工しておりませんでしたので、また、水浸しになってしまいました。
    しかし、無垢の木の良いところは、濡れても、すぐ乾くといった、太陽の光や熱、風という自然乾燥で、木が、呼吸をしてくれるので、心配はいりません。

    しかし、その自然乾燥も、そのように外の環境にあれば、大丈夫なのですが、建物が出来上がり、もし、室内の空気(結露)で、木材が、湿ってしまい、室内から、湿気の逃げ場が、なくなると、「カビ」が、発生してしまいます。自然素材は、呼吸する材料ですが、そのような欠点があります。

    ですから、建物には、「換気」が、とても重要で、24時間換気をするシステムが、最近、標準設備になってきました。種類も、たくさんあり、そのシステムの性能により、より、快適な暮らしが、できます。

    日本は、高温多湿地帯と言われますので、是非、この換気システムには、性能の良いものをお奨めいたします。

    ■プレカット工場で、木材の検査に行ってきました。私たちは、秋田スギの無垢材にこだわり、構造材をあらわしとするため、その材料のサイズと仕上がりを確認してきました。
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    ■土台以外は、すべて、秋田スギの無垢材を使用します。
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    ■やはり、秋田スギは、秋田美人のように清楚で、「美しいなあ」と、思います。
    akitasugi

    by 村上直樹

  • 2008.5.26

    無意識は、人も住いも健康状態

    住宅の「断熱や換気」については、特に寒い地方だけでなく、暑い地方も、考えなければならないことになります。「暑い」「寒い」ということは、人間として、やはり、その時にならなければ、感じないことであり、どちらでもない、快適なときは、何も感じません。

    たとえば、病気の症状でいうと、「歯が痛い」「太った」「頭痛がする」といった時にその症状は、体で感じますが、そうでない健康なときは、無意識であり、無意識のうちには、どうしても、甘いものを食べ過ぎたり、飲みすぎたり、無理をしたりしてしまいます。そして、その結果、不健康=病気となり、痛みを意識することになります。つまり、人間と同じで、住宅を健康にするためには、「暑い」「寒い」と言った「症状」が、出ないような快適な状態にしなければなりません。

    住宅が、健康になれば、そこには、「暑い」「寒い」といった「症状」が出ず、そこに住む人は、「暑さ・寒さ」に「無意識」になってしまいます。
    この住いの中で、「無意識」になる状態が、もっともベストで、理想とするところです。ですから、この「不健康な住宅」を「健康な住宅」に変えることが、私たちの行っている「健康快適空間」をつくりあげることでり、つまり、人も住宅も「健康状態」になることになります。

    デンマークの写真ですden1二年前は、現在より、6キロも太ってました。「2ℓペットボトル3本分?」den2石畳の街並みに おばあさんの小さな織物のお店が、ありました。den3右側の銀髪の方が、そのお店の、素敵なおばあさんです。中庭で、友達とお茶を飲んでました。den4デンマークの漁師町でした。街並みの色が、揃っています。

    by 村上直樹

  • 2008.5.25

    まずは、イメージプランから

    住いづくりには、まず、イメージがあり、夢があり、希望があり、暮らしが、見えてきます。
    ですから、まずは、間取りを考えますが、その間取りが決まれば、外観のスタイルになっていきます。

    村上商店のつくる家は、外観は、とても、シンプルですが、中に入ると「あっと、驚き」があると、よく言われます。
    それは、空間の使い方と、光と素材が、生きているからだと思います。
    そして、標準仕様としている断熱サッシと壁・天井・床に充填される断熱材で、大きな断熱の効果が、感じれるからだと思います。

    建物は、シンプルなのが、一番だと思います。明るくて、爽やかな風の吹きぬける、街並みに溶け込んだ、やさしい家が、良いと思います。 
    まずは、ラフなイメージプランから 
    planA

    by 村上直樹

  • 2008.5.24

    全面リフォーム見学会を公開します!

    現在、秋田市保戸野鉄砲町に工事中の「全面リフォーム」の住宅も、いよいよ、追い込み入り、現在、仕上げの壁紙貼りや、タイル工事、建具工事を行っております。

    このお客様は、弊社が、3年前に公開した展示場「ガーデンハウス」オープンから、ずーっと、弊社の見学会に来られていた方で、本当に長い期間に渡り、リフォームの夢を追い続けて来られ、ここにきて、ついにその夢が、実現することとなりました。

    工事期間中も、大工さんが、終わる前に実際に現場に来ていただき、その変貌振りに驚かれ、そして、こちらからも、再度、ご要望を確認し、無駄な空間のない、そして、本当にシンプルな、楽しい暮らし、家族の絆、コミュニケーション、楽しみを満喫できる住宅、まさに「家全体が、子供部屋」というテーマが、似合いそうな室内空間になりました。

    公開は、6月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)の4回に分けて、公開いたします。今まで、公開型にしますと、毎回、二日間で40~50組の見学者の方が、来場されますので、私から、来場者へご説明のできない場合もあります。
    そこで、今回は、お客様のご了解を得て、4日間に分けて、行うこととしました。リフォームだけでなく、新築にも、大変参考になりますので、是非、いらしてください。

    また、駐車場は、2台分しかありませんので、どうぞ、ご了承ください。この完成見学会の場所は、「秋田市保戸野鉄砲町7-9」になります。(公園の近く、外壁に貼った秋田スギの格子が、目印です)お待ちしております。

    by 村上直樹

  • 2008.5.23

    減築をして、スリムで快適な生活

    最近、ブログを毎日書くようにしていますが、最近まで、忙しさを理由に書いておりませんでした。
    しかし、犬の散歩も、娘達の朝食も毎日、毎朝行っているくらいだから、ブログもできるはずだと思い、現在チャレンジ中です。そして、ここにきて、やっと、2年前のブログの数を上回りました。

    さて、リフォームというと、「増改築」というイメージが、強いですが、最近では、古くなった大きな家を小さくするという、「減築」も多く行われています。
    その理由は、リフォームをする方は、どちらかと言うと、若い方より、年配の方、そして、子育てが終わり、老後をゆっくり過ごしたいという方が、多いため、使わなくなった部屋を解体したり、住む部分を小さくしたりします。

    「減築」のメリットは、動線が短くなること、暖房する容積が少なくなること(省エネ)、家族の気配を感じれること、メンテナンス(掃除)が、楽になること、物を少なくすること、平屋にして室内の暮らしの安全性、耐震性を良くする事ができる、などなど、良い点が、たくさんあります。
    これからは、人も住いも、必要最小限の生活スタイルが、ベストだと思います。

    bf
    今朝の朝食は、昨日の残り物のニンニクバター炒め、山芋のオムレツ、チーズスティックパンをDUNSKの大きめのお皿1枚に盛り付けしました。そして、ヨーグルトにブルーベリージャム、デザートに甘夏みかんとイチゴ、でした。

    by 村上直樹

  • 2008.5.22

    衣食住は、素材が、大事。

    衣食住について、いつも考えることは、やはり、「素材」が、大事だということです。
    つまり、「食」、食べるものは、やはり、健康に良いもの、新鮮なもの、元気になるもの、美味しいものを選びますし、また、「衣」、着るものも、サイズやデザインだけでなく、着心地や肌に合うものを選びます。

    そこには、「食」の料理店であれば、板前さんの腕前が良く、魚、肉、野菜の新鮮さがあり、できれば、地元産のものがいいと思います。また、「衣」のファッションであれば、そこで販売する人のセンスやコーディネート力が、大事になりますし、素材は、綿や麻や自然素材であったり、ウールであったりすれば、安心です。

    そして、「住」は、「衣」と「食」を選ぶように「素材」や「作り手」や「コーディネート力」のすべてが、揃ってなければ、良い家は、できないと思います。いくら美味しい料理店の「おまかせコース」であっても、好きなブランドの「福袋」であっても、自分の好みでなければ、結局は、食べ残したり、着なかったりすると思います。
    ですから、家を建てるには、リフォームをするには、まずは、どんな家に住みたいか、どんな暮らしをしたいかをアピールして、コーディネートしてもらうことから、始めると良いと思います。

    愛犬ジローです。
    jiro

    by 村上直樹

  • 2008.5.21

    いつも、心に太陽を

    今日は、昨日と一変して、暖かい晴天の一日となりました。ということで、延期になった展示場の建て方は、再開しましたが、基礎断熱+スラブ暖房のベタ基礎のため、雨水が、20センチほど溜まってしまい、朝から、その水抜きに作業が、増えてしまいました。
    しかし、別の将軍野新築工事ですが、その基礎工事の現場の土は、カラカラで、その水はけの良さには、驚いてしましました。

    さて、雨が降ると、樹木や草花が、生き生きとして見えますが、やはり、太陽の光と温もりもなければ、植物は、育ちません。以前、トマトに声をかけると「美味しくなる」という話しを聞いたことがありますが、人間同様、動物に対し、植物に対し、心を込めることで、どんなものも美しくなるし、元気になるのような気がします。
    つまり、心とは、太陽のようなもので、いつも明るく、朗らかにすることで、自分も他人も元気になると思います。

    今日は、私が、将軍野の新築現場で、JIOの基礎配筋検査の立会いを行いました。この将軍野地域は、とても地盤が良く、また、湿気もないので、布基礎としました。そして、検査は、無事、合格となりました。この後、ベースコンクリートを打ち、型枠を立てて、立ち上がり部分のコンクリートを施工します。

    ■検査中の写真です。jio

    by 村上直樹

  • 2008.5.20

    村上商店の営業時間が、変わります。

    さて、5月25日より、会社およびショールームの営業時間が、変わります。 
    ■ 平日・土曜  8:00~19:00 
    ■ 日曜・祝日 10:00~17:00 (ご予約者のみになります)
    ■ 日曜・祝日にご相談ご希望の方は、お電話でお申込みください。
    ■ 見学会・イベントは、別途、ご案内いたします。

    どんな会社も、どんな人も、日々、少しづつ進化しています。それは、その会社や人の考えていること(目標)を努力行動することで達成し、あるいは、失敗し、また、新たな目標を持って、次のステップにいきます。
    そして、そこには、古さや年齢は、関係なく、あるのは、夢と希望と信念であり、そして、行動力が、加わって、進化していきます。

    どんなに大きな会社も小さな会社も、どんな高齢者でも若い人でも、みな同じであり、平等に夢や希望を持ち続け、日々、努力することで、成功と長寿、健康を与えてもらえます。そのためには、「勇気を持って、いつも明るく、朗らかに、正しいことを行う」ことだそうです。

    最近、朝の散歩で、「中村天風」のテープを聴きながら、歩いています。雨でも雪でも、40分程度歩きますので、毎朝、1本聞いていますので、上記のことを思い出しました。

    朝食
    私が、娘二人に毎朝つくる朝食ですが、今朝は、なんと、「ザル中華」に「厚揚げ焼き」「イチゴ」にしました(笑)。
    しゃくなげ
    会社の庭に咲いている「しゃくなげ」と「つつじ」です。雨に濡れて、うれしそうに美しく輝いていました。
    つつじ

    by 村上直樹

  • 久々の雨の一日

    今日は、久々の雨です。そして、風も強いため、現在進行中の割山の新築住宅(モデルハウス)の建方は、明日に延期されました。やはり、最初の建て方は、大型クレーンを使い、木材を高いところで組立てる作業ですので、安全を最優先としなければなりません。

    建物の外観は、やはり、お客様により、こだわる方と、あまり、気にしない方が、おりますが、私が、思うにデザイナーズ住宅や商業店舗のように「ドーン」と目立つのではなく、その町に似合った色形がでありながら、住む方の個性を出した住宅が、良いと思います。

    ■スウェーデンの写真です。
    sw1
    どこの町の中にいても教会の場所が、すぐわかります。
    sw2
    古い木製の入口ドアには、歴史を感じます。
    sw4
    古い塗り壁にも、やはり、その土地の雰囲気が、漂います。
    sw5
    現代のドアにも、昔のデザインが、生かされたりしす。デザインには、「古い」という言葉が、ないと思います。

    by 村上直樹

  • 2008.5.19

    ガーデニングスタイル

    庭や植栽のある家とない家では、もし、同じ建物だとしても、多分、違って見えると思います。
    ですから、庭や植栽と建物を一体に考えていくことが、これから、いや、昔からですが、とても、大事だと思います。

    しかし、庭の剪定には、お金がかかるし、冬が囲いも大変だし、というのが、現実だと思います。ただ、最近、私が、お付き合いをさせていただいているお客様の多く、自分で木を切り、剪定(?)のようなことをされていますが、豪華な日本庭園でないとすれば、それで、十分だと思います。

    ガーデニングといかないまでも、お花や園芸を家のまわりに飾ることで、そこに住む人だけでなく、道を行く人も、明るく、楽しくなるのではないでしょうか。そして、他人(ひと)の喜びは、自分だけの喜び以上にうれしく感じれるのではないでしょうか。
    ■アメリカの写真です。ame3
    大きな公園のような庭ある住宅です。ame7
    庭と住宅が、一体化した住まいです。ame5
    自然の石を塀や床などにふんだんに使うことで、豪華さを感じました。

    by 村上直樹

  • 2008.5.18

    デザインと機能美

    すぐれたデザインとは、無駄なものを排除した、とてもシンプルなデザインだと思います。
    家具でも、音楽でも、料理でも、シンプルなものが、何年たっても、愛され、人の心を満たしてくれるものだと思います。
    トーヨーキッチンは、そういう点では、とても、機能的で、かつデザイン性の高いキッチンです。以前、泉釜の町のM邸で、設置しましたが、その機能美には、驚きました。そして、今回は、現在工事中の新屋割山の展示場にも、そのキッチンが、お目見えします。どうぞ、ご期待ください。
    ■スウェーデン・ストックホルムの写真です。sw10
    北欧の空の色は、抜けるように青い!とても、気持ちがいいです。sw9
    ストックホルム市庁舎からみた川のある風景です。美しいです。sw8市庁舎の中の大きな天井は、木造で木組みをされていました。sw7
    やはり、船を作る技術が、高かったので、木造もお手のものだったと思います。sw6
    とにかく、大きい!広い、素晴らしい芸術的建物でした。

    by 村上直樹

  • 2008.5.17

    ゴージャスよりも、自然の美しさ

    4年前、ライフスタイルセミナーということで、アメリカのロサンジェルスへ研修旅行に行って来ました。その時は、全国から来たリフォーム会社の社長達とアメリカのリフォーム(リモデル)の設計事務所や、ハウスメーカーのモデルハウスを見学してきました。
    欧米の人たちは、自分で、ペンキを塗ったり、リフォームすることで有名ですが、見学に行った住宅は、とても大きく立派で、ゴージャスでしたので、違和感を感じました。そして、私自身もその豪華な住宅には、あまり、感動しませんでした。
    消費大国アメリカというお国柄なのか、その土地柄なのか、高級感を出した住宅が、多いように思いました。その室内のインテリアは、何もかも大きく、たとえば、キッチンの広さや大きさ、浴室の広さや豪華さ、寝室の数の多さ、などなど、唖然としてしていました。
    ■アメリカの住宅の写真です。ame5
    暖かい土地なので、開放的で豪華な玄関です。ame4
    大きなキッチンです。ame3
    大きなリビングの収納家具です。ame2
    広い広いキッチンです。ame1
    豪華な住宅の玄関ホールです。

    by 村上直樹

  • 2008.5.16

    和を感じる住いと街並み

    「和風」というと、日本らしいという雰囲気を言いますが、その表現として、昔から、日本庭園、瓦、格子戸などがあり、室内では、障子、畳、スダレ、屏風などがあります。伝統的な工法をつかい、高い技術力で住宅を建てると、やはり、そこには、格式高い雰囲気が、生まれ、素晴らしいですが、費用もとても高くつくようです。
    よく、海外の写真を見ると、建物色が、統一されて、屋根の色や外壁の色で、街並みが、きれいに見えますが、そんに立派な建物が、建っているわけではありません。むしろ、質素な住宅ですが、とても素敵に見えます。それは、その建物が、その国や地域の自然や環境にマッチしているからだと思います。
    日本の住宅であれば、日本らしさを少しだけ、外観にあしらい、その地方に合った素材や工法で、作り上げることで、その街並みが、少しだけ、統一され、キレイに見えるのではないでしょうか。耐久性のある無機質なものにこだわってしまうと、本来の「古くて趣のあるもの」は、何もなくなってしまうような感じがします。古いもの、使い古したもの、思い出があるもの、時を感じるものを住宅に残したり、取り入れたいと思います。
    ■ドイツの写真です。df2
    大きな木を切り倒さず、その中に、道路を作っています。スゴイ!df3
    大きな木が、デザインの街に似合います。df5
    路面電車の線路や建物も大きな木をよけているように見えます。df6
    古い建物を残し、そこに新しい建物をマッチさせています。かっこいいです。

    by 村上直樹

  • 2008.5.15

    5月15日は、特別な日

    昨日は、ストーブをつけるほど、寒い日でした。そして、今日、5月15日は、なんと、息子の20歳の誕生日です。じつは、20年前、秋田市の中通り病院の産婦人科で、なんと、ラマーズ法という呼吸法といいますか、出産方法ですが、夫のわたしも、子供を生み出す時に分娩室に一緒に入って、手を握りながら、応援?をして頑張りました。
    また、20年前の5月15日は、茶道の表千家の家元が、秋田市の天徳寺において、「献茶式」を行った、特別の日でもありました。当日は、私も紋付袴姿で、お手伝いに行って、家元が、マスク?をして、お手前をするとことを拝見しておりました。
    記念日は、やはり、大事にして、思い出を残しておきたいものです。
    ■ドイツの写真です。dd1
    ここは、高性能無暖房住宅ですが、夏の日差しは、外の木のルーバーで日射を遮ります。dd2
    外壁に取り付けられた、木製ブラインドが、建物のアクセントになっています。dd3
    冬は、建物の中の熱を逃がさない、夏は、建物の外の熱を入れないといった考え方です。dd4
    ここは、オフィスビルですが、住宅と違い、鋼製のブラインドが、外壁に取り付けられていました。

    by 村上直樹

  • 2008.5.14

    自転車で感じた車社会

    昨日は、天気もよく、暖かかったので、午後からの大工さんとの現場での打合せは、建築現場に駐車場もないこともあり、車ではなく、自転車で向かいました。そうすると、春風が気持ち良く、そして、意外と短時間で、到着しました。むしろ、信号待ちが、ないところを走ると、車よりも早いかもしれません。
    しかし、自転車で歩道を走るので、通行者や段差などが、気になりました。そこで、気づいたことは、やはり、車の多さです。車の多さのため、自転車で車道を走ることもできないので、不便を感じます。やはり、車優先の国、地方なんだなあと思います。
    2年前、デンマークに行った時、自転車専用道路があり、車の数より、自転車の数のほうが多いことに驚き、また、そのスピードや自転車で走る人たちのスタイルにセンスの良さを感じました。隣の大国、中国と違い、デンマークでは、排気ガスなんか、まったく感じない、クリーンな空気でした。
    ■デンマークの写真です。den1
    北欧のコペンハーゲンです。バイキング発祥の地です。den2
    自転車専用道路を走る人たちです。そのスピードの速さに驚きました。den3
    早朝の散歩で、石畳に自転車通行用路面を見つけました。den4
    とにかく、空と海と空気が、キレイな国でした。den5
    古いお城や建物を大事に保存しながら、暮らしている姿は、素晴らしいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2008.5.13

    秋田県産の天然ガス

    最近、オール電化だけでなく、給湯や暖房のエネルギー源に都市ガスをお奨めしています。その理由の一つは、ランニングコストと言うことだけではなく、秋田市の場合は、地元の天然ガスを使用していることにあります。
    地元の天然ガスは、秋田市から南方50キロメートルの鳥海山の北麓、由利原高原に位置し、パイプラインによって秋田市へ天然ガスを供給しておりますので、輸送コストゼロ、エネルギーの製造コストゼロと言った、環境に良いシステムになっています。
    また、電気コンロとガスコンロのCO2の発生量を比較した場合、火力発電所で電気を作る時に発生する量は、ガスコンロの発生する量にくらべ、なんと、2.65倍の排出になっているそうです。(東京ガスHPより)
    そして、また、2008年4月以降は、安全性の高いセンサー付きガスコンロが、標準化され、給湯と暖房器具に高効率のボイラーを使用し、一定量以上を利用すると、ガス単価も下がり、ランニングコスが、下がります。ということで、PRしてしまいました。
    いずれ、私個人としては、生活のためのエネルギーは、その地域あったもので、環境によく、安全で経済的であれば、電気でも、ガスでも、薪でも、炭でも、なんでも良いと思います。
    ドイツの写真です。dc4
    ドイツでは、ほとんどが、木製カーポートでした。dc3
    建物と一体化したカーポートです。dc2
    木製カーポートは、自然の街並みに似合います。dc1
    自然と木の家と樹の中にドイツの車は、とてもマッチしています。

    by 村上直樹

  • 2008.5.12

    寒くなく、暑くなく、快適な暮らし

    暖房機で、石油FF式ストーブは、ファンヒーターといわれ、温風で暖め、一番普及していますが、最近では、パネルヒーターや蓄熱暖房機、薪ストーブなどは、輻射熱で室内を暖めるものも多く出てきました。そのほかにエアコンもありますが、天井のほうから、暖かい空気が、顔に直接当たるのは、あまり気持ちの良いものではありません。
    北海道では、長い冬季間、室内の暖房をそこに住む人が、半袖でも生活できるくらい暖かく(暑く?)するそうですが、やはり、これからの時代は、できるだけ、エネルギーを使わず温度を上げずに、快適な暮らしができるように工夫することが、大切でないででしょうか。
    暖房とは、温度を高くすることではなく、できる限り低い温度で、寒く感じないようにすることであり、冷房とは、できるだけ、高い温度で、熱く感じさせないことだそうです。室内を冷暖房で一年中、Tシャツだけの暮らしにするのではく、夏は、クールファッションで、冷たい料理、冬は、ウォームファッションをして温かい料理、衣食住を楽しんで、見たらどうでしょうか?
    ■ドイツの写真です。
    db1
    古い建物が並ぶ街並みを走る 路線バスです。db2
    古い石畳の歩道の上を歩く人、そして、なんと、車道も石畳です。db3
    古い町並みを残しながら、リフォームをしていく。とても、参考になります。

    by 村上直樹

  • 2008.5.11

    いつも美しいもの、美しいことを感じる心

    世界の車窓からという番組がありますが、世界の国の人や美しい風景が、画面に映し出せれますが、この「美しい風景」というものは、人の心を本当に癒してくれるものだと思います。それは、テレビや映像でも、十分に感じることができますし、そこに美しい音楽が、流れれば、もう最高です。
    たとえば、一つの絵が、その空間を広く見せたり、明るく見せたりすることも、人の心に感じさせることができるからで、人の「心」に感じさせるものをたくさん見たり、聞いたり、触ったりすることで、脳を刺激して、人をいつまでも若々しくするのではないでしょうか。
    美しいものを見ること、感じることは、とても大事だと思います。
    ■ドイツの写真です。da-1
    ボンに宿泊した時のホテルです。ホテルの前のタクシーは、ベンツです。秋田にもベンツのタクシーがあります。da-2
    私たちをを乗せ、無制限高速道路アウトバーンを200kmで走ったバスです。da-3
    ドイツの製材所の事務所です。やはり、事務所と言っても、建物が、かっこいいです。da-4
    大自然の中の広大な土地に膨大な量の木材が、並べられていました。

    by 村上直樹

  • 2008.5.10

    ホテルのデザインを取り入れる

    ホテルのインテリアには、住宅の室内に参考になるようなデザインや色づかいが、たくさんあります。やはり、有名な建築家やデザイナー、コーディネーターの方が、設計したものは、それぞれ、個性があり、素晴らしいと思います。
    良いホテルには、「ほっと」した癒しの空間と暖かいサービスが、あります。それは、高級ホテルでなくても、小さな町のホテルでも、体感することができます。美しい自然の風景、ウェイトレスの明るい笑顔、素朴な料理などなど、大きくなくてもアピールできるものが、たくさんあります。
    住いが、小さくても、楽しく暮らせる工夫をすれば、むしろ、家族のコミュニケーションや気配、そして、絆を深めることが、できるのではないでしょうか?有名な建築家も、やはり、住宅は、できるだけ小さく作るのが、良いと言っております。「楽しく暮らす」「明るく暮らす」「朗らかに暮らす」ことを考えて、これからも、プランニングしていきたいと思います。
    ■ドイツの写真です。do-1
    これは、自然の傾斜に沿って建てられたペンションのようなホテルです。do-2
    ホテルの裏側の外壁は、木材のルーバーで仕上げられています。do-4
    ホテルの中の廊下も土地の傾斜なりに 木製のスロープになっています。do-3
    自然の風景にマッチした建物でした。すごい!

    by 村上直樹

  • 2008.5.9

    ガラスの建物は、今も昔もエコロジー。

    最近、地球温暖化にともない、環境問題が、大きくクローズアップされていますが、その中で、「リサイクル」という考え方で、ガラス製品は、とても環境に良いのではないかと、自分なりに考えるようになりました。
    ガラスは、壊れても、それに熱を加えることで、また、違う形に変化します。たとえば、グラス、窓ガラス、ガラス繊維などになることで、新たな製品となります。美術品や装飾品にもなりますし、昔から、万能な素材だと思います。
    ゴミになるのではなく、土に返るものや再生可能なものを使用するを いつも、衣食住の暮らしの中に取り入れていくことは、とても、大事なことだと思います。
    ■ドイツでの写真です。D-1
    これは、全面ガラスの外壁の建物です。D-2
    この中の屋上は、このようになっています。外観は、卵型のようですが、中は、船のデッキにいるようです。私のヘッドホンからは、ドイツ語を同時通訳した方の声が、聞こえます。D-4
    これも、別の建物(レストラン)ですが、やはり、ガラスを多く使っています。DK-1
    これは、ケルン大聖堂です。ヨーロッパは、古いものに価値を持ち、古いものを大切にする心が、あります。春夏秋冬移り変わる自然と、経年変化し、そのおもむきを出す建物、そして、人も同じでは、ないでしょうか。DK-2
    大聖堂の中は、このようにステンドグラスが多用されています。DK-3
    戦争中は、このステンドグラスをすべて、別の場所に保管したそうです。その戦争のときの航空写真では、このケルン大聖堂だけ焼け残り、それ以外は、すべて、焼け野原になっていました。

    by 村上直樹

  • 2008.5.8

    展示場の工事が、スタートしました

    昨日は、今年、新しく新築する村上商店の展示場の「配筋検査」と「コンクリート」検査に行って来ました。「配筋検査」は、基礎コンクリートの重要な部分ですので、社内検査だけではなく、今年からは、施主様にもお願いして、第三者検査を行うことをお薦めしております。第三者検査とは、国土交通省の認可を受けた検査会社が、それぞれの項目のチェックリストに基づき、お施主様の立場で、検査するもので、建てる側の検査ではなく、建てられる側の立場で、検査を行います。
    ですから、検査を手伝おうと思い、「写真の黒板を持ちましょうか?」と言っても、「いいえ、結構です!」と丁寧にお断りされます。そこは、やはり、第三者としての検査に徹底しているので、むしろ、安心できると思いました。
    今回の基礎は、「ベタ基礎」です。基本的に村上商店では、「布基礎」をお奨めしておりますので、ベタ基礎は、地盤が悪い場合、あるいは、湿気が多い地盤の場合は、「ベタ基礎」を提案します。しかし、今回の住宅は、地盤は良いのですが、「スラブ暖房」と言って、コンクリートの中に電熱線を埋め込み、その熱で、建物を暖める工法にしましたので、ベタ基礎になりました。
    ■完成は、7月下旬を予定しております。これから、随時、工事中を皆様に公開していきたいと思いますので、どうぞ、ご期待ください。M-1
    これは、第三者検査「ジオ」の検査を行っているところです。M-3
    これは、配筋検査後、コンクリートを打っているところです。電熱線も埋め込まれていきます。M-2
    これは、コンクリートの強度検査です。テストピースと言って、これを試験場に持っていきます。通常は、行いまいませんが、今回は、抜き打ち検査的に行いました。

    by 村上直樹

  • 2008.5.7

    大型連休を終えて

    今年のゴールデンウィークは、まるで、初夏を思わせるような気温となり、行楽日和でした。長男も長女も、ドライブには、もう一緒に行く年齢でもなくなり、家内と次女と愛犬ジローの四人(?)で、湯沢の家内の実家へ行ってきました。
    湯沢では、皆瀬ダムまでドライブをして、幻の稲庭うどん、16代稲庭吉左衛門の稲庭うどんを食べてきました。その店は、「ダムの茶屋」という、ひっそりとした店で、「まさか、この店で、幻のうどんを食べれるの?」と思うような食堂で、食べてきました。古く飾り気のない食堂の質素なテーブルに出された、山菜をのせた稲庭うどんの温麺は、さっぱりして、とても、素朴で上品な味でした。また、手作りの「りんごチップ」も、とても美味しかったです。飾らない、気取らない、本物の味を楽しんできました。
    ■五月三日は、千秋城下町で完成見学会を行いました。その写真を公開します。
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    キッチン・リビング・ダイニングです。桐の家電収納棚の裏側の部屋は、食品庫になっています。
    E-2
    平屋のため、採光に工夫をしました。東からの光が、午後は、自然の間接照明のように優しく明るいです。
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    E-5
    子供部屋の正面は、コルクボードを貼っていますので、アクセントとももに、掲示板の役目もします。E-6
    寝室の天井には、桐をあしらい、畳とともに落ち着いた雰囲気になりました。
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    南側に丸窓の高窓を設けることで、一日中明るい光が、注がれます。

    by 村上直樹

  • 2008.4.12

    バスツアー開催します

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    会社駐車場のガーデニングコーナーにあるチューリップが、咲き始めました。秋田の場合、まだまだ、暖かくなりませんが、草花が、無言で春の訪れを教えてくれます。
    さて、来週は、いよいよ、春のバスツアーを開催します。バスツアーとは、観光旅行ではなく、村上商店が、施工したお宅を訪問し、その後の住いや暮らし方を そこに住むお客様から、お聞きし、これからの家作りの参考にしてもらうものです。バスで、回るのは、駐車場の問題解消や、具体的な説明をバスの中で行えるといった利点があるからです。
    住い作りには、まず、お客様自身が、どのようなものがあるかを知り、そして、何をどうしたいかという点をまとめ、プラン作りに生かしていかなければなりません。ですから、通常、合せには、半年から1年をかけますが、お客様のご都合で、日にちがない場合は、打合せ回数を多くしたり、実際の完成現場、工事中現場、完成後の住宅を具体的に見ながら、打合せをしていきます。そうすることで、完成後のミスマッチが、少なくなります。
    これからも、お客様のため、ひとりひとり、ひとつひとつ、快適で、個性のある住いづくりをしていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2008.4.2

    新年度が、はじまりました。

    sakura
    今日から、下の娘の中学校が、始まりました。長女の高校は、4月4日から、はじまります。年度末、年度初めで、学校も会社も、みなさん大忙しと、言ったところでは、ないでしょうか。

    さて、寺町の桜は、秋田市内でも、開花が早いことで、知られていますが、今朝の散歩道で、つぼみが、見え始めていました。桜は、あっという間に咲き、散ってしまいますので、この「つぼみ」を好きだという人もいます。四季の移り変わりの中で、この桜が、いちばん早く、春を知らせてくれるような気がします。
    先日、3月下旬に行った完成見学会も、たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。3月ですと、まだ、肌寒い日々が続きますが、会場の住宅は、仕上げ材として、スギや桐を使用していますので、みなさん、ほんのり暖かい感触を体感されたと思います。
    また、秋田大学に近いこともあり、外国の留学生の方も、見学にいらっしゃっていました。マレーシアの方でしたが、日本の畳が、大好きだそうです。見学会場の写真を公開します。無垢の木や自然素材の気持ち良さを感じられる家です。
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    by 村上直樹

  • 2008.3.16

    ドイツに行ってきました

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    ドイツに向かう途中、ツンドラ地帯の上空を飛行機から

    すっかり、秋田も春めいてきました。愛犬ジローとの朝の散歩も、天気がいいと防寒着なしでも良いくらい暖かくなってきました。いよいよ、秋田の長い冬を終え、リフォームや新築の工事が、本格的に始動する時期になりました。
    先々週は、約八日間、ヨーロッパ、ドイツの研究所や製材所、そして、最新の住宅の視察研修に行ってきました。時差が、8時間で、飛行時間は、片道12時間ととても長く、とても疲れました。
    ドイツに向かう飛行機の機内通路をゆっくり散歩する人を多く見かけましたが、それは、体の血流が悪くならないようにすることだと、後で知りました。実際、帰りの飛行機で、トイレの中で貧血で倒れた方が、一人いらっしゃいましたので、びっくりしました。
    というわけで、帰ってきてから、やはり、1週間ほど体調がすぐれずにいましたが、ここに来て、春らしい天気とともに やっと元気が出てきました。ドイツの研修の成果を出すべく、これから、もっともっと、頑張ってまいりたいと思います。
    今回視察したドイツの住宅は、断熱と換気システムにこだわり、自然との共生を考えた、最新の超省エネルギー住宅の研究機関や実際に住んでいる住宅です。
    ドイツの住宅の違う所は、断熱性能にあります。たとえば、日本の住宅の断熱材は、一般的に内断熱ですと壁の中に10センチほどしか充填しませんし、外断熱ですと5センチほどしか貼り付けしませんが、ドイツでは、なんと、40センチも断熱材を壁に充填します。壁の厚さが、日本の約4倍になります。
    また、窓サッシは、トリプルガラスといって3枚ガラスの断熱サッシを取り付け、屋根には、屋上緑化といって、土と草を敷き詰めていました。そして、夏の日差しを遮るために室内にブランドなどを設けるのではなく、窓の外に可動式の木製のルーバーを取り付けていました。
    日本でも、ドイツのように進んでいる住宅会社や設計事務所もありますが、多くは、断熱材は、考えるが、省エネまでは、あまり考えないところが、多いのではないでしょうか?
    省エネとは、我慢することではなく、工夫することで、効果が生まれます。その一番が、断熱性能を高めることで、化石燃料をできるだけ使わない生活ができますし、換気システムや省エネな家電製品を使うことで、その効果は、将来の人類に貢献することになると思います。
    そして、もっと、大事なことは、日本人一人一人が、壊れたら捨てるのではなく、物を大事にして使いまわしたり、地球や地域を考えた生活やメンテナンスをすることで、ヨーロッパのようなゆっくりと落ち着いた、心のゆとりのある暮らしが、できると思います。
    ドイツの夕食です。毎日、パンとソーセージとチーズとビールでした。
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    by 村上直樹

  • 2008.2.24

    東京ミッドタウン

    先週、東京ミッドタウンに行ってきました。六本木にあるのですが、地下鉄から、そのまま、つながっていて、だんだん、そのミッドタウンに近づいていくと、地下道の壁のデザインや音楽の雰囲気が、芸術的になっていくのを感じました。
    そして、そのデザインにすぐれた先進的な建物の中に入ると、通路の片隅に案内掲示板があり、そのモニター画面をフィンガータッチし、行きたい店をジャンル別に検索でき、未来都市空間を体感できます。また、それぞれのお店では、デザイン性のある衣食住の文化を感じることができます。老若男女、そして、団体旅行の海外の人も多くいました。
    東京は、どんどん変わる進化する世界一の未来都市ですが、秋田に帰ってくると、ここは、時間が止まっているのではないかと、感じたりします。それは、哀愁でもあり,安心でもあり、心の支えでもあるのかもしれません。
    東京には、お金で買えるものが溢れていますが、秋田には、お金で買えないものが、たくさんあると思います。そして、東京での5分は、きっと、とても貴重な「都会の時間」ですが、秋田での5分は、たいした事の無い、のんびりした「秋田時間」だと思います。
    これからも、秋田の風土に合った、お金では、買うことのできない心と体を癒せる家作りをして行きたいと、強く感じました。
    東京ミッドタウンのインテリアショップ「IDEE」で、ウサギの縫いぐるみを買ってきました。(ちょっと高かったけど)
    rabit

    by 村上直樹

  • 2008.1.28

    住まいは、数値よりも居心地、性能より暮らし方

    昨日、一昨日と、秋田市泉釜ノ町におきまして、秋田スギ活用住宅「木の家」の住宅完成見学会を開催しました。お蔭様で、たくさんの来場者の皆様から、感動の声や驚きの声をいただき、本当にありがとうございました。ある人からは、「確実に進化していますね」とお褒めのお言葉もいただきました。

    村上商店の「地産地消」にこだわった秋田スギ活用住宅、そして、秋田の大工や職人の手作りを生かす家作りが、少しづつ進化し、認められてきました。これは、1件1件の住宅に「いい家にしたい!」と強く心を込め、思いを込め、プランから施工まで行っているからだと思います。

    先週は、秋田建築士会の耐震講習会を受講し、東京では、建築環境・省エネルギー機構主催の「エネルギー消費50%削減を目指す住宅設計」講習会を受講してきました。耐震と省エネ住宅は、住宅設計にこれから、とても重要となりますので、その基本となるところをキチンと身に着けようと受講してきました。

    ただ、省エネ住宅の数値から計算する設計については、私は、どうも、それだけでは、そこに住む人のことを考えない、ただの「高性能住宅」になってしまうのでは、ないかと感じました。つまり、数値では、表すことのできない、そこに住む人の「居心地」を考えた住宅設計のほうが、難しいし、大事だと思いました。

    数値よりも、居心地。性能よりも、家族の絆や幸せ。数値も性能も基本をキチンと守りながら、そんな家作りをして行きたいと思いました。今回の完成見学会の会場の写真です。
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    吹き抜けのあるリビングとキッチン&ダイニング、そして、素敵な薪ストーブです。この薪ストーブ1台で、38坪の家の隅々まで暖かく、無垢の床材やコルクタイルは、まるで、床暖房をしたように暖かかったです。
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    リビングとつながりのある和室です。木製のスライディングウオール4枚が、壁に隠れていますので、単独で使用するとき間仕切ることができます。
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    二階のホールです。勾配天井とすることで、広がりと明るさを感じることができます。mo-5
    寝室の床には、桐の床材を貼りました。可変自在の大きな本棚が、印象的です。

    by 村上直樹

  • 2008.1.21

    LOHASな暮らしと住まい

    昨日は、「大寒」でした。暦では、一年中で一番寒い日とされておりますが、いよいよ、今週末の26日(土)、27日(日)の二日間で、秋田市泉釜ノ町にて、完成見学会を開催します。
    秋田魁新聞には、24日木曜日の夕刊に、読売や朝日などの東京紙には、25日金曜日の朝刊に折込チラシが、入ります。

    今回の住宅は、無垢の秋田杉をふんだんに使用していますので、室内は、とても気持ちの良い空間になっています。また、ダッチウェストの薪ストーブをリビングに設置していますので、とても、LOHASな感じがします。

    最近、お客様のところにお伺いすると、なぜか、皆様から美味しいコーヒーをご馳走になります。ここのご主人からも、美味しいコーヒーをいただくのですが、先日、完成したお客様のリビングでご馳走になったコーヒーは、完成する前にいただいたコーヒーより、香りや味が、一段と良く、とても敏感に感じました。

    それは、きっと、室内が、無垢の木や自然素材で仕上げられた空間にいるからだと思います。よく、アウトドアで食べる料理は、格別だと言われるように、自然素材で仕上げられた空間は、まさに外にいる気持ち良さを室内に居ながら体感し、心地よい気持ちになっているのだと思います。
    今回の住宅のリビングです。薪ストーブの炎を見ながら、飲むコーヒーやお酒は、きっと格別な味がすると思います。
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    by 村上直樹

  • 2008.1.6

    明けましておめでとうございます。

    新年、明けましておめでとうございます。いよいよ、平成20年、2008年の幕開けです。今年は、1月26日(土)27日(日)から、秋田スギ活用住宅、村上商店の「木の家」の完成見学会を開催いたします。秋田スギの構造体をそのまま、化粧材として、室内にあらわした空間は、必見です!是非、ご来場いただき、その気持ちの良い空間だけでなく、収納や、間取りをご確認いただきたいと思います。

    さて、昨年から、灯油が、暴騰しておりますが、雪国秋田にとっても、冬の期間は、やはり、家計に大きく影響します。また、暖房だけでなく、給湯(お風呂・台所など)にも灯油が使われていますので、ダブルパンチとなりました。この影響は、いつまで、続くのでしょうか?灯油やガソリンをできるだけ、節約し、乗り越えたいところです。

    少し前までは、ストーブといえば、灯油というのが、当たり前でしたが、最近の暖房は、電気で暖める、蓄熱暖房機、電気やガスボイラーで暖める、温水パネルヒーター、床暖房、床下暖房、そして、少々面倒ですが、薪ストーブなどがあります。

    そこで、エネルギー源を何にするか、という問題ですが、ひとりひとり、家庭でできる「地球温暖化防止」を考えるとすれば、石油資源ではなく、まずは、CO2フリーの薪ストーブ、そして、ソーラー電池による電気温水暖房などですが、まずは、せっかくの熱が、逃げていかないように断熱や気密をしっかり行うことが、基本だと思います。

    先日、「クロワッサン」という本の中に環境を考えたドイツで暮らす人たちの生活を特集を読み、先進国の人たちの知的な暮らしを感じましたし、また、テレビの正月番組でも、日本に送られる海外の野菜が、空輸される時に使われる飛行機の燃料のCO2の量が、ものすごく多かったことにも驚きました。

    中国のバブル景気や産油国のゴージャスぶりも、テレビで放映されていましたが、地球環境を考えない国々の行動には、ホトホトあきれてしまいました。やはり、「富」という甘い蜜は、人間の目や考え方を麻痺させるのではないでしょうか?しかし、「富」ではなく、「徳」を積むことが、地球環境を守り、世界の国々や人々を助けると思います。

    日本でも、地域格差などと言われていますが、ドイツの暮らしをお手本にして、地球環境を守るというグローバルな考えを持ちながら、お金がなくとも、心の贅沢のできる暮らし、質素でも、物語のある衣食住をしていけば、田舎でも、都会よりも、もっともっと幸せで、楽しい暮らしが、できると思います。

    「地産地消」は、基本的な、とても大事なことだと思います。今年も、頑張ります。宜しくお願い申し上げます。
    1月26,27日に秋田市泉釜ノ町で開催する、秋田スギを格子や母屋、破風、幕板にあしらった村上商店の「木の家」の外観です。もうすぐ、完成です。ここのお宅は、薪ストーブです!
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    by 村上直樹

  • 2007.12.30

    本年は、誠にありがとうございました。

    いよいよ、明日は、大晦日、そして、元旦となります。思い出しますと、今年は、暖冬にはじまり、そして、空梅雨となり、厳しい暑さもなく、大きな台風もなく、とても過ごしやすい一年だったのではないでしょうか?
    私が、毎朝、雨の日も雪の日も自然を感じながら愛犬とする散歩は、一年以上になり、適度な運動で、私の体に一日分の英気と健康を養ってくれます。ということで、まずは、愛犬と家族に感謝です。そして、見学会場やショールームで、お逢いしたお客様にも、本当に心から感謝いたします。
    「人生は、出会いが全て」という言葉があります。その言葉のとおり、出会いがあったからこそ、今の自分や家族、そしてお客様があるわけで、また、仕事、趣味、人生すべてが、出会いではじまり、喜びや悲しみが生まれます。

    手前味噌になってしまいますが、本年もお客様から、「村上さんに依頼して良かった」「もっと、早く知っていれば良かった」「快適に過ごさせてもらっています」と、たくさんの皆様から、有難いお言葉をいただき、本当に心から感謝申し上げるとともに、これからも、お客様のためにより精進し、努力してまいろうと決意しております。
    来る年も、たくさんのお客様の幸せと喜びの声のために頑張りますので、変わらぬご愛顧、そして、ご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
    新年、1月26日、27日に見学会を開催する『村上商店の「木の家」』です。ご期待ください!
    泉釜ノ町の家

    by 村上直樹

  • 2007.12.17

    今年も、あと、2週間!

    昨日と一昨日、秋田市寺内にて、オール電化全面リフォームの完成見学会を開催しました。今回は、都合により、限定見学会ということで、一般公開をせず、村上商店からの案内状のある方のみに見学していただきました。これで、今年の完成見学会も終わりとなり、来年1月の完成見学会まで、少し、お休みさせていただきます。
    今回のリフォームは、築40年以上になる住宅ということでしたが、建て替えではなく、基礎、土台、柱、梁を全て補強し、悪い部分は、取り除き、構造体を作り直すことから始まりました。そのため、基礎・土台・柱にアラミド繊維を巻き付けたり、耐震金具、耐震パネルにて、補強したりと、様々な安全対策をした上で、高断熱、高気密に取り組みました。
    見学会場には、以前の住宅を知っている、お知り合いの方も来場され、その快適性、明るさ、広さ、気持ち良さを体感され、あまりの変貌に大きな驚きをされていました。これからも、村上商店は、お客様の喜びのために努力をし続けてまいります。
    昨日行った完成見学会の写真です。
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    上と下の写真は、以前は、和室でした。その屋根裏を取り込みキャットウォークを設けたり、トップライトを設けたりしました。
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    イメージは、北欧のインテリア住宅です。開放的な、明るい、暖かな空間になりました。
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    by 村上直樹

  • 2007.12.10

    構造見学会を開催しました

    昨日、一昨日と、秋田市泉釜ノ町にて、構造見学会を開催しました。これは、出来上がってしまった建物を見るのではなく、現在、工事中の現場を見ることで、その会社の家作りに対する考え方と、実際の材料、工法が、、マッチしているのかを確認してもらうためです。
    住宅というものは、設計がしっかりしていれば、良い家ができるかというと、それだけでは、難しく、やはり、シッカリとした施工をしなければ、良い家は、できません。ですから、出来上がってしまってからでは、見ることのできない構造や設備、仕事ぶりを実際にお客様から見てもらうことで、私達も身を引き締め、頑張ることができます。

    今回の住宅は、秋田スギ活用住宅で、土台の青森ヒバ以外は、すべて、地元秋田の材料を使用しています。大きな梁、柱、厚い床材から、何から何まで全て、無垢の秋田スギにこだわっています。来場した、お客様からは、その素材の素晴らしさと暖かさで、驚きの声をいただきました。完成が、待ち遠しいです。完成見学会は、1月下旬を予定しています。
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    7寸角の秋田スギの柱と1尺5寸の大きな梁が、構造体でありながら、化粧材として、「あらわし」になります。
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    高断熱・高気密住宅のため、気密シートで、建物を覆い囲んでいます。
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    床材の秋田スギです。今回のお客様は、節ありが、良いということで、15mmと40mmの無垢の床材を使用します。

    by 村上直樹

  • 2007.12.3

    岩城町亀田の「素敵な家」

    今回のリフォーム見学会は、由利本荘市岩城町亀田で、開催しました。近隣の方々から、たくさんご来場いただきましたが、玄関周りや室内の間取りや空間に 地元では、こんな家はない!と、驚いておられました。
    昔の家は、まず、お客様のことから考え、仏間を考え、そして、居間を考えていましたから、大きな玄関、広い廊下、使わない座敷、仏間などが、日当たりの良いベストポジションにありました。ですから、村上商店の提案する、廊下のない、リビングを中心とした広がりのある、暖かい空間にご来場したお客様から、「これで、いいんだよなあ~、いいなあ~」という声をたくさん聞くことが、できました。
    また、お客様から、「実は、今回のリフォームに一番反対だったのは、おばあちゃんでしたが、完成して、あまりの気持ちよさ、快適さで、感動して一番喜んでいるのは、おばあちゃんなんですよ!」と、喜びの声をいただきました。「健康快適空間」の村上商店の喜びの実績が、また一つ、増えました。これからも、頑張っていきます。

    下記の写真は、今回開催した「亀田の全面リフォーム」の家です。以前は、和風の玄関で、引き違い戸でした。そして、狭い茶の間、暗い玄関ホールや中廊下、トイレなどに不満を持たれていました。そこで、今回は、若奥様のこだわりのインテリアを飾れるようなイメージで、吹き抜けのある室内空間に仕上げました
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    by 村上直樹

  • 2007.11.30

    由利本荘の岩城町で、見学会を開催します!

    今日は、爽やかな晩秋の青空といった、素晴らしい天気でした。岩城町に向かう途中、下浜海岸のあたりから、鳥海山が、良く見えました。実は、わたしのブログのタイトル「空と海と山」は、この鳥海山のふもと、象潟町に本荘方面から車で向かう時、その美しさと雄大さに感動し、自分の小ささを感じ、そして、人間は、この自然の中から生まれ、そして、少しの時間を過ごし、また、自然に帰っていくんだなあと思い、名付けました。
    感動とは、自分の思った以上、想像した以上に感じた時、生まれます。秋田には、この美しい自然が、その辺にたくさんあります。東京のように人工でつくった美しい景観ではなく、人間と共生する自然であったり、手のかけていない本物の自然なので、美しくもなったり、恐ろしくもなったり、そして、優しく、寂しくもなったり、まるで、人間の感情のようになります。そこに感動が、あります。
    秋田で、感動する家をつくり続けたいと思います。
    下の写真は、岩城町亀田から見た今日の鳥海山です。
    鳥海山
    下の写真は、明日開催する、全面リフォームした亀田のお客様のリビングです。一階に二階を取り込み、吹き抜けとしたことで、明るく開放的な空間になりました。この住まいの特徴は、全て手作りで、全て、自然素材ということ、そして、若奥様の素敵なインテリアが、その中に生かされています。
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    リビング以外の外観や水まわり、手作り家具も、必見です。どうぞ、お気軽にご来場ください。

    by 村上直樹

  • 2007.11.27

    ご来場御礼申し上げます。

    先週の23日24日25日の連休において、秋田市楢山愛宕下にて、完成体感見学会を開催したしましたところ、たくさんのご来場をいただき、誠にありがとうございました。

    今回の住宅は、当初、リフォームをお考えでしたが、全面の狭い道路の交通量が多いため、大きな敷地を利用し、建物の配置をセットバックし、古いお庭を生かし、そこを取り囲むようにL型のレイアウトしたところ、庭とウッドデッキと建物が、一体となり、とても開放的で、暮らしやすい住まいになりました。
    地元の秋田スギをふんだんに使い、明るく、爽やかで、暖かい、本当に気持ちの良い、健康快適空間になりました。ご来場されたお客様からは、ため息と羨望の声が、聞こえました。村上商店は、これからも、もっともっと、たくさんのお客様に心から喜んでもらい、健康で幸せに暮らせる住まいを作り続けて参ります。
    下の写真が、今回の住宅ですが、やはり、実際に会場でこの空間を体感されなければ、本当の気持ち良さ、暖かさ、開放感、暮らしやすさは、わからないと思います。
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    by 村上直樹

  • 2007.11.17

    初雪、冬の到来、完成見学会

    一昨日に初雪が、秋田市にも観測され、いよいよ、冬の到来の準備に取り掛からなければ、なりません。今年は、雪が多いのでしょうか?それとも、昨年のように南国のような冬になるのでしょうか?やはり、秋田は、雪祭りの雪国ですので、それなりに降って欲しいと思います。

    さて、来週から、4週連続で、12月16日まで、毎週土日に完成見学会や構造見学会を開催します。新築や全面リフォームを行ったお宅で行うわけですが、展示場にあるモデルハウスと違い、実際にお客様がお住まいになる住宅ですので、本物を体感できると思います。
    今回もお施主様から、喜んでいただき、完成見学会や構造見学会を開催する運びとなり、お客様に本当に心より、感謝申し上げます。この場を借りて、御礼申し上げます。また、先日、今年の夏に1F全面リフォームを完成し、雪国の横手にお住まいのお客様から、「本当にストーブ1台で、暖かいです!感謝しています!ありがとうございました」と実際に寒い季節になり、快適さをご体感され、喜びの声を頂きました。
    これは、私どもが、行っている工法、仕上げ、デザインが、認められていることであり嬉しいことですが、これを、また一つの通過点として、もっともっと、いい家をつくり、たくさんの方々から喜んでいただけるように日々精進、努力していかなければならないと思っております。反省心と向上心、前向きな心と日々の努力、これもお客様あってのことですので、感謝の心で頑張ってまいりたいと思います。
    完成見学会、構造見学会、参考になりますので、是非、ご来場ください。
    11月23日(金)、24日(土)、25日(日)に完成見学会(新築)を行う住宅の外観です。気取らず、飾らず、太平山のような、やさしい外観になりました。玄関ポーチに秋田スギの柱と羽目板をあしらい、室内は、秋田スギの大きな梁が、ダイナミックに表されています。大空間と快適空間をご体感ください。現在、南面にウッドデッキを工事中です。▼
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    by 村上直樹

  • 2007.11.2

    自主検査と第三者検査

    最近、企業による不法行為といいいますか、賞味期限や品質基準で、大手大企業が、報道されています。そして、その行為の理由には、企業のため、社員のためという言葉が、出てきます。しかし、本当に社員のことを考えるのであれば、早めの対策、改善策を打ち、厳しい局面を一緒に乗り切れる社員とともに正しい経営にするべきだったのだと思います。
    そして、自社による厳しい検査基準を設け、それを管理していくことが、ベストですが、そこには、内容をオープンにすること、うそをつかないこと、お客様のためを考えることを基本としていなければなりません。大手企業から零細企業まで、それは、同じだと思います。
    弊社では、建築検査を第三者検査機関に委託しています。自社だけで、検査し自社で保証する場合もありますが、新築など大きな建物になった場合、地盤改良から、基礎工事、そして、仕上げ、雨漏れまで、保証をしなければなりません。そのため、自主検査と第三者検査(弊社では、JIOと契約しています)のダブル検査&保証で、安全な建物を作るようにしています。
    「信頼と信用のために、安心と安全を守ること」、それは、私たちが、商売をしていくなかで、一番大切なことだと思います。そして、その結果、お客様に喜んでいただき、その評判が、次の仕事になっていくのだと思います。頑張ります。
    弊社では、自主検査と第三者検査の結果を現場の看板に掲示しています。
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    建築検査

    by 村上直樹

  • 2007.10.28

    落ち葉道を歩く

    日曜日の朝は、天気が良いと、ちょっと遠くまで、愛犬ジローと散歩をします。今朝は、いつもの寺町を通って、川尻方面に行きました。途中、大きな樹の下には、たくさんの落ち葉があり、二人で(?)、その落ち葉を踏み鳴らしながら、歩きました。そうすると、なんか、秋も深まったんだなあと、寂しく感じました。
    先日、テレビで、67歳の男性の定年後の生活を映し出していました。この方は、元美術の先生ということもありますが、年齢よりも、とても若く見え、そのお母さんという方も90歳ですが、外見は、とても若く見え、驚いてしまいました。
    その男性は、ボランティアで、夏祭りのお化け屋敷のセットをつくることに没頭し、様々なアイデアを駆使して、こども達を驚かせようと、活き活きと目を輝かせて、打ち合わせをしたり、製作したりしていました。そして、そのことに90歳のお母さん(お祖母ちゃん)は、「この年になっても、まだ、幼稚なんですよ!」と笑って困っていました。
    若さを保つことは、年を忘れることだと思います。それは、ボランティアをしたりして利他に生きることだったり、趣味を持ち、それに没頭して、なにかをを作り上げたりすることで、悩んだり、困ったり、それを考えたり、解決したり、笑ったりすることで、脳と体を使うからだと思います。
    最近、脳のことを説明した本が、よく出ていますが、「脳は、年をとらない、疲れない」そうです。人が、勉強して疲れるのは、脳が疲れたのではなく、目や肩が、疲れているのだそうです。また、年をとったからと言って、記憶力が落ちることもないとも書いていました。嬉しいことですが、私は、とても、忘れっぽいです。
    そして、先述した67歳の男性は、本業の絵を描きにいくわけですが、その時、「自然の変化は、都会の変化よりも早い」と感じるそうです。ですから、自然の変化を楽しむことは、人間の若さを保つことにも、とても重要なことではないかなあ、と思いました。
    寺町の落ち葉道です。サクサクと音をたてながら歩きました。
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    川尻惣社神社境内の公園です。大きな樹の下に落ち葉が、溢れていました。
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    by 村上直樹

  • 2007.10.27

    チャリティーイベント開催中

    「紅葉の秋、今年も、開催しました!」
    今回のチャリティーイベントは、昨年と同様、弊社の社員による「障子・網戸張替」や「包丁研ぎ」の無料サービスをメインとして、カーテンや内装品、日用雑貨、秋田杉の丸太、建築資材などを大安売りをして、その売上金を日本赤十字社に寄付をするということで、開催しました。

    やはり、近隣の方々は、昨年も行っておりますので、よくご存知で、早い時間にお得な商品をお買い求めになり、お昼頃には、だいぶ、商品もなくなってしまいました。また、今年は、大々的に宣伝するのではなく、近隣と弊社のお客様へチラシで、ご案内いたしましたので、昨年よりは、来場は、少なくなりそうです。

    10月下旬ともなりますと、今日のように雨のち曇りといった天気の場合は、肌寒さを感じます。しかし、このイベントは、営利目的ではありませんので、あくまでも、チャリティーを通じて、寄付をいただくというものですので、弊社で行う、この小さなイベントに来場される方々には、本当に暖かさを感じました。
    また、今回、協賛していただいた友人や取引業者の方には、心より御礼いたします。
    本当にありがとうございました。

    たくさんのご来場、お買い上げ、誠にありがとうございました。
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    by 村上直樹

  • 2007.10.21

    晴れのち雨の秋の空

    昨日、以前、東京で働いていた会社の方から、ホームページを見たということで、25年ぶりに電話をいただきました。当時、その方は、私が、新卒で入社してから2年目の頃に中途採用で入社されてきた方で、とても厳しい上司のチームでしたので、私が、いろいろと教えてあげり助けてあげた思い出があります。そして、「村上君は、その上司の教えで、鍛えられたよなあ~」と、昔話しをしました。電話ですので、顔は、見えませんが、キューピーちゃんのようにかわいいお顔をしてましたので、実際にお会いすると驚くほど変貌していると思います(失礼しました)。
    私は、大学時代、テニス愛好会に所属して、その会の宴会部長でもありました。ですから、夜の会合(?)では、物まねや歌などを披露(当時は、アカペラ)したりしていましたので、そのまま、入社した会社でも宴会部長をさせられ、何かあると上司から、「村上君!秋田音頭!歌え!」などと、ご指名をいただいておりました。
    私は、東京は、住むところではなく、お金を持って遊ぶところだと思います。ですから、住むなら、食べ物の美味しい、優しい人と自然の多い秋田と決めていましたので、大学と就職を合わせて8年後に秋田に戻ってきました。ですから、それから25年も経ったのかなあと、感慨深くなりました。

    本当に秋田の人は、良い人が多いと思います。良い人とは、人柄であり、優しさであり、まじめさだと思います。特に弊社のお客様には、それを感じます。私の会社に最近入社した社員も、弊社のお客様のお人柄の素晴らしさに驚いています。以前の会社では、考えられないと言ってました。それは、やはり、村上商店として今までの長い年月で作り上げた信用と努力のの結果だと思います。

    先日、問題になった、創業300年の「赤福」ではありませんが、利益追求だけでは、会社は、存続しません。お客様の信用、社会の信用を大事に考え、悪きことを絶ち、新しき正しいことにチャレンジしていける会社だけが、存続していくのだと思います。そして、トップの志と社員の志を一つにして、行かなければならないと思います。村上商店は、チャレンジし続けます。村上

    やはり、秋の空です。昨日、天気かと思ったら、突然、雨になったります。犬の散歩で、びしょ濡れになってしまいました。
    秋の空

    by 村上直樹

  • 2007.10.12

    村上商店の「木の家」ただいま工事中!

    先日のブログについて、間違いがありましたので、訂正いたします。

    それは、ピーターラビットの作者は、一生独身ではなく、「39歳の時に結婚しました」ということでした。昨日、娘と家内が、私のブログを見て、発見したらしく、たいへん怒られました。映画館では、寝ているように見えた娘も、ちゃんと見ているんだなあと感心させられました。

    さて、秋になり、だいぶ寒くなり、風邪を召されている方も多く見かけるようになりました。今年の冬は、厳寒になるのでは?という天気予報をテレビで放映しておりましたが、昨年の気持ちの悪い暖冬より、やはり、雪のある冬のほうが、良いのではないでしょうか?

    ということで、雪の降る前の完成住宅が、現在、着々と工事が進んでおりますが、村上商店が作る「木の家」は、お客様の予算に合わせ、プランをつくり、心から喜んでいただけるよう、誠心誠意、心をこめて作ります。ですから、出来上がった住宅は、その快適性にすべてのお客様から喜んでいただいております。本当に有難いことだと思っております。

    是非、村上商店の完成見学会で、ご体感いただきたいと思います。

    現在、秋田市楢山愛宕下で、進行中の「木の家」です。大きな秋田杉の梁と大空間が、素晴らしい住宅です。

    by 村上直樹

  • 2007.10.6

    ひとりひとりのお客様のために

    毎日、爽やかな秋晴れの日々が、続きます。昨日、いつものように朝6時頃、愛犬ジローと、散歩をしていましたら、車で通勤途中の社長と久しぶりにお会いしました。その方は、秋田では、大企業の社長でしたので、ずいぶんと早い出社に驚いてしまいました。
    朝の時間は、とても大切で、特に忙しい会社のトップや管理職の方は、先行先行で、物事を決めていかなければなりませんので、体力のある早い時間にお仕事をされるのだと思います。「能力」は、「体力」とも言われます。私の場合、犬の散歩は、その基礎体力をつけるための運動ですので、しっかりと体力をつけ、良い仕事に生かしていきたいと思います。

    さて、10月になり、お客様からのご要望を聞きながら、プラン作りに毎日頑張っておりますが、住まい作りは、敷地から、建物、方位から、地盤などなど、全ての環境が、違います。また、ひとつひとつ、その家族により暮らし方も違いますし、考え方も違います。そのため、実際にお会いし、リフォームや建替えであれば、その建物の中から、光や空気、雰囲気を体で、感じ、発見しなければ、良いプランを作ることはできないと思います。
    お客様からお仕事をさせていただき、「必ず、良い家にする」という信念を持って、お客様の夢と安心のために 日々、問題解決に向かって、努力し考えることは、私達の使命です。そのため、弊社では、プラン作り(設計)から、積算(現場管理)をする過程で、お互いに様々な議論を交わします。しかし、私は、最後に言います。「それは、お客様のためになりますか」。それができなければ、この仕事は、できないと思います。頑張ります。

    お客様のプランを作るとき、何回も何回も作り直し考えますので、赤ペンで、真っ赤かになってしまいます。
    plan image

    by 村上直樹

  • 2007.10.3

    爽やかな秋、趣味の秋

    10月になり、毎日、爽やかな秋晴れの日が、続いています。
    そして、いよいよ、秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋ということになります。

    昨日、お客様のお宅に訪問した時、ご主人の趣味が、「山歩き」と聞いていましたので、早速、「何をなさるんですか?」と、質問いたしましたら、なんと、「天然の舞茸」を採取するとのことでした。そして、その舞茸の写真をみせていただき、あまりの大きさに驚いてしまいました。

    わたしが、知っている舞茸は、スーパーの販売コーナーに並んでいる「ラップに包まれた、小さな舞茸」でしたので、天然の素晴らしさ、大きさに圧倒されて、お恥ずかしい話ですが、まるで、魚の形を知らず、魚の切り身しか見たことない 小さな子供のようでした。
    いろいろな趣味を持っている方は、本当に素晴らしいと思います。趣味と言っても、その道のプロのような方もおりますし、趣味は、ストレス解消にも、家族や友人のつながりにもなり、人脈を広げるものだと思います。

    ですから、わたしも、なんでも良いから趣味と言えるものを、ひとつ持ちたいなと思ってしまいました。

    秋田市の横町(旧名)の蕎麦屋さんのランチです。
    ここは、「千秋麺」が、絶品です。

    by 村上直樹

  • 2007.9.30

    ミス・ポーターを観て

    先日、家内と次女と一緒に映画を見てきました。私は、アクションものが、良かったのですが、娘が、ピーターラビットのお話が、いいと言うことで、決まりました。
    その映画は、絵皿などで有名な、ピーターラビットの生みの親、ミス・ポーターが、32歳で独身の時からのお話です。彼女は、とても裕福な家庭で生まれ育ちましたが、両親がすすめるエリートとの結婚を嫌い、いつも、自分の描く動物の絵と暮らす毎日でした。
    ある日、彼女が、自分の動物の絵本を出版社に持参します。しかし、出版社の人には、人間の服を着た動物の絵は、どうも不思議に見えましたが、採用され発売されると、またたくまにベストセラーになります。
    この映画は、イギリスの美しい風景、自然が、画面いっぱいに映し出され、目と心が洗われるようでした。ミス・ポーターは、その美しい自然や農民を守る為、不動産開発業者から、土地を買い取り、そして、最後には、その土地を国に寄付をして、一生独身で過ごした生涯には、とても感動しました。
    人生を仕事を考えるとき、お金では解決できないことが、たくさんあります。自分の都合や利益のために 人を困らせること、美しい自然や地球環境を変えてしまうことは、悪いことです。まず、自分ではなく、人のためを考え、自然と環境を守りながら、暮らしていくことが、ピーターラビットの絵のように美しいことだと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.9.25

    めっきり、秋らしくなりました

    朝晩の涼しさ、というか肌寒さを感じるようになりました。いつも、同じことを言うようですが、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉は、地球温暖化になっても、変わらない感じがします。
    さて、昨日まで、彼岸の最中は、秋田市の卸町で、オール電化全面リフォームの完成見学会を開催させていただきました。まさに秋晴れの爽やかな三日間でしたが、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
    見学にいらした方、みなさんが、その気持ち良さと明るさに感動され、本当にありがたく思います。年内完工、年明け完工の住宅も、今後、完成見学会を開催させていただいてまいります。毎回、毎回、ひとつひとつ、世界に一つのお客様だけの、心から喜んでいただける快適な健康住宅を提供してまいります。
    そして、今日は、そこのお引渡し日でしたが、お客様のご主人が、早速、寝室でお昼寝をされ、「とても気持ち良かった~」と言われ、そして、「今度、紹介してあげますよ!」とお褒めの言葉をいただきました。
    工事中は、奥様には、忘れん棒の私のせいで、ご心配をお掛けしたりしましたが、出来上がった時には、心から喜んでいただき、本当にありがとうございました。
    これからも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

    by 村上直樹

  • 2007.9.11

    ご来場ありがとうございました

    先週の土日、9月8日、9日は、土崎と下北手において、完成見学会を開催いたしました。開催前日の金曜日は、台風9号の接近で、どうなることかと心配しましたが、大きな影響もなく、当日は、天候に恵まれ、無事、終了させていただき、誠にありがとうございました。
    お蔭様で、今回も、ご来場者の皆様に感動と驚きの声をいただき、心より、感謝申し上げます。全面リフォームは、古い基礎、土台、柱、梁、屋根下地などの主要な構造体を残し、それを補修・補強し、既存の建物の大きさを変えずに、既存の空間の中に「健康で快適な空間を取り込む」という工事です。
    以前の建物の外観の形は、変わらないものの、色、素材を変えるだけで、耐久性のある新築と同じ性能になり、イメージチェンジができます。また、室内の空間を広がり間取りと自然素材を多様することで、明るく、夏涼しく、冬暖かい、快適な空間に生まれ変わります。
    見学会最終日の終了後、夕方、お施主様が、祖母様をお連れになり、ご家族で喜んでいただいたときは、本当にこの仕事をさせていただき、ありがたいことだと強く感じました。これからも、もっともっと、喜ばれる住まいになるよう、精進し、チャレンジし続けていきたいと思います。
    本当にありがとうございました。

    by 村上直樹

  • 2007.9.6

    台風決行、完成見学会で、お待ちしております!

    台風9号が、東京に近づいています。そして、その後、日本列島を北上し、秋田へは、9月8日(土)の3:00頃、暴風域に入りそうです。そのため、今日から、現場担当者は、台風対策をはじめました。

    さて、その台風の最中、今週末も、弊社の完成見学会が、開催されます。今回は、先週も開催した「土崎北2丁目」の住宅と、「下北手松崎団地」の住宅の2箇所で、同時開催されます。「台風一過」となり、爽やかな秋晴れの完成見学ないになるのか?それとも、台風で、大荒れの完成見学会になるのか? 
    天の神様にお任せします。

    by 村上直樹

  • 2007.8.14

    猛暑の前の爽やかな朝

    お盆休みは、家内の実家、湯沢に来ました。久々の休日に体もびっくりしたのか、休みと同時に腰痛になり、二日間寝たきりになってしまいましたが、昨日、家内の運転で、川原毛地獄の手前、泥湯温泉に行き、腰を温めたり、冷やしたりして、湯治したところ、なんと、嘘かホントか今朝から、とても調子が良く、早朝から愛犬ジローと湯沢の町を散歩しました。
    湯沢の町は、秋田と違い、街路樹や里山が、たくさんあり、緑に溢れています。また、犬っこ祭りの名所ということもあり、ワンちゃんもたくさんいて、散歩の途中に吼えたり吼えられたり、大変でした。しかし、秋田市のように町から、どんどん緑がなくなり、市内が、車優先になっていく町並みとは違い、「ほっと」する故郷であり、「秋田らしさ」がある町並みに感じました。
    景気不景気といった経済の問題になってくれば、湯沢市は、確かに寂しい町並みなのかもしれませんが、だからと言って、経済や利便性を追求し、町から緑や自然をなくしていくことは、そこに住む人や訪れる人に心のゆとり、本当の人間の幸福感をなくしていくことと同じような気がします。
    小さな東京になるのではなく、質素だけど秋田らしい、小さいけれど素敵な町、ゆとりと美しさがある町、そんな町並みと暮らしができる秋田になれば、いいなあといつも思います。

    by 村上直樹

  • 2007.7.20

    住まいに対するポリシーとコンセプト

    今週は、東京の秋葉原に行って来ました。毎月、木造住宅の設計やデザインの勉強をしてくるのですが、なぜか、私の場合は、移動中のほうが、ひらめきやアイデアが、浮かぶようで、新幹線の中でも、ずーっと図面やスケッチブックに書き込んでいます。今回は、仙台まで、家内と一緒でしたが、そちらは、列車が動き出すと同時に眠り始め、到着までそのままでした(スゴイ!)。
    建築には、様々な工法や考え方があり、どれが正しいか、間違っているかということは、私自身も、決めかねています。しかし、建築基準法という法律があるわけですから、まずは、それに照らし合わせ、設計を進めていかなければなりません。
    しかし、住まいは、そこに生活する人が、住みながら変えていくもの、そして、自然に変わるものでもあります。そこには、まず、第一に安全な建物であることが、重要で、その次に快適性、そして、楽しい、面白い、遊び心のある空間になれば、家族とのふれあいや、絆が生まれます。
    ですから、ただ安全であればいいと言うことで、住む人を考えない間取りもだめであり、楽しい、面白い家にするからと言って、不安定な家もだめです。住まいに必要な全てを兼ね備えていなければ、私達、プロとして、お客様に住まいを提案し、提供していくことはできません。
    今年の村上商店は、そんな住まいに対するポリシーとコンセプトをしっかりとアピールしていきたいと思います。どうぞ、ご期待ください。

    by 村上直樹

  • 2007.7.13

    さわやかな朝のキッチン

    今朝は、もうすぐ梅雨明けかな?と感じる、さわやかな朝でした。私は、毎朝、愛犬ジローとの散歩のあと、一緒に軽くシャワーを浴びた後、朝食の準備に取り掛かります。
    今日の朝食は、簡単なトマトベース野菜炒めと目玉焼きにパンとコンソメスープ。デザートは、メロンとスモモと巨峰でした。できるだけ、短時間にできるようにして、そして、娘二人に食べてもらえるようにしてます。
    その準備が、朝の6時半に終わると、愛犬ジローのボディケアをします。室内犬ですので、目ヤニや体毛などを専用の化粧水(?)で、マッサージした後、ケージ(おり)の中の清掃をして、餌を食べさせます。
    そして、いよいよ、私の時間になるのですが、6時45分頃から、ストレッチ体操とボディエクササイズを行い、お腹のまわりの贅肉が、なくなるように頑張ります。
    そして、その結果、実は、なんと、1年前より、体重が、6キロ減量し(65キロが、59キロ)、ウェストが、6センチ細く(85センチが、79センチ)なり、ダイエットが、大成功しました。
    今まで、どんどん太り放題で、ズボンが小さくなって、困っていた頃が、懐かしいです。ですから、今では、洋服が、Lサイズから、Mサイズになり、シャツやズボンが、ブカブカになり、15年前の容姿になってしまいました。
    これは、自分や仕事だけを考えるのではなく、家庭のことを考え、早寝早起きを行い、そして、雨でも、雪でも、毎日、欠かさず愛犬ジローと散歩をし、運動に心がけた結果です。
    英国では、家族の中にペットとして犬がいることが、良い家庭だと言われているそうです。つまり、それは、人生とは、家庭を大事に考え、子供もペットも躾をしっかり行い、家族みんなが、健康で幸せになることではないかと、私なりに感じ、思いました。
    愛犬ジローに感謝です(ただ、まだ、吠えすぎるので、躾は、しっかり、していきたいと思います)。

    by 村上直樹

  • 2007.6.30

    自分を考えず、お客様を考える

    今日は、五城目のお客様のお引越しとお引渡しの日でした。昨日は、完成ビデオの撮影日でしたが、途中、奥様があらわれ、「本当にビックリしている。こんなに良くなるとは、思わなかった!スゴイ!」と喜ばれ、また、「お婆ちゃんが、一番喜んでいて、近所の友達をたくさん連れてきては、見学させているんです」と報告を受けました。

    実は、このお客様は、以前、ブログにも書きましたが、85歳になるお婆ちゃんが、リフォームにとても積極的で、施工後の完成写真だけでは満足されず、実際に弊社が施工した家を見てみたいということで、お連れした方です。そして、実際に見た時の驚きが、今回の完成後の喜びになりました。

    住まいとは、出来上がったものを購入するものではなく、これから作るものを購入することですが、いわば、そこには、「信頼」がなければ、契約に至りません。特に、リフォームの場合は、建売住宅やマンションとは違い、一つ同じものがありません。ですから、本当に気に入ったものを提供できるのか、そして、できた後も、キチンとメンテナンス、フォローしてくれる会社なのかという事も大事になってきます。

    私は、10年、20年、30年、そして、200年後も、信頼される会社になるように努力すると共に全ての面で、ハード、ソフトの質の向上を目指しながら、失敗を恐れず、常に新しいことに挑戦し続けていきたいと思います。
    そのためには、まずは、自分を考えず、第一にお客様のことを考え、その結果、評価され、進化していきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.6.10

    いよいよ、夏本番に向かいます

    今年は、暖冬ということで、過ごしやすく、暖かい日々が続きましたが、そのような時でも、リフォーム工事を冬の時期に行なう方は、そんなに多くありません。特に外回りなどは、雪や温度の関係で、急に施工できない時もありますので、効率の悪い仕事になってしまいます。
    そのため、リフォームを含む建築工事は、天候に大きく左右されますので、その点を考慮して、現場の工程や年間工事計画を組んでいかなければ、無理無駄が、多くなってしまいます。
    私達は、お客様に対し、住宅を全面的にリフォームする場合の打合せには、少なくても3ヶ月から6ヶ月、そして、工事期間は、約3ヶ月程度かかります。と、ご説明しています。そして、完成日を決めて、逆算して、着工日を決め、そして、打合せを行なっていきます。
    秋田の場合、雪がとけ、4月着工から始まり、年内完成期限の9月着工までに行なえる工事数は、設計監理・現場管理を考えると、やはり、限界があります。しかし、お客様には、新しい住まいで、健康で、快適に過ごしていただかなければなりませんので、常にお客様とその建物を心配し続け、最高のアイデアで、最高の仕上がりにしななければなりません。忙しいことは、ちょっと大変ですが、でも、この仕事をさせていただけることは、とても幸せです。
    ですから、「家作り=幸せ作り」をさせていただくといったチャンスを与えていただいたお客様には、本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。これからも、もっともっと、喜ばれる家づくりに精進してまいりますので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

    by 村上直樹

  • 2007.5.31

    リフォーム完成見学会のご報告

    いよいよ、今日で、5月も終わり、明日からは、衣替えです。昨日は、気温が、28度まで上がり、いよいよ、暑い夏に向かっているんだな!と感じました。

    さて、先日、5月26日(土)27日(日)の「リフォーム完成見学会」は、初めて「横手」で、開催いたしました。秋田からも多数ご来場いただき、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
    やはり、村上商店が提案する自然素材、無垢材とデザインで仕上げた空間には、ご来場の皆様から、お褒めの言葉をいただき、また、テレビは見ているが、実際に見たことがないと言うお客様も、たいへん感動していただき、本当に開催させていただいたお施主様には、本当に感謝しております。ありがとうございました。そして、お施主様が、これから健康で幸せに長生きしていただけることを 心より祈念しております。

    by 村上直樹

  • 2007.5.20

    秋田杉と桐と自然素材の空間

    この写真は、来週の5月26日・27日に完成見学会を行なうお宅の台所の天井です。まだ、工事中で、全部は、、見せられませんが、完成したら、このブログでもお知らせします。

    さて、この写真の大きな秋田スギの梁は、以前、天井の裏に隠れて見えませんでした。しかし、現場の工事が進み、構造材のチェックをしている時、この大きな梁が、とても魅力的でしたので、サンダー(電気カンナのようなもの)で削り、表面をキレイにして、表しにすることにしました。少し赤みが、出ているのは、ドイツ製の塗料プラネットカラーを塗ったため、無垢の木の繊維に水分が、吸い込んだためです。

    今回のリフォームで、狭く暗い台所を屋根勾配の天井にして、空間を縦に広げ、そして、仕上げには、秋田スギのさざなみ板を張ることで、爽やかな、自然の美しさに変りました。お客様からも、たいへん喜んでいただき、本当に光栄です。

    そして、これからも、もっともっと、良い家作りを目指して、頑張ってまいりますので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
    ありがとうございました。

    by 村上直樹

  • 2007.5.13

    住いのデザイン

    住宅のリフォームする前に、その住いを見て、いつも、「この家は、本当にお客様のことを考えて作ったのだろうか?」と思うことが、多々あります。当然、20年以上前の住宅でも、建築資材や価格の問題もあったと思いますが、住いの作り手として、寒さ対策、通気・採光について考え施工することは、基本中の基本だったと思います。
    しかし、その基本を守り、作られた素晴らしい住宅でも、時と共に 環境が変わり、隣に建物が建ったり、急いで増改築をしたり、暮らし方が変わったりすることで、室内が、暗くなったり、湿っぽくなったり、住む人にとって暮らしにくく、使いづらくなったりします。
    そのため、そのようなことを改善すべく、私達は、「ひとつひとつ違う、お客様の住宅をどのようにして、明るく快適に心地よい空間に変貌させるか?」を常に考え、施工していくわけですが、リフォームの場合は、現在ある空間や工法のハンディキャップを負いながらですので、問題を解決するために 常に現場にて即提案、即決断、即施工をしていかなければなりません。
    そんな時、特に最近は、「携帯電話」という便利なものがありますので、昔と違い、情報がすぐ入ってきますので、正確に迅速に問題解決に役に立ち、遠くにいても、ロスの少ない仕事ができます。しかし、だからと言って、安心するのではなく、キチンとした出来上がりを目指すためには、やはり、「現場」での「空気」を読み取らなければなりませんので、体で、現場を感じ取るようにしています。
    新築の場合は、図面の段階では、まだ、空間がありません。ですから、その土地から、建物が建ったときの空間を体で知ることはできません。とても、むづかしいと思います。しかし、リフォームでは、もはや、そこに空間が、現存し、「光」「風」「寒さ暑さ」「臭い」「空気」などなどを感じ取ることができます。ですから、その点では、まったく、新築と違いますので、私の場合は、いつも、その家の真ん中に立ち、何も考えず、ジーっとして、その建物とその土地の持つ空間と雰囲気を感じ取ることにしています。
    よく、「デザイン」と言われますが、「デザイン」には、「素材」が、大事だと思います。「素材」が、様々なデザインを作り出すと言っても過言ではないと思います、ファッションデザイナーも、プロダクトデザイナーも、一流の料理人やシェフも、やはり、素材があって、新しいデザインを創作していくのだと思います。ですから、いつも、住宅にも「素材」を吟味し、その素材の持つ素晴らしさ生かしていけたらいいなと思います。
    5月26日27日の「横手」での、リフォームは、まさにそのイメージと素材をデザインした住いになりました。
    インテリアコーディネーター村上直樹の提案した「リフォーム」を 是非、ご体感ください。

    by 村上直樹

  • 2007.5.6

    ゴールデンウィークは、家でのんびり・・・。

    久々のブログになってしまいました。ブログは、「毎日書く」と決め、書き始めると習慣になり、何となく気になったことを書けるのですが、やはり、何事も目的がないと、集中できませんので、忙しさを理由に書きそびれてしまいました。(反省・・・)

    今年のゴールデンウィークは、会社も全休とさせていただきました。・・・が、やはり、連休中に工事をして欲しいというお客様が、いらっしゃいますので、弊社の内装職人や大工さんは、休まず頑張っていただきました。本当にありがとうございます。私も、打ち合わせが、数件ありましたが、社長は、年中無休で当たり前ですので、喜んで仕事をさせていただきました。ありがとうございました。

    さて、これまた、久々にビデオを2本観ました。どちらも、年のせいか、涙、涙で、感動してしまいました。一つは、「明日への記憶」という映画で、大手広告会社のエリートサラリーマンを演ずる、渡辺謙が、49歳という若さで、アルツハイマー病になってしまうお話です。そこには、本人に対する、妻、家族、仕事での部下、そして、お客様のやさしさと、温かさに自分自身にオーバーラップさせ、涙、涙でした。

    もう一つは、「フラガール」です。最初は、お笑いのしずちゃんが、演ずると聞いて、なんだ、お笑いか?と思って、観ていましたが、なんと、それは、「常磐ハワイアンセンター」が、当時、斜陽した炭鉱会社の社員達を守るために 社員だけでなく、その社員の家族達が、一丸となって、頑張るお話です。これも、自分の会社や家族を考えながら、観ましたら、涙、涙になってしまいました。

    最近、感動するとポロポロ、涙が出て来そうになります。先日も、お客様のところで、感動して涙が出そうになってしまいました(笑)。

    本を読むのも大事ですが、映画も、涙で、心や目ををキレイにしてくれる、とても良い処方だと感じました。

    by 村上直樹

  • 2007.3.26

    百聞は、一見に如かず

    私は、若い頃、生活感の無い、生活臭のしないカッコいいインテリアが、好きでした。いわゆる「アーバンデザイン」にあこがれるところがありましたが、それは、非日常的な空間であって、店舗設計のようなインテリアで、実際に生活する住宅や室内には、似合わないということを住宅設計をしていく中で、私自身は、感じました。
    個人差、年齢差は、ありますが、最近の私は、お客様へ「カッコイイ」というより、「ゆっくりする」「安心する」「ほっとする」空間を提供していきたいと思っています。それは、心身ともにリラックスする体を癒してくれる住まいであり、また、子供には、健全な成長をサポートするところ、ご老人には、体に優しい、安心できるところでなければならないと思っています。
    昨日、来月工事をするお客様ですが、奥様と89歳のお母様のお二人を以前施工したお客様のお宅へ、お伺いし、見学をさせていただきました。
    当初、弊社の提案するリフォームを写真やお話、あるいは、テレビで見ているだけで、実際には、ご体感されておりませんでしたので、信用はしているものの、自分の目で本物を見てみたいということで、お連れすることになりました。
    驚いたのは、弊社の施工したリフォームのお宅を見たいと言い出したのは、実は、若い奥様の方ではなく、89歳のおばあちゃんでした。しかし、現場に到着し、その室内に入った瞬間、おばあちゃんの顔の表情が変わり、「素晴らしい、驚いた、すごい、震えてきた~」の連呼で、こんな喜びの声を(まだ、工事を着工していませんが・・・)聞くとは、私自身もあっけにとられてしまいました。
    本物の素材の良さ、明るさ、気持ち良さ、すべてが整っていなければ、感動は生まれないと思います。そこに住む人は、住むうちに慣れてしまい、以前の不便や不快や苦痛を忘れてしまいますが、まだ、経験していない人は、そこを訪れることで、まさにその快適性に驚き、羨望のまなざしに変わります。
    そして、そこからが、私たちの「使命」が、始まります。お客様の期待に応えるべく、プランの練り合わせ、担当者と職人、専門業者との連携、そして、完成までの現場管理など、いわゆる、快適空間創作プロジェクトのはじまりになります。「必ず、お客様に心から喜んでもらえる住まいにします」、それは、とてもたいへんなことですが、とても、やりがいのある仕事です。快く見学を了解していただいた T様、W様、ありがとうございました。

    by 村上直樹

  • 2007.3.19

    お客様とつくる「住み家(すみか)」

    今日は、午前中に 南秋田郡の五城目町に打合せに行き、午後は、県南の横手市に行ってきました。昨日と同じく、朝からの、雪で、通勤時間の道路は、とても混雑していました。今年は、雪が少ないおかげで、雪害もなく、また、交通事故もないので、良かったのですが、建設業から保険業、自動車整備業から、様々な業種が、暇になってしまったのではないでしょうか。

    さて、私は、お客様のリフォームや新築のプランニングをする時、なぜか、とてもワクワクします。それは、間取りや仕上げを考え、その形が出来上がっていくことを想像する時、素晴らしい出来栄えになると確信できる時、お客様の喜んでいるお顔を思い浮かべる時、ワクワクしています。
    そして、プランニングボードにその思いが、表現できた時、いよいよ、責任といいますか、使命といいますか、必ず、いい家にしたい!という気持ちになります。ですから、そのためには、いつも勉強心、研究心を持ち続け、自分自身も進化し成長していかなければならないと思っています。

    私にとって設計施工する建物(住宅)は、お客様とつくる住み家(すみか)です。そこには、楽しさがあり、安全であり、安心できる、ワクワクする快適な空間でなければなりませんし、万が一、災害や故障や事故があっても、即対応できる体制にしておかなければなりません。そして、ハード面だけでなく、ソフト面も充実していかなければなりません。

    どうしたら、もっともっと良い住いを作れるのか、日々、成長中です。

    by 村上直樹

  • 2007.3.18

    青い空と白い雪の景色

    昨夜の雪が、だいぶ積もったようで、寺町のそれぞれのお寺さんでは、雪寄せを早朝から行っていました。もうすぐ、お彼岸ですので、とても忙しいのだと思います。また、「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますので、これを境いに いよいよ本当の春になっていくだと思います。

    青空は、世界共通に美しい景色だと思います。そして、その青空と雪景色は、とてもマッチします。今朝は、大きな雪雲と抜けるような青空が、交互にやってきて、時には吹雪、そして、時には眩しいくらいの日差しが、現れ、まるで、春のスキー場のような感じでした。

    いよいよ、3月も中旬を過ぎ、忙しくなってきます。新築や大型リフォームの着工をはじめ、外壁や屋根の塗り替え、張替えリフォームや室内の水廻りリフォームなどは、暖かい過ごし易い時期に行い、暑くなるお盆や寒くなるお正月までに完成させるという期限付きで、ご注文される方が、多くなります。

    秋田の場合は、今年は、異常気象ですが、例年ですと、1・2・3月は、ほとんど工事の無い時期ですので、9ヶ月の間に1年分の工事を行わなければなりません。
    暖かい雪の無い地域に比べれば、そんな大きなハンデキャップがありますが、何事もネガティブ「否定的・消極的」に考えるのではなく、1・2・3月をゆっくり休めると考え、「夢と希望」を持ち、4月から頑張ろうとポジティブ「肯定的・積極的」に考えて行きましょう!

    by 村上直樹

  • 2007.3.16

    なんと東京は、初雪だそうです

    ずーっと暖冬でしたが、最近は、まるで、これから冬が始まるかのように毎日が、雪の日々です。そして、なんと、東京では、今日、3月16日が、初雪だそうです。

    最近、ハガキや手紙を書くときは、万年筆を愛用しています。水に濡れてしまうと、にじんでしまう欠点がありますが、インクの出具合と風合いが、とても良く、つい手紙を書きたくなります。愛用している万年筆は、「LAMY」というドイツのメーカーのものですが、昨年、羽田の書斎館(SHOSAIKAN)で、購入しました。お洒落な透明なデザインで、万年筆らしくなくて、とても、気に入ってます。

    また、ペン先が、滑らかで書き易いので、文字だけでなく、平面のラフ図や簡単なパース図も描きます。昔から、「弘法、筆を選ばず」と言いますので、、やはり、字の下手な僕には、道具で字の形や見栄えが、歴然と違うことを改めて、発見しました。

    そして、いろいろな筆を使って、いろいろなイメージの字や絵を書きたくなりました。

    by 村上直樹

  • 2007.3.15

    天窓から見える春の空

    毎朝、散歩をしていると、その日の天気を肌で感じることができるので、とても便利です。子供達が、通学する前に家に散歩から戻りますので、その日の温度や路面の状態など、詳しく情報提供してあげます。
    特に季節の変わり目など、そして、最近の異常気象など、寒いのか暖かいのか、窓から見える雰囲気では、わかりませんので、天気がいいからと言って、薄着で出かけたら、急に天気が変わり、吹雪になったなんてことになります。

    実は、毎日、散歩をしているおかげで、体重が、5キロ、ウエストが、5センチ細くなりました。先日、いつも行くマッサージ師のかたから、むくみが取れて、ずいぶん、スッキリしましたねと言われ、その効果にとても驚いています。

    これも、犬のジローの散歩と、身の回りの世話をしてあげるからだと思います。相手のことを一生懸命してあげることで、実は、自分のためにもなっている。犬やペットだけでなく、人間同士でも、同じことが言えるのではないでしょうか?とにかく、相手に尽くす事が、きっと、相手だけでなく自分のためになるのだと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.3.7

    ついに来ました春のブリザード

    毎日、天気が良く、気持ち悪い日々が、続きましたが、やっときました「寒波」です!普段の冬ですと、こんな嬉しい気持ちになりませんが、やはり、雪国秋田には、寒さと雪が、必要です。愛犬ジローも、今朝の散歩の時は、とても、喜んでいるように見えました。

    さて、おかげさまで、長男の祐樹が、無事、茨城大学に合格しました。国立ですので、私立に比べ、授業料が、半分くらい安い事、そして、茨城県は、首都圏でありながら地方であり、物価が安い事で、親としては、ホッとしているところです(笑)。
    いずれ、大学に行き、社会に必要とされる人間になるため、どの方向に進んでいくのかをしっかり見つけてきて欲しいと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.3.2

    今年最初の完成見学会

    いよいよ、明日から、今年最初のリフォーム完成見学会を開催します。今回の住宅は、定年を迎えられたご主人が、奥様と共に秋田に戻られ、そして、今まで、使っていなかった自宅の1階を全面リフォームして、お二人で、お住いになります。

    当初、私達が、リフォームのお打合せで、お伺いした時は、とにかく、古い、カビの臭い、暗い、狭い、と言った状態でした。ですから、奥様の言われた「ワンルームにして、使いやすく、明るくしたい」という要望にお応えすべく、プランニングしました。

    また、私達は、「断熱改修」と[耐震補強」を基本として、内部のインテリアを考え、レイアウトしていきます。また、床下の状態も、すべて、確認することとができますので、土台の補修、束石の取替え、防湿シート敷きなども行い、ほとんど新しい構造体に変わります。

    今日、奥様が、完成現場に来られ、本当に感動して、涙ぐんで行かれましたと、担当者から、報告がありました。私達は、お客様の喜びが、最大の利益です。お客様の利益を最優先し、そして、本当に心から喜んでいただける住いを提供していかなければなりません。
    頑張ります。

    by 村上直樹

  • 2007.2.26

    木のない風景

    毎朝、散歩をしておりますが、毎日、晴天続きで、まるで、東京の冬のようです。その昔、私の母から、冬になると、「東京が、天気がいいと、秋田は、天気が悪い。東京の人は、雪を美しい、キレイだというけど、秋田の冬は、寒いし、冷たいし、なんにもいいところはない。」と言っていたのを思い出します。

    私がいつも、犬のジローと散歩をする寺町も以前は、大きなケヤキの木が、ありました。その木は、私が、小学生の時から、とても大きく、学校の帰り道に雨が降ると、雨宿りできるほど、葉っぱがたくさん茂っていました。そして、夏などは、その木陰に何台もの車が、駐車してお昼寝していました。

    以前、その木の横には、「保存樹」と立て札が立っていましたので、安心していたのですが、まさか、こうも簡単に切られるとは、本当にショックです。世界では、自然保護、環境保護、地球温暖化と叫ばれているのに・・・。人間の便利さのためにどんどん、樹がなくなっていくことは、本当に寂しい気持ちです。
    樹を切ったら、その3倍4倍、植樹していかなければいけないと思います。

    秋田の町並みを美しくするためにも、もっと、自然を大切にしてほしいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2007.2.12

    やっと、冬らしい天候だけど・・・

    今朝は、さらりと雪も積もりましたが、お昼頃には、すべて消えてしまいました。寒さは、感じますが、やはり、このまま雪なしの冬で終わってしまいそうです。
    3年前の2004年冬のブログを見てみると、やはり、2月から暖かく、そのまま、春になったような気候でしたが、その年は、台風の多い年でした。そして、その台風の影響で、塩害といって、8月下旬だと言うのに、草木が、すべて枯れてしまい、秋のような町並みになってしまったことを思い出しました。
    ということは、今年も、日本海が、台風の通過道になってしまうのでしょうか?大雪でなければ、台風の脅威が、・・・、自然の猛威は、容赦なく、襲ってきますので、丈夫で頑丈な家づくりをしなければなりません。ですから、住まいは、少しづつ、メンテナンスをしながら、末永く住むことで、安心で安全な暮らしができます。
    また、最近では、衛星により、気象の状況を正確に情報を得ることができますし、そのために、災害に供えた準備もしっかりと行なうことができます。自然をあなどらず、自然に感謝しながら、地球環境を考えた生活していかなければならないと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.2.5

    今日も小春日和なり

    昨日の朝は、久々の寒波の猛吹雪で、愛犬ジローと、真っ白になりながら強い北風の中、散歩をして、「秋田は、やはり、銀世界が似合うなあ」と自分勝手に思っていましたが、なんと、今日は、一転、春のような暖かい一日でした。そして、会社の向かいの空き地では、子供達が、薄着で野球をしています。通年ですと、雪が積もり、防寒着で雪合戦というところでしょうが、まるで、東京のような天候に驚いてしまいます。
    しかし、この暖かさは、秋田だけでなく、日本全国、そして、世界中の現象らしく、東京では、梅が咲きメジロが囀り、厳寒で有名なニューヨークでは、冬なのに半袖で外を歩く子供の映像が、テレビで流れていました。そして、様々な国で、この暖かさで、異常現象が起こっていました。これは、まさしく、地球温暖化現象であり、その原因が、二酸化炭素などの放出にあると言われています。
    地球温暖化により、異常気象、水面上昇などが起こり、その結果、天災になると言われています。人間の作り出したエネルギーの排出ガスにより、ジワジワと地球に異変が起こっている、地球からの この小さな警告を見逃していると、近い将来、取り返しのつかない大きな問題になってしまうということです。
    世界の問題といえども、一人ひとりの問題でもあると思います。それは、できるだけ、エネルギーを使わないこと、地球環境の負荷にならないこと、そのことを とにかく考え、どんな小さなことでも続けていくことが、大事だと思います。「温暖化ストップ!」で、頑張りましょう!

    by 村上直樹

  • 2007.1.31

    秋田の発展は、北欧に学ぶ

    今日で、1月も終わりというのに 外は、春のような雨が降っています。今朝は、その雨の中、愛犬ジローと散歩をしてきましたが、やはり、雪のほうが、足元も汚れないし、犬も喜んでいる様に見えます。12月から、雪の中の散歩というのが、数日しかなく、寂しい感じです。やはり、秋田は、寒いほうが(限度がありますが・・)、いいのではないでしょうか?

    さて、先日、銀行の新年会に出席したとき、その前の講演会で、講師の方が、秋田の経済について、北欧の例を出して、お話をしておりました。それは、北欧諸国は、人口は少ないが、最先端の技術を持って世界に発進している。
    例えば、先端技術の会社をあげ、携帯電話の「ノキア」は、世界一で、フィンランドだそうです。そして、先端技術ではありませんが、世界の家具販売の大手「イケヤ」は、スウェーデンです。
    そして、北国の人たちの中には、昔から知恵者が多いそうです。どうしてかと言うと、それは、食物のない冬、農産物の少ない場所では、蓄えをしなければならない。そのためにどうしたらよいか考え、知恵を出して、生活してきたそうです。だから、秋田も北欧諸国のように知恵を出し、先端技術で、経済を発展させていかなければならないとのことでした。
    これからは、「エネルギーを使わない技術」を生かした商品や「資源・資材」を使わずにエネルギーを出したりする技術が、開発されていけば、素晴らしいことだと思います。また、今あるものを大切にして、「もったいない精神」で、生活していくことが、本当にカッコイイということになれば、日本も、ヨーロッパのような美しい国になっていくのだと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.1.29

    まるで、春のような日々

    shoberu car
    上の写真は、昨年の今頃の大雪の時の向かいの空き地で、ショベルカーが、雪寄せをしているところです。奥の住宅が見えないくらい、雪が、高く積み上げられてます。
    今朝は、水溜りに氷が張っていましたが、日中は、外を歩いても、コートもマフラーもいらないほど、暖かい、春のような陽気です。そして、昨年の50年ぶりの大雪につづき、今年は、雪の降らない暖冬という異常気象で、昨年の最高気温1度に対し、きのうは、最高気温が、8℃と、考えられないような高い気温でした。
    まあ、今年の冬の雪は、昨年のうちに全部降ってしまったと考え、天気の良いことは、事故もない、災害もない冬ということで、ラッキーとして考え、この陽気のように爽やかに仕事と生活をしていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.1.27

    自家製キムチをいただいて

    毎日、冬なのに春のような、不思議な天気が続きます。昨年の今頃は、大雪により、道路面が見えることがなっかたのですが、今年は、早朝に散歩に出ても、道路の水溜りに氷さえ張っていません。まるで、東京のような天候に喜んでよいのか、複雑な気持ちですが、昨年の大雪、一昨年の台風を考えれば、被害がないことだから、良いことと思います。しかし、天災は、忘れた時にやってきますので、心の準備は、いつも心がけたいものです。

    さて、先日、打ち合わせ中のお客様から「自家製キムチ」をいただきました。お客様の趣味が、キムチ作りということで、どのくらいの腕前かなと、その日の夜にワクワクして、試食しましたら、なんと、市販されているキムチと違い、サッパリとした味に歯ごたえのある触感、そして、爽やかな風味と、本場のキムチとは、ぜんぜん違う味に驚いてしましました。
    つまり、市販のキムチと比べ、とにかくシンプル、いろいろなものが、いろいろな味が、混じっていない。そして、何も足していないし、何も引いていないといった感じです。それは、まるで、作り手の気持ちが込められ、その作り手の考え方やその人そのものが、味に出ているのかなとも、思いました。
    私たちも、住宅をつくり、お客様に提供するとき、やはり、私たち作り手の考え方、作り手の気持ち、心が、住宅に込められなければなりません。ただ、マニュアルとおりにつくるのでなく、そこに住む人とトコトン話し合い、そのお客様の気持や生活を理解し、考え、本当に心から喜んでいただけるものでなければなりません。
    それは、まるで、おもてなしをするお客様に自家製の料理を食べていただくようにその方の好み、趣味、家族、体調を考え、素材にこだわり、仕上がりにこだわり、快適な生活が出来るように その方だけのオンリーワン住宅を作り上げることだと思います。

    by 村上直樹

  • 2007.1.8

    明けまして、おめでとうございます。

    平成19年、西暦2007年の始まりです。今年の初詣は、元旦に三吉神社へ向かいましたが、雪のない、穏やかな天候のためか、たいへんな混雑と渋滞だったので、寄らずにそのまま、高速で、妻の実家の湯沢市に向かいました。ことしは、1月8日まで、お休みをいただきましたので、本当に長い休暇となり、半年分、休んだような気分です。

    さて、今年の秋田の正月は、雪のない、穏やかな三が日となりましたが、なんと、昨日(1月7日)は、十年に一度の「爆弾低気圧」ということで、二つの低気圧が一つになり、秋田県内でも、最大瞬間32メートルで、屋根がはがれたり、ケガ人も出るほどでした。
    実は、その天候の昨日は、犬のジロー君と朝の散歩の時には、なま暖かいほどの気温と穏やかな天気でしたが、その後、風が強くなってくるのを感じ、「これは、危ない!」と思い、早速、午前中のうちにトラックで、現在進行中の建築現場を数箇所廻り、風で飛びそうな廃材などを、片付けたり、集めて回りました。

    「備えあれば、憂いなし」何事も、災難ないことに感謝し、常に災難の起こらないように準備をしておくことが大切だと思います。今朝は、犬の散歩で、道路工事中のお寺の板塀が倒れていたり、掲示板が壊れていたりするのを発見して、そんなにたいした風ではないと「油断」するのではなく、もし、大きな風になったら・・「心配」をして、「行動」したことが、本当に良かったなと実感しました。
    今年も「感謝する心」を持ちながら、「心配する心」と「行動力」を兼ね備えて、頑張ってまいりたいと思います。
    ことしの村上商店にどうぞ、ご期待ください。

    by 村上直樹

  • 2006.12.30

    本年は、誠にありがとうございました。

    本年は、まことにありがとうございました。
    今年の1月の天候は、大雪にははじまりましたが、弊社は、オール秋田スギと自然素材でつくる新築見学会で、スタートいたしました。そして、その後、数々の見学を開催して行く中で、来場されるお客様の生の声を聞きながら、本当にこの仕事させていただけることは、ありがたいことだと、心より感謝しております。
    私の仕事は、お客様の暮らしやライフプランに合わせ、快適で健康になれる家作りをすること。いつも、お客様の喜ぶ顔を想像しながら、する仕事は、本当に楽しく、様々な失敗や問題、そしてどんな苦労にもぶつかりますが、そこを乗り越えるところに感動があり、そして、お客様の喜ぶ顔が、また見えてきます。
    来年は、私達が提案する「健康快適空間」を もっともっと、たくさんのお客様に提供し、たくさんの喜ぶ顔をつくっていきたいと思います。
    どうぞ、ご期待ください!

    by 村上直樹

  • 2006.12.17

    もうすぐ、冬至

    今日は、朝から、ずーと雨降りでしたが、午後になり、雪に変わりました。こんな寒い天候の日曜日でも、弊社の担当者達は、現場完成見学会で、お客様をお迎えするため、外に立って頑張ってくれていますし、来週行われる、「全面リフォーム完成見学会」の現場では、弊社の職人が、内装仕上げに頑張ってくれています。本当にありがとうございます。

    さて、今週の22日は、「冬至」です。朝日生命の生活雑誌に書いてあったのですが、冬至とは、一年の中で日照時間が、一番短いことで知られ、古代では、この「冬至」の日を「太陽復活の日」として、行事が行われていたそうです。
    つまり、古代人にとって、太陽は、「光」「温もり」「植物などの恵み」を与えてくれるものであり、絶対的なものであるため、冬至を境に太陽の照る時間が、長くなるということは、とても、うれしい事だったと思います。
    また、古代中国では、冬至を太陽が、蘇る日と考え、一陽来復(逆境、不運など、良くないことが続いた後、ようやく幸運が向いてくること)とも、称したそうです。古代中国では、冬至を一年の始まりとし、正月に定めていたり、ヨーロッパでも冬至は、太陽復活の祭りであるそうです。
    さて、冬至の翌日、12月23日(土)、24日(日)は、「全面リフォーム完成見学会」を開催します。私の会社もこの「冬至」をきっかけに 復活(?)して、さらに躍進してまいりたいと思います。
    どうぞ、ご期待ください!

    by 村上直樹

  • 2006.12.11

    たくさんのご来場ありがとうございました。

    久々のブログになります。最近も、お客様から、「最近更新しないけど、どうしたんですか?」と、言われることが、多くなりました。人間の習慣とは、恐ろしいもので、良い習慣も悪い習慣も、どちらも、簡単に身につくそうです。ですから、私の最近の早朝は、犬のジロー君の世話をすることと子供達の朝食を作ることで、良い習慣なのですが、そのため、ブログを書かないという悪い習慣が、身についてしまいました。
    しかし、ブログを書くということは、とても良い習慣だと思いますので、私自身、なんとか、時間を作って、いろいろな情報を発信したいと思います。

    さて、12月2日、3日と、秋田市手形におきまして、「オール電化全面リフォーム完成見学会」を開催させていただきました。当日は、会場の表の道路では、大型の道路工事、裏の道路では、水道工事で通行止め、そして、寒波による積雪などなど、最悪のコンデションの中、なんと、約100名の来場者をお迎えすることができました。本当にありがとうございました。
    来場された皆様は、オール電化の暖かい空間と自然素材の仕上がり、明るい間取り、インテリアなど、驚きの声や喜びの声、そして、羨望の声まで、聞かせていただきました。そして、私達が、提案する「健康快適空間」をまた、ひとつ確信することができました。

    これからも、さらに精進、努力し、もっと、もっと、お客様に喜んでいただける住宅を提供して参りたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

    by 村上直樹

  • 2006.11.23

    辰巳琢郎賞をいただいてきました。

    寒さも本格的になり、もう、いつ雪が降ってもおかしくない季節になりました。そういえば、「スタッドレスタイヤ装着月間」は、今月です。早めのタイヤ交換をして、準備万端といきたいところです。

    さて、先週の金曜日に東京・晴海のビッグサイトで、「ジャパンホームショー」の見学と「日本増改築産業協会の年次総会」に出席してきました。ジャパンホームショーでは、最新の住宅設備機器や内装外装にいたる商品の展示を視察し、特に海外の商品の展示が目立ち、デザイン性などを含めて、住宅設計にたいへん参考になりました。
    その後、すり鉢をひっくり返したような建物の東京ビッグサイト6階にて、日本増改築産業協会主催の「ジェルコ・リフォーム・デザインコンテスト」の表彰式に出席しました。そして、プレゼンターの辰巳琢郎さんが、会場に現れると、参加した女性の会員の方々もドーッと入られ、さすが、俳優は、違うなあ~と思いました。
    私は、最優秀デザイン賞の次に賞状を受け取りましたので、とても緊張していましたが、俳優の辰巳琢郎さんも咳ばらいを何回もしていていたので、「んー、やはり、俳優でも緊張しているのかな」と思っていましたら、なんと、ただ、お風邪をめしていられるとのことでした。

    東京には、秋田空港から、朝の8時25分着で、帰りは、午後7時50分発です。ですから、東京への滞在時間は、なんと、11時間にもなります。今回は、家内を連れていきましたので、運転をまかせることとし、夜の食事にビールをいただき、飛行機の中で熟睡し、あっという間に帰宅しましたので、そんなに疲れませんでした。
    そして、東京と秋田は、こんなに近いのに この景気の差は、何だろう?と感じてしまいました。

    by 村上直樹

  • 2006.11.3

    思いやりと親切な心に感動しました

    久々のブログになります。以前は、毎日書くことで、日記として記録に残すことをしておりましたが、最近では、うれしいことがあったり、感動したりした時に書くようになりました。・・・ということは、ここのところ、私は、楽しい事がないという事でしょうか・・・??
    さて、今朝は、本当に親切な方の思いやりに感謝、感動いたしました。それは、先月から、自宅で飼っている、ペット犬の「ジロー君」と、いよいよ、外で散歩の練習をしている、朝の6時半頃のことです。
    散歩の最初の頃は、会社の駐車場をグルグルと回りながら、私の歩く横に沿うようにさせているのですが、この頃は、道路に出て、歩道を歩くようにしています。そのため、車や人間の動きに敏感で、知らない人に対して、ほえてしまったり、まだ、慣れていません。そして、今日は、ナント、初めて、道路にウンチをしました(それも、大量に)。
    ところが、いつもですと、家の中でするものですから、私も処理する物を持参しておらず、「あーあ、どうしよう」と思っていたら、偶然、通り過ぎようとした買い物帰りの自転車の女性が、「あやーっ、袋っっこ、やるが!」と言って、自転車のカゴの中にあるビニール袋の中の野菜を全部取り出し、私にそのビニール袋を渡してくれました。
    私は、大きな声で、「あ、あ、ありがとうございまーす!」、もう、感動モノです。それまで、ジロー君のウンチを素手で持って帰ろうか?それとも、靴下を脱いで、サンタじゃありませんが、その中に入れて行こうか、どうしようか?と、悩んでいたところにその女性の親切な行動には、本当に頭が下がりっぱなしでした。
    以前は、ペットのウンチを拾っている人を見て、臭いだろうな、なんで、そこまでして、犬を飼うのかなあ?と思っていましたが、今、自分が、同じことをして、そして、親切な心に出会い、ペットを飼うという事は、思いやりの心と世話をする心とマナーを育てる事にもなるんだなあと思いました。
    そして、帰りがけ、交差点で、信号待ちをしながら、ちょこんとお座りをしている、ペットのジロー君を その可愛らしさに 通り過ぎる車の中から、笑顔で見ている人を見たとき、やっぱり、ペットはいいなあと思いました。ということで、明日からは、ちゃんと袋を持って、散歩をしたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.10.16

    チャリティ感謝祭開催!

    10月14日土曜日に弊社向かいの空き地にて、「秋のチャリティ感謝祭り」と題して、イベントを開催いたしました。
    今回のイベントのきっかけは、私達が、リフォームや新築工事で、余った材料や資材を無料で提供したり、格安で販売したりすることで、ゴミを出さないこと、地域の環境を守り、物を大事にする心を育み、また、その収益金のすべてを日本赤十字社や24時間テレビなどに寄付することで、社会に貢献できる会社になろうと思い、開催いたしました。
    当日は、爽やかな秋晴れで、行楽日和の日に、なんと、一日で300人以上のたくさんのお客様にご来場いただき、まことにありがとうございました。お手伝いや協賛をしていただいた方々には、心より、御礼申し上げます。
    これをきっかけに弊社は、益々、地域社会に貢献できる会社を目指してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

    by 村上直樹

  • 2006.10.9

    ジェルコデザインコンテスト全国大会受賞!

    このたび、第十四回ジェルコデザインコンテストにおいて、「辰巳琢朗特別賞」をいただきました。俳優の辰巳琢郎さんは、ジェルコ(日本増改築産業協会)の特別審査員ですが、その賞は、コンテストの入賞者の順位からいきますと、なんと、応募者数368作品の中で、全国最優秀賞につぎ、二番目の賞でした。(まさに、驚き、桃の木、山椒の木です。)

    実は、このデザインコンテストには、3年前から出品していまして、今年で、3年連続の入賞になります。そして、今回が、特別に高い評価を得られた作品となりました。本当にありがたいことですし、お施主様にも感謝申し上げたいと思います。来月、東京で授賞式がありますが、妻が、「辰巳琢郎に会いたい!」と言っておりますので、私でなく妻に行ってもらおうかなと思っております。

    「デザイン」については、様々な考え方があります。デザイン重視をしすぎると、生活者にとって、とても、住みにくい家になってしまったりしますが、リフォームの場合は、「暮らしを改善する」ということが、「最重要目的」ですので、デザイン性の高い、そして、生活しやすい空間でなけれなりません。ですから、常に「五感」に心地よい、快適な空間づくりをするように心がけています。

    インテリアには、「感性」が必要になります。その「感性」は、様々なものを見たりするだけでなく、なぜ、そのインテリアが、素敵なのか、心地よいのか、美しいのかを発見しなければ、磨くことはできません。しかし、そう簡単には、発見できないところが、とても面白いところだと思います。

    今回の受賞をきっかけにまた、新たなインテリアにチャレンジして参りたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.9.29

    コンパニオンアニマル

    「コンパニオンアニマル」とは、安心して人の社会の一員として、家族になれる動物たちです。たとえば、犬や猫などのペットのことだそうですが、世界には、様々なコンパニオンアニマルがいます。馬や象、ラクダなどは、交通や運搬手段として、社会に役に立っていますので、まさに、「ビジネスアニマル」ではないでしょうか?
    犬や猫たちは、言葉ではなく、体全体をつかって、気持ちを伝えようとします。そのようなメッセージを受け取る力を「非言語理解力」と言うそうです。私たち家族が、この「非言語」のコンパニオンアニマルと一緒に暮らすことで、人の話や気持ちを理解できる思いやりある子供に育てることにも役にだつそうです。
    私の家族の一員である5ヶ月になるミニチュアシュナウザーのジロー君は、まさに喜びも悲しみも体いっぱいに表現しますので、こちらも、体を使って、その気持ちを受けとってあげるようにしてます。また、決して叱らないようにしています。ウルサイとか、汚したとか、言うことをきかないとかで、人間が、叱ってしまうと、犬は、おびえたり、見ていないところで、嫌がらせをしたりするそうです。
    ですから、叱らないで躾けなければなりませんので、とにかく、うるさくても、ウンチを家の中にしても、手や足を噛まれても、とにかく、抱き上げて、スキンシップするようにしています。そうすることで、私とジロー君との間に安心、信頼が生まれ、おとなしくなり、言うことを聞き始めてきたような気がします。
    「許す」という、人生の中で、とても重要な精神的行動力を 小さな犬を飼うことで、私が、またひとつ身に付けることができたような気がします。何事も、「許す」そして、「愛する」ことで、お互いに「愛される」関係になっていくのだと思います。さて、明日もまた、早朝から、ジロー君と鬼ごっこをして、運動不足を解消したいと思います。

    まるで、タレント犬のようにカメラ目線のジロー君です(女の子は、小学校の娘の美樹です)
    miki

    by 村上直樹

  • 2006.9.24

    住宅完成見学「体感会」開催中!

    昨日から、秋田市牛島東一丁目において、秋田スギの家「住宅完成見学会」を開催しています。今回の住宅は、外観から見ると「和風」のイメージですが、この住宅の内装仕上げは、秋田スギをふんだんに使用した、シンプルモダンの明るくお洒落な空間になっていますので、是非、ご来場、ご覧ください。次週の土日、9月30日、10月1日の二日間で、最終見学会を開催しますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

    さて、私が、秋田スギにこだわる理由のひとつは、「地産地消」という考え方が、好きだからです。秋田は、海、山、川などの自然の美しさに加え、昔から米や農産物が、豊富であり、恵まれています。また、地元で採れた野菜や魚をたっぷり食することで、健康になり、地元の山から伐採された秋田スギの住まいで暮らすことで、心と体を癒され、「秋田に住みた~い!」という人が増え、秋田を訪れた人にも「秋田スギの家は、いいなあ~」と言われ、観光に訪れる人にも評判が良くなり、地元の活性化にならないかあと思います。
    今回ご来場いただいたお客様のほとんどの方が、リビングに入るなり「わーっ、素敵だわ~!」と言っていただき、本当に良かったなあと思います。それは、いままで、私が、こだわり続けてきた「美しい秋田スギ」を来場された方々に認められたことであり、これから、村上商店が、作り続ける住まいに自信をもって、使用していけると思ったからです。
    住まいは、お客様ひとりひとりの個性を大事にし、喜んでいただける仕上げにしなければなりません。それは、リフォームであれ、新築であれ同じです。そして、もっともっと、お客様に喜んでいただけるために勇気を持って、どんどんチャレンジし続けることが大切だと思います。村上商店がつくる住宅、「秋田スギの家」にこれからも、どうぞ、ご期待ください。
    牛島1
    完成見学会の住宅の写真です。9月30日(土)、10月1日(日)の二日間行います。
    牛島2

    by 村上直樹

  • 2006.9.2

    秋田で頑張れる会社になる

    毎朝、爽やかな日々ですが、私は、生後4ヶ月になる我が家のペット、ミニチュアシュナウザーのジロー君と早朝から、約1時間ほど遊び相手をしてあげなけれなならないので、最近は、早朝ウォーキングができずに、朝から家の中で、ジローを追っかけたり、一緒に走り回ったり、インナーウォーキングをしております。

    さて、「仕事」と「勉強」は、両立するか?というよりも、仕事が勉強であり、勉強が、仕事でもあると思います。ですから、研修であるとか、社員教育であるとか、視察であるとか、会社では、社員のレベルアップに費用を使うことになり、その社員のレベルアップが、その会社のレベルアップになっていきます。
    大手企業では、そのようなことは、当たり前に行われているのでしょうが、中小零細企業では、やはり、そこまでの費用を出せないのが、実情だと思います。また、社員にとっても、勉強したくても、実際には、仕事に追われ、時間もなく、会社と家庭に振り回される日々ではないでしょうか?
    今朝の魁新聞に日銀の新しい秋田支店長のお話が、掲載されていました。「秋田の人口は、自然減に加えて、社会減が年間4千人から5千人。雇用を創出するような産業を築く方向に向かって努力するしかない」とありました。秋田で生まれて、秋田で育ち、秋田に戻って暮らせる社会にならなければ、ならないと思います。
    いつも、東京に行くと、「ここは、住むところではありません」と私だけでなく、誰もが言いますが、でも、地方や秋田に住む人は、どんどん減っていくという現象は、やはり、大きな問題だと思います。ですから、私は、地元秋田で雇用を創出している会社、社長に対しては、いつも、心から尊敬しています。いつか、私もそうなりたいと思います。

    昨日、財団法人あきた企業活性化センターより、先日の審査結果の通知がきました。「計画を認定する」ということで、私の主張する地元企業としての事業計画が、認められました。新しい住宅建築サービス業を目指し、これからも、もっともっと頑張ります。ありがとうございました。

    by 村上直樹

  • 2006.8.31

    リフォーム・リノベーション・リユースの時代

    だいぶ、涼しくなり、毎日、爽やかな朝を迎えることができ、これから、秋に向かい、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、などなど、秋は、何をするにも良い季節になります。

    さて、今日は、秋田県建築設計事務所協会の主催で、「適合証明技術者」の講習会が、あります。適合証明業務とは、住宅金融公庫が行う証券化支援事業(中古住宅)に係る融資の申込み等の依頼に基づき、物件調査(書類調査及び現地調査)を実施して、当該住宅が、公庫の定める基準に適合するか否かについて、判定を行うものです。

    そして、この「適合証明書」または、「審査判定書」の作成にあたっては、建築士の専門的な知識を持つ、建築士会に登録している「適合証明技術者」等が、行うことになっています。
    たとえば、建築確認日が、昭和56年6月1日以前なのか、以後なのか、または、木造建築でいえば、基礎が、一体の布基礎か、建物の形が変形でないか、クラックがないか、壁の配置のバランスが良いか、筋交いはの有無、壁の割合、オーバーハング(二階の突出)の大きさ、建物が傾いていないか(出隅で、1000分の6以上の傾き「1mの高さで、6センチの傾き」の場合は不適合)などなどをチェックしていきます。

    特に最近の住宅は、新築だけでなく、中古住宅の売買も多くなり、また、既存の建物をリフォームすることにより、新築のようになりますので、金額も大きくなり、今後は、そのよな住宅対する融資の取り扱いも、金額も大きくなると予想されます。いわゆる、リフォーム・リノベーション・リユースの本格的な時代になります。

    新築するときもリフォームするときも、ヨーロッパのように日本の住宅も、日本らしい家屋として、今あるものを大切に そして、次の時代に残せるようにしていけたらいいなあと、いつも思います。

    by 村上直樹

  • 2006.8.29

    経営計画と会社理念

    昨日は、秋田県庁の東庁舎で、「平成18年度経営改革綜合支援事業」の二次審査のためにプレゼンテーションを行なってきました。今回のテーマは、企業の体質改善についてです。やはり、会社は、常に進化し成長していかなければ、老化し衰退し消滅してしまいます。そのため、過去と現状と未来を見据えた経営計画が、必要になります。
    今回は、助成金を受けれる中小企業支援センターに事業計画の申し込みをしておりましたら、一時審査がとおり二次審査を受けました。プレゼンテーションということで、8人の審査員と7人のオブザーバー、計15人の前での発表は、少し緊張しました。(なんと、やっとの思いで、パワーポイントで作った資料が、パソコンの具合が悪く、紙資料での発表になり、大変でした・・・残念)
    弊社は、大正5年の畳業からはじまり、今年で、90年目になります。最近では、企業の寿命が、30年とも言われ、新しい企業が、簡単に生まれては消えていく時代になりました。しかし、会社経営をしていくことは、お客様がいる限り、存続していかなければなりらないし、そのことが、お客様、社員、取引先に対する使命だと思います。
    住宅リフォーム業は、10年前は、まさに「成長期」であり、「普及期」でした。それまでは、リフォームというと、「クレーム産業」といわれ、「工事費がいくらかかるかわからない」「どこに頼んでよいかわからない」「細かくて頼みずらい」「頼んでも来てくれない」と言った苦情が多くあり、その点を改善した、「リフォーム会社」が、急成長しました。
    しかし、現在は、そのリフォーム業は、「成熟期」となり、「選択期」となり、様々な業者が、リフォーム業に参入してくることで、需要が、供給を上回っていた時期から、一変して、供給が、多くなり、お客様が、会社を「選択」する時期になりました。そうしますと、やはり、サービスの点では、「本当にお客様のことを考えてくれる会社」、そして、技術の点では、「お客様の好みに合った仕上げをしてくれる会社」に依頼がいくことになります。
    そして、そこには、「価格」ではなく、「価値」が、重要になってきます。つまり、「安もの買いの、銭失い」とならないように、私達は、お客様に対し提供する住まいの「価値」が、「価格」を上回るものを作成しなければなりません。価格だけで決めてしまい、「安いから」しかたがないか?と言われないようにしなければなりません。
    そして、また、建築業には、「社会的責任」というものもあります。お客様の安全と健康で快適な暮らしをサポートし続けなければなりません。住宅リフォームから建替え、そして、新築まで取り扱う会社として、弊社の会社「理念と社是」も、それにより進化しました。
    会社理念と社是 「シンプル・スピード・クオリティ」
    建築サービス業の村上商店は、社会に愛される会社をめざし、地域の発展と愛するお客様と誠実な社員のために健康で快適な空間を創造し、住まいに夢と安心を提供し続けます・・・がんばります。

    by 村上直樹

  • 2006.8.27

    移動室内空間の使い方

    昨日は、二ヶ月に1度の木造建築設計の勉強会です。朝、新築の現場の進行状況をを確認してから、秋田空港から東京に向かいました。秋田空港では、機内への持込チェックで、また、忘れて、カバンの中の筆箱にカッターナイフを入れてしまっていたため、処分してもらいました。しかし、いつも、透視カメラには、「よく見えるなー」と感心してしまいます。
    東京は、曇り、温度は、25度で、秋田より涼しい感じがしましたが、ここ二日間だけだそうです。いつも、関東方面の方には、「秋田ですか?ずいぶんと遠いところから、ご苦労様です」と言われますが、私としては、飛行機で1時間、自宅から車で、都心の目的地まで、ドアTOドアで、約2時間半程度ですので、そんな遠いといった感じはしません。簡単な本を1冊読んでいるうちに到着してしまいます。
    交通の便というと、秋田の道路も15年前ですと、秋田市と妻の実家の湯沢市は、車で2時間かかっていたのが、現在、高速道路ですと1時間程度で到着しますので、ずいぶん、早く楽になったと思います。この1時間から2時間というのが、交通機関の限界時間でないかと思います。これが、連続3時間となると、やはり、腰や肩に「旅の疲れ」が、出てきます。
    ですから、私の場合は、新幹線は、椅子に座りっぱなしですので、パソコンや試験勉強するのに、飛行機では、短時間ですので、空の上で考え事や本を読んだりするのに、とても気持ちの良い空間になります。住宅の中の室内空間だけでなく、移動時間の室内空間の使い方も、楽しんでみるのも面白いと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.8.25

    下水道施設のありがたさ

    今朝は、窓からの涼しい風で起きました。毎朝、生後4ヶ月になるペット、ミニチュアシュナウザーの「ジロー」の遊び相手をします。まだまだ、赤ちゃんですので、わがままでしょうがありません。どのように躾をしていこうか、現在、模索中です。
    昨日は、下水道排水設備の講習がありました。私は、給水装置の資格は、あるのですが、排水の資格がないため、受講することにしました。実は、この「給水」と「排水」の二つで、水道施設ということになります。しかし、なぜか、資格は、別々に取得することになります。
    水道工事の職人は、自社の社員でいるのですが、やはり、その仕事を取り扱う小さな会社のトップとして、その仕事ことをしっかり知り、お客様に対して、技術だけでなく、正確な知識と新しい情報を常に吸収し、発信していかなければならないと思い、住宅に関わる、ありとあらゆる資格を取得しようと、いつも思っています。
    「給水」とは、水道水が、給水管を通じて、蛇口から取り入れ、飲料水として、食器洗い、洗濯、お風呂、散水などに使います。ですから、その水のことを水道水として、とても大事なものだと感じていますが、この「排水」というものも、とても大事な施設になります。
    もし、自宅で使った汚れた水をその辺に流しだしたり、当たり前に使っている水洗トイレの排水が、詰まってしまったら、とても困ってしまうと思います。しかし、何気なく、毎日、当たり前のように使っているこの「給水」と「排水」は、セットで、日常不可欠なものになっています。
    快適、便利に使える下水道施設に感謝しながら、生活して行きましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.8.24

    「美女と野獣」に学ぶ

    朝夕が、だいぶ涼しくなってきたような気がします。もうすぐ、暑さも峠を越えるのでしょうか、そうなって欲しいです。
    先日、読んだビジネス書の中に商売の面白い事例が、載っていました。それは、お客様に愛される店になるためには、ディズニー映画の「美女と野獣」に学べというものです。その中の物語を紹介します。
    ある国に甘やかされわががまに育った王子がいました。ある日、城にやってきた老婆の「バラの花と引き換えに一晩とめて欲しい」との願いを拒んだところ、実は、その老婆は、魔女で、罰として王子を醜い野獣にしてしまいます。魔法を解く方法は、たった一つ、魔女が置いていったバラの花が枯れてしまう前に、王子が人を愛することを学び、相手からも愛されること。(・・・でも、誰も、醜い野獣を愛せないですよね)
    一方、その町には、発明家の父親と二人で暮らしている美しい娘、ベルがいました。ベルは、道に迷って城に閉じ込められてしまった父親の身代わりとして、城で野獣と暮らしはじめます。ベルは、醜くてわがままな野獣を嫌い、つい森へ逃げ出すことに成功しますが、そこでオオカミの群れに襲われます。あわやというとき、野獣が助けに来ました。しかし、ケガをしてしまった野獣をベルは、城に運び、看病します。こうして、二人に恋心が芽生えます。
    しかし、ベルの父親が病気になったことを知ると、わがままな野獣は、ベルを家に帰してしまいます。かけられた魔法を解くことより、ベルの気持ちを優先させたのです。そして、「だって、彼女を愛しているから」と野獣は家来にかたります。(・・・・野獣は、自分の利益より、相手の立場や気持ちを優先させたんですね・・・もう、人間に戻れないかもしれないのに・・・・)
    その時、ベルと結婚したがっているわがままな男、ガストンが、町の人たちを率いて城を攻めてきました。最初のうちはベルを失って気落ちしている野獣が劣勢でしたが、そこにベルがやってくると立ち直り、ガストンを追い詰めます。しかし、とどめは刺しません。野獣は、ベルの元に歩み寄りますが、その隙にガストンに刺されてしまいます。瀕死の野獣に、ベルは泣きながら「愛している」と言いました。その瞬間、魔法が解け、野獣は、王子の姿に戻りました。バラの花びらが散る直前のことでした。二人はその後、結婚し、末永く幸せに暮らしました。
    というあらすじですが、私は、感動しました。この中には、本当に商売の原点が、盛り込まれています。お客様に愛される店になるためには、こちらから、愛している愛しているといっても、愛してもらえない。それは、お店が、本当にそのお客様のことを愛していると知ってもらった時、愛してもらえるというものです。愛とは、相手の長所も短所もすべて受け入れることだそうです。
    社会にお客様に愛してもらえる会社になりましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.8.23

    表参道ヒルズは、すごかったけど・・・

    先日、お盆休み中に東京の表参道ヒルズに行ってきました。やはり、出来たばかりなのか、物凄い人ごみでした。エレベーターやエスカレーターがあるのですが、各階の通路が、傾斜しているスロープです。ですから、まるで、坂道の商店街を歩いているようなイメージでした。

    早速、娘に「写真とって!」と言いましたら、「おとうさん!ここ撮影禁止だよ!」と言われてしまいました。どうして、撮影禁止かわかりませんでしたが、表参道や六本木は、やはり、私の年齢や職業では、あまり縁のないところですので、物珍しさで、1枚撮ってもらいました。
    どのお店も、混雑していますし、とてもお洒落でしたが、その中の和菓子喫茶店に入ってきました。素敵なインテリア店内は、若者向きかなと思いましたが、店内にいるお客様は、ご年配の夫婦やグループが多く、以外でした。しかし、そのメニューを見ると、和菓子の老舗の喫茶店であることが、わかり、納得しました。(値段も高かった~)

    老舗といえば、私は、まず、「神田の藪そば」に行きます。今回の旅行でも、楽しみにしてましたが、お盆期間中は、お休みでした。「神田藪そば」の魅力は、その味にもありますが、その「雰囲気」です。昔ですと、「いらっしゃいませーーーー」という女性の高く長い声で、お客様を迎える挨拶は、まさに感動ものでした。最近では、なくなったようですが、店の番台の雰囲気で、そのなごりがあります。

    老舗として、新しいジャンルにチャレンジしたり、老舗として、その雰囲気を守り続けたり、やはり、老舗として、長く続けることは、見える部分だけでなく、見えないところでも大きく変化、進化しているのだと思います。
    わたしも、がんばります。

    by 村上直樹

  • 2006.8.21

    住環境福祉コーディネーター

    皆様、猛暑お見舞い申し上げます。毎日毎日、35度前後の高温が、続きます。やはり、この暑さは、どんな人にも、大きく体力を消耗させますので、栄養補給、睡眠には、十分気をつけて、乗り切っていただきたいと思います。
    さて、合格しました。「福祉住環境コーディネーター2級」に初挑戦して、なんとか、資格を取得いたしました。全国の受験者数は、2万4千370名で、そのうち、合格者数は、7千207名ということで、なんと、合格率29.6%の狭き門でした(なんちゃって・・・)。
    毎朝、1時間から30分間、3ヶ月間勉強しました。そのため、早朝ウォーキングや、早朝に書くブログが、おろそかになり、運動不足や、寂しいブログになってしまいましたが、合格して、ゆっくりしましたので、また、はじめようと思います。
    今回合格した「住環境福祉コーディネーター」とは、病気をもつ高齢者や障害者の方々やその家族のために、安心して暮らせる住空間を提案し、提供するのが、仕事です。そして、それは、保険、医療、介護、建築だけでなく、地域全体で取り組むノーマライゼーションの地域社会づくりに貢献することを目指します。
    また、私たちが、リフォームや新築の建築業として、いつも行っている、ライフスタイルの提案ということを福祉にあてはめ、「住環境福祉コーディネーター」として、高齢者や障害者の方々に「住まい」に合わせた暮らしから、「暮らしに合わせた住い」の発想の転換をしていただき、だれも安心して暮らせる「福祉住環境づくり」を目指します。
    合格通知とともに大量のセミナーの案内も届きました。資格をとっても、それを生かす仕事ながなければ、意味がありませんし、また、資格を取得しても、勉強しないでいると忘れてしまいます。つねにスキルアップし続け、お客様に喜ばれる仕事をしてまいりたいと思います。資格をとってからが、本物の勉強です。がんばりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.8.7

    祭りの後の「もどり竿灯」

    秋田市竿灯大通りで、4日間つづいた竿灯祭りも昨夜で終わりました。昨年から、地下道の道路工事が行なわれ、その出入り口が、竿灯大通りでしたので、開催できるかなと思っていましたが、観覧席も毎年のように組み立てられ、いつものように行なわれました。
    今回の竿灯で、気付いたことは、観光客も多いのですが、むしろ、祭りに参加し、お囃子や太鼓を叩いている地元の子供達を応援する親達も多いんだなあと思いました。東北三大祭と言われ、観光の名所となりまししたが、その竿灯祭りもやはり、地域の祭りであり、地元の人が、参加すること、楽しむことが、大切だと思いました。
    昨夜は、竿灯祭りを見て、久しぶりに家内と外食をしました。そして、祭りが、終わってから、それぞれの町内で竿灯を上げる「もどり竿灯」を楽しみながら、自宅に戻りました。帰宅途中に観光客らしい人から「なんで、こんなところで、竿灯を上げているんですか?」と聞かれ、「これは、戻り竿灯と言って、祭りが終わったあと、それぞれの町内に帰って、また、上げるンですよ」と言うと、「いいなあ、こっちのほうが、情緒があるなあ、見ていこう!」と言って、カメラを持って走っていきました。
    豊作を祈る竿灯祭りも、天候に恵まれ終わりました。そして、いよいよ、お盆です。大人の夏休みも、もうすぐです。

    by 村上直樹

  • 2006.7.26

    上質な木の家と素朴な家具

    先日の土日に開催しました「住宅リフォーム完成見学会」は、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。心より、御礼申し上げます。
    今回のリフォームは、お施主様の「ああしたい、こうしたい」という「わがまま」と「夢」を実現する為にチャレンジした住宅です。昨日の見学会にご来場いただいたお客様は、以前リフォームをした時に「ああしたい、こうしたい」と言うと、その業者の人が、『できません、できません』の一点張りで、面白くないとおっしゃっていました。
    確かにお客様の夢は、実際の現場では、作業上や状況、環境から考えて、無理な場合もありますし、むしろ、お客様の言われたままにやることで失敗をして、逆にクレームになってしまう場合もありますので、「できません」と言ってしまったほうが、無難な場合も多々あります。
    しかし、私は、違います。とにかく、お客様のためにやってあげたい。そして、お客様のためだけでなく、自分のためにも、チャレンジしてみたいと思います。もしかして、失敗して、お客様に嫌われるかもしれない、しかし、やらないで失敗しないより、チャレンジして失敗しても、やり直すことで、また、認めてくれるお客様と永いお付き合いをしていくことで、会社も自分も成長していくと思います。
    会社の私の部屋には、「良い顧客、良い社員、良い住宅」というキャッチコピーが、張り紙が、貼られています。私がつくった言葉ですが、これは、お客様から、教えられることが、本当に多いこと、そして、本当に良いお客様の声を素直に聞き、行動することで、よい社員になり、よい住宅をつくっていけると思います。
    これからも、もっともっと良い家をつくるためにチャレンジし続けます。
    宜しくお願いいたします。

    by 村上直樹

  • 2006.7.21

    落語で知る大事なこと

    先日読んだビジネス書の中に落語の話が、載っていました。落語は、最近聞くことがないので、忘れていましたが、日本の芸能の中で、伝統があり、わかりやすく、とても教養のある楽しみだと思いました。
    落語には、人を笑わせるお話や、泣かせる人情話しなどがあります。昔の江戸っ子が出てくるお話や、そして、みんな貧乏なんですが、とても楽しく、その時代の暮らし方、考え方がわかるようなお話が、なぜか、心をほのぼのとさせてくれます。
    落語の「井戸の茶碗」というお話しでは、正直者の清兵衛というクズ屋さんが、長屋に住む、貧乏な浪人親子から仏像を買い取り、ほとんど自分の利益を乗せずに、転売します。そして、その買い手の細川藩士、高木作衛門が、その仏像を磨いていると、なんと中から五十両もの大金が、出てきます。さあ大変!ということになりましたが、売り手の浪人も、買い手の藩士の作衛門さんも「自分が、その金を受け取るわけには行かない」と言って大騒ぎになります。
     ...ということですが、通常、自分で購入したものですから、お金が入っていると、「しましめ、儲かった」とばかり、自分の物にしてしまうところですが、落語では、そのお金よりも、もっと大事なことを教えてくれます。

    そして、落語のお話しの続きは、結局、売り手に二十両、買い手に二十両、そして、仲介者の清兵衛さんには、十両といことにし、そしてまた、今回の事件を決着するために、一番頑固な売り手の浪人が、普段いつも使っている汚い茶碗を藩士の細川様に買ってもらったという形をとって、一件落着します。
    ところが、今度は、その茶碗が、実は、「井戸の茶碗」という名器だとういうことが判明し、その藩士のお殿様が、その汚い茶碗を なんと三百両で、お買い上げになるというお噺です。

    最近、「拝金主義」とか、お金のため、金儲けのため、などと、とにかくお金の方が、まず先に来てしまう最近の世の中ですが、この落語の世界では、汗水たらさないお金、訳のわからないお金は、いただけないと言う事になります。

    最後にこの三百両を誰が、受け取るかということですが、その茶碗の持ち主の浪人の娘(掃き溜めに鶴と言われている)を正直者の藩士、作衛門が、嫁にもらうということで、三百両の支度金を受け取り、めでたしめでたしということになるそうです。そして、最後に仲介者の清兵衛が、藩士の作衛門に「このお嬢さんは、磨けば大変なものになりますよ」というと、「いや、磨くのは、やめとこう、また、大金が出ると困る・・・」という、落ちでした。
    何事も、磨けば、光ります。自分を磨きましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.7.15

    楽天主義(OPTIMISM)より

    昨日、今日と、親戚(父の実弟)のお通夜、葬式があり、出席をしていました。その方は、私の叔父さんになりますが、東北大学を出て、秋田の地方銀行に勤め、新潟支店長の時に脱サラをして、居酒屋チェーンの1店舗からスタートして、いまでは、息子さん(私のいとこ)が、社長になり、50店舗500人の従業員を抱える会社に成長し、現在、上場企業を目指しています。
    彼(私のいとこ)の凄いところは、とにかく、勉強好き、研究好きなところにあります。昨夜、隣の席の取引業者の方から、聞いたのですが、たとえば、商売柄、東京の居酒屋などに一晩で何件も視察に行くわけですが、普通の人では、どうしてもお酒が入ってしまい、適当になりがちなところが、驚くくらい誠実であり、まじめであり、酔ってお話しても、翌日、しっかり覚えているということでした(私とまったく逆ですが・・・)。

    どこの葬式でも、お坊さんのお経を聞き、そして、最後にお話を聞くわけですが、いつもそのお話に、感心をしたりします。今日、気になった言葉は、「どんなことも、過ぎてしまえば、すべて幻・・」という内容が、お経の中に出てきました。私なりに解釈したのですが、どんなに楽しいことも、うれしいことも、過ぎてしまえば、「そんあこともあったなあ」と思うだけで、実際には、今現在のこと、明日のことを喜んだり、悲しんだり、心配したりします。
    人間にとって、時が、すべてを解決してくれたり、忘れさせてくれたりします。ですから、過去の成功に思い浸っていても、過ぎてしまったことや失敗したことにクヨクヨしても、どちらも解決しません。いつも、明日に希望を持ち、夢を持たなければなりません。
    先日読んだ、ヘレンケラー著の「楽天主義(OPTIMISM)」の中に、感動した言葉がありました。・・・「神からの贈り物」ブラウニングも詩から、「不完全なものがあるから、完全なものがなければならない。すなわち、完全は、不完全より生ずるものである。失敗は、次に来る勝利の前兆である」そして、「幸せの扉がひとつ閉じるとき、別の扉がひとつ開く。けれど、私たちは、閉じたほうばかり見つめていて、私たちのために開けられた扉に気づかないことが、多い。」

    最後にヘレンケラー著「楽天主義」より「明日は、今日より美しい。明後日は明日よりさらに美しい。楽天主義者は、そのように信じている」・・・・・ 楽天主義でいきましょう!

    by 村上直樹

  • 2006.7.12

    宇宙服と断熱材

    昨日は、朝からとても蒸し暑く、秋田市は、最高気温31度くらいになり、私の車の室外温度は、なんと、運転中に34度を表示していました。いよいよ、これから、本格的な夏の到来になります。
    暑い、寒いという季節には、外の熱を内側に伝えない「断熱」が、効果をだします。外の暑さが、内側に伝わらなければ、暖房や冷房の効果を発揮するわけですが、その素材は、最近、様々な種類のものが開発されています。
    先日、NASAの宇宙服に使われている素材ということで、厚さ1cmくらいのアルミ箔に包まれた断熱材を見せてもらいました。宇宙服ですから、軽くなければなりませんし、遮熱効果も抜群になければなりません。それに使われているということで、建物にも活用されているとのことでした。
    しかし、その素材は、よくお菓子や壊れ物に包まれてくる「プチンプチン」してしまう空気の入ったビニールシートにアルミが張られた簡単なものでした。「これで、宇宙空間で、大丈夫・・・?」と聞いてしまうくらい、簡単な素材でした。
    いずれ、どんな大きな難しい発明も、とても小さな日常の簡単なことから生まれてくるのかもしれません。何事も、あまり、難しく考えて行動しないのではなく、簡単にして行動してしまいましょう。そこで、きっと、何か名案が、浮かんで、きっとうまくいくと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.7.8

    マンションリフォームと住環境

    大雨も去り、やっと、夏らしい天気になりました。今日は、午前中にお客様のマンションリフォームの完成検査立会いに行ってきました。そのマンションは、築25年以上もなる、秋田でも一番古いマンションですが、とても都会的な雰囲気をもったロケーションと場所に建っています。今回は、そのお客様の娘様が、東京で、リフォーム関係の仕事をされているということで、インテリアコーディネートは、ご自身で行われ、とても素敵な室内空間に出来上がりました。
    そこで、「是非、完成見学会をさせてください!」とお願いしましたが、事情があり、誠に残念ですが、お披露目できませんでした。でも、写真を撮影させていただくことは、許可をいただきましたので、後日、ホームページ上で、素晴らしい出来栄えの「ビフォー・アフター」を公開させていただきたいと思います。
    マンションの場合は、屋根、外壁や外構、増築などといった、外回りの工事がありませんので、限られた室内空間の中で、いかに広く、美しく、快適にするかが、ポイントになります。ですから、マンションリフォームは、建築的な考えの男性よりも、インテリア思考の女性の感性のほうが、インテリアコーディネートを含め、向いているのかもしれません。
    特にこれからは、高齢化社会になり、一人暮らしの老人も多くなり、大きな住宅やお屋敷に住むのではなく、いかにコンパクトに安全で、快適に楽しく過ごせるかが、ポイントになってきますので、マンションは、重要な高齢者対応住宅になっていくのでないでしょうか?

    さて、いよいよ、明日は、福祉住環境コーディネーターの試験日です。そのため、高齢者や障害者に対する住環境について、少々勉強しましたが、しかし、その環境作りには、建築関係者だけでなく、そこには、家族を含め、医療関係、福祉関係などの様々な職業の方のチームによって、実現されます。何事も一人では、なにもできません。何ごともみんなのおかげで、出来上がります。そして、いつも最後に、そこに関わったみんなが、お互いに喜べるるように頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.7.6

    今日の朝食

    今年の6月は、雨も少なく、冬の大雪の影響で、「からつゆ」と思われましたが、秋田市は、今週の7月3日月曜日から大雨で、一部床下浸水になった地域(秋田市下新城)もあり、全国版のテレビニュースでも、取り上げられました。そして、なんと、多いところで、1日に200ミリの雨ということで、通常1ヶ月に降る雨量を一日で、達成してしまったそうです。
    そんな訳で、早朝ウォーキングもせず、毎朝何をしているかというと、実は、先月から「住環境福祉コーディネーター2級」の試験勉強をしています。今週の日曜日に試験があるのですが、この試験は、「高齢者や障害者」に対して、どのような住宅環境が、良いのか、在宅介護のための改修などを、それぞれの個人個人の状況に合わせて、提案できる人材を育てる目的の資格です。
    ですから、建築士であっても、高齢者や障害者の病状を知っていなければ、的確な設計は、できませんし、せっかく、住宅を作っても無駄な空間になったり、使いづらかったりしますので、住環境コーディネーターの資格を持ち、そのご家族、ホームヘルパー、ケアマネージャー、作業療法士などの方々と、よく打ち合わせをしながら進めていかないといけないと思いました。
    勉強してみて、いろいろな病気と病状を知ることで、まず、自分が、健康であることに心から幸せを感じ、障害者や病気をもつ高齢者やその家族の方々に対し、本当に深く頭がさがる思いがしました。人間、どうしても、病気や障害のことを考えたくない、遠ざけたいという気持ちがありますが、そうではなく、本人も回りの人たちも一緒に共生していく、楽しんでいける在宅介護や地域社会になったら良いと思います。

    そんなこと考えながら、勉強しているうちに朝食を作る時間になってしまいました。私が作った今日のメニューは、カリカリベーコンにゆで卵とジャガイモとトマトとレタスサラダ、そして、アスパラと玉ねぎとニンジンの野菜スープ、そして、昨日の残りの釜飯をピラフ風にして、デザートには、サクランボと自家製粒粒ブルベリーとヨーグルトでした。長女は、全部食べてくれましたが、次女は、学校の準備に振り回され、半分残して行きました(プンプン)。

    by 村上直樹

  • 2006.7.3

    樹のある風景

    早朝ウォーキングの気持ち良さは、静かな町並みと爽やかな空気を肌で、感じるところにあります。いつも、歩く道は、小学校の頃、通学に利用した寺町通りです。しかし、この寺町の一部が、路拡張のため取り壊され、お寺と墓地は、移転してしまいます。そして、昔から、私たちを見守っているように立っていた、大きな楡の木も切られてしまうのではないかと、今、とても、心配しています。

    先日、訪れた北欧のデンマークやスウェーデンの住宅街は、まるで、森の中にいるような雰囲気でした。そこには、日本のように人工的につくられた日本庭園や箱庭はなく、本物の天然の樹木や自然を 自分達のウッドデッキや室内から見えるように住宅をレイアウトして建てているようでした。

    それに比べ、日本の造成した住宅街は、どうでしょう?販売業者が、数を多くして売るため、自然生かすのではなく、自然を取り壊し、できるだけ住宅が建てれるように設計され、住む人の個性を主張した様々な形の家が、コンクリートや石油製品を駆使して、出来上がり、無国籍で、無機質な、バラバラな町並みになってしまっています。

    美しい自然を生かし、昔からあるものを壊さず生かし、伝統と文化を残し、後世に喜ばれる美しい町並みにしていくことが、大事ではないでしょうか?秋田には、秋田らしいものが、たくさんあります。
    そのこと、そのものを再発見できる町並みにして欲しいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.7.1

    TOTOショールーム相談会

    本日から二日間、リフォーム相談会をTOTOショールームで、開催します。
    リフォームは、最近、様々な方面から、注目されています。しかし、リフォームは、新築とは違い、実際に現存する住宅の中で、現場調査、悩みや困りごとに対し、お客様との綿密な打合せや、適切なアドバイス、そして、正確な施工を行なわなければなりません。そこのところが、うまくできない会社が、多いため、「クレーム産業」と昔から、言われ続けている所以かもしれません。

    そこで、私たちは、プランをお見せしたりする時、その「適切なアドバイス」を 言葉では、説明できない場合、あるいは、お客様に理解してもらえない時は、実際にショールームで、商品を見たり、触ったり、使ってみていただき、その便利さや、快適さを発見してもらったりします。

    設備機器は、日進月歩です。昨年の機能は、もう、昔のものになります。快適性の追求は、どこのメーカーも競って、開発しておりますので、きっと、驚かれるのではないでしょうか?
    また、今回、弊社は、TOTOリモデルクラブの会員として、TOTO製品やサービスを安心して提供できる体制であること、また、お客様の満足をより確かに提供できるものとして、自信をもって、開催することとなりました。

    この二日間、弊社社員が、お待ちしておりますので、「とりあえず、相談だけ」、「見積をしてほしい」、などでも、こころよく対応させて、いただきますので、どうぞ、お気軽にご来場ください。
    お待ちしております。

    by 村上直樹

  • ペットを飼うことにしました。

    ついに、ペット(犬)を飼うことにしました。
    昔から、金鳥園の社長とは、友人ですので、彼にお願いしていましたら、珍しい「白のミニュチュアシュナウザー」になりました。兄弟で、可愛い黒のミニチュアシュナウザーのどちらにしようか悩んだのですが、子供達の多数決で、白のメスになりました。また、家族が、一人(?)増えて、大騒ぎになりそうです・・・。

    by 村上直樹

  • 2006.6.24

    木造建築設計の勉強と考え方

    今日は、東京で、木造建築学校の授業を受けてきました。といっても、本格的な大学や専門学校ではなく、木造建築では、日本屈指の建築家の先生とその御弟子さんが、行なうもので、生徒は、設計事務所、住宅会社、工務店、商社、などなど、若い方からご年配まで、年齢も職業も様々な方々が、全国から集まって勉強しています。
    一般に建築設計といっても、様々な建築がありますが、木造というと、どうしても大工さん主体になってしまいますので、設計するものとしては、本格的な木造建築を勉強するところが、あまりありません。しかし、この学校の先生は、木造建築に関しては、素晴らしい実績と作品と考え方を持っておられますし、ご高齢でもありますので、これは、チャンスと思い、1年間という期間ですが、受講することとしました。
    私が、この先生の学校の授業を受けようと思ったのは、自然素材と国産の木を使い、本物のいい家をお金持ちだけでなく、たくさんの人に建てて欲しいと思っていることでした。しかし、その実現ためには、先生からたくさんの人にその設計手法、考え方を教えなければなりません。ですから、ここでは、6年前から、一般公募をして、自社の設計事務所で、教えておられるようでした。
    しかし、かと言って、その学校は、ただの受けるだけ聞くだけのセミナーではありません。学校と名前が付くぐらいですので、宿題を出さない者は、二度と出席できませんし、その宿題に対する、先生自らの添削も厳しいものがあり、成績の悪い生徒には、ものすごい文章で叱咤しますし、すべて点数をつけて、返却されます。
    講義のなかで、先生の言う「ローコスト」とは、価格の安い部材を使うということではないということでした。つまり、安い木材を闇雲に大量に使うのではなく、いい材料を使い、無駄をなくし、キチンと計算された上で、できるだけ木材の量を少なくして、内装も外装も木材の美しい肌を見せた、美しい家を作りましょうということでした。
    「木の国」日本は、やはり、木造の美しい家が、建ち並ぶ町並みが、似合います。世界に誇る木造建築の国で、この住宅の仕事ができることを誇りに思い、お客様のため社員のため、がんばってまいりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.6.23

    晴天の地鎮祭

    昨晩から早朝にかけて、大雨の土砂降りでしたが、今朝は、爽やかな晴天になりました。昨日の天気予報では、雨の予定でしたので、午前10時から始まる「地鎮祭」のために、テントを張り、祭壇を飾ることとしました。

    しかし、そういえば、何故か、いつも、地鎮祭には、神主さんから「雨降って地固まる」というお祝いのお言葉を言っていただけますが、やはり、地鎮祭には、雨がつきもなのでしょうか?・・・でも、もし、前の日もその日も雨が、降らなければ、地鎮祭の時には、なんというお祝いの言葉を言っていただけるのでしょうか?今度、古四王神社の亀井禰宜に聞いてみたいと思います。

    さて、今回、お仕事をさせていただく新築の現場は、「地鎮祭」の前には、「解体のお清め」を行ないました。それは、私たちは、リフォームの仕事をして行く中で、やはり、「壊す」ということは、今まで使わせていただいた、守っていただいた「住まい」に「御礼」を込めなければならいという思いから、お客様にご案内しています。そして、先日、今回のお客様ご家族には、「解体のお清め」に皆様に参加していただきました。

    「地鎮祭」は、よく、新しい土地に住むときにその土地に埋まっている様々なものを鎮める意味で、行ないます。ですから、そこに今まで住んでいた土地では、もう、必要ないのかもしれませんが、工事の無事を祈る意味で、行なったりします。
    今回は、お施主様と私と現場監督で、とり行いました。

    by 村上直樹

  • 2006.6.22

    将来、また、会う人のために

    昨夜は、ロータリークラブの集まりがあり、それぞれ異業種の経営者の方々とお話しする機会に恵まれました。やはり、ひとりひとりの経営者のお話しには、それぞれ本当に味があり、勉強になります。
    やはり、商売には、良いときもあれば、悪いときもある、しかし、その時に助けてくれた人のご恩は、一生忘れてはならないし、必ず、恩返しをしなければならない、その言葉の重みの中には、経験と苦労とお人柄が、にじみ出ます。

    「職業に貴賤なし」とは、昔から言い伝えられてきていますが、どんな商売も、世のため人のためにならなければ、自然消滅していきます。利益なくして、商売なしですが、しかし、お客様の利益なくしても、商売にはなりません。
    商売とは、会社もお客様も、お互いに利益を得なければなりません。そこには、目に見えるものだけではなく、目に見えないサービスも含まれれています。つまり、商品だけでなく、それを扱う人の中身も大事だということです。そのためには、トップ自ら、心と体を磨き、日々、努力していかなければなりません。

    昨日、あるお客様から、「久し振りに会う人なのに、以前、会ってお話しした内容を覚えていて、感動したの!」ということを聞きました。そして、「多分、その方は、きっと、日記を付けてると思うの!」と言われました。
    日記・・・、私たちも、お会いしたお客様のことを日記に書き留めておけば、将来、その方に久しぶりに会う前に日記を読み返して、その時のお話しをしてあげると、驚いてもらえるかもしれません。

    将来、また、会える人、会いたい人、会う人のために日記を書きましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.6.21

    秋田市水道工事指定店の認可

    村上商店では、先週の6月16日付けで、秋田市下水道局より、給水・排水工事の認可を受け、秋田市指定工事店となりました。
    水道にかかわる給水や排水の設備工事に関しましては、簡単な修理や取替えには、申請や許可は、必要ありませんが、蛇口の新設、移設が、1箇所でも行われる工事の場合は、下水道局の許可が、必要となります。

    また、下水工事の完了した地域での、「無利子融資」の対象となる水洗化工事の手続きも、水道工事指定店が、書類を作成し、申請することで、簡単に行うことができますので、是非、皆様には、活用していただきたいと思います。

    そして、下水道施設がない地域でも、浄化槽を使用している家庭におきましては、汚水だけでなく、生活排水も「合併浄化槽」というもに取替えることで、その地域の屋外の水路を流れる臭いや環境にも、たいへん良い影響を与え、水や空気の綺麗な町並みに貢献することになります。
    上下水道施設の環境は、家庭から汚れた水を捨てる「排水」と、新しい安全な水を取り入れる「給水」が、セットで成り立ちます。地域から地球を綺麗にする「給水排水工事」は、これからも、責任重大な、とても大事な仕事だと思います。

    村上商店は、これを機会に 益々、精進して、「綜合住宅建築サービス業」に頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

    by 村上直樹

  • 2006.6.14

    デンマーク・コペンハーゲンについて

    5月31日から6月8日まで、北欧の国、デンマークの首都コペンハーゲンとアンデルセンの故郷、オーデンセ、そして、スウェーデンのストックホルムに行ってきました。コペンハーゲンは、山や丘のない平らな土地ですので、街のどこにでも自転車専用道路があり、通勤通学の時間帯になると、たくさんの市民が、猛スピードで走っています。
    そして、環境国ということで、発電は、風力発電であり、また、水道水は、地下水だそうです。そのため、建物の外回りには、有害な物質を含んだものを使用できない法律が、あるそうです。

    とにかく、食べ物は、とても質素な感じがしました。パンとチーズとハムが、主食で、あとは、ニシンの酢漬けというものが、有名でした。しかし、毎日、毎日、同じような料理でしたので、日本料理の種類の多さ、素晴らしさを身をもって感じました。

    また、ホテルの近くの船着場では、観光客や地元の市民の憩いの場として、外に出て、食事をしたり、ビールを飲んだりしていました。
    北欧の国は、長い冬があるからでしょうか、短い春から夏にかけて、とにかく、外に出て、日光浴をしている人を多く見かけました。

    by 村上直樹

  • 2006.5.29

    北欧に行ってきます。

    久々のブログになりました。私の場合、寒い冬の期間には、ウォーキングもできないので、家の中で、早朝にゆっくりとブログを書くことが、楽しみであり、日課になっていましたが、最近、暖かくなり、外に散歩に行く時間と、読書の時間と、朝食を作る時間とで、慌しくなり、その時間をつくることが、できなくなってしまいました。
    そう考えると、やはり、秋田の冬は、11月から寒くなり、雪が降りはじめ、4月までストーブを離せない、なんと6ヶ月(半年間)もあるんだなあ、といつも感じてしまいます。
    ですから、秋田での春の暖かさ、夏の開放感、そして、美しい紅葉と実りの秋が、短い期間ですが、どこよりも、とても美しく感じます。

    さて、いよいよ、あさってから、北欧のデンマークとスウェーデンに行ってきます。そして、実際に北欧の建物や家具、自然や歴史を実際に体感してきます。デンマークは、デザインの国です。

    そして、首都コペンハーゲン出身の建築、家具、食器からテキスタイルまで手がけたアルネ・ヤコブセンは、あまりにも有名なデザイナーです。
    日本とは違う、文化、風景、デザイン、きっと、「秋田と北欧について」、何かを発見し、感じてこれると思います。

    by 村上直樹

  • 2006.5.10

    あっという間の5月10日

    5月は、連休がありましたので、あっという間に10日になってしまいました。そして、秋田県内の温度も上がり、30℃近いところもあったようです。桜の花も散り、若葉が繁り始めていますが、昨年からの大雪による影響でしょうか、枯れていたり、上手く咲けない木々も見かけられます。
    今日は、大型リフォームの施工前の撮影と完成した住宅の撮影、そして、完成したお宅の引渡し式と、合計3件のお宅へ、お伺いしました。全国的には、雨ということでしたが、秋田市内は、天候も良かったので、スムーズに行なうことができました。

    施工前から、施工後まで、一連の工事の流れの中で、「いったい、どんな風になるんだろう?」と、お客様も撮影隊のスタッフも毎回、楽しみにしているようにも見えます。そして、完成したお宅を見て、「んー、やっぱり、こうなったんだー!」と、みんな、納得、安心してくれているようです。

    私は、出来上がりも大事ですが、完成後の出来上がってからのアフターサービスを行なうことが、車の両輪のように重要であり、リフォーム事業だと思っています。しかし、アフターサービスとは、何でも無料で行なうことではありません。アフターサービスとは、お客様の代わりにプロとして、住まいの点検や心配をしてあげるサービス(奉仕)ことで、安心して暮らせ、将来、大きな負担にならないように(提案)することだと思います。

    ですから、「サービス」をすることは、「保証」をすることとは、違いますので、そこには、お客様との信頼関係があり、書面にはない奉仕をすることだと思います。そして、その「保証」とは、書面で取り交わす様々な施工後の問題を解決するための「保険」であり、そこには、必ず「免責」という、責任の所在を明確にするための但し書きがありますので、すべてが、保証されるとは限りません。

    これから、新しい時代には、私達は、お客様と近寄り難い上下関係ではなく、ライフパートナーとして、アドバイスをしたり、心配をしたり、楽しい暮らし、幸せな生活のサポーターとして、頑張っていかなければならないと思っています。
    そのためには、常に日々勉強、一生勉強、努力して、サービス(奉仕)をしていきましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.5.7

    ゴールデンウィークの過ごし方

    久々のブログになりました。今年のゴールデンウィークは、5月3日から7日までの5日間のお休みをいただきました。
    会社としての長期休業は、「厳寒のお正月」と「残暑のお盆」と「春のゴールデンウィーク」ですから、やはり、その中でも1番の楽しみが、春の行楽シーズンのGWということになります。
    お正月は、「初詣」。お盆は、「お墓参り」。ゴールデンウィークは、「春の行楽」。日本民族大移動の期間になりますが、私の家族は、山形県鶴岡市の「温海温泉・たちばなや」に行ってきました。その温海温泉は、50年前、湯沢の義父母が、思いで深い新婚旅行に行った場所であり、「金婚式」を兼ねたものでした。

    早朝ウォーキングで見かけた「春の川反と柳の風景」です。僕は、この川のある建物の景色が好きです。
    春の川反と柳の風景
    寺町の桜も散り始めました。桜が散ると、いよいよ、若葉が繁り始めます。そして、暑い夏の季節に向かいます。
    寺町の散り行く桜

    by 村上直樹

  • 2006.4.26

    今週末に見学会開催!

    いよいよ、4月29日(土)、30日(日)、秋田市濁川字後田65-53にて、今年、初めてになる「リフォーム完成見学会を開催します」。

    今回の住宅は、築28年なる「2×4住宅」です。2×4構造は、プレハブ構造とも言われ、壁面で全体をつくられているように思ってしまいますが、実際には、在来工法と同じように柱も梁もあります。

    しかし、それをつなげる「部材や金物」が、違います。また、在来工法と違い、木組やボルトで、土台や柱をつなげて、骨組みをつくるのではなく、2インチ×4インチの構造材と構造用合板を使い、指定のクギで、打ち付けていくスタイルです。ですから、そのクギは、ものすごい量になります。

    日本には、昔から「伝統工法」という「木組み」の建て方が、あります。しかし、それは、熟練を要しますし、大工さんの腕に差が出ます。そのため、最近では、「構造用金物」を使い、難しい木組みの部分を補います。ですから、伝統工法と現代工法の混合した住宅が、一般的です。

    今回のリフォームは、この2×4「ツーバイフォー」住宅と在来工法の混合住宅になりました。2×4の良いところ、在来の良いところを生かしながら、気持ちの良い室内空間を実現しました。是非、実際に「見学会場」にて、「体感」してみてください。

    今回のリフォーム完成見学会のお宅の写真です。桐と杉をふんだんに使いました。
    1Fの全面リフォームにより、「光」と「風」と「ぬくもり」の住宅に変身しました。< このほかに水周り「浴室・脱衣室・キッチン」もリフォームしました。是非、ご来場ください。お待ちしております。

    by 村上直樹

  • 2006.4.24

    4月「樹の家」見学会終了

    それでは、にかほ市象潟町で、公開し、大好評のうちに終了した「樹の家」の全貌をお見せします。

    象潟1
    天窓から差し込む陽射しが、気持ちよい空間をつくります。

    象潟2
    構造材、仕上げ材、建具、カウンターテーブルなど、すべて、無垢の秋田スギや桐と自然素材を使い、言葉では、言い表せないほど、気持ちの良い空間です

    象潟3
    すべての窓は、枠材からオール樹脂の断熱サッシですので、夏も冬も、外気の温度が、ほとんど伝わりません。トイレの床材は、コルクタイルです。

    象潟5
    床には、段差をなくし、すべてバリアフリーとしています。
    そして、秋田スギの襖を戸袋に収納すると、和室とリビングが、一体になります。

    象潟6
    リビングの天窓から差し込む光は、北側の和室のまで、届きます。

    象潟8
    秋田スギの大黒柱が、この家に大きな安心感を与えてくれます。
    そして、天窓を電動で開閉することで、光だけでなく、風の通り良い室内空間になります。

    象潟10
    天井板、建具、腰壁には、秋田スギを加工した「さざなみ板」が、張られています。その板の美しさが、この部屋を一層、引き立ててくれます。

    象潟12
    この部屋は、寝室です。床材、クローゼット、建具、天井には、桐材が、使用され、壁には、珪藻土が、塗られています。この空間の気持ちの良さは、実際に体感されないとわかりません。

    象潟13
    玄関の靴収納も「桐」、正面の引き違い戸も「桐」です。温もりのある素材をつかうことで、訪れる人にも笑顔が、こぼれます。

    いかがでしたでしょうか?秋田スギと無垢材、自然素材で作る家は、本当に気持ちの良い、健康住宅です。また、インテリアだけでなく、耐震性、断熱性においても、最高の水準で、価格は、リーズナブルにしました。 

    是非、次回もお楽しみにしてください!

    by 村上直樹

  • 2006.4.23

    ロングラン公開を終えて

    今日の秋田は、朝から暖かく、まるで、東京の気候のような日です。
    そして、いよいよ、ロングランで展示公開していた「樹の家」が、今日で終了いたしました。4月の初めから公開してましたが、たくさんの様々なお客様にご来場いただき、心から感謝したいと思います。特に「無垢の木」の良さを感じ取られ、喜んでいただいたお客様を見て、私自身、本当にこの仕事をしていて、この家を公開して、良かったなあと感じています。

    今回は、にかほ市の象潟と秋田市の牛島の両会場で、同時公開ということを初めて行わさせていただきました。そして、期間中、秋田市の会場から象潟の会場に見学に行かれたお客様から、私たちの提案する、無垢材、自然素材、デザイン、コンセプトに感動の声をいただき、本当に心から感謝申し上げます。

    これからも、もっともっと、精進・研鑽し、お客様に喜ばれる良い家作りを目指し、次々と、完成見学会を開催し、お客様の目で、確かめてもらいながら、「進化」してまいりたいと思います。どうぞ、御期待ください。
    ちなみに、来週の土日、4月29日と30日は、「1F全面リフォームの家」の完成見学会を秋田市の濁川で、開催します。ここは、築30年の2×4の家を「秋田スギ」と「桐」で、水周りから、間取から全面リフォームした家です。これもまた、是非、ご覧ください!お待ちしております。

    下の写真は、先週、東京の新宿副都心の高層ビル地下のレストランから見た風景です。東京は、意外と緑が多いことに驚いたりします。
    sinjuku NS bild.

    by 村上直樹

  • 2006.4.22

    「棲む家」をつくる

    東京では、青々と茂った木々の美しさと、春の陽気が、外を歩く人々にも感じ取ることができます。そして、秋田とは、まったく違う、この暖かさを羨ましく思ったりします。ふと、知っている風景を見て、昔、東京に住んでいた頃を思い出すと、月日の移り変わりは、光陰矢のごとし、あっという間だなあ、と感じます。

    秋田スギの家を建てていると、地元秋田という土地のものを活用しているという自覚が、ありますが、すべてを秋田スギで使うということには、なりません。たとえば、ウッドデッキは、雨を空から垂直に強く当たるため、柔らかい秋田スギでは、いくら塗料を塗っても、割れやハガレの現象が出ます。
    そのため、水に強い、材質の硬い強い材料が、最適ということになります。そして、土台や水の影響を受けるところにも、やはり、スギよりもヒバやヒノキを使うほうが、良いと言われます。そして、その木材も国産材のほうが、地球環境を考えた場合には、良いと思われます。
    外国やヨーロッパの建物は、石やレンガを積み上げた家が、多くあります。それは、「地震がない」ということもありますが、「石」が、豊富にあったということでした。しかし、日本は、「木」が、豊富にありましたし、地震も多いということで、昔から「木組みの伝統工法」の家が、多くありました。
    そして、今、その伝統工法の家を継承していくと言った活動が、よく聞くことができます。インターネットの普及とともに 特に地方において、活躍している建築家や工務店が、地元の木を使い、伝統工法で建てる家が、注目されていますが、それも、ブームなのか、ハウスメーカーもそのイメージで、販売してきています。

    住宅設計のセミナーや講義に出席し勉強をしていると、今までの「住宅」というものが、あまりにも「売り手」ばかりを考えた、「商品」となってしまい、住む人のための「棲む家」になっていないことに気づきました。「棲む」とは、木に妻と書き、「木の家に妻と一緒に住む」というような、人間の家族が、仲良く生息する場のことです。

    これから、村上商店は、その「棲む家」をリーズナブルな価格で、安心して、楽しく暮らせるサービスを含めて、新築とリフォームで、提供していきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.4.18

    早熟より晩成、刹那より永遠 (再)

    人は、「早熟より晩成」、「刹那より永遠」が、良いと言われます。人も組織も、一つ一つ経験し、失敗し、改善し、また、失敗し、改善していく繰り返しで、成長していきます。
    何も壁にぶつからずに上り続けていると、壁にぶつかった時、あっという間に転げ落ちてしまうのではないでしょうか?

    「晩成」や「永遠」を考えたとき、はじめるのに遅いという時期はありません。良いと思ったことは、時期や年齢に関係なく、すぐ始めるべきであり、悪いと思ったら、すぐ、やめるべきです。
    人は、どうしても自分のためにと考えてしまいますが、しかし、自分のためというのは、自分の生きているときだけ、一瞬です。しかし、自分のためではなく、他人の幸せのために行動することは、すべての人に「永遠」の感動を作ります。

    私は、リフォームであれ、新築であれ、「家作り」ということは、お客様の「幸せ作り」だと思います。そして、その「幸せ作り」とは、「永遠」のものでなくてはならないし、それを追求し、完成させるためには、失敗もしますが、常に最高を目指し、改善し、本当に長い年月を費やし、お客様のため、社員のため、みんなのために代々と引き続けていかなければならないと思います。

    村上商店は、今年で創業90年、その業態は、畳業から内装業、そして、建築一式業に進化しながら、快適な住まいと幸せを提供し続けてきました。

    これからも、お客様の住まいに夢と安心を提供し続けます。

    by 村上直樹

  • 2006.4.17

    お茶の心と商いの心

    昨日は、秋田市の料亭・濱の家の茶室にて、お茶会を開催しました。そのお茶会は、3年前に亡くなった先生を偲ぶ会として、お弟子さんたちが、開催したもので、私もその社中に入っておりましたので、お手伝いに行きました。
    そのお茶の先生が、私の祖父の妹の娘さんであり、親戚でもあったので、20年前に表千家のお稽古を進めていくうちに まじめな生徒ではなかったのですが、とんとんと進めてもらい、お茶名までいただきました。
    ある日「お茶名をなにしたいですか?」と先生に聞かれ、先生の茶名が、「宗林」でしたので、わたしが、林といえば山なので、「宗山が、いいです」と言いましたら、「その名前は、もう決まっています」と言われ、山が、駄目なら、川でもいいやと思い、「宗川(そうせん)」にしてください」と冗談で言ったつもりが、「川は、流れるからいいわね」と言われ、その名前になりました。

    「川は、流れる」から、よどみなく、いつも綺麗であり、くよくよしないこと、川は、山から流れる水を大きな海に流すパイプ役もすること、昔から、川は、生活にはなくてはならないものであったし、様々な風習や行事に使われたことなどから、とても重要なものなんだなあと気付きました。

    昨日のお茶会のために、私は、「おいしい水」を準備して、持参しました。そして、その水で作ったお茶が、「たいへん美味しい」と言われましたので、私が、「水が、いいからだよ」と言いましたら、「私が、美味しい抹茶を二日かけて、こしたからよ」と言う人、あるいは、「お点前する人が、上手に練ったからよ」と言う人などが、いました。
    それは、ひとつの物事を評価する時は、唯一、一人を評価するのではなく、その物事に関わった、すべての人を評価しなければならないこと、つまり、「物事の成功は、すべての人の結晶であること」に気づかなければならいことだと思いました。どんなに美味しいお菓子でも、食べる人が、いなければ評価されないし、売る人、買う人がいなければ、食べられません。
    企画する人、作る人、売る人、買う人、食べる人、そして、その美味しさを伝える人がいて、商売が、成り立ちます。建築業も同じだと思いました。

    後ろの掛け軸は、「無心更無事」と書き、「無心になることは、さらに、無事になること」と言う意味だそうです。「無心」で、頑張りたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.4.13

    ひとりひとりの力をひとつにして

    4月は、新入社員のための社員研修が、盛んに行われていると思いますが、昨日は、高卒の女子社員のための接客方法をマンツーマンで、練習しました。どこの会社でも、朝礼や研修を行い、仕事の流れや決め事を確認し、その質を高めていますが、それは、水商売でも、銀行でも、ガソリンスタンドでも、どんな会社でも同じです。
    その基本をしっかり守り、行っている会社が、やはり、堅実に大きくなっているのだと思います。

    今日は、いとこの飲食店会社経営者から、「私のグループの店で飲む時は、私に連絡をしてください」と、わざわざ電話でお願いがありました。なぜ、社長自ら、そのようなことをするの?と思いましたら、それは、彼の会社のグループで働く人が、秋田市を本拠として、南は福井県まで全国で600人にもなってしまい、その大人数の気持ちを一つにするためにグループ社員全員による「全国紹介キャンペーンコンテスト」を開催するためだと言うことでした。

    つまり、600人の人が、ひとりひとり、同じ意識を持って行動する、そして、そのトップも自ら、コンテストに参加し、知り合いやお客様に紹介のお願いに廻る、「すごいなあ」と思いました。仕事の基本は、やはり、そこで働く人とお客様に生まれる「人脈」だと思います。大きな人脈、小さな人脈が、あるかどうかわかりませんが、人と人のつながりが、人生であり、仕事であり、とても大事なことだと思います。

    ちょっとした、ひとりひとりの「小さな意識改革」で、とても「大きな目標」に到達できるのだと思います。いくら、大きな、大人数の会社でも、ひとりひとりの向かう方向が、違っていれば、大きなベクトルは、生まれません。
    小さくても、心と気持ちを一つにすることで、大きな力が、生まれます。

    社長自ら、何事も「決めたこと」と「基本」をしっかり守ることが、一番大事なんだなと実感した一日でした。

    by 村上直樹

  • 2006.4.12

    腰を痛めて、感じること

    今日は、上着が、いらないほど、とても暖かく、気持ちの良い一日でした。しかし、ここ数日、腰が、痛くて、座っていても立っていても疲れます。病気やけがをすると、やはり、当たり前のようにしていた健康時のことが、とても、幸せなことだったと感じます。

    腰を痛めてから、腰は、体全体を守るとても重要な部分だと感じました。腰の負担を少なくするために他の部分の筋肉を使ったり、動作をしたりしなければなりませんし、動きが、ぎこちなくなり、また、「痛い」という気持ちが、精神的に不安にさせます。しかし、この痛さが、体の悪い部分を知らせる役目をしている訳ですから、それ以上悪くならないように気をつけて、工夫することが、できます。
    「痛い」ということを「警告」だと認識することで、人間や動物は、生きていきます。もし、その痛さを感じなければ、命を落とすことにもなりかねません。この「痛い」ことは、人生の中の仕事に例えれば、「辛いこと」であり、「嫌なこと」、「したくないこと」なのかもしれません。しかし、この「痛さ」に立ち向かい、それを克服するために前向きに対処していくことが、自らの欠点(病気)を直すことであり、健康になることだと思います。
    もし、毎日、好きな食べ物だけたべ、飲みたい放題、運動もせず、不規則に生活していると、病気になり、サイレントキラーで、ポックリいくこともあります。
    病気にならないように 怪我をしないように 毎日、気を使い、予防していくことは、体だけではなく、仕事に対しても、同じように行動していかなければ、ならないと感じました。

    by 村上直樹

  • 2006.4.10

    無垢材の復元力

    無垢のスギは、自然の温もりがあるのですが、柔らかいので、キズが付きやすいと言われます。しかし、少しぐらいの「へこみ」なら、お湯や水蒸気を使い、木自体に水分を含ませ、膨らまして復元することができます。
    今日は、現在展示中の牛島の家の廊下に「へこみ」を発見しましたので、私が飲んでいた、イタリアのペルージャ地方で湧き出た水「ロケッタ」をティシュペーパーに含ませ、10分程度置きましたら、なんと!ほとんどキズが、見えなくなりました。
    実験1←「写真の真ん中にキズの部分が見えます」 
    実験2←「水を含んだティシュを置きます」
    実験3
    ↑「なんと、キズが、完璧ではありませんが、ほとんど見えなくなりました、マジックではありません」
    そして、もし、大きな傷がついたとしても、無垢材なら、同じ種類の木を埋めることで、補修がききますし、節目なら、抜けたりするのが当たり前で、それが、本物の木の良さでもあります。
    子供たちには、「キズ」が付くことを恐れずに、本当にこの本物を楽しんでもらいたいと思います。

    by 村上直樹

  • 家造り・夢作り・幸せづくり

    今日で、4月上旬も終わり、いよいよ、本格的に学校も会社も新しい学期や年度をスタートさせることになります。いつも、秋田という地域で、秋田に住む人のために喜んでもらえる仕事、幸せになってもらえる仕事を住まいづくりの中で、達成していきたいと考えていますが、様々な問題、障害にも出会ったりします。しかし、それを解決することが、本当の仕事ですので、「難題いらっしゃーい!」の気持ちで、頑張っていきたいと思います。

    さて、牛島と象潟で、現在、2会場で、同時完成見学会を開催していますが、この二つの建物は、それぞれ「造り」が、違います。牛島の建物は、「若い夫婦のための・・・」のテーマのとおり、「価格帯をリーズナブル」なものにしました。そのため、すべて無垢材で仕上げている訳ではなく、床材に「秋田スギ・桐・コルク」などですが、それ以外の建具や枠材は、新建材を使用しています。

    しかし、もうひとつの会場「象潟」の家は、「秋田杉・桐・コルク・珪藻土」を床だけでなく、腰壁、天井、建具、枠材、カウンターなど、すべてに無垢材や自然素材使用し、仕上げています。また、床下は、基礎断熱とし、竹炭を敷きこんで、防虫・消臭・調湿を保っています。ですから、牛島会場から、象潟会場に行かれた方は、その大きな違いに驚き「気持ちいい、ニオイも、ちがう!」と五感で、感じられて行かれます。

    二つの違いを感じていただくのが、一番ですが、牛島会場の家でも十分にその無垢材の良さ、気持ち良さを感じることができますし、住む人の年齢、家族構成、暮らし方を考えてデザインしますので、どちらもその良さを発揮していると思います。
    そして、最後には、お客様ご自身が、その良さを感じ、発見し決められるものだと思います。私たちが、いつも考えていることは、村上商店の「家造り」とお客様の「夢作り」が、合体して、本当の「幸せづくり」が、出来るのだと思います。

    是非、これからも、今月23日まで、たくさんの人に何回も体感していただきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.4.9

    終点のない目標をクリアしていく

    今日は、朝から曇りで寒かったのですが、日中は、天気も晴れて、だいぶ暖かくなりました。現在、公開中の秋田スギの無垢の床材の家では、その自然な温もりを足の裏に感じますので、とても快適です。

    昨日は、茶道のお稽古場に行ってきました。私は、表千家ですが、最近、ほとんど、稽古に顔を出していないので、お点前は、すっかり忘れてしまいました。しかし、背筋を伸ばし、お点前をすると、風炉釜の中のお湯に柄杓で水を差した時、煮えたぎる音が消えるという一瞬の静けさは、茶室という空間に凛とした空気を漂わせます。
    茶道のお茶には、「薄茶」と「濃茶」があります。薄茶は、誰でも飲みやすいお茶ですが、濃い茶は、ドロドロしたお茶で、飲み方も「ふくさ」という織物のハンカチのようなものを使い、その上にお茶碗を乗せて、一つの茶碗のお茶を5人程度で、回し飲みします。ですから、作法もむずかしく、飲みにくいのですが、高貴なお茶席として催されます。
    お茶席には、「掛け物」「お花」「お茶碗」「お棗」「お茶杓」「お菓子」などなどありますが、それぞれを その時お招きするお客様に説明できるようにしておかなければなりません。また、トータルコーディネートといいますか、お茶席にある、お道具すべてが、つながりがあり、その季節、その席のコンセプトを説明できるようになっています。

    そして、何気なく置いている花器やお花、掛け軸に対し、招かれた客もその亭主の気持ちを察して、褒めあう会話を交わすところに面白さがあります。しかし、そのためには、相当の知識と経験、勉強が必要ですので、お茶のお稽古には、終点がないのかもしれません。
    というより、どんな仕事、勉強、研究にも終点がなく、目標をひとつひとつ確実にクリアしていくことが、大事だと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.4.8

    本物とイミテーションの違い

    今日は、とても寒く、朝から小雨です。私は、秋田市牛島の完成見学会会場に来ていますが、ここに来場される方々は、やはり、ほとんどの方が、無垢の木の良さを知っている人か、無垢の木を好きな人です。それは、無垢の木の温もりや、気持ち良さを体感している時のお顔つきを見れば、わかります。

    先日、ブルーベリーの蜂蜜漬けの瓶を買ってきました。子供達の朝食ヨーグルトにトッピングするためですが、つい、冷蔵庫に入れ忘れたら、あっと言う間にカビが、生えてしまい、「あっ、本物だったんだ」と叫んでしまいました。つまり、防腐剤の入っていない、無添加の食品だということでした。

    無垢の木も、自然塗料も、珪藻土も、みんな無添加です。みんな本物だから、色も変わりますし、ヒビも入りますし、キズもつきます。そして、その変化した色に「おもむき」や「重厚さ」を感じます。しかし、フローリングやビニールフィルムを貼った木調の板やビニールクロスは、色は、ほとんど変わりませんが、汚れますし、それは、不自然な汚れです。

    「本物の木」の良さと欠点は、「イミテーションの木」の良さと欠点とは、まったく、逆の考え方ですので、その良さを知っている人、好きな人しか、わかりません。
    是非、無垢の木という、本物の木の良さを知っている人、知りたい人にたくさん、来て欲しいです。

    by 村上直樹

  • 2006.4.7

    クレームと問題解決能力

    雪が融け、その泥やホコリで、建物や車の窓ガラスが、汚れます。そして、雨が、降るとその汚れを洗い落としてくれます。風は、その季節の香(かおり)を運んでくれますが、まだ、早朝ウォーキングをしても、「春の香」を感じません。そして、春の日差しは、紫外線がとても強いので、肌が、すぐ真っ黒になってしまいます。

    昨日は、窓サッシメーカーの人が、来社し、その会社が、以前に納入したサッシ枠が、剥がれやすいことが判明し、その修理に廻っているということでした。そのため、弊社で、2年前取り付けた住宅に補修に行くとことになりました。全国的に販売している有名な窓サッシですが、クレームが出た時点で、早急に原因を究明し、即、対策を考えて行動していることだと思います。

    先週、私が、採用のために面接した営業マンも、「クレーム処理が、一番大切です」と言っておりました。クレームをいち早くお客様に聞きに行き、深く反省をし、その後の対応で、本当のお客様と永いお付き合いが、できるようになる。ということでした。
    とても優秀な営業マンのようでしたので、採用しようと思いましたが、その後、何度電話しても、その営業マンと連絡がとれないためあきらめました(笑)。

    よく、「困難から逃げると追いかけられる」と言われます。ですから、「困難に立ち向かう」ことが、その人の人生に大きく影響します。毎日、毎日、問題だらけのほうが、なにもない人より、問題解決力能力が、身につきます。

    人も会社も、常に問題意識をもって、解決策を考えながら、頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.4.6

    儲けることと稼ぐことの違い

    きょうは、長女の高校の入学式です。朝から天気が良く、久しぶりにまた、ウォーキングを楽しみましたが、日中は、4月なのに雪が降ったり、風が強く吹いたり、不安定な天気です。やはり、桜が咲かないと、暖かくは、ならないのだと思います。

    先ほど、「こだわりのドレッシング」という商品の販売店の係長が、お詫びにきました。それは、先日、家内が、カタログで宅配した食品なのですが、「期限切れ」の商品を配達してしまったということで、1件1件の家庭を回っているようでした。わたしは、あまり、ドレッシングというものを自宅では、食べないので、「はぁ?」という感じで、受け答えしたのですが、とても、深く反省しているということで、神妙にお詫びをされていきました。

    食べる物は、体の中に入ってしまいますので、「安全」で「安心」できるものでなければなりません。しかし、世界の中の日本ということを考えてみると、「衣食住」に関しての「安全と安心」には、とても恵まれていると思います。それは、「飲料水」においても、不衛生にしている「雨水」を当たり前のように飲んでいる国の難民の子供たちと比べると、私たちは、あまりにも幸せで、本当に心が、痛みます。

    最近、私は、「儲ける」という言葉が嫌いです。「利なくして、経営なし」と言われますので、経営者なのに大丈夫?と思われてしまいそうですが、仕事をするということは、まず第一に「儲ける」ためだけでは、ないということだと思います。もし、「儲ける」ためだけだとしたら、「悪いこと、法律を守らないこと、ごまかすこと」をすれば、たくさん儲かると思います。

    ですから、私は、「稼ぐ」ということばが、好きです。漢和辞典で調べてみると、「儲ける」とは、利益のために最初から寄せておくことであり、「稼ぐ」とは、穀物の栽培を収穫することです。ですから、前者は、うまくいってもいかなくても、つまり、相手が喜ぶ、喜ばないを別にして、お金を得ることですが、後者は、栽培が、うまくいかなければ、収穫ができずに、お金が入ってこないことになります。

    私達の本当に仕事とは、やはり、「儲けるために」一攫千金を目指すことではなく、「稼ぎ出すために」昔からの日本の農業のように一つ一つ丁寧に工夫し手をかけ作物を見守り栽培し、収穫していくことだと思います。
    そうすることが、お客様にサービスという「目に見えないもの」と上質の住宅という「目に見えるもの」を提供できると思います。

    by 村上直樹

  • 2006.4.2

    生きている素材の温もりを感じる

    今日は、曇りのち雨で、まだまだ、肌寒い日ですが、「秋田スギの家」の完成見学会場の室内では、ストーブ1台で、全室暖かく、また、秋田スギの無垢の床材が、ほんのり温かく、爽やかで気持ちの良い空間です。
    この秋田スギの無垢材ですが、機械乾燥で含水率20%以下になってくるのですが、建ててからも自然乾燥しますので、「バキ」とか「パキーン」という音が、聞こえます。これは、初めての人が聞くと驚いてしまいますが、昔から知っているお客様は、「そうよ、木が生きている証拠よ」と、逆に教えていただきます。

    無垢の木は、呼吸するように水分を吸ったり、吐いたりします。それは、木の繊維が、ストロー状になっているので、そのような現象になるのですが、この繊維質が、湿度調整だけでなく、繊維方向にはコンクリートよりも強い耐力も持ち合わせていると言われます。木造住宅の醍醐味や良さは、やはり、この本物の木を使うか、使わないの差だと思います。

    たとえば、フローリングは、合板に木調のフィルムを貼ったものですから、当然、呼吸はしていません。ということは、言葉が悪いですが、呼吸をしていない死んでいるような冷たい素材だと思います。フローリングだけではなく、建具、枠材、巾木、家具なども同じですが、それぞれを「本物の無垢材」でつくると、生きている素材の温もりがあり、本当に気持ちの良い空間になります。

    そして、できれば、新鮮な地元の素材「秋田スギ」の無垢材でつくる家で、暮らすことは、気持ちの良い、本当に幸せな暮らしを実現すると思います。

    by 村上直樹

  • 2006.4.1

    気持ちが良いことは、体に良いこと

    今日は、朝から晴天に恵まれ、行楽日和になりました。わたしは、牛島にある「新築完成見学会」の会場で、来場者の接客をしました。牛島の住宅は、無垢の秋田杉を構造材、仕上げ材(床材)に使い、若者向きのシンプルな間取りとインテリアになりました。

    来場されたお客様は、やはり、無垢の秋田杉の温もりに感動され、また、ストーブ1台で暖かい断熱性にも関心を示されておりました。村上商店の家づくりの原点は、その「室内空間」にあります。ですから、いつも、室内空間から、家族の暮らし、生活、幸せを感じ取れる家にしたいと思っております。

    そして、そこに住む人が、「気持ちの良い」ということは、つまり、「体に良い」ことであり、良い素材、良い間取り、より安全性を考えたプランニングをしていかなければならないと思います。

    「自然素材」と「インテリア」と「機能と性能」を考えた家づくりをこれからも、お客様のために提供していきます。

    by 村上直樹

  • 2006.3.31

    魚と野菜で、美しい肌をつくる

    きょうで、三月も終わりだというのに雪が降り、また、寒い冬へ逆戻りの日々です。冬の期間、雪捨て場になっていた会社の前の広い空き地では、ショベルカーが、大量の雪山を崩し、融けやすくしていますが、まだまだ、この雪がなくなるには、相当な時間がかかりそうです。

    昨日は、「秋田スギ活用住宅の会」の平成17年度の最終会合が、ありました。この会は、秋田県が、主催した「秋田スギの家」のコンテストで、受賞した会社が、秋田スギ供給グループとして、秋田スギの住宅を建てることで、地元の秋田の活性化と林業の発展に寄与していくというものです。
    昨日の会合でも、話題になりましたが、この「秋田杉」は、やはり、全国のスギの中でも、強さと美しさを兼ね備えた木材であり、特に九州のスギと比べてみると、年輪の密度の細かさの違いや、赤みの色の美しさの違いで、一目してわかるそうです。

    これは、人間に例えてみると、「肉を食べる人」と「魚や野菜を食べる人」の違いだと思います。これは、マッサージをしている方から聞いたのですが、つまり、肉を食べる人の肌は、やはり、脂肪が多く、肌が粗い人が多いそうですが、魚や野菜を多く取り、健康に気をつけている人の肌は、なめらかで、美しいそうです。
    これは、美しさは、やはり、食べるもので、内臓が影響を受け、体質が違ってくるからだと思います。
    つまり、秋田スギの場合は、「日照時間」という関係で、成長が遅く年輪が細かいということがありますが、木肌の美しさは、そこの「土壌」だと思います。土壌には、様々な養分や栄養が含まれていますから、その影響を受けた樹は、中身が美しい「木肌」になるのではないでしょうか?

    さて、今日から娘達の食事は、お魚と野菜をたくさん食べさせるように工夫をしなくては・・・。

    by 村上直樹

  • 2006.3.29

    ファッションショーと住宅デザイン

    今日は、昨日の穏やかな春の陽気とは一転して、朝からアラレ(雪の塊)が、降る天気でした。今年の秋田市の桜の開花時期は、4月中旬ということですが、一番早く桜の咲く、寺町通りの桜のツボミも、ようやく付き始めたようでした。

    「パリコレ」とい言葉がありますが、これは、誰でも知っているパリコレクションですが、このファッションショーで、モデルが着ている洋服は、どうみても、普通の人が着ては、絶対似合わないといったものばかりです。しかし、このコレクションが、流行の先端となり、次々と売れる服を作っていきます。それは、デザイナーが、「創造」する世界と、一般の人が、「想像」する世界が、まったく違うからだと思います。

    建物や住宅は、どうでしょう?これも、一般の人が、考えることと、デザイナーが、造るものとは、まったく違いますので、感動や驚きが、あります。そして、そのデザイナーや建築家達が、創造された空間や形は、その後、様々な建物や住宅に採用され、一般の住宅にも取り入れられていきます。そして、そこには、常に「流行」が、あります。
    「ファッション」とは、その時の流行、服装ですが、生地、素材が、重要なポイントになります。やはり、ウールやシルクや綿などの肌触りの良いものが、少々高いですが、人気でありいい洋服が、できます。「住宅」も同じであり、素材や新しい資材が、とても大事であり、その時代の「ファッション(流行)」が、あると思います。

    しかし、住宅は、洋服と違って、毎日、季節ごと、流行にあわせて、着替えることは、できません。ですから、デザインだ、ファッションだと言って、町並みの雰囲気とは違った家を建てると、「異様な家」になってしまいます。洋服ですと、同じファッションの仲間達と一緒にいると似合うところが、着物を着た人、ウェスタン調の人、パンクロックの人、リクルートスーツの人達が集うグループのような町並みになってしまいます。
    でも、外観が皆同じですと、集合住宅や貸家のような雰囲気になりますし、住む人の個性を出しながら、町並みに似合った建物を造ることは、いろいろな意味で、とても難しいことだと思います。

    わたしたちは、住宅をつくることで、コミュニケーションのもてる街づくりや、家づくり、そして、安心と安全な暮らしを実現していかなければならないと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.28

    時代は、若者が、作っていく

    今日、3月28日は、私の結婚記念日です。当時は、3月年度末という時期に結婚式を挙げることで、以前の会社の同僚などに随分と文句を言われたものでしたが、今では、笑い話です。
    その時の結婚披露宴というと、参列者の構成が、親父の知り合いの方のほうが多くて、いったい、どっちの結婚式なんだ?という感じでしたが、それは、会社経営の跡取りですと言うことで、「お披露目」を兼ねていたものでした。

    最近では、結婚式の披露宴を「パーティー」にしたり、「ゲストハウス」のようなところで、仲間だけで、和気あいあいと行なうことが多くなり、ホテルでの結婚式や披露宴は、あまり行なわなくなったと聞きます。そのため、ホテル関係者は、「チャペル」や「低料金」などの商品を打ち出したりしますが、なかなか集客できず、厳しいという話も聞こえてきます。

    時代の流れ、時代の変化、若者の考え方やライフスタイルが、変わってくることで、社会のいろいろな物が、変化をしています。インターネットは、今では、誰でも当たり前に使っていますが、もし、このインターネットがなかったら、今の世の中は、どうなっていたでしょう?もし、携帯電話が、なかったら、どうなるんでしょう?
    インターネットも携帯電話も、どちらも若者が、起業者となったり、所有者、顧客となることで、飛躍的に進歩してきました。ほんの10年前では、まったく考えられなかったことが、現実の社会で起こっているように思ってしまいます。しかし、これからも、このインターネットという通信情報システムで、間違いなく、世の中は、どんどん変わっていきます。

    それでは、「人間」は、どうでしょう?人間の心や体は、体型は変わったものの、中身は、まったく変わっていないと思います。ですから、「先人に学ぶ」といった言葉や、「歴史は、繰り返す」ということは、本当に現実に感じます。新しい機械やコンピューターを駆使して、新しいことや正しいことを行なっているようでも、実際には、人間本来の心や体は、昔と同じものです。本来、人間の持たなければならない心と体を先人に学び、正しく生きていなかければならないと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.3.24

    体感する家で、何かを感じる

    今日は、象潟に行きました。新築住宅の完成見学会のための準備のためです。今回の見学会の名称は、「体感会」としていますが、それは、秋田杉の「香」「温もり」「やわらかさ」「美しさ」を感じてもらい、桐の無垢材や自然素材の気持ちよさを知っていただき、また、広がりの空間の中で、明るさ、光や温度や風が、各部屋の隅々まで行き届く間取りを確認していただきたいと思いました。

    まず、秋田杉という「素材」にこだわることは、構造材にしろ、内装仕上げ材にしろ、地元の木を活用するということは、地域の活性化になるんだと言うことを知りました。それは、「魅力ある秋田スギ活用住宅の会」のスタッフと打ち合わせやセミナーを開催していくうちに「地域活性」と「地元の木」は、密接な関係にあること、そして、自然を守ること、地球環境にも良いこと、そして、その結果、自分達の仕事に誇りが持てると思ったからです。

    住宅には、それぞれの会社、それぞれのこだわり、それぞれのデザインがあります。それは、やはり、「個性」だと思います。そして、それを知るためには、実際にその住宅を見て感じることが、必要だと思います。きっと、何かを感じると思います。
    「あっ、いい」と思った住宅が、肌の合う、気持ちのいい、体に良い、永く付き合っていける家だと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.23

    社会奉仕企業を目指して

    冬のような寒さを感じなくなってきましたが、まだ、ストーブは、離せません。やはり、秋田では、11月から4月まで約半年間は、暖房のお世話になることになりますので、これからの住宅の断熱性と暖房は、しっかり考えられたほうが、良いと思います。

    さて、住宅は、住んでいくうちに新築の時には気付かない様々な不便や不都合が出てきますが、それを解消していくのが、「リフォーム」ということになります。しかし、リフォームにおいても、下地の具合や土地の状況などは、解体をした後でなければ、わからない場合が、多々あります。
    湿気、シロアリ、カビ、浸水、手抜きなど、床下から調査しただけでは、わからない箇所もありますので、わたしたちは、解体した後にどのように工事を進めていくかということを現場担当者と十分に検討し、お客様にも説明して進めていかなければなりません。

    現在、問題になっていた「悪徳リフォーム」は、その状況を見えないままにして、あるいは、不安をあおり、無意味な工事を高額な料金で、行っていたということで摘発逮捕されましたが、「建築業」ではない、「訪問販売営業」でしたので、仕事を注文する前にもう少し、その会社を調査したほうが、良かったと思います。
    しかし、「耐震偽装」や「悪徳リフォーム」など、建築業を生業とするものが、お客様の安全と安心を考えずに「自己の利益」中心に儲けることに走っていたことは、本当に恥ずかしいことだと思います。どんな仕事でも、まずは、お客様の利益があってこそ、商売が、成り立ちます。会社として、「リスク」を背負い、お客様の安全と安心と満足を達成するために日々努力して行かなければなりません。
    そして、それができなくなれば、「企業価値」がなくなり、社会に必要されない会社になってしまいます。自らの価値を高め、お客様に利益をもたらす、社会奉仕企業を目指したいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.22

    いよいよ、完成体感会開催

    今週から、子供たちは、春休みです。新学期や入学に備え、準備期間になります。4月から高校入学で、新しい制服になる長女は、何色の靴にしようか悩んでいるようでした。新しい学校に心ウキウキと不安が、いっぱいだと思います。

    いよいよ、冬期間工事を進めていた新築住宅の2件が、今週の土日から「完成体感会」と題して、オープンします。どちらの住宅も「秋田スギ」活用住宅で、構造材から仕上げ材に70%以上の秋田杉が、使用されています。
    特長は、「木の温もり」と「大空間」と「自然素材」です。また、以前、2月12日に構造見学会を開催しましたが、その時に感動された「断熱性」も特長のひとつです。

    象潟の住宅は、すべて自然素材にこだわった秋田スギの家を「樹の家」と称し、牛島の住宅は、若い夫婦にも似合うような秋田スギの家を「ピュア」と称して、3月25日(土)から4月23日(日)まで、毎週土日月火に、完成体感会を開催します。
    とても長い期間の開催と平日にも見学会を開催することで、たくさんのお客様のお声を聞けると思います。
    今回は、どちらの住宅のお施主様も、出来上がりを大変気に入っていただき、また、1ヶ月の長い期間、快く、内覧させていただくことになり、本当に心から感謝申し上げます。
    「新築」も「増改築」も「リフォーム」も基本は、同じです。その基本を守り、さらに「サービス(奉仕)」と「思いやり」の精神をもって、頑張ってまいりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.21

    お彼岸にいつも感じること

    今日は、春分の日です。もう、朝の5時半には、外も明るくなり、私にとっては、いよいよ、本格的に早朝ウォーキングの季節になってきました。このウオーキングの良い点は、まず、便通が、良くなります。そして、朝食も美味しく食べれますし、頭の中が、スッキリします。ですから、この季節の朝の時間が、とても楽しみです。

    「暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉があります。「寒い」季節が終わり、これから「暑い」季節に向かいます。そして、「暑い」季節が終わると、それからまた、「寒い」季節に向かいます。季節の繰り返しを楽しんだり、驚いたり、辛い思いをしたりしながら、乗り越えていきます。それは、人生のようですし、人生を季節のように表現したりします。「春の来ない冬はない」とは、つまり、良い時と悪い時は、繰り返し起こるものだという「励まし」と「戒め」でもあります。
    いよいよ、暖かくなりますと、昨年の大雪で、仕事がストップした現場や作業が、始まります。私達は、「住まい」の仕事をさせていただくと、いうことは、そのお客様と一生のお付き合いをさせていただく気持ちで、頑張ります。季節の移り変わりのなかで、そのお客様の安全と安心と幸せを願いながら行動していかなければなりません。雪が降る、雨が降る、風が吹く、気温が上がる下がる、どんな時でも、住まいからお客様を守る仕事をしていかなければなりません。
    今日は、お彼岸の中日、お墓参りの日でした。昔から、いつも、行くことを忘れて、妻に怒られるのですが、今日は、家族と一緒に先祖に感謝してきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.20

    本質を見極めて行動する

    土曜日は、晴天であたたかく、春らしい天候でしたが、日曜日は、一転して、雨から雪に変わり、寒い一日でした。そして、今週も天気予報は、またまた、雪マークです。
    先週は、バタバタして、ブログを書き込むタイミングをはずしてしまい3日ほど空けてしまいました。毎日、早朝に前の日のことや、これからのことを考えながら、記録していくのですが、このブログのおかげで、自分の心の変化や周りの環境の変化が、数年前とは、ずいぶん変わっていることに気付いたりします。

    特に2001年に社長になってから、いままでの「とにかく営業だけ、仕事だけ受注してくればいい」という考え方と言うものが、まったく甘く、自分自身を磨かなければ、会社も伸びないし、自分自身の努力が、会社に反映されることに気づきました。その当時、小学校1年生の娘に「お父さん、社長になったら楽できると思ってたんでしょ!」という言葉に「ドキリ」として、苦笑いしたことがあります。
    そして、とにかく、勉強しよう、他の社長を見習おう、会社のため社員のために頑張ろうと考えながら、とにかく、経営の本は、なんでも乱読し、セミナー、講習会、研修会、資格試験など、走ってきた感があります。
    そして、その中で、感じてきたことは、やはり、良い会社は、「仕事の基本、経営の基本」を守っていること、「良い習慣」を身につけていることでした。
    私の場合、外観ではなく、中身を感じれる人間に成長した・・・というより、歳をとったと言ったほうが良いのかもしれませんが、物や人を見るとき、その人から感じるもの、目に見えない雰囲気を大事にしたいと思っています。
    そして、いつも、その「本質」を見極めるように努力していきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.16

    当たり前なことに感謝する心

    「当たり前のことが、当たり前にできる喜び」を持つ心は、本当に大事なんだなあと、今日、テレビを観て、改めて思いました。

    私達は、健康であればあるほど、病気の時の苦しみや辛さを忘れてしまいますが、しかし、事故や病気で、手や足に障害を持つ人達は、常に健常者とのギャップに辛い思いをしています。
    たとえば、箸を持ち、料理をつまむことのできない手を持つ人や料理をする手首がない人達は、私達が、当たり前にできることが、できなくなっています。
    ですから、そうした人達は、健常者と同じように食事ができる、料理ができる、ただ、それだけで、本当にうれしい事、感動することなのです。
    ですから、私達は、そんな障害を持つ人達の努力に見習い、いつも、「できない、ダメだ」とあきらめてしまうのではなく、健康なことや、手足が満足なことや、当たり前にできていることに感謝し、最後まで、あきらめないでやり続けることが大切ですし、また、「あれも欲しい、これも欲しい」と思うのではなく、今現在、身の回りにあり足りているものに気づき、感謝し、それを工夫したり、活用したりしていかなければならないと思います。

    私達は、どうしても、自分のこと、自分達のことだけを考え、行動してしまいます。しかし、そうではなく、健常者が、障害を持つ人達を思いやり、障害を持つ人が、健常者に勇気を与えることのできる、一緒に暮らせる街、生活できる家、交流できる施設、心を通じ合える環境を整え、子供からお年寄りまで、楽しめる地域になればいいなあ・・・。
    ・・・・と思うのは、先日、岩手県の花巻で、「宮沢賢治記念館」に行った影響かもしれません。
    「雨にもまけず・・・」
    頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.3.15

    いつも、歴史は、繰り返す

    寒い日々が、続きます。今日は、弊社に京都から畳の縁の業者が、訪れてきました。
    実は、私の代になってからは、畳の資材の問屋として材料販売をやめているため、最近では、自社の職人で施工する程度しか購入しませんが、昔からの「行商」のなごりが残っているのか、定期的に営業訪問に来ているようでした。
    その業者との話の中で、「全国的に畳店の仕事が、どんどん減っているようだが、実際には、安売りの畳は、業績を伸ばしている」ということでした。
    しかし、それは、一般住宅の畳ではなく販売用の畳、つまり、マンションや建売、店舗などで、業務用として会社に利益が出るように「質よりもコスト」を重視した畳(中国製や着色したり耐久性のないもの)を納品しているとのことでした。

    しかし、私は、これからは、畳の二極化が、始まり、「本物の畳」と「にせものの畳」が、一般ユーザーに理解され、これからは、「無農薬」「自然素材」「手作り」「アフターサービス」「リサイクル」、そして、「日本の伝統美」というものが、重要視され、近い将来、畳は、復活し日本の住宅には、かかせないものになるとお話しました。
    日本の住宅の床材の歴史は、土間にはじまり、板の間、そして、畳は、貴族や位の高い人だけが敷くものとしてありましたが、明治大正時代から昭和にかけて「大ブレイク」して、一気に一般消費者の住宅には、なくてはならない床材になりました。

    そして、時代はかわり、戦後のアメリカナイズとともに「洋風文化」となり、「インテリア」と言う言葉とともに畳に代わって「カーペット」が、どこの家にも敷かれる事となります。しかし、その流行も一時でした。そのカーペットや畳にダニという「天敵」が現れ、両方とも一気に衰退していきます。
    そこで、「ダニ問題」解決のために現れたのが、オシャレな「フローリング」でした。フローリングの上に「家具」を置き、スリッパを履いて生活するスタイルが、インテリア雑誌やテレビのドラマなどで放映されると、その流行は、またたく間に広がりました。
    しかし、最近は、どうでしょう?
    実は、このフローリングも床板としては、「にせもの」になります。つまり、本物の無垢の板ではなく、表面は木目なのですが、中身は合板で、接着剤や溶剤の塗料が塗られたものでした。また、家具も目がチカチカするくらい塗料を塗ったものもあり、室内での健康をあまり考えていない商品でした。
    そして、最近では、自然塗料を塗った「無垢のフロア」の上に「裸足で」歩く住宅が、とても人気になっています。この「スリッパ」というものは、床が、冷たかったり、汚れたりするから履くものですので。自然塗料を塗った無垢の床フロアでは、サラリと暖かく、気持ちがよいのです。しかし、欠点もあります。傷がつきやすく、汚れやすく、張替えにくいといったことです。

    そこで、自然素材、安全、暖かい、張替えやすい、「畳」の時代が、また、やって来るのではないかと想像します。「歴史は、繰り返します」、土間の生活には、ならないと思いますが、「伝統があり、本当によいもの、日本人にあったもの」は、また、復活すると思います。畳屋さん、頑張ってください。

    by 村上直樹

  • 2006.3.14

    お客様の利益を最優先する

    いよいよ、3月も中旬となり、植物や昆虫が、動き出す時期かな?と思ったら、まさに「春の大寒波」となり、月曜の早朝は、マイナス4℃の温度を確認しました。
    そして、今日は、娘の高校受験の発表の日でした。秋田市立商業高等学校に無事、合格しました。

    商業高校は、秋田では、とても古く伝統があり、OBの方も多く、スポーツの強い学校ですので、私は、個人的には、とても良かったと思っています。これから始まる学生生活で、新しい出会いと発見、そして、チャレンジと感動を求めて、頑張って欲しいと思います。

    そして、会社も3月は、年度納め、今期は、売り上げも多少多くなり、また、内容も昨年とは違い、だいぶ良くなりました。これは、「お客様の利益」を最優先し、本当にお客様に助けられ、励まされ、信用と信頼を少しづつ、積み重ねてきた結果だと思っております。
    「お客様の利益」とは、「本当に頼んで良かった」という「商品価値」が、あってこそ、私達の会社の利益が生まれます。その「商品価値」とは、「住宅」そのものだけでなく、「サービス」であったり、「安心」であったり、「快適」であったりします。
    会社は、毎年毎年、チャレンジの年です。そして、結果は、一度には出てきません。すべては、お客様に教えられ、一つ一つの積み重ねと、失敗と反省の繰り返しで、成長していきます。
    「お客様の声」をいち早くキャッチし、お客様のため、社員全員のチームワークで、頑張っていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.12

    日本三大人気温泉「花巻」

    昨晩は、花巻温泉に一泊しました。花巻温泉は、大正12年に関西の宝塚のような一大レジャーランドを岩手県にも、作ろうと大事業を起こしたのが、始まりだそうです。今は、建物もとても古く、派手なところはないのですが、「何か違う!」と思いました。
    それは、「掃除」「メンテナンス」をしっかり行なっていることです。設備も内装は、とても古いのですが、汚れている、カビている、穴があいている所が、まったくありません。ですから、むしろ、「しっかりしている温泉」というイメージになりました。また、朝食の種類の多さにも量にもびっくりしました。温泉旅館は、「お風呂」「料理」「朝食」が、基本三大楽しみですので、安心しました。
    さすが、日本の温泉の人気№3だと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.3.11

    春の新築見学バスツアー

    今日は、弊社の「完成見学バスツアー」で、弊社社員とお客様と象潟に来ました。驚くことに雪化粧をした鳥海山も珍しく見ることができ、参加した方々は、清々しい春の訪れと象潟の暖かい気候を満喫されていました。

    今回は、弊社の社員との合同でのバスツアーでした。つまり、社員とお客様の勉強会と懇親を同時に行なおうというものです。日頃、担当者でなければ出会うことのないお客様と弊社社員とが、違う立場でコミュニケーションすることで、また新しい発見や気づきが生まれるのではないかと思いました。
    その結果、見学会場や懇親会で、知らないお客様同士や社員達が、話し合うことが、こんなに大切なことだと、知ることができました。「へえー、そうなんだ!え!そうだったんだ」など、会話の中に必ず、新しい発見やアイデアが生まれます。
    今回のバスツアーは、建設資材会社と弊社とお客様が、一緒になって「いい家づくり」を考えていくという企画です。今までの建設業界ですと、最終消費者(施主)抜きで、業者と請負者で話が進められていき、後から満足できない家が、できてしまう例も多々あったようです。
    ですから、これからは、新商品、新工法、新しい暮らしの提案をメーカー、商社、施工者、施主とそれぞれ、お互いに知恵を出し合いながら、お互いの利益を獲得しなければなりません。

    お客様にとっての「利益」とは、「価値」と「価格」の差額です。つまり、その価格よりも価値が高くなければ、利益になりません。いくら安くても、安くさいものであれば、利益どころか、お客様にとっては赤字になってしまいまいます。お客様に対し、「価格」よりも「価値」のある、「質の高い」仕事を行なっていくことに、私達は、これから、もっともっと頑張ってまいりたいと思いました。
    真っ白な鳥海山です。鳥海山が見えると、翌日は、雨になるそうです。

    by 村上直樹

  • 2006.3.10

    ものを大切にする心と職人の技

    「ものづくり日本」といわれますが、この言葉には、「ものを大切にする」という意味も含まれていると思います。作って使って捨ててしまうのではなく、作って使って直してまた使い継いで行く事ができれば、地球の限られた資源を使わずにとても良いのではないでしょうか?

    何でも新品が、良いというのではなく、リサイクルされたものを使うとか、直したもの使うとかのほうが、「カッコイイ」となれば、高価なものでも購入するのではないでしょうか?例えば、ビンテージものの使い古しのジーンズは、30万円もするそうです。それが、売れている。先日、テレビでスマップの草薙さんが、マニアらしく説明していましたが、「スゴイ」と思いました。

    日本には、昔から「茶道」があります。その世界も「わび、さび」といった金襴緞子のような派手なものではなく、「質素」な中に「上品さ」を表現した「ものづくり」です。茶道十職人という言葉がりますが、茶碗や茶杓、なつめ、袱紗などなど、昔からその道具をつくる職人が、その技を代々受け継いでいきます。そして、古いものほど価値があり、何代目の誰が作ったどのようなものかをお点前する人は、説明できなければいけません。

    建築にたずさわる人であれば、監督をはじめみんな「職人」です。「職人」とは、これは誰が作ったのか、仕上げたのか、考えたのかと、そこに見えてくる人です。
    ですから、作った人の顔が見える、そして作った人の名前を言えてもらえる、感動させることのできる職人にならなければならないと思います。
    そして、その技を教え、代々引き継いでいく、受け継いでいく人が、たくさん生まれ、古いものを大切にする社会になれば、素晴らしいと思いました。
    頑張ります。

    by 村上直樹

  • 2006.3.9

    お風呂で、考えること

    お風呂について、私が、自分の家を、20年前に建てた時は、まだ、住宅では、ユニットバスの時代ではなく、タイルの風呂が、主流でした。そして、広さも1坪程度で、十分でした。
    しかし、子供とお風呂に入るようになると、もう少し広いお風呂にして、子供たちと遊びながら入りたくなり、10年前、今度は、1.25坪タイプのユニットバスにしました。
    しかし、子供たちが、成長し大きくなると、今では、誰も一緒に入ってくれる人は、いません.....。
    何にこまっているかというと、なんと、「毎日、誰が、お風呂を洗うのか?誰が、お風呂のお湯を入れて止めるのか?」ということを家族間で当番を討議しています(笑)。
    ですから、私には、1.25坪のお風呂が、ただ、だだっ広い空間に感じてしまっています。

    この20年の間に社会では、様々な変化がありましたが、それは、家庭の中でも同じです。ライフスタイルは、だいたい10年サイクルで変化します、しかし、あくまでも想定であって、その時になってみなければ、わかりません。
    「狭いながらも楽しい我が家」というコピーが、昔ありました。「楽しい」家は、やはり、家族間のコミュニケーションではないでしょうか?
    間取りを考える時、将来を考える時、まず、どんな家庭にしたいか、子供にどんな人になって欲しいか、そして、自然に家族の絆が生まれるような家をリフォームや新築で、実現するために日々、研鑽、努力していきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.7

    今日は、娘の高校受験日

    今日は、娘の高校受験の日です。教育パパでもママでもないので、あまり熱心に勉強しなさいと言ってこなかったし、自分自身で考えなさいと言った放任主義のほうなので、どちらかというと、私に似ているのか、のんびりプラス思考の娘です。
    私の家内は、「ああしなさい、こうしなさい」ということは、あまり言わず、「こうしたらどお?どうする?」といった、アドバイス的なことは、言いますが、子供といえども、本人の意思や考えを聞いて決めてきましたので、あとから、ああだこうだと本人から言ったことに対しては、「自分で、決めたことでしょ、しっかり責任をもちなさい」となります。

    「進路」は、人それぞれ、たくさんありますが、どこの高校に入ったから、どうなるということは、言えませんし、わかりません。
    高校生活は、人生の一過程にすぎませんが、そこで、何を考え、何を気付き、何に目標をもってくれるか、いい先輩はいるか、尊敬できる人を見つけれるか、それにより、また、大きな変化が、生まれると思います。
    今日は、全国的に晴天のようです。その昔、私の高校受験の時も、お天気でポカポカしていたことを思い出しました。
    今、私にできることは、娘には、試験中、居眠りだけは、しないで欲しいと願うだけです。

    by 村上直樹

  • 2006.3.6

    ITの発達に思うこと

    最近では、パソコンや携帯電話も一人一台の時代になり、少し前までは、考えられなかったことが、どんどん急速に進んでいるような感じがします。特にIT業界は、毎日のように新しい商品や技術、サービスが、生まれ、競争の原理からか、各社、猛スピードで走っているいるように見えます。

    IT「information technology」とは、情報産業、情報技術といわれますが、現在では、インターネットを通じて、この情報が、蔓延しています。そして、インターネットで一番活用するのが、「検索」です。私達は、何か、わからないことがあれば、辞書を引くように「検索」エンジンで、簡単に見つけます。
    そして、その「検索」でも、わかりやすい検索、探しやすい検索、便利な検索といことで、人気のあるサイトが、たくさんの広告を貼り付けることで、広告収入を獲得できます。
    つまり、私達が、無料で検索できたり、無料でブログができたりするのは、そこに必ず、広告収入があるために各会社が、運営できています。
    ですから、できるだけ、広告らしくないように表現したりしています。

    「電話帳広告」もそうですが、広告収益で無料で全国の地域別に配布されいますが、これも「情報産業・情報技術」でした。その場合、「索引」で探し、「業種」で見つけますが、電話帳に掲載されている情報量とインターネットのホームページでの情報量が、まったく違いますので、最近では、電話番号やお店の情報もすべてインターネットという方も多くなったのではないでしょうか。
    忙しく働いている人ほど、情報の無い、電話も通じない、静かな、美しい自然と海や山の見えるところで、ゆっくり、のんびり、暮らしたいと思うのは、やはり、この「IT」の発達と「情報過多」のせいなのかもしれません。
    自然の美しい、秋田で暮らせることは、とても幸せなことです。

    by 村上直樹

  • 2006.3.5

    広がり間取りの家で暮らす

    昨日は、新築を建てたいと言うお客様と打ち合わせをしました。新築の場合は、まったく新しい生活、暮らしのための「住まい」づくりですので、リフォームと違い、住んでみて、ここの点が、不便だから改善する、狭くなってきたから広くする、暗いから明るくするといった、生活してみて実感して、その家の悪い点を改善するといった明確な目的は、ありません。
    つまり、新築の場合は、まだ、そこに住んでいませんので、将来、このようになるのでだろうといった仮想で、プランをつくります。そのため、部屋数や面積が多くなったり、使わない部屋が出てきたりします。昔、住宅には、必ず、「応接間」と言う部屋が、玄関の脇にある家が、多くありましたが、そのほとんどが、使われず、物置になっていたという話しは、有名でした。

    ですから、いつも使わない部屋ではなく、「兼用する」部屋をつくることが、必要になります。たとえば、LDKという部屋は、リビング・ダイニング・キッチン、つまり、居間と食堂と台所が、一緒になっているわけですが、昔ですと、それぞれ部屋で仕切ったものですが、現在では、壁を取り払い、キレイな台所を見せるようになりました。
    最近、リフォームでも、このレイアウトプランに変更する工事が、多くありました。
    また、家族だけで過ごすわけですから、「気配」を感じれる、明るく、風通しの良い、家族団らんのためにひとつに集まる部屋をつくり、部屋数や大きさを可変な壁や収納で間仕切り、「広がり間取りの家」にすることが、理想だと思います。

    東京ですと、土地がとても高いので、「狭小住宅」といって、小さな空間を上手に使いこなしています。無駄な空間が、出ないように、そして、兼用の部屋を作るといった方法をつかわれています。先日は、住宅専門誌に「トイレと廊下と書庫」を兼用にする家がありました。普段は、トイレを開けておき、廊下と書庫にして、用をたす時閉めて使用すると言う家で、トイレの壁は、ナント、明るさを取り入れるため全面丸見えの窓ガラスでした・・・。
    でも、私は、やはり、秋田では、秋田らしい家、暮らし、生活がありますので、そこにマッチした空間作りが、必要だと思います。
    「ほっとする家」、「優しさに包まれた家」、「住む人が健康で、幸せになる家」、そんな家がいいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.3.4

    春のリフォームフェアー

    昨日は、ひな祭りの日でしたが、冬のような寒さでした。今日は、朝から晴天に恵まれ、気持ちのよい「小春日和」です。そして、今日と明日二日間は、弊社ショールームで、暖かい春が、早く訪れてくれるように「春のリフォームフェアー」を開催します。目玉商品の「カーペットマット100円!」は、大人気です。

    by 村上直樹

  • 2006.3.3

    三度の飯は、四度食えぬ

    今日は、ひな祭りでしたが、娘たちに何もしてあげれなかったので、とても、冷たくあしらわれました。

    昔、「三度の飯は、四度食えない」と言う言葉は、よく父に言われました。どういうことかというと、「人間の体には、限界があって、無理をして、あるいは、欲を出して、食べたいだけ食べても体を壊すだけだ」ということです。
    三度の飯とは、人間本来持っている体力に見合った食事のことで、会社も仕事も同じことだそのことを父に仕事の時によく言われました。
    つまり、それは、金儲けのために欲を出して、あれもこれも何でも無理をして仕事をとってきても、価格を下げて利益が取れなかったり、人に恨まれたり、ろくなことがないから、やめなさい、と言うことでした。
    秋田弁で言うと、「欲たがれになるな」、つまり、「自己の欲のために人を困らしたり、悪いことをしたりするな」と言うことでした。

    ロータリークラブに「職業奉仕」という言葉があります。これは、世界共通のロータリークラブで唱えられていることですが、私なりに簡単に解釈すると、職業を通じて、すべての人が幸せになるように行動するということです。自分の会社の利益のためだけに、人を不幸にしたり、争いが起こってはいけない、異業種であれば、仕事を分かち合い、共に利益を出し、同業であれば助け合い、心をひとつにしていかなければならないと言うことです。

    商売を通じて、地域の活性化と業界の発展に寄与していくことが、本当の仕事であり、経営であると思います。そのような会社になるべく、日々勉強、反省、努力していきたいと思います。ショールームからは、向かいの空き地の雪山が見えます。

    by 村上直樹

  • 2006.3.2

    人生は、出会いがすべて

    3月に入り、桜の開花予想が、発表されました。全国的に、例年より1~2週間ほど早く桜前線が訪れるということでした。
    また、今年の大雪は、降雪量としては、例年並で、降る時期と量が集中した結果だそうです。ということは、今年の春一番は、早く来そうです。

    春といえば、「卒業、退社」そして、「入学、入社」の時期でもあります。学生でいえば、新たな夢を持ち、卒業し入学できる人、再度、チャレンジするために改めて、来年の受験に向けて頑張る人もいます。
    そして、社会人では、学校を卒業し、新卒として入社できる人、定年後、第二の人生のために再就職にチャレンジする人がいます。
    そして、そこには、必ず「出会いと別れ」が、あります。「出会い」があれば、「別れ」は、必ず発生します。逆に言えば、出会わなければ、別れもありません。ですから、「一生別れないぞー!」と言って、別れるつもりがなくても、人間寿命がありますから、どちらかが、この世からお先に失礼することで、別れることになります。

    「人生は、出会いがすべて」という言葉があります。どんなに小さな、一瞬の出会いでも、そこで人生を大きく変える出来事があるそうです。そして、その出会いで、チャンスに気付くのか気付かないかは、常に「目標と目的意識」をもっていないとわかりません。自分が、何になりたいのか、どうなりたいのか、いつも悩み、チャレンジし続けていれば、必ず、成功します。
    新しい出会いに、大きな夢を託し、頑張ってください。

    by 村上直樹

  • 2006.3.1

    仕事場も、TPOを考えてオシャレに

    今日は、また、冬に逆戻り、雪が降り積もりました。でも、なぜか、「春の雪」だと思うと、今回の大雪を乗り越えたのですから、可愛らしい小雪に見えてしまいます。

    さて、「TPO」とは、着こなしの極意を説いた用語で「いつ、どこで、なにを着るのか」という服装上のきまりの方向を明確にあらわしています。
    Tはtime(時)、Pはplace(場所)、Oはoccasion(場合)をそれぞれ意味していますが、MFUが1963年度のファッションテーマとして提唱したことから、急速に一般化したものだそうです。
    その年は、ちょうど、東京オリンピックの前年にあたり、国際人としてはずかしくない服装のマナーを、日本の男性に与えようとする意図がこめられていました。
    時と場所といえば、先日読んだ堀の内九一郎社長の本の中にありましたが、彼の仕事は、中古回収業ですから、作業着に軽トラックというのが、仕事の時の服装ですが、その格好でホテルに行きますと、「こっちじゃない、あっちの裏に駐車しろ」とボーイに言われるそうです。
    しかし、スーツにベンツで行くと「お客様、鍵をお預かりしますので、フロントでお待ちください」となるそうです。当然、中古品の買取の時も、後者で行ったほうが、相手の対応が違い、買取の主導権を握れるようです。
    実際、スーツにベンツでは、実際の中古品の回収や作業は、できませんし、逆にスーツで仕事(作業)をしていると、お客様に適当に仕事しているように思われてしまいます。ですから、どんな仕事もそうですが、「作業をする場所・時」での服装と、そうでない場所での切り替え(着替え)が、とても大事です。
    ですから、「TPO」とは、ファッションでありますが、そのファッションも毎日の仕事に生かしていかなければなりません。
    しかし、「TPO]だからと言って、作業する時であれば、ただ作業着だから良いといものでもありません。また、交渉や営業だからといって、スーツだったらいいと言う訳ではありません。キチンと洗濯をして、清潔にして、ボタンやチャックを閉め、正しい着こなしをしなければ、仕事場での「TPO]=「ファション」ではありませんし、キチンとすることで、作業着もカッコイイ服装になります。
    いつも、「仕事」と「ファション」を考えながら、行動しましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.2.28

    切れてる明太子を食べて

    寒くなっても、やはり、じわじわと春の足音が、聞こえてくるような日々です。庭の雪もだいぶ融け、木々や土が、少しづつ見えてきました。

    さて、「切れてませんよ・・」と言うのは、長州小力というプロレスラーの真似をするお笑い芸人ですが、私は、今朝、「切れてる明太子」を食べました。明太子や筋子は、生で食べますが、切っていないと取りづらく、皮がじゃまになり、キレイに食べれませんでした。
    しかし、この「切れてる明太子」は、2センチ程度に切ってあり、とても、食べやすくて感動してしまいました(笑)。
    「切れてるチーズ」「切れてるバター」なども、とても便利です。しかし、考えてみれば、「そんなのこと、自分でやりなさい」と言われそうですが、明太子や筋子を細かくする時の手のベタベタ感やチーズやバターを切る時間が、なくなることで、一度、楽をしてしまいますと、元に戻れなってしまいそうです。

    「自分でやる」で言うと、「障子の張替え」は、とても簡単で、家族の仕事として、よく張替えしたものですが、「DIY」= DO IT YOURSELF = 自分達でやる日曜大工も、最近「ゆとりの時間」というものが、なくなってしまった現代では、忙しい夫婦や老人には、時間や体力の関係で、私達のような工事店に依頼されることが、多くなりました。
    できるだけ「自分達でやる」時間をつくり、料理、ガーデニング、日曜大工など、家族や友人を交えて、楽しく過ごすことで、より、充実した楽しい人生になるのではないでしょうか?そのためには、私自身も「時間」というものをいかに無駄に過ごさないか考え、計画的に大事に使っていきたいと思いました。
    ・・・でも、「切れてる明太子」は、私の食卓の定番になりそうです。

    by 村上直樹

  • 2006.2.27

    水と安全にお金をかける時代

    今日は、一転して、冬に逆戻り、雪の降る寒い日になりました。やはり、まだ二月です。しかし、今年のスタートは、例年より早く、弊社でも3月から、リフォーム工事にとりかかる所が、だいぶ多くなってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」を忘れず、油断せずに春工事の準備をしていこうと思いました。

    さて、今日は、お昼の例会で、警備保障会社の社長のお話を聞きました。警備会社というのは、セコムが、始まりですが、その昔、日本では、「安全」にお金を払うという考えは、まったくなく、「職業」としては、認知されていませんでした。
    つまり、「用心棒」という考えかただったそうです。しかし、「ザ・ガードマン」のテレビ放映の人気や東京オリンピックや万博などを契機に急成長していきます。しかし、どこの業界も一緒ですが、急成長には、中身(社員の質)の問題ということが出てきます。そのため、警備員の教育や資格制度により、質を高め、社会に認知され、貢献する業界に進化していきました。

    今では、「機械警備」というセンサーやカメラやコンピューターを駆使した警備になり、その精度を高めて、警備の質を高めていくことで、「防犯」を予防したり、犯人を「逮捕」できるシステムになっているそうです。弊社の事務所も警備保障会社に委託し、機械警備をしています。
    その昔、日本は、「水と安全は、ただ」と言われていました。しかし、現代は、高価な水にお金をかける時代です。
    これからは、個人お家の安全にも、お金をかける時代なのかもしれません。

    by 村上直樹

  • 2006.2.26

    商売は、楽しいもの楽しくするもの

    今日は、三ヵ月ぶりに早朝ウォーキングをしました。
    日の出の時間が、まだ、6時15分くらいですので、少々遅めのスタートでしたが、日曜日で久しぶりの休日でしたので、のんびり歩いてきました。しかし、まだ、二月ですので、冷たい風で、手をこすりながら歩きました。天気も良く、さわやかな朝に運動することは、やっぱり、気持ちの良いものでした。

    さて、「休日は、何をするのか」というと、やはり、「ショッピング」というのが、一般的でしょうが、私の場合は、目的の無いショッピングで、家内や子供の後ろに付いて歩き、ブラブラしながらお店の飾り付けや商品を見たりするのも好きです。
    そして、面白い物、欲しい物を発見して、衝動買いしてしまうこともたまにあります(家内の了解を得てからですが・・)。
    本屋さんに行くのも好きです。最近では、アマゾンで、本を購入することが多いのですが、本屋さんでは、たくさんの新しい本の中身を確認しながら、買えますので、とても時間がかかります。むしろ、立ち読みしているほうが、集中して読んでいますので、購入しないで、毎日、本屋さんで読んだほうが、良いのではないかと思ったりもします。
    学生時代は、あまり本を読みませんでした。いわゆる、漫画ばかりでした。漫画も最近では、とても、良いものだと言われてますが、昔は、「本を読みなさい」とよく、母に叱られたものでした。本を読むためには、とにかく、なんでもジャンルにこだわらず、読みなさいと言われます。
    私の場合は、やはり、ビジネス書が多く、自己啓発、マーケティング、マネジメントなどに関する「わかりやすい」本を月10冊程度読みます。

    今日は、テレビ番組「マネーの虎」で有名になった堀乃内九一郎さんの書いた本を二冊読みました。たくさんの事業に失敗して、ホームレスまでなり、現在は、安定した百二億円も売る企業に成長させた社長ですが、その苦労は、想像を絶するものであり、また、その中で得た「人間力」は、素晴らしいものがあると思いました。ある日、同じホームレスから、「商売って、金儲けるためにやるものなのかい、商売って、楽しむためにやるんじゃないのかい?」と言われ、目が覚めて、現在があるそうです。
    楽しんで、仕事をしましょう!必ず、成功します。

    by 村上直樹

  • 2006.2.25

    万が一の時の保険と対応

    毎日、過ごしやすい日々で、道路の雪は、すっかりと融けました。しかし、雪捨て場になった場所には、まだ汚れた雪が高く積もり、今回の大雪の爪あとを残しています。そして、いたるところで、雪による被害で、特に雨どい、庇、カーポート、屋根などが、壊れているのを見かけます。

    今年のこの雪害には、保険会社の方が、現在、大忙しだそうです。昨日も、屋根のリフォームの件で、電話で確認がありました。それは、保険会社の方から『屋根の工事のところで、「すがもり」と見積書に記載があるのですが、これは、秋田弁ですか』と聞かれました。「すがもり」とは、屋根の庇に雪がたまり巻き込まれ、凍ってしまい、それが、融けた時に水が、建物内にしみ込んでしまう現象をいいますが、東京の保険会社の方は、そのような言葉を聞いたことが無いということでした。
    また、雨樋の単価や工事に必要な内容など、詳しく調査しているようでした。「保険金不払い」ということは、ないのでしょうが、今回の記録的な雪害には、各保険会社で、相当の金額が、支払われることになると思います。

    「保険」とは、このような「万が一」の時に実力を発揮しますので、やはり、個人個人で、「リスク」に備えておいた方が、良いと思います。また、今回のこの雪害で、「保険会社の対応」が、会社により、それぞれ違うことも見えてきてますので、今後この「保険会社の質」も問われると思います。

    by 村上直樹

  • 2006.2.24

    ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブンで頑張ろう

    昨日は、ポリテクセンターに行って、セミナーの講師をしてきました。そこは、もともと、中学校卒業し、就職すための職業訓練校だったと聞きました。そして、最近では、高校に進学する人が多く、そこで、年齢に関係なく、ハローワークで就職を探している人が、技術やスキルを身につけるための施設になったと知りました。
    セミナーの前に館内をセンター所長に案内していただき、とても大きな校舎になんと250人の方に職業指導、訓練をされていると聞き、また、充実した設備や教育システムにとても驚いてしまいました。

    私が、講師をした生徒達は、「住宅サービス科」といい、住宅にかかわる仕事、いわゆる大工工事を基本とした技術を勉強している方々でした。私のお話しは、今まで行ったリフォームについての説明をし、あとは、フレッシュワーク秋田の鈴木さんからの質問、生徒からの質問という形で、進行してもらいました。
    その中で、生徒からの質問で、「リフォームの営業は、残業はつかないし、頑張っても成果が出なければ、認められないが、どうですか」というようなことを言われたと思いますが、そこで、私は、「頑張っても認められないような会社なら、やめたほうがいいです」とお答えしました。ただ、「頑張る」とは、「ギブ&テイク」(やったから、とる=やってあげたから、よこせ)という自分の立場だけで考え、見返りを期待して行動するではなく、「ギブ&ギブン」(相手の立場や、みんなのことを考え、やり続けることで、回り(会社とお客様)から認めてから与えられる)ものだとお答えしました。

    そして、私の会社の佐藤琢也君の例をあげ、辛い営業からはじめての職人にチャレンジし頑張り、素直な心で自ら技術向上に努め、礼儀正しく行動し、お客様から認められ、喜ばれ、感謝状までくるような社員になれば、会社の宝となり、うまく行くと思いますとお話しました。
    是非、皆さんに頑張って、新しい仕事にチャレンジしてほしいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.2.23

    店舗工事と住宅工事の違い

    今月は、ホテルや百貨店の改装工事が、盛んに行われていますが、2月・8月(ニッパチ)は、暇というのは、昔から言われていますので、やはり、どんな商売も売り上げが下がる時期で、それに合わせて行っているようです。

    しかし、ホテルや百貨店は、すべてを休んで工事をするのではなく、営業しながら工事を進めていきますので、当然、夜間工事というものが、発生してきます。しかし、東京では、「24時間眠らない街」というくらい、夜間でも働く人が、慣れていますので、効率よく作業をする人がいますが、秋田の場合は、「夜は静まり帰った街」(昼でも静まりかえってますが・・・)ですので、夜間工事には、不慣れであり、とてもむずかしいと思いました。
    店舗工事は、住宅工事と違い、まず、目的が違います。店舗工事は、「設備投資」ということで、その投資した金額をできるだけ早く回収することが、利益を増加させることになりますので、工事期間が短ければ短いほど、営業スタートが早くなり、売り上げを上げるように考えます。
    住宅工事は、どうでしょう。住宅は、個人のものであり、売り上げを上げるものでもなく、そこに永く住み、暮らし、できるだけお金のかからないように生活していける、安心で安全な家、そして、家族、友人、近所の人達と楽しく、気持ち良く過ごせる家が、良いのではないでしょうか。そのためには、見栄えではなく、中身、つまり、「暮らし方」や「心と体」を考えながら、作り上げていかなければならないと思います。

    木の香りに包まれた空間で、四季を感じ、ゆっくりと過ごす時間は、日ごろのストレスや疲れを癒してくれます。
    今年は、そんな気持ちの良い家をリフォームや新築で、提供していきたいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.2.22

    女子フィギュアスケートを観て

    今日は、冬季オリンピックの女子フィギュアスケートでした。今朝は、それをテレビで見て、各国の選手が、緊張の中で演技を行い、回転ジャンプの後にミスで、転んでしまう姿には、本当に心から「頑張れ、頑張って!」と敵味方なく、選手全員に応援してしまいます。それは、まるで、自分と照らし合わせ、転んでも転んでも、精一杯頑張っている姿が、とても大事なんだ!と言うことを念じている自分に気付きました。
    どんなに頑張っても、失敗すれば駄目ということは、断じてないと思います。精一杯頑張れば、失敗しても、また、やり直せるし、たとえ、負けたとしても一生懸命やった姿は、勝ち負けに関係なく、美しい姿であり、賞賛できるものだと思います。きっと、失敗した分大きくなって、また、新たな大きな目標を掲げ、努力し続けると思います。

    さて、今日も春のような暖かい陽気ですが、いよいよ、来週からは、3月の週に突入します。年度末であり、決算の時期であり、忙しくなる時期でもあります。そして、4月からは、新年度が始まり、新しい気持ちで、チャレンジしていきます。
    お客様に本当に喜んでもらえる家づくりとサービス、そして、安心して暮らせるサポート体制は、これから、もっともっと、充実していかなければなりませんし、お客様、社員、取引先、職人、みんなが、幸せになる環境づくりをドンドンすすめていきたいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.2.21

    国産材の家を建てると・・・

    今日は、朝から晴天で、ウオーキングでもしたくなるポカポカした春のような陽気でした。さて、日本は、世界の国々が、CO2の排出量を減らす約束をした京都議定書で、6%減少させることに同意をしましたが、実際は、8%増加しており、その合計14%のCO2を省エネルギーだけでは、京都議定書で約束したCO2の排出量を減らすのは、難しいそうです。
    そこで、期待されているのが、日本の森林です。山の木は、CO2などの温室効果ガスが、地球を暖めることで引き起こされる自然現象の変化を そのCO2を吸収することで制御するという、大事な役割を期待されています。
    もし、国産材の家を建てると、1軒で40m3もの木を利用できるそうです。国産材のリフォーム用材や国産材の家具などを利用することで、日本の森林の40%を占める人工林を育て、収穫し、手入れをすることで、地球環境に貢献することになります。

    そして、木の家、まな板、割り箸、木のテーブルセット、木のベット、木のプランター、木の文房具、木の玩具、などなど、国産材を活用し、森林を育てていくことも地球環境を守るひとつの手段だということを知り、行動することを「木づかい」すると、言うそうです。

    by 村上直樹

  • 2006.2.20

    地震国日本の耐震補強

    今日は、ポカポカとした天気となり、昨日からは、白鳥が、群れをなして飛んで行く姿を見かけました。ということは、いよいよ、春が近づいてきたことを知らせてくれたことになります。しかし、秋田市内は、どこもかしこも、今回の大雪による残雪で、まだまだ、除雪しなければならないところもあります。雪に埋もれた草花が、早く顔を出して欲しいです。

    最近、注目を浴びている「耐震」は、木造住宅では、昨年、建築業の許可をもたない「悪徳リフォーム業者」のターゲットになり、お年寄りなどに被害がありました。しかし、「耐震リフォーム」は、地震国日本では、とても重要で、1981年に新耐震設計法が、定められる以前の住宅には、必要だと思います。

    木造住宅の寿命は、25年から30年というのは、根拠のない俗説で、耐震補強をすることで、十分にもつのに築30年程度で建替える人が、多いといわれてます。そのために、十分な知識と伝統工法と新しい工法、耐震金具などを駆使して、「耐震補強」を行い、住み継ぐことは、建替えの際に出る多量の廃材やゴミで、地球環境に悪い影響を与えないことになります。
    ドイツやヨーロッパなどの建物を見ると、古さと新しいデザインが、融合しているように見えます。また、物を大事に使い、古いものに価値を見出しながら、地球環境、自然環境、生活環境を守るために考えられた資材や素材を使っていくことは、まさに先進国のお手本ではないかと思います。
    その昔、日本は、欧米人から「家が、木と土と紙でできている」と言われ、驚かれたといいます。しかし、それは、高温多湿の日本の風土では、最適な素材でした。また、その素材をつかい、繊細な日本人の「美」に対する感性は、世界の中でもトップクラスだと思います。
    その日本の美しさを伝統しながら、地震に強い家をつくっていきたいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.2.19

    団塊の世代と共に考える

    今日も、TOTOショールームにおります。ショールームでは、実際に色、形、大きさ、広さ、形、使い勝手などなど、体感しながら打ち合わせできますので、とても便利です。特に水周りの機器は、毎日使うものですので、その人の体型や癖にあったものでなければなりません。そのためにショールームで、確認することは、とても大切です。
    そして、今日は、団塊の世代の素敵なご夫婦にご来場いただき、大変勉強になりました。団塊の世代と言うと、その時代時代に大きな影響を与えてきた世代です。そして、様々な流行をつくり、消費することで、大きな経済効果を生み出してきました。そんな団塊の世代の方のいう言葉には、重みがありますので、いろいろと参考になりました。

    新しいものは、常にその消費する人、利用する人を考えながら製作されますので、日本が、これから老人大国になること、環境と健康を考えたライフスタイルにしなければならないことと、団塊の世代を重ね合わせ、新しい住宅をデザインしていかなければならないと思います。そして、そのためには、何事にも常にチャレンジ精神で、がんばってまいりたいと思います。
    施工実績の写真をTOTOショールームに飾りました。

    by 村上直樹

  • 2006.2.18

    TOTOリフォーム相談会開催!

    今日明日は、TOTOショールームにおいて、リフォーム相談会を開催しております。先月も「オール電化リフォーム相談会」ということで、IHクッキングヒーターで、料理の実演をしたりしましたが、今回は、いよいよ、春からのリフォームシーズンに備え、様々なリフォームの相談を無料でお受けしようと企画しました。
    TOTOといえば、古い会社で伝統もあり、日本人では、知らない人がいないほど有名な会社ですが、私は、TOTOは、いつも、常に「進化」しているように見えます。特に新商品開発では、他のメーカーを一歩も二歩もリードしていると思います。たとえば、ユニットバスの床がすぐ乾燥する「カラリ床」、なかなかお湯の冷めない「魔法便浴槽」、デザイン性のすぐれた「スケルトンキッチン」などなど、トイレは、もちろんのこと、水周り製品に関しては、業界では、常にトップになって、新しいものを開発し続けています。

    TOTOが、提案する商品は、インテリア性の高いものが、多くあります。住まいの中のインテリアは、これからとても重要になります。そして、そのインテリアは、最近では、カーテンや壁紙、家具だけでなく、キッチン、浴室、トイレにも積極的に取り入れられています。今まで常識的に考えられていた、ただ、機能だけが優れていれば良い、生活しやすければ良いということではなく、インテリアコーディネートしやすく、見た目も美しくなければならないと思います。
    これからは、住まいに関わる様々な職種の人たちが、コラボレーションし、協力しながら、作り上げていかなければならないと思います。
    秋田美人のショールームレディスです。

    by 村上直樹

  • 2006.2.17

    雪国の春は、美しい

    ここ、二三日の雨で、道路の雪が、大部分融けました。いよいよ、春らしくなってくると、色々なものが動き出します。特に秋田の場合は、この雪の下に隠れていた様々なゴミや泥、そして、今年の雪害による破損したものが、顔を出してきます。ですから、道路の汚れが、目立ちますが、秋田市内では、町内や市民のクリーンアップ作戦という、ボランティアの清掃活動で、ずいぶんキレイになります。

    秋田や雪国の人達は、三ヵ月以上、この雪の中で過ごしていますので、これから始まる季節、春のやさしい陽射し、爽やかな風、香りを体で感じます。それはそれは、本当に気持ちの良い季節です。雪の降り積もらない土地の人達には、きっとこの気持ち良さは、わからないと思います。
    季節も人生も同じ、ですから「冬の後には、必ず暖かい春が来る」と、よく言われます。
    春夏秋冬を感じながら、そして、信じながら、日々、努力とチャレンジ、そして、奉仕の気持ちで行動したいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.2.15

    むずかしいことは、有難いこと

    昨日は、バレンタインデイでした。会社の女子社員からチョコレートをいただきました。でも、うちの会社は、男性社員の数のほうが多いので、義理チョコをするのは、少々負担だったのではないでしょうか、有難く頂戴いたしました。
    この「有難い」という言葉は、「難し」(むずかしい)が、「有る」と書きます。私達は、良いことがあると「ありがたい」とか、「ありがとう」と言いますが、「なぜ、むずかしいことが、あることが、有難いことなんだろう」と考えてしまいます。
    それは、「むずかしいこと」つまり、最近の若者の言葉で言うと「ありえな~い!」といった、思ってもいなかったこと、できないと思っていたこと、無理だと思っていたことが、成し遂げられたり、与えてくれたことに喜び、感謝することだと思います。
    そして、私は、逆にその「難しいこと」が、「有る」ということは、とても喜ばしいことだと思います。それは、その難しいことにチャレンジできること、解決したりできること、それは、とても大変だったり、辛かったりしますが、その後には、必ず「喜び」があるからです。
    「難しいこと」にチャレンジできることに「感謝」して、頑張っていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.2.14

    社会に必要とされる会社になろう

    今年は、1月から、毎週土日が、見学会や相談会でしたので、その準備や接客で、忙しさに振り回され、既存のお客様へのサービスが、おろそかになってしまい、深く反省しています。
    新しいお客様との出会いも大事ですが、これからお客様になっていただく方、今までお付き合いしていただいているお客様、すべてのお客様に気を使い、心を配り、対応したいと思っております。
    そして、そのためには、私達は、毎朝行う朝礼、毎夕行う終礼で、営業も職人も現場監督も総務も、みんな全員で確認し合いながら、協力し合いながら、お客様にサービスをしていこうと心がけています。

    冬の間に工事が無くても、お客様がやってほしいこと、困っていることが、あるはずです。そこのところを報告し合い、連絡し合い、みんなで相談して、喜ばれる会社にならなければなりません。

    松下電器が、13年前に作られ販売された欠陥のある石油ストーブを探し回収しますとテレビ、新聞で大々的に宣伝し、大きな費用を使っています。社会的責任を取るために一生懸命行っているように思えます。そして、そこには、会社の姿勢が、見えます。
    同じように私達も、自社で作ったものであれば、会社が存続していく限り、責任を持って、アフターフォローしていかなければならないと思っております。ですから、松下電器の対応は、とてもよい手本だと思います。
    わたしたちも、本物の社会に必要とされる会社になりましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.2.13

    発想の転換で、リフォームを考える

    今日は、温度が上がり、雨の一日でした。昨年の12月から降り始めた雪が、これから一雨ごとに雪解けが進み、いよいよ、待ちに待った春がやってきます。そして、3月からは、リフォームシーズンに突入します。会社の転勤や移動の時期でアパートや貸家の修繕、そして、冬の間、雪や寒さで傷められた外壁や屋根のリフォーム、そして、大型リフォームの着工が、春の爽やかな季節にスタートし、行なわれます。
    毎年のことですが、やはり、冬の期間は、仕事が激減しますので、誰もが不安になります。しかし、この暇な時期にお客様の住まい作りのために、じっくり準備できると思えば、安心します。ですから、この寒い時期に暖かい住宅(モデルハウスや見学会場)で、お客様と実際に体感しながら、ゆっくりと冬の住まいについて、プラン作りをすることで、本当に「いい家」が、できると思います。

    今週の週末(土曜、日曜)は、TOTOショールームで、「リフォーム相談会」を開催します。浴室、キッチン、トイレなどは、実際に現物を見ながら体感できますし、また、それ以外のリフォーム相談も承ります。いつも、来場されたお客様から、リフォームにするか、建替えにするか、どのようにしたら良いか悩んでいることを相談を受けますが、私達プロのチョトしたアドバイスで、「あっ、そうか!そうすればいいんだ!あははは・・・[:楽しい:]」と新しい発想に いつも驚かれ喜ばれます。
    是非、リフォームのヒントを見つけに来てほしいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.2.12

    たくさんの声を聞いて、実現していく

    昨日は、一日中象潟の構造見学会場におりました。見学会では、いつも、お客様の声をじかに聞けるので、私は、とても楽しみにして会場にいます。
    象潟では、今回のこの構造見学会に来場された方は、「構造見学会を見たことがない」と言う方が、全員でした。また、無垢の木をふんだんに使っていることに「気持ちいい」と言っていただきました。そして、「是非、完成見学会に来たい」とも言っていただきました。
    また、来場されたご年配の男性からは、「丁寧な仕事をしている」とのお褒めの言葉もいただき、「出来上がってから見ても、見るところが無い、間取りぐらいだ。できる前に大工の仕事ぶりを見れるということは、とてもいいことだ」とおっしゃっていただきました。わたしも、そう思います、家作り、ものづくりで、見えないところの技や腕をお客様に見ていただき、感心していただき、褒めていただけることほど、職人冥利は、ないと思います。

    今回のこの構造見学会で、またひとつ、勉強になりました。それは、作る人、作られる人、そして、これから作りたい人、みんな同じ気持ちになっていること。それは、「いい家」にしたいということ。そのためには、たくさんの声を聞くこと、そして、実現していくことだと思います。今日は、どんなお客様に来ていただけるのでしょうか、とても、楽しみです。
    秋田市牛島の構造見学会場のコンセプトは、秋田スギでつくる「若い夫婦のためのシンプルインテリアな家」です。仕上がりにご期待ください。

    by 村上直樹

  • 2006.2.11

    構造見学会で体感できること

    今日から、「構造見学会」が、にかほ市象潟と、秋田市牛島で、開催されます。
    昨日は、その準備で、朝から大雨の中、準備をしてきました。建物を出来上がる前に確認するということは、バタバタしている工事中に行っても、材料や道具が雑然としていれば、悪いところも発見できませんが、構造見学会を行うことで、工事中の現場を一旦ストップし、片付け、清掃することで、素人の方が見ても、わかりやすい状況になります。

    進行している現場を一旦中止してまで、どうして行うのか? それは、素材、こだわり、施工精度、そして、ものづくりというものを これから家づくりを考えている方々に体感していただこうと思い決断しました。最初は、工事中の現場を見せても、やはり、仕上がっていない室内や出来上がっていない外観をみても、喜んでもらえないのではないか、と思いましたが、昨日、見学会の準備をしてきて、「これなら、納得してもらえる、建物を知ってもらえる」と実感しました。
    外面だけの建物ではなく、内面も知って欲しい、そして、どうして快適な家になるのか、どうして安全な家になるのか、そして、将来は、どうやってメンテナンスしていくのか、リフォームできるのか、・・・これは、出来上がった家では、確認することは、できません。「やってよかった」と思える構造見学会にしたいと思います。
    象潟4象潟3象潟2象潟1
    にかほ市象潟町の構造見学会場です。ストーブ一台で暖かく、秋田スギの無垢材の爽やかな香りがします。

    by 村上直樹

  • 2006.2.10

    愛される住宅会社になるために

    建物の寿命は、今まで、平均して27年程度と言われてきましたが、現在の建物は、とても性能がよく、寿命も随分長くなったと思われます。
    基礎コンクリート、外壁、窓サッシ、コーキング、通気工法、水切り、屋根材などなど、自然の天候から守る外回りの資材の性能や工法が、広く普及し、格段に良くなったこと、そして、構造においては、耐震金具が普及し建築基準として取り付けられたことで、日本全国、均一な性能住宅が、建てられていると思います。

    最近話題の耐震というと、日本の木造住宅では、やはり、木組み、伝統工法が、良いと思いますが、技術的な問題で、品質のばらつきが出てしまうかもしれません。建築には、様々な理論があり、考え方があり、どれが正解で、どれがダメかということになれば、むずかしくなり、結論が出ませんが、ただ、住宅というものは、そこに住む人、住んだ人が、良いか悪いかを決めるものだと思います。

    先日、全面リフォームした住宅も築38年ということでしたが、土台の腐りもなく、一部構造材の取替補強と接続金具を取り付け、そして、壁面を増やし、外壁の下地にすべて耐震パネルを張ることで、住宅の延命治療を行ないました。
    お客様は、工事中(手術中)を確認してもらい、そして、完成後には、心から感動していただきました。しかし、人間と同じで、手術(リフォーム)をした後は、定期健診(点検)を行い、常にその経過を慎重に調べ(診察)なければなりません。
    それを行なってこそ、本当にお客様に愛される、本物の住宅会社(病院)になります。住宅会社の名医になりましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.2.9

    会社経営は、まず、顧客の安全

    昨日は、春のような天気で、暖かく、道路の雪もだいぶ融けましたが、今日は、一転して、気温が下がり、朝から、凍りつくような吹雪です。[:結晶:]秋田の春は、まだまだ、遠いのでしょうか?

    さて、最近の耐震偽装事件が、また、違う地域でも起こっているということで、やはり、量産体制の建物が、そのターゲットになっているような感じがします。数をこなして、コストダウンを図ることは、今まで様々な経営者が行なってきたことです。しかし、コストダウンとレベルダウンは、違います。
    価格を下げて、質も下げることなら、誰でもできますし、そもそも、コストダウン、コストカットとは、無理無駄を省き、厳しい管理システムの中で、行なわれて、初めて達成できるものだと思います。

    先日、本を読んでいましたら、著者が尊敬するある塾の経営者に「塾を経営していく中で、一番大事なことは、なんですか?」という質問に 経営者が、「生徒の安全です」と答えられてました。また、拡大路線をとっている他の塾の広告見出しに「合格者数何百人」と誇示した内容にも、塾生が多いから合格者が多く、実際には、その塾の合格率(合格者÷受験者)を重視しなければならないと、数字に対しても厳しい方でした。

    つまり、どんな職業の経営者も常に「顧客の安全」と「数字」という、お客様にとっても、会社にとっても、一番大事なところをキチンと理解し、社員とともに行動していかなければならないと感じました。

    by 村上直樹

  • 2006.2.8

    プランとプロセスを大事にする

    いよいよ、今週末は、秋田スギ活用住宅の「構造見学会」を開催します。
    出来上がった建物は、よく「完成見学会」と言って開催しますが、その建物が、どのようにして作られているのか、下地は、どうなっているのか、柱や梁や筋交いなどは、しっかり取り付けられているのか、などを確認したり、建物の仕組みを勉強したりするのが、「構造見学会」です。

    以前、建売住宅のリフォームをした時、築10年くらいの家なのに断熱材が、充填されていない家がありました。築25年以上の住宅ですと、断熱材が入っていない場合が多いのですが、10年前ですと、だいたい断熱材は、袋状のグラスウールが、多く使われていましたので、「断熱材がない!」ことに、ただただ驚いてしまいました。

    建物は、まず、プランからはじまり、そして、施工にとりかかり、完成します。しかし、プランは、お客様と詳しく打ち合わせできますが、施工中は、どうしても見られない場合が多くあります。
    ですから、お客様に工事中を見てもらう、確認してもらう、安心してもらうことで、本当にいい家が、出来上がります。出来上がったものは、やはり、外観でみるしかありません。しかし、性能は、できる前に確認、納得するしかありません。
    是非、出来上がった「完成品」ではなく、「プランとプロセス」をお確かめください。

    by 村上直樹

  • 2006.2.7

    外見だけでなく中身も進化していく

    まだまだ、寒い日々が、続いています。こんなに大雪でも、雪の量は、平年並みだということですので、いつもの年ですと、積もっては、融けるのですが、今年は、融ける前にどんどん積もっていく、短期集中型降雪気候だったのではないでしょうか。
    いずれにしろ、今後の雪対策は、建物の外回りにも気をつけていかなければならないと思いました。

    先週、同業のリフォーム会社が、倒産しました。
    チラシやフリーペーパーなどで「デザイン賞受賞」などとまるで、大きなコンテストに受賞したかのように宣伝したり、「秋田市民リフォーム祭」と言って、まるで、秋田市で主催しているようにして、大きく宣伝したり、派手に催事をおこなったりしてました。ですから、当然、来場したりするお客様の数は、とても多く、私自身も「凄い会社だなあ」と驚いていました。しかし、破産してしまいました。
    その会社は、創業も弊社と同じで、今年で、90年になります。とても古い会社であり、老舗だと思います。そして、弊社のように建設不況のあおりを受けて、業態変化、転換をはかり、チャレンジしてきたと思います。
    しかし、商売の基本を忘れてしまったのかもしれません。つまり、「売り上げ」と「費用」のバランスが、とても悪かったのだと思います。
    このバランスが悪ければ、結果的には、お客様にも社員にも取引先にも、迷惑をかけてしまいます。「進化」していくとは、外見だけでなく、中身も進化していかなければ、「本物」には、なりません。

    お客様のため、社員のため、取引先のため、家族のため、もっともっと頑張って、いきたいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.2.4

    「楽天あろまじお」に出演!

    昨日のお昼のエフエム秋田のラジオ番組、「楽天あろまじろ」に出演しました。秋田のいろいろなお店の情報を提供している地域番組です。
    前日、突然を電話をいただき、リフォームについて最近の傾向を聞きたいということで、ショールームに来店されインタビューされたましたが、女子レポーターの椎名めぐみさんが、「社長、三谷幸喜さんに似てますね!」と最初に突然きりだされたものですから、8分ほどの放送時間に一緒にお話をしていく最後に「社長、それでは、最後に一言お願いします!」と言われ、つい、「有頂天ホテルを見てください!」と言ってしまいました(爆笑)。

    さて、その弊社のショールームですが、ラジオでもお話ししましたが、そこでは、商品を見て決める、購入するというものではなく、お客様の住まいについての悩み、夢、希望を聞いて(ヒアリング)、私達が、その要望にあったプランを作成し、提案(プランニング)をして差し上げます。ですから、商品決定は、まだまだ、後ですので、まず、「どんな暮らしをしたいのか?」と言うことをショールームという仮想の空間で、的確にお聞きするようにしています。最初のプランは、無料ですので、お気軽にご相談ください。

    私達のライフスタイルは、十人十色、様々ですが、基本は、誰でも一緒です。それは、「快適」な生活、「安心」できる空間、「安全」な暮らしです。そして、その中ににお客様の趣味や好みを取り入れていくことが大事です。
    私達の仕事は、目に見えないもの、まだ、ないものを売る仕事です。よく、図面やパース、模型などを使って説明しますが、現物は、見れませんし、わかりません。
    ですから、実際には、その出来上がった家を見せてもらうのが、一番です。「完成見学会」が、そうですが、その家を見ると、リフォームでも新築でも、特にリフォームは、驚くほど新築になってしまった家に「感動」と「驚き」を覚えると思います。
    自分の目で見て、肌で感じてみること、本物を体感してみることをおすすめします。

    by 村上直樹

  • 2006.2.3

    伝説の男になろう!

    大体、どこの会社にも経営計画に中長期計画というものがあります。大体、5年から10年後の会社の経営を考えて作成するのですが、私は、超長期計画というものを作成し、掲げていくべきだと思います。つまり、100年後には、どんな会社になって欲しいのかということを考え、その夢を実現するために社長をはじめ、社員全員で、正しいことを着実に確実に行っていく会社にならなければいけないと思います。
    100年後には、今の社長も社員も誰もいません。
    しかし、その会社にある伝説は、残り、語り継がれていきます。その時代、時代に会社のために頑張った人、努力をした人、助けた人などなど、その人がいたから、今の会社があるんだと言われるような人にならなければなりません。
    だから、社長も社員も自分のことだけ、今だけの利益、自分達だけの利益を考えては、仕事はできません。

    将来、いや、未来の社員のために今、何をしなければいけないかとう、壮大な夢が、切り開けます。私達は、何でも、生きているうちになんとかしようと、自分のことだけを考えてしまいますが、自分達の会社を「進化」させながら、未来に夢を託し、次代に引き継いでいくということ、そして、「勇退」していくことも素晴らしいことだと、思います。
    「伝説の男(女)」になりましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.2.2

    素直な心で、頑張ろう!

    最近、高校受験を間近に受験生を持つ親の気持ちは、やはり、とにかく本人に実力以上のものを出して欲しくてたまらないのではないでしょうか。そのためには、神社仏閣めぐり、頭にいい食べ物の研究、家族で風邪をひかないように予防接種、などなど、特に私の娘の場合は、本格的に実力がありませんので、どのように意識改革し、メンタルトレーニングをして、集中力を出してもらおうか、受験に落ちても落ち込まないように、かつ、プライドを傷つけないようにしようかなど考えております。

    先日、経済雑誌を読んでおりましたら、漫才師の方の小さい頃の思い出が、書かれていました。昔、その漫才師の方の家は、とても貧しく、家には、おばあちゃんしかいなく、また、食べる物もなかったそうです。でも、やはり、子供ですから、お腹がすくと「腹減った~」とせがむ、そうすると、「外で遊んで来い!」と言われる、家に帰るなり「腹減った~」というと「早く寝ろ!」と言われる、朝起きて「腹減った~」というと「早く学校行って、給食たんと食べろ!」と言われ、お昼まで我慢して、学校で給食を食べる、毎日何も食べてないから、これが、うまくうまくてしょうがない。
    こんなに美味しい給食を残すなんて、とんでもないと思っていたそうです。また、そのおばあちゃんには、いつも、「勉強が嫌いなら、勉強は、頭のいい人にやってもらえりゃいい、世の中には、たくさんの数え切れないくらいの仕事がある。その中で、世の中のため、人のためになる、一番役に立つ人間になったらええ。」そんなことを書いていました。
    そして、その文章の中には、その方の苦労もありますが、「素直な生き方」が、あらわれているように感じました。
    人間の一番大事なことのひとつ、「素直さ」これを心の底にいつも持ち、頑張っていきましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.2.1

    風邪をひいたら、小児科へ行こう!

    今日から、2月です。私が、風邪で、ダウンしてからもう、1週間にもなります。熱は出ないのですが、声や咳が、一向に良くなりません。
    「風邪と言うものは、「体力」と「気力」で直すものだ!」と思っていましたので、なかなか治らない今回の風邪に自分の「根性のなさ」を感じていました(苦笑)。
    しかし、家内から「小児科の先生に行ったら?」と言われ、そういえば、風邪を治すのは、子供の風邪の治療の多い、小児科の先生が一番上手いということを聞いていたことを思い出しました。

    そこで、早速知り合いの小児科の先生のところへ伺い、(待合室では、一人で恥ずかしかったのですが・・・)、インフルエンザの検査と様々な薬を処方していただき、なんとか、だいぶ体も楽になりました。

    小児科の病院では、かわいい赤ちゃんや子供と一緒にいれるし、明るい待合室だし、風邪を引いたら、家族で小児科というのは、これからの定番かな?と思ってしまいました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.30

    同じ業種で、業態変化をしていく

    最近、建設業と言うものが、大手総合建設業から町の小さな工務店まで、時代の流れで、ずいぶん変わってきました。それは、数年前からの公共工事の大幅な削減により、勝ち組と負け組みの差が大きく生まれ、最近では、秋田の老舗の建設会社が、次々と廃業や破産に追い込まれていることにも、顕著にあらわれています。

    弊社もそんな中、数年前から、「業態転換」にチャレンジしてきました。建築業と言う「業種」において、お客様中心で考える時、その建築業の中に「提案力」「サービス力」「情報力」といったものが、含まれていなければなりません。
    公共工事のように決められたものの中で、提案や企画の必要もない価格だけが、落札基準になる受注の場合には、その会社の魅力というか、独自性というものが、出ないような気がします。

    いままで、様々な業種が、時代の流れの中で、つぎつぎと業態変化してきました。その代表的なのが、小売業のコンビニエンスストアです。とにかく、お客様の利便性を考えた営業が、瞬く間に全国に普及し、社会現象までなりました。しかし、このコンビニエンスストアも、現在、売上に伸び悩んでいます。それは、同じような店舗の飽和状態であり、成熟期に差し掛かったことになります。ということは、どんな商売もまた、常に変化し続けていかなければならないと言うことだと思います。

    その会社が、どのように業態変化するのか、それは、そのトップにすべて託されていると思います。トップとは、常に自分よりもお客様、社員、家族、取引先の幸せを考え、行動できる人にならなければなりません。
    日々「進化」していけるよう、改善に改善を重ね、がんばりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.1.29

    「樹の家」の展示公開を終えて

    今日は、晴天で、気持ち良く、道路に積もった雪がなければ、春のように感じます。展示公開中の秋田スギの住宅「樹の家」も本日で、終了です。今日は、以前からお打ち合わせ中のお客様や、以前見学会に来場されたお客様に来ていただき、本当にうれしかったです。
    心より感謝申し上げます。

    私自身は、風邪をひいてしまい、声が枯れて、聞きづらいご説明にご来場された皆様には、大変申し訳なく思っております。この建物に1ヶ月間滞在し、実際にその室内環境を体感し、改めてこの住宅の素晴らしさを確信いたしました。
    それは、自然素材という「生物材料」の心地よさ、高断熱という「ブローイング断熱」の高性能、そして、パネルヒーターによる天井・床・壁に温度差のない空間、冬の強風にもビクともしない4寸角とパネル工法による構造体、そして、室内のインテリア・・・などなど、自分で言うのもなんですが、「いい家」です。次回の住宅も喜んでいただけるよう、心を込めて提供したいと思います。

    昨夜は、弊社の新年会を開催させていただきました。新年会では、私が、挨拶し、昨年の無事故無災害に感謝するとともに、社員、取引先、協力会社の皆様と一緒に今年の仕事の安全を祈願いたしました。
    また、特に弊社に協力的に努力していただいた会社、個人の方に感謝状を手渡し、これからの強い結束を誓い合いました。
    しかし、私自身、風邪で声がつぶれて、聞きづらい挨拶をしてしまい、心苦しい新年会でした。

    by 村上直樹

  • 2006.1.28

    古くて新しい街をデザインしていく

    ついに風邪で、ダウンしてしまいました。ここのところ、風邪をひいていませんでしたので、気の緩みが、出てしまったのでしょうか?
    最近は、インフルエンザが、流行しているということですので、気をつけていただきたいと思います。お出かけして、家に帰ったら、まず、「うがい」と「手洗い」をお奨めします。

    秋田市内の道路は、除雪が進み、除雪費用の予算10億円のところ、実際には、30億円かかってしまったということでしたが、ほとんどの道路の雪が、なくなり、車での運転は、だいぶ楽になりました。しかし、歩道には、まだ雪が残り、通行者にとっては、最悪の状態です。
    秋田という地域は、都会と違い、電車や地下鉄がありませんので、どこに行くにも車をつかってしまいますので、広い駐車場のない秋田市の中心街は、お店の数も減り、ガランとしています。そして、広い駐車場のある店舗であれば、スパーマーケットからレストランから眼鏡店から居酒屋まで、繁盛します。

    昔は、チンチン電車といいますか、道路の真ん中を路面電車が走り、小さい頃、母親と買い物に行くのに使った記憶があります。しかし、今は、車社会になり、車優先になり、街を歩く人は、誰もいなくなり、秋田市内の商店街は、ほとんどなくなりました。
    これからは、車優先の社会に対し、車の乗り入れることのできない街を造ったり、コミュニケーションの生まれる街づくりにしたり、「街をデザインする」ことは、これから、とても重要だと思います。高速道路もいいですが、その前にその地域、街、風土、歴史、伝統を守り、新しく進化していく町並みを作っていかなければならないのでは、ないでしょうか?
    路面電車の復活に期待します。

    by 村上直樹

  • 2006.1.26

    もうすぐ、春です。

    先日まで、耐震偽装事件のヒューザーでしたが、今は、毎日、毎日、証券取引法違反のライブドアのニュースです。
    会社というものは、大きくするときにどうしても「無理」をしてしまうのでしょうか?それとも、「後戻り」できなくなるのでしょうか?企業の急成長の陰には、必ず落とし穴が、あるように思えます。
    私個人の考えとしては、ライブドアのいう、商売をしていく中で、「法の網をくぐる」といった言葉は、よく、今まで暴力団やその道の人達が、つかっていましたので、良い経営ではないような気がしていました。

    インターネット事業ということに関しては、素晴らしい実績や経歴があると思いますが、株を操作するということは、「経営」ではないと思います。これから、頑張って軌道修正し、良い方向にその実力を発揮していただきたいと思います。

    さて、秋田の雪も一時休憩といったところで、ようやく、除雪車が各町内の道路の雪を取り除く作業が、始まりました。いまごろ?という感じもしますが、今年は、特別な豪雪ですので、しかたありません。
    この雪が、融けると、いよいよ、春に向けてスタートです。冬の厳しい秋田の春は、本当に美しくさわやかです。
    春からはじまる「春夏秋冬」の繰り返し、がんばりましょう!

    by 村上直樹

  • 2006.1.25

    創意工夫で新しいサービスの提供

    弊社、村上商店では、毎週土日は、展示会や相談会を開催しているので、水曜日が、営業や土日担当者の休日になります。
    今日は、その水曜日です。変則な休日ですが、やはり、キチンと休みをとって、丸一日何もしない日とかを設けた方が、体や精神的に疲れを癒すには、ベストです。
    私の休日は、とにかく、遠くに行きたくてしょうがありません。どこでも良いのですが、違う土地にいて、ボーっとしているのが好きで、一番、疲れがとれるような気がします。

    さて、誰でも、仕事をしていて、「ストレス」や「プレッシャー」を持ちながら、自らのモチベーションを高めるために「目標設定」をしています。それは、会社から与えられた目標と自己の目標を掲げたりした上で、創意工夫をしてがんばります。
    しかし、その「ストレスやプレッシャー」を仕事ではなく、上司や顧客など個人に向ける人は、成長しません。仕事は、社内でも社外でも、すべてコミュニケーションです。
    たとえば、お客様からのご依頼に対し、「できないことは、できない」と言ってしまえば、お客様のストレスになります。しかし、「それは、できませんが、べつの方法を考えてみます」と言った対応ですと、安心と信頼が、生まれます。
    無理なご依頼や注文に対し、創意工夫をして対処し、新しいサービスを発見していくことが、私たちの仕事の「毎日の目標」です。
    がんばりましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.1.24

    ライブドアバブル崩壊の報道で思うこと

    ライブドアの報道に日本中が、大騒ぎの毎日です。強制捜査から逮捕ということで、ITバブルとか、崩壊とか言われていますが、実際に「ものづくり日本」の中で、目に見えないものを操作し、あやつり、利益を上げていたということでした。
    私には、よくわかりませんが、「株で儲けた人は、いない」と昔から、父にも言われてきましたので、まず、ひとつひとつ、着実に信用と信頼を積み重ね、目先の仕事、思いやりのある仕事、自分よりお客様の利益を優先して、経営してまいりたいと思いました。
    snow man

    by 村上直樹

  • 2006.1.23

    有頂天ホテルを観て

    昨日は、マイナス5℃のとても寒い一日でしたが、見学会、相談会にご来場の皆様には、本当に感謝いたしたいと思います。
    このような寒さでも、新築の見学会場の室内の温度は、24時間21℃の一定に保たれておりますので、来場したお客様は、この自然なぬくもりに皆さん驚いていらしました。
    ありがとうございました。

    さて、昨日は、久しぶりに映画を観させてもらいました。それは、今話題の「有頂天ホテル」です。内容は、昔で言うと、クレージーキャッツなどのドタバタ喜劇のような、次から次に場面を変えながら、笑いを見せる映画でしたが、まるで、舞台をそのまま映画にしたような感じがしました。
    大画面で観る映画には、大スペクタルといいますか、映像と音声の大迫力に圧倒され、感動したりしますが、この作品には、それは、ありませんでした。
    そこには、人生の喜怒哀楽を簡単に表現した笑いと感動がありました。

    ホテルは、24時間眠らない仕事です。実際に今日は、弊社の社員も秋田キャッスルホテルで、昨日の12時から夜間作業を頑張っています。華やかなホテルの表舞台でも、人の見えない裏方の仕事ほど、とても重要な原動力となっています。
    このことにも、深く感謝いたしております。
    ありがとうございます。

    by 村上直樹

  • 2006.1.22

    毎日勉強、毎日発見、毎日感謝

    住宅は、建てるということでは、限られた土地の中に定められた建築基準法の中で、新しく作り上げていくわけですが、リフォームの醍醐味は、その建てられた古い建物の限られた空間の中で、今現在、お客様が、悩んでいること、困っていることを解決するところにあります。
    いわゆる、「問題解決請負業」になります。
    「古民家再生」のように、「伝統技術」を継承するための芸術的なリフォームもありますが、一般の住宅の場合には、「再生」するのではなく、そこに住む人のために健康に快適な空間を新しく作り上げるためにアイデアやひらめき、機能、デザインが、必要になります。
    ですから、リフォームは、プランする人により違いますし、お客様のためにお客様中心で考える人でなければならないと、私は、思っています。

    私の場合は、お客様のお宅に行き、現場を調査させていただき、どのように解決していけばいいのか考える時が、とてもワクワクして、楽しいです。そこには、いつもお客様の家族の喜ぶ顔を想像しながら、プランを作り上げます。住まいは、お客様の気持ちになって、一緒に作り上げてことで、本当に暮らしやすい家が、生まれるのだと思います。
    ですから、毎日勉強、毎日発見、毎日感謝していきましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.1.21

    黄色い幸せを呼ぶ半被

    昨日は、「大寒」。でも、時より晴れ間から太陽が、見える一日でした。その、大寒の「友引」の日のいい日に上棟式を行いました。
    お施主様、神主さん、大工さん、そして、現場監督とみんなで、これからの工事の安全と素敵で、快適で、素晴らしい建物が、できますようにお祈りをいたしました。
    そして、最後に「幸せを呼ぶ、黄色いハッピ」を着た工事関係者が、お施主様を囲い、記念写真を撮りました。やはり、何事も節目節目を大切にし、気持ちを引き締め、みんなで心をひとつにして、協力していくことが、大切だと感じました。

    さあ、今日から、二箇所で二日間、イベントが、開催されます。そのひとつ、新屋松美町では、「秋田スギ・樹の家」新築完成見学会(モデルハウス)の公開です。そして、もうひとつは、「電化リフォーム相談会」は、手形のTOTOショールームで、開催します。
    是非、たくさんのお客様にご来場いただきたいです。
    黄色い半被(ハッピ)で、ハッピー(HAPPY)になりますように(^^)V。

    by 村上直樹

  • 2006.1.20

    天災による人災に負けず、助け合う

    昨日は、マイナス4℃ということで、底冷えのする寒さで、みんなが振るえ上がっていました。当然、現場では、外仕事は、はかどらず、雪捨て作業ぐらいの仕事しかできないのが、現実です。

    今年のこの豪雪は、様々な被害や問題を引き起こしています。例えば、屋根の雪が、隣人宅へ落ちて、車に損害を与えたり、賠償問題で人間関係が崩れたり、道路でスリップをして衝突をしたりなど、本当は、雪のせいなのですが、どうしても、人のせいになったりします。
    今回は、まさに記録的な過去に例のない大雪、豪雪の天災なのですが、そこに人がいる、人が作ったものがあることで、人災になってしまいます。「やられたから、やり返す」というのは、人間社会では、「LOSE&LOSE」と言って、「戦争」になってしまいます。
    しかし、「やられても、やりかえさない、言うなりになること」は、「WIN&LOSE]です。しかし、私達は、お互いにお互いを思いやり、どちらも幸せにならなければなりません。
    そこには、「WIN&WIN]と言って、どちらの利益にもなる方法が、あるはずです。
    豪雪と言う災害で、お互いに助け合い、慰めあい、良い形で、この雪災害の中で、地域住民として良い人間関係を築き上げていきたいものです。

    by 村上直樹

  • 2006.1.19

    大雪が残した人工の雪山

    今日は、また、一段と気温の低い日です。
    会社の向かい側の500坪もある広い空き地は、秋田市所有の土地のため、市内各所から大型ダンプで、除雪した雪を降ろして、ショベルカーで、積み上げていきます。その高さは、まさに二階建ての住宅くらいになり、壮大というべきか、恐ろしいというべきか、雪祭りでもやって欲しいくらいの多さです。
    この雪は、春になっても夏になっても、融けないのではないでしょうか?また、この地域は、水はけも悪いため、融けだした雪が、近隣の住宅に迷惑にならないような配慮もしなければならないと思いました。

    「災害は、忘れた頃にやってくる」と昔から言われます。ですから、災害の終わったあとも、また油断せず、心掛けていかなければならいと思いました。
    shoberu carnakaniwa ooyuki

    by 村上直樹

  • 2006.1.18

    子供の成長に思うこと

    毎日、こうして日記を書いていると、日々の変化や気付きを思い出しては、反省したりすることが、多くあります。
    それは、自分のことであったり、家族のことであったり、会社のことであったりしますが、誰もが、どんなことも自分が悪いとは、思いたくないのですが、客観的に見ることで、その過ちに気付きます。
    「もし、相手の立場で、そうされたら、どう思いますか?」
    ということを瞬時に判断できないのは、まだ、自己中心でしか物事を考えることのできない赤ちゃんや子供と同じことになると思います。
    私の娘もそうですが、子供は、学校やクラブ活動で友人との関係の中で、失敗して悩んだり悲しんだり、成功して喜んだり楽しんだりしていく中で、成長していきます。頑張って欲しいです。

    さて、今週から、子供達の冬休みも終わり、小・中・高校が始まりました。また毎朝、この子供達のため、朝食の準備をしなければなりません。あまり、美味しくない料理なので、いつも残されたりしますが、そのうち、きっと、お父さんの朝食の有難みに気付いてくれるようになるだろと奮闘しています。
    しかし、もしかして、ありがた迷惑なのかもしれません。

    by 村上直樹

  • 2006.1.17

    リフォームで、バージョンアップ

    ここ二日間ほど、3月下旬のあたたかさと言うことで、雪も降らずに過ごしやすい日々です。

    さて、昔から、住宅リフォームという業界は、まだ、新しく歴史も浅いと思われますが、建築業と住宅リフォーム業とは、基本的に同じ仕事なのですが、一般の方には、別々に認識されているようです。そもそも、「修繕工事屋」、「住宅便利屋」という、大きな建物や新しい建物が、完成したあとに「メンテナンス」をするところから始まっている訳ですが、最近では、高性能の住宅資材や設備により、リフォーム工事をすることで、建物を「バージョンアップ」すると言ったほうが、適切だと思います。
    例えば、車で言えば、中古のエコノミータイプの普通乗用車をエンジンから部品、骨組補強から外観、内装、足回りまで換えて、高級車並みに変身させてしまうというものです。そこには、当然、外観内装には、カーデザイナー、エンジンや足回りには、カーエンジニァが、担当しなければ、良い車にななりません。
    やはり、良いものを作るためには、それぞれの担当者が、日々勉強、努力、改善していなかねればなりません。
    時代とともに様々な仕事や職業が、増えていきますが、業界発展をさせて、健全で正しい仕事をしていくといった点では、すべて、基本は同じだと思います。
    自分だけが儲ければいいといって、ルールを守らず、業界や消費者の利益を考えない会社は、自ずと消えていくものだと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.1.16

    完成見学会(モデルハウス)オープン!

    今年、第一回目の弊社の新築完成見学会が、開催されました。お客様は、この雪の多い中、また、運転しづらい中、ご見学においでくださいまして、本当に心から感謝しております。
    このモデルハウスは、今月一ヶ月間だけお借りして、展示公開していますが、来場されたお客様、同業者、木材関係者から、驚きや感動や喜びの声をたくさんいただき、本当に有難く、これからも頑張ろうとチカラが、沸きました。
    また、この会場で直接、お客様の問題点や悩んでいること、希望、思い、夢をお聞きすることで、私には、本当に勉強になりますし、お客様も私のちょっとしたアドバイスに新しい発見が生まれるようです。

    「住宅は、リフォームも新築も同じです。」と、私は、いつも申し上げています。住宅リフォームもこれからは、日々進歩改善され、新築住宅用に研究され性能の高い新商品や工法をどんどん取り入れていかなければならない思います。ですから、新築住宅でも、リフォームでも、お客様にとって、本当に暮らしやすい、快適な空間を創造して行かなければ、この仕事は、続けていけないものだと自分自身に言い聞かせております。お客様の笑顔と喜びの声が、私達の目的です。

    そして、その笑顔と喜びの輪を少しづつ着実に大きく広げていくことが、最大の目標です。
    日々改善し努力し、勇気をだして頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.1.15

    やったことがないから、やってみる

    昨日は、やっと気温も緩み、外気温度が、5℃程度でした。今回の大雪で、道路に降り積もった雪は、除雪車が処理してくれたおかげで、幹線道路などは、ほとんど雪も融けて消えて運転し易かったのですが、小路に入りますと、逆にドロドロになった雪が、車のタイヤを埋めたりして、走行が、大変になってしまっていました。
    毎日、テレビでは、新潟の大雪の地方の「雪寄せ」の件で、報道されていますが、その中で、雪寄せのボランティアの「若い方」が行っても、「素人だから無理だ、できねえよ」と屋根に上げてもらえず、「老人」の方が、大雪が乗った屋根のうえに上がって雪下ろしをしているのを見て、むしろ、疑問と危険を感じてしまいました。
    実際には、確かに雪寄せに関しては、そうかもしれませんが、やりかたは、無限にあると思います。「若いから、まだ、無理だ」とか、「まだ早い」とか、若者に権限や仕事を譲らないことは、地方や村では、よく見かけることです。確かに歳をとっても、権限や地位は欲しいものですし、まだまだ若い者に負けないぞと思っている方も多いと思います。

    会社も同じで、「やったことがない」から、「やってみる」価値があるのですが、「前例がない」「そんたごと、聞いたごとね、無理だ」とやる前から、企画や設計プランも見ないで、経験と慣例で判断してしていると、まったく、進歩発展がなく、老人的な会社になってしまうと思います。

    経験と勘だけで仕事するのではなく、経験と勘を積み重ねていける会社、そして、新しいことにチャレンジしていく会社になりたいです。

    by 村上直樹

  • 2006.1.14

    樹の家モデルハウスオープン!

    いよいよ、今日から毎週土日、1月末まで、秋田市新屋松美町で、「モデルハウスオープン」ということで、村上商店が、これから提供し続けていく「素敵な家」「おしゃれな家」「体にいい家」「楽しい家」をテーマにした家、実際に住まれるお客様の住宅ですが、特別に1ヶ月間お借りして、展示公開いたします。

    村上商店の完成見学会に来られている方は、どこの会場でも、皆さん体感しておられますが、「無垢の木」「自然素材」「明るいインテリア」「暖かさ」を五感で感じることができます。
    今回のモデルハウスは、とても小さな家ですが、小ささは感じられず、むしろ、その空間の広がりにみなさん驚かれます。
    私達が、これまで、リフォームと言う形で、お客様の暮らしを改善していくために試行錯誤してやり続けてきた中で気付いたことは、住宅を造るという事は、建物(ハード)と暮らし(ソフト)は、一体で考えなければならないもので、そこには、すべて個性的でオーダーメイドな家が、生まれます。
    そして、必ずお客様や家族の「笑顔」が、生まれ、永いお付き合いが始まります。それは、新築もリフォームも同じです。ただ、「直す」のではなく、そこにもうひとつ「安全」をプラスしたり、ただ、「取り付ける」のではなく、「インテリア性のあるもの」にするなど、同じものを扱うのに村上商店に頼むとどこか違うと言われなければなりません。
    ですから、「進化」という言葉で、常にお客様のために社員、会社が、正しく成長していかなければなりません。
    今回のモデルハウスで、また、大きく正しく進化していきます。

    by 村上直樹

  • 2006.1.12

    日本人の良いことを伝えていく

    昨日は、1月11日で、大安。牛島の佐藤様宅の建て方が、着工しました。私達は、建物の日取りには、意外と気を使い、できるだけ良い日を節目として始めます。
    そうすることで、工事にかかわる人の気持ちが引き締まるといいますか、昔から、普請に良い日というのが、暦にあらわされていますので、工事につきものの事故や災害に会わないように祈念します。

    新築の場合は、だいたい、土地を祀る地鎮祭と建物の無事故無災害を祈る上棟式の二つですが、建物に魂を入れるという意味で竣工式を行う方もいらっしゃいます。
    いずれにせよ、日本人は、キチンとした性格の国民ですし、昔から行ってきた行事や礼儀を守っていくことが、これからも大事だと思います。

    また、新築に限らず、解体するときには、古い建物に「お礼」の意味を込めて、祈祷したり、井戸や池があった場合は、御祓いをしたりと、先人の残したものを大事に思う気持ちは、これからも必要ですし、私達もグローバルな考えで、世界の中の日本の子供達に日本らしい良いものを残していくといった気持ちで、行動していかなければならないと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.11

    人をびっくりさせて、楽しい人生

    私の好きな言葉で「男子三日会わざれば刮目して見よ」が、あります。これは、どういう意味かと、私なりに解釈しているのですが、「男子たるもの、知り合いから以前と同じだろう、変わりないだろうと思って会いに来た時、その成長ぶりに驚かれるくらいにならなければならない。」ということだと思います。

    現代ですと、男子も女子も同じですが、いくら、その時、失敗しても、知識がなくても、レベルが低くても、「日々努力をして、また会う人に驚かれるくらいの人間になりなさい。」と言うことだと思います。
    逆に過去のすばらしい学歴や名声や実績などがあっても、今現在も努力をし、勉強し続けてなければ、単なる過去の夢物語であり、今は、なんの意味もないことだと思います。

    私達には、その日々の努力の結果は、年齢に関係なく、性別に関係なく、平等に訪れてきます。
    「以前は、できたんだけどなあ~?」と過去に頼るのではなく、「無理だ。できない。」とあきらめるのではなく、「よし、今からできるようになろう」と、何事にもチャレンジし続けることで、最後には友人や知り合いを驚かせることができる、楽しい人生になるのではないでしょうか?

    by 村上直樹

  • 2006.1.10

    お客様は、王様です。

    昨日は、成人式ということで、各地で催されたようですが、私の場合は、1月15日という古いイメージが、昔からありますので、どうもピンときませんでした。
    しかし、自分の息子や娘達も「これから成人になって社会で頑張っていくんだなあ」と考えると、何か深いものを感じます。

    さて、昔からよく「お客様は、神様です」と言ったコピーが、流行りましたが、先日、松下幸之助の本の中で、「お客様は、王様です」という言葉が出てきました。それは、どういう意味かと言いますと、「国を守る王様の言うことを、ごもっともごもっととばかり言って従っていると、間違ったこともそのとおり行うことになり、国にとって良くない。むしろ、たまには、王様に苦言を言い、気付いてもらうことで、良い国づくりができる」といことでした。

    つまり、お客様を王様、国を家族や家庭と考えた場合、私達は、お客様に対しても、やはり、お客様の気分を損ねるかもしれませんが、間違った思い込みや考えがある場合は、私達からキチンと説明してあげ、気付いていただき、納得していただけるように努力しなければならないと言うことだと思います。「お客様は、神様です!」それは、たしか三波春夫という歌手の言葉でした。歌手ですから、お客様の喜んでくれる歌を一方的に提供するしごとです。それも大事な仕事です。

    しかし、私達は、お客様と一緒になって幸せ作りをしていく商売です。
    大事な王様の名君になって、頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2006.1.9

    小さいけれど大きな安心を感じる家

    今月、秋田市新屋松美町で展示公開している「樹の家」は、改めて、その快適性を感じ取れる家です。特に新屋地区は、海岸に近く、浜風の強い地域ですので、今回の寒波では、その冷たく強い吹雪が、吹き荒れています。

    しかし、「樹の家」に一歩入ると、そこは別世界。まるで、大きなホテルの中にでもいるような外の寒さや猛吹雪の気配をまったく感じさせない「頑丈」で、「あたたかい」、まったくストレスを感じさせない「癒しの空間」になっています。

    そのことは、この工事に携わった担当者も携わらなっか社員もみんな驚くくらい感じています。小さくコンパクトな家なのに大きく感じる、そして、自然素材と無垢材の「生命材料」で、気持ちよさを感じる。

    本当にこの季節だからこそ、是非、たくさんのお客様に「体感」していただきたいと思いますが、この道路事情ですので、今は、ただ一日でも早く、天候が回復してくれることを祈るだけです。

    by 村上直樹

  • 2006.1.8

    大雪を良い経験として

    毎日、毎日、雪寄せ、雪捨ての日々です。私の高校生になる息子もアルバイトで手伝いをしています。雪寄せは、意外と体力の使う、キツイ労働ですので、若い人や経験者ででないと無理だと思いました。

    ましてや、今回のような大雪ですと、重機で寄せないと、人間の手作業では、相当の時間と人数が必要ですし、特に秋田は、高齢者の割合が日本一の地域ですので、そんな方が、住んでいる家の雪や倒壊の恐れのある危険な家の雪は、行政の管理や力だけでなく、地域のみんなで助け合いながら、行動していかないと、大きな事故になりかねません。

    今でこそ、地震、台風、豪雪にも耐えられる家が、多く立ち並んでいますが、昔ですと、粗末な家で、「自然の脅威」を感じながら、その自然の中で人間は、知恵や力を出し合い、生活してきたと思うと、現代は、なんて幸せなんだろうと感じます。

    今回のこの大雪をいい意味での経験として、地域の住民として、住宅建築においては、雪国の今後の家づくりと、主要道路の管理においては、早め、早めの対策が、必要かと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.7

    仕事始めと完成見学会プレオープン

    昨日から2006年の仕事始めとなりました。職人さんを含めての初心の挨拶を行いました。今年の正月は、例年にない特別な大雪でしたが、一昨日の除雪と今朝の佐藤琢也君の除雪により、駐車もスムーズにできました。
    これも、いつも社員に言っている「前始末」をしっかりすること。つまり、物事の終わった後の始末ではなく、行う前の準備、心がけが、大切だと言うことだと思います。

    さて、いよいよ、昨年末に完成した新築住宅「秋田スギ・樹の家」の完成見学会が、今日から始まります。チラシや新聞では、告知しておりませんが、OB客の皆様や工事予定のお客様、近隣の方へは、プレオープンということで、見学していただこうと思っております。
    リフォームや新築住宅という「住まい」に対して、村上商店のこれからの家作りのコンセプトを体感できるモデルハウスです。
    たくさんの方に見学していただきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2006.1.6

    誰かの喜んでくれる顔のために

    昨日は、物凄い大雪のため、会社の駐車場を朝から除雪をしました。会社のロードヒーティングは、休日のため、止めてあったので、その部分だけでもと思い、一人で淡々と行いました。

    雪寄せをする場合、まず、どこに寄せるかを決めます。そして、どこから除雪するかを決め、どこまで行うかを決めます。そして、なんのために除雪をするのかを考えながら作業をしました。
    私の場合は、翌日の社員の駐車できるスペースを作るという目的のため、駐車場の一角を寄せる場所として、ロードヒーティングで解けやすい場所の雪をすべて取り除くことを目標として、行いました。
    そして、その作業を行っているいるうち、面白いことを発見しました。

    スノーダンプで寄せ、山盛りになった場所は、子供のソリ遊びの場所になることに気付き、雪寄せしながら子供の喜ぶ顔が目に浮かんできました。この雪寄せという辛い作業も、ふとした考え方で、自分を奮い立たせる・・・。
    やはり、「何事も目的をもちなさい」とよく言われますが、誰でも、どんなことでも、誰かの喜んでくれる顔が、究極の目的なんだなと感じました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.5

    大雪を忘れず、安全運転の有難みを知る

    昨晩からの記録的な大雪で、新幹線こまちやバスが運休になり、高速道路は、閉鎖、なんと秋田市内の午前11時の積雪は、73センチにもなり、48豪雪以来の大雪になりました。
    また、昨年の12月の平均気温は、史上最低だとニュースで報道されていました。記録的な大雪になり、雪による被害や営業閉鎖の温泉旅館もでていました。なんとか、私達は、この冬を乗り越え、暖かくなってもこの経験を決して忘れることなく、雪の対策、寒さ対策をもっともっと考え、準備しておくことが重要だと思います。

    さて、1月4日の昨日から、御用始ということで、朝は、車の数もだいぶ増えてきました。昨日の私は、免許センターへ、運転免許の更新に行ってきました。私の場合は、無事故無違反でしたので、一般講習と言って60分の受講で5年間の有効期限でしたが、事故や違反があった場合は、120分の講習で3年間の有効期限ということでした。
    私の場合は、たまたま運がよく、事故や違反になりませんでしたが、交通事故の恐ろしさや悲しさを運転免許センターの講習テレビビデオで、しっかりと頭にたたきこみましたので、車の運転には、油断せず、これからも、安全運転に心がけたいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.3

    安きに居りて、危うきを思う

    最近、秋田では、JR羽越線の脱線事故や湯沢市の泥湯温泉の有毒ガス事件などで、全国的に有名になってしまいました。どちらも天災事故のようですが、詳しく見てみると人身事故のような気配もします。

    飛行機も電車もバスも、まず、安全第一ということで、利用する人たちも、そのことを「当たり前」のように信じて利用しています。また、泥湯温泉でも、私も訪れたことはありますが、その「硫黄の臭い」は、強烈なのに「人体に悪い」という掲示もされていませんので「安全」だと思い訪れていました。
    大きな事故の前には、小さな事故や前兆が、何十回何百回とあるのだそうです。その小さな変化を気づくことで、事故を未然に防げるそうです。ですから、私たちは、業種は違っても、やはり、同じサービス業です。
    お客様の安全のために、日々の点検や修理、小さなミス、小さなクレームにも敏感に反応し、その中から新しいサービスを開発していかなければならないと思いました。

    by 村上直樹

  • 2006.1.2

    お正月を家族でのんびり過ごす

    お正月は、どこもかしこも車でいっぱいです。秋田市内も県内の湯沢や横手も、ほとんどの人が、車で移動するため、駐車場の大きなショッピングセンターは、大盛況です。

    テレビでは、全国の正月行事が映し出され、また、「福袋」を買い求めるデパートの様子が、まるで運動会のように見えました。
    人は、「これがなければ一年がはじまらない!」と言い、なぜか同じことを繰り返すことや、変わらないものに安心してしまうのかもしれません。ですから私たちは、いつも「変えてはならないもの」と「変えなければならないもの」を見極めて、行動して行かなければならないと思いました。
    さて、どこに行っても混雑しているお正月は、毎年のように、本でも買ってきて、家の中で、のんびりしているほうが、正解なのかもしれません。
    正月二日目は、家族みんなでゴロゴロの一日でした。

    by 村上直樹

  • 2006.1.1

    一年の初めに思うこと

    今日の秋田市の元旦は、晴天で、温度も上がり、雪が解けていました。
    私は、久しぶりにゆっくりと布団の中で過ごし、1年分の朝寝坊をさせてもらいました。その布団の中では、昨年1年間の反省を思い出し、今年1年間の目標を布団の中で考えたりしていました。

    そして、毎年の新年の儀式(?)として、家族5人で「新年の挨拶」と「お年玉」と「お神酒の回し飲み(子供は、一口だけ)」と「お雑煮」食べてから、母のところに家族で挨拶に訪れ、初詣に向かいました。
    しかし、晴天のためか神社の前は、渋滞で車が動かず、あきらめて、1月3日に行くことにしました。

    そして、その後、家内の実家である湯沢に向かいましたが、高速道路は、しっかりと除雪してあり、また、湯沢市内は、屋根の雪も路肩の雪も秋田市の倍近くあるのですが、道路には、ほとんど雪がなく、秋田市のように凹凸になっていないので、この除雪の体制には、いつも感心してしまいます。

    村上商店もお客様に感心されるような体制にしていきたいと思いました。
    それでは、ゆっくりと新年の休日を休ませていただき英気を養い、今年もがんばってまいりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.31

    順風には、用心。逆風には、忍耐。

    いよいよ、今日で、平成17年、西暦2005年も終わりです。

    2003年11月からホームページで日記を書いていますが、それ見てみると、2004年の正月は、春のような気候で、暖かい過ごしやすい冬でしたが、その夏は、台風が多く、8月20日の台風15号では、秋田を直撃し、大きな被害を招きました。

    今まで、日本海側の秋田は、ほとんど台風の通過しない安全な地域でしたので、その時は、地球の環境が、変わってきているのかなと感じました。

    そして、2005年の秋田の冬は、雪も平年並みに多く、大きな台風もきませんでした。
    ということは、今年の冬は、この大雪ですので、2006年の夏は、もしかして台風のない、温暖な季節になるかもしれません。

    私は、この世は、何事も、プラスとマイナスだと思っています。
    楽をすれば、苦労がやってくるし、苦労すれば、楽がやってくる。

    そして、辛い事のあとには、うれしいことがやってきます。

    ですから、いつも「順風には、用心。逆風には、忍耐」の気持ちで、頑張っていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.30

    新たな気持ちで、新年にチャレンジするために

    会社も正月休みに入り、今年は、例年にない大雪のため、最後の最後まで、雪寄せや倒壊したカーポートの処理に追われ、事務所や倉庫、作業場の清掃もあまりできないまま、終わりました。

    私の場合は、毎年、特に歳を重ねるほど、新年を迎える気持ちが薄らぎ、「ハッピーニューイヤー!」と大晦日の夜中ににテレビでお祭り騒ぎをする前に早々と眠ってしまいます。

    しかし、年が開け、「新しい年」を節目として、気持ちを引き締め、アイデアや、やる気が出るのは、やはり、1月なのです。
    そして、お正月休みの期間にに新しい手帳に今年の目標や、やりたいことを書き留めるのが、私にとっては、至福のときであり、とても楽しい「初夢」なのです。

    その手帳には、自分だけでなく、様々な人が、登場します。
    家族、社員、お客様、友人、知人、取引先など、みんなが良くなるように幸せになるように「脚本」されます。

    つまり、人生や仕事というステージで、どんな物語にしていこうかと考えるのです。

    自分を主役とするのではなく、自分自信も客観的に見て、役柄を決め、みんなの幸せづくりの物語にするのです。
    さて、そろそろ、来年の物語の構想を考えましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.28

    本当のいい家づくり

    秋田市は、毎日、毎日、降雪と寒さに加え、除雪作業もはかどらず、道路状況が悪く、車の運転もノロノロで、通常の3倍以上の時間が、かかっています。
    そして、街路の風景は、まるで、北海道の小樽か網走ではないかと、思うくらいの雪の多さに今年の冬の物凄さを感じます。

    そんな中、昨日は、1月から完成見学会を行う新築の現場のデコレーションをおこなってきました。
    いわゆる、インテリアの飾りつけですが、窓周りや、家具を置くことで、その家の良さといいますか、本当の奥深さが、見えてきます。
    そんな時、その現場で、断熱工事の職人さんが、「この家のカタログは、ないですか?」と聞いてきました。
    「どうして?どこがいいですか?」と聞くと、「すべて秋田杉の無垢材でつかわれている家で、工事をして、いいなあと思いました」と答えてくれました。

    私は、本当にうれしかったです。

    それは、その家の工事に携わり、見えない所を見ている職人さんに「いい家」といわれるのが、本物の家だと思っているからです。

    いい家は、業者や職人さんが、知っています。それは、構造や機能、性能は、もちろんですが、それを、建前だけでなく、本当に心からお客様のためにしっかり責任を持って誠心誠意施工する会社が、いい家を作れるのだと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.27

    今年を振り返り、来年に思う

    秋田県内でも、象潟は、雪の少ない温暖な所とは、噂に聞いていましたが、昨日、本当に驚いてしまいました。
    雪の多い日本海沿岸道路を車で走っていて、象潟に近づいた瞬間、「あっ、屋根に雪が積ってない!」と叫んでしまいました。
    道路にも雪が少なく、秋田での大雪が、嘘のような光景でした。

    「松尾芭蕉の訪れた最北端の地」ということですが、秋田は、雪が少ない所と思ったのではないでしょうか。さて、あと二日で、弊社は、仕事納め。そして、今年は、あと5日。今年は、どんな年だったんだろう?と自分自身に振り返ると、本当に素晴らしい人に出会えた年だと思います。

    人の出会いは、人生を根本から変えてしまうと言いますが、この出会いがなければ、どうなっていたんだろうと、不安と感謝の気持ちでいっぱいです。

    私達は、いつも、人と出会い、そして、人生を切り開いていきます。人と人のかかわりから、嬉しいこと、悲しいこと、辛い事、寂しいこと、喜怒哀楽が、生まれます。

    来年は、どんな人とめぐり合うのか、どんな人と別れるのか、そして、どんな人生にしていくのか、それは、すべて、自分自身の夢と行動力で、実現します。
    「夢は、叶う」と信じて、頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.26

    秋田の自然の厳しさを知ること

    年末の繁忙期に大雪、強風、落雷など、今年の天候は、大荒れです。

    秋田市内の道路は、雪寄せした山のような塊が、歩道に積み上げられ歩行者の妨げになり、また、車道も除雪をしていないため、凸凹で、私は、自分の車のフェンダーを破損してしまいました。

    いつまで、続くんだろう?と不安になってしまいますが、秋田の厳しい冬、天候は、毎年のこと。

    ですから、何もしないで、その冬を嘆くのではなく、むしろ、その自然の厳しさを肌で感じれること、その中で冬の楽しみや冬の対策を考えて、暮らしていくことが、大事だと思います。

    今日は、象潟で上棟式があります。上棟式は、工事の無事を祈願するもの。
    厳しい冬の工事は、寒さとの戦いです。

    しかし、その寒さや強雨風から守るのが、「家」です。
    そのたくましい家、丈夫な家、安心できる家を作るのが、私達の使命です。

    秋田の厳しい冬、厳しい自然を肌で感じれるからこそ、秋田の「いい家」を作れるのだと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.25

    大雪の被害と備える心

    ついに今回のこの大雪による被害が、出ました。

    原因と内容は、雪の重みによるカーポートの倒壊です。秋田市は、横手や湯沢などの山間部とちがい、沿海側ですので、大量の雪が積るということは、あまりありません。

    そのため、秋田市内のカーポートは、積雪用でないタイプもだいぶ取り付けられていますので、雪下ろしをしていない場合、倒壊し、車が下敷きになり、フロントガラスが割れたり、屋根がつぶれたりしているようでした。

    二本足のタイプ、もちろんのこと、4本足のタイプも真ん中から、真っ二つに潰れているようでした。

    昨日は、弊社で取り付けたお客様ではありませんが、SOSのお電話を数件いただき、担当者と社員総出で、雪や壊れたカーポートの撤去に追われていました。

    やはり、秋田は、10年に1回大雪が来ると考えて、積雪タイプのカーポートにしたほうが、良いと思います。
    カーポートの倒壊だけでなく、車の被害も大きなものになり、また、人身事故もありえるからです。

    二次被害、三次被害を考え、何事も注意深く行っていかなければならないと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.24

    自然素材の素晴らしさを体感する

    リフォーム完成見学会が、昨日から始まりました。

    この大雪にもかかわらず、遠方から来ていただいたお客様、タクシーで来ていただいたお客様など、たくさんのご来場をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

    いつも、来場していただいたお客様には、リフォームの素晴らしさをご体感いただけるよう、心を込めて、ご説明、ご相談をお受けするように心掛けてます。

    特に今回は、仕上げ材として、「桐」の材料を床、建具などにふんだんに使用しており、また、断熱材を天井・壁・床にしっかり充填し、「自然素材のぬくもり、暖かさ」を感じることのできる空間になっておりますので、ご来場されたほとんど全員の方が、あ~、いい~」と感動されて行きました。

    この自然素材の気持ちよさ、心地よさは、「調湿」「保温」「消臭」「芳香」など、本来持つ自然素材の機能が、影響しています。

    昔ですと、当たり前に使っていた自然素材を最近、目新しく感じるということは、何か置き忘れてきたものを思い出すような気持ちではないでしょうか。

    by 村上直樹

  • 2005.12.23

    緊急事態に備えておくこと

    新潟の中学校の教師をしている大学時代の友人から、久しぶりにメールが来ました。
    昨日は、新潟地域で広域に停電の事故があり、また、寒波による大雪や強風で、大変な思いをされていました。

    学校というところは、大人数の子供達を預かっているところで、そこで子供達を守ること、そして、無事に自宅へ帰すことまで行う、大変な職業だと思います。思春期の子供は、自分の世界があり、まわりが、見えなかったりします。

    そんな子供に「気付き」を与えたり、「指導」したりすることは、とても難しいことだと思います。

    特に今回のような災害事故、緊急事態のなかで、パニックを起こさない様に冷静沈着に指示を下すことは、先生自身、相当の集中力がなければできません。
    また、学校自体、突然の災害や事故に対して、前もって設備を準備しておくことも必要だと思います。

    新潟では、こんな大停電にコンビにの電気は、ついていたそうです。

    秋田でも、一昨年の台風で市内が停電になった時、ローソンだけは、しっかり電気がつき通常とおり、営業していました。やはり、突出する会社、企業は、そこのところが違うんだなと感じました。

    そのノウハウを学校や公共施設に生かしたら良いと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.22

    スタイリストと住宅

    いよいよ、明日から始まる「全面リフォーム完成見学会」のお客様宅へ行ってきました。
    最終の仕上げのクリーニングの最中でしたが、自分でも驚くぐらい「変身」していました。

    やはり、「内装仕上げ」をしないと、完成のイメージが出ません。しかし、この仕上げも私達プロでも不安になる時があります。
    それは、配色といわれる色の組み合わせやデザインなど、場所場所で空間が違いますから、出来上がって、やっぱりこうすれば良かっという点が、出てきたりするからです。

    服装では、よく、芸能人や有名人に「スタイリスト」という、ファッションを選んでくれる人が付きます。
    今まで、テレビでなんとも思わなかった人が、「あっ、服装変わった、カッコイイ!」と思う人は、大概スタイリストが、ついています。
    ファッションのプロが、選ぶとこんなにも変わるのか?と思うほど、違います。
    それは、やはり、「セレクトする能力(センス)」と、「豊富な商品知識」がなければできません。

    わたしは、その点は、住宅のプランナーやコーディネーターも同じだと思います。
    家作りは、構造から仕上げまで、一つ一つセレクトして、組み合わせして出来上がっていきます。
    ですから、住宅のプロは、センスと商品知識を兼ね備えていなければなりません。

    しかし、その前にもっともっと大事なこと、それは、「お客様の立場で、お客様のために心から本当にいい家をつくる人」でなければなりません。

    by 村上直樹

  • 2005.12.21

    なんでも誰でも簡単に手に入る時代

    もうすぐ、クリスマス。
    そして、子供たちは、冬休みになります。小学校の娘が、「フランダースの犬」を読んで、「どうして、昔の人たちは、貧しい人が、多かったんだろう?」と、聞いてきました。

    今の時代には、考えられないような貧乏な生活や社会秩序が、昔には、あった訳で、ジェネレーションギャップといったところでしょうか、だいぶショックなようでした。

    日本ですと、「一宿一飯の恩義」と言い、訪れた人に「ご飯」を食べさせることが、どんなに質素なものでも、昔は、現代のように簡単に食べ物を得られませんでしたので、客人には、「最高のもてなし」だったと聞きます。

    何でも、誰でも、欲しいものが「簡単に」手にはいってしまう時代になってしまい、当たり前になってしまうと、そこに「感謝」する気持ちが、なくなり、どんなこと、ちょっとしたことでも、「不満」になってしまいます。

    ですから、私たちは、「辛い事・嫌な事」があった時は、先人に感謝をして、初心に戻り、がんばっていかなければならないと思いますし、そのことを子供達にも伝えていかなければならないと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.20

    放射冷却と住宅の断熱

    今年も、残すところ10日、本当に秒読みに入ってきました。

    毎日の大雪の影響で、道路事情も悪く、配送の方々も大変だと思います。
    ニュースでは、名古屋の大雪と放射冷却について説明していました。
    放射冷却とは、地上の熱が、空に舞い上がり、地上が、零下になってしまう現象です。
    むしろ、雲があるほうが、その現象が起こらないため、温度が下がらないということでした。

    暖かい熱は、上にあがることは、誰でもわかりますが、この冬の冷たい空気でも、天空に上がっていくなんて信じられない?と思ってしまいました。
    その放射現象とは、違いますが、住宅でも、同じようになってしてしまう場合があります。

    例えば、せっかく暖房した室内の熱は、天井から放熱してしまうため、実は、天井断熱をしていない家は、とても寒いのです。

    また、天井裏に熱が逃げ、軒を伝わり外に出ようとしますので、それが、室外の冷気とぶつかり、大きな氷のツララが、できます。
    せっかくの暖房した熱が、外に逃げてしまうのは、「もったいない!」のです。

    省エネの時代、これからは、燃料を大切に使うためには、天井、壁、床にも「断熱」が、重要だと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.19

    日本全国寒波到来!

    今日は、年末に近づいたからでしょうか、朝から時間が経つのが、早く感じます。

    昨晩は、日本海側に来ている大型の寒波の影響で、強い風と雪が、吹き荒れ、室内では、窓から聞こえるビュービューと冷たく強い音が、恐ろしいくらい大きくて、なかなか眠れない夜でした。
    数日前から、日本各地では、なんと30年とか50年ぶりとかの大雪で、まさに日本国中が、寒さで震え上がっています。

    しかし、秋田の職人さんは、スゴイ!建築現場では、大工さん、左官屋さんは、こんな大雪や寒さにも負けずに冬対策をしながら、精を出し頑張ってくれています。
    本当に雪国の人達は、素晴らしいと思います。

    街は、クリスマスも近くなり、夜のイルミネーションが、白い雪に反射し、幻想的な雪の世界を映し出してくれます。
    それは、雪国だからこそ、雪国だけに見られる美しい風景だと思います。

    雪は、恐ろしくて、怖いものであり、雪は、楽しく、美しいものでもあります。
    すべての物と事は、相反するものを兼ね備えています。

    長所と短所が、あるから人間らしい。
    短所が、あるから、長所が光る!くよくよしないで、頑張りましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.18

    年末に近づいて・・・

    昨日は、今年最後のミーティングをしました。
    来週のリフォーム完成見学会と新年1月の新築完成見学会の打ち合わせ、そして、来年の事業計画の説明を行いました。

    父が77歳で突然亡くなってから、社長という立場でちょうど5年経ちました。
    当時の社会状況としては、平成不況、政治改革、建設業の衰退などが出てきた頃で、「誰も助けてくれない、どうしよう?」と毎日悩みました。

    しかし、いつも、「自分の好きなこと、やりたいことをやりなさい」という、父や祖父の優しい言葉を思い出し、「インテリア性のある住宅づくり」、「お客様中心の建築業」、そして、「しっかりした社員教育」をめざし、社内改革を行ってきました。

    「内部改革」とは、おおげさな言葉ですが、自分のためでなく、本当にみんなのために頑張ってくれる人と一緒に働きたいと思い、決断し行動してきました。

    そして、来年からの5年間は、いよいよ、その結果を試される時であり、私自身も陣頭指揮、率先垂範で、地域に喜ばれる「家作り」と「住宅サービス業」を確立していきたいと考えています。

    年末には、反省。そして、年始には、目標をもって1日、1月、1年と反省と改善の繰り返しで、頑張っていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.17

    いい素材は、いい土壌で育つ

    毎日、雪です。

    北陸では、12月としては、記録的な大雪だそうです。雪が、降っているとなぜか「寒い!」という感じがしません。
    むしろ、吹雪や風の強い時に寒さが、身にしみます。よく「深々(しんしん)と雪が降る」と言われますが、その時は、不思議と冷えません。そう感じるのは、私だけでしょうか。

    いつも、リフォームや新築工事に携わっていると、毎日が、感動と落胆、そして、アイデアと発見の毎日です。

    料理には、素材があって、レシピがあって、[:ディナー:]美味しい料理ができるように、建物も「素材」が、あって、設計があって、[:おうち:]良い建物ができます。
    当然、作る人もとても大切です。よく、素材感を出した料理は、美味しいと言われ、日本料理は、特にその傾向が強いと思います。

    そして、日本の建物も「木」をあらわしにした「素材」のわかる家が、良い家のように思えます。
    特に最近ですと、「LOHAS」という言葉が、先行して流行しているようですが、オーガニックな素材、自然素材が、求められています。

    「こだわり」というより、「あたりまえ」と考え、健康に良いものを食べたり、身の回りに置いたり、建物の内装に使ったりします。

    いい素材は、いい土壌から育ちます。食べ物も、建物も、人間もみんな同じだと思いました。

    by 村上直樹

  • 2005.12.16

    安心と安全の家づくり

    師走となり、大雪となり、クリスマスも近くなると、まさに気ぜわしくなります。
    とくに配送の運転手さんは、サンタクロースなみに忙しい毎日だと思います。
    また、雪による渋滞が、忙しさと重なり、大変な思いをしていると思います。

    最近、改めて感じることは、家作りには、本当にたくさんの人達が、関係してくるんだなと思います。
    そして、トップ(経営者)が、「その家づくりのコンセプト」を明確にし、その目標に向かって家作りをする人達の「連携」の良さで、「いい家」に出来上がるんだなと思います。

    しかし、逆に、今ニュースで世間を騒がせている設計事件のように「住む人を考えない」人達が、「自分の利益」だけのために家作りをすると、大変なことになってしまうのだと思います。

    建物をつくる職人さんのせいではなく、その前の「トップの考える建物に対する考え方」が、間違っているからと思います。
    建物は、「安心と安全」のためにあります。子供の頃、「ネズミの嫁入り」というお伽噺の中で、メスのネズミに似合う強いお婿さん候補は、「太陽」より、「雲」より、そして、「風」より強いものは、「家」でした。

    しかし、その「家」より強いのは、家に穴を開けて住むネズミでした。その時、子供ながらに「家は、強いんだ」と感じた思い出があります

    わたしたちは、「家作りは、幸せ作り」そのためには、将来の子供たちのためにどんな家づくりやサービスをしなければならないかを常に考え行動しなければなりません。

    先日、久しぶりに書いた猫の絵です。
    なんか、悲しそうな顔になってしまいました。
    a cat

    by 村上直樹

  • 2005.12.15

    明るい未来を想像して、創造しよう。

    毎日、大雪です。

    車で、運転していても、車の屋根に落ちてくる雪の音や視界を遮る白い吹雪が、そのもの凄さを感じさせてくれます。

    昔、車もなかった頃、祖父が、厳寒の大吹雪の中、一人でリヤカーを引き、畳の材料を積んで、国道を何時間もかかって運んで仕事をしていたことを母から聞いたことがあります。
    しかし、そのような想像もつかない寒さの中で、仕事をしていた数十年前の時代は、このような、便利な現在の状況を創造できたのでしょうか?

    その答えは、多分、「できていた」と思います。私たちが、「そんなことできるわけがない」と思っていても、世の中には、「こうなりたい」、「こうすればいい」ということを未来的な想像する人がいて、その想像したことを実現するように、様々なものが、創造され、失敗して、修正して、商売になります。

    今、困っていることを「しょうがない」と済まして、あきらめてしまう人と、「今度は、こうすればいい、そして、そのためには、こうしよう」と行動に移すの人では、未来が違います。

    過去は、変えることはできないが、自分と未来は、変えることできると言われます。

    明るい未来を想像して、創造しましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.14

    素直な人は、創造力がある

    会社の中で、決められたことをやる人とやらない人の差は、どこにあるんだろうと思います。
    それはまず、「責任感」と考えてしまいますが、私は、「素直さ」の差だと思います。

    「決められたこと、言われたこと」とは、「やらなければならないこと」であり、「自分のやりたいこと」では、ありません。
    「やらなければならないこと」は、不本意であったり、面白くなったりしますが、それを守り、やり続けることは、どんなことにも対処できる人間になります。

    大企業のような組織では、専門の部署で、自分の好きなことだけやっていけると思いますが、中小企業では、社長も含め、何でもやらなければなりません。

    「オレは、○○だから」と自分の殻を決めてしまうことは、「これしかやりたくないと、わがままを言っている人」にしか見えません。
    また、「素直な人」とは、表面的な「イエスマン」でもありません。

    「素直な人」とは、自分がやらなければならないことを本当に心から信じて行動しますから、嫌々行動するのではなく、考えて行動します。

    素直な人は、いつも、常に今やらなければならないことを面白く、楽しく、本当に喜んでもらうために考えて、アイデアを出して行動します。

    by 村上直樹

  • 2005.12.13

    ロードヒーターを見て、思い出すこと

    大雪になってしまいました。
    昨夜は、会社のロードヒーティングも降雪の多さに負けてしまい、解けきれずに降り積もっています。
    このロードヒーティングを設置したのが、3年前です。
    約30坪の駐車場の床面積ですので、ちょっと目立ちます。
    しかし、設置する以前は、冬になり、駐車場に雪が降り積もると、スノーダンプやスコップで、みんなで雪寄せをして、トラックに積み込み「雪捨て場」というところに運んでいきました。

    しかし、ある日、社員が誰もいないので、私が一人で、みんなのために喜んでもらおうと、スノーダンプを使いながら雪寄せをして、広い面積ですので、向いの空き地に捨てたところ、「そこに雪寄せすると苦情がくる」と陰で言う人がでてきました。

    向かいの空き地には、誰も住んでいませんし、車も置けないように針金で囲ってあり、問題はないと思い、汗をかきかき、足がフラフラになるくらい頑張って雪寄せをしたのに、そのような事を言われ、非常につらい思いをしました。
    そして、「いつか、大雪がきても、雪よせしなくてもいい駐車場にする!」とその時から思っていました。

    人は、何かを気付いたとき、どうしたら良いか、どうしたしたいかを考え、そうなりたいと心に誓い行動することは、振り返ってみると、そのとおりになっています。

    昔から「思いは、叶う」と言う言葉がありますが、「叶う」とは、口で十回言うことだそうです。
    なりたいこと、やりたいこと、十回言って、一回行動してみましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.12

    来年も失敗して反省しよう!

    会社にも贈答用の来年のカレンダーが、届きました。
    また、新しい一年が、はじまるんだなあと感じる瞬間です。

    だれでもそうですが、「来年は、どうなるんだろうか?」と受身で考えるのではなく、「来年は、こうなろう!」と行動的に考えなければ、楽しくありません。

    10年先を考えると、まだまだ先だと考えてしましますが、やはり、一日一月一年の積み重ねです。
    昨日は、会社の年間計画と一人一人の行動計画と目標を考えて作製しました。

    今年の会社の実績やスキルを活用し、来年からまた、少しづつ進化していくための計画書です。
    すぐには、大きく変化しませんが、少しづつ、正しく、確実に成長したいと思っています。

    一つのことを成し遂げるためには、たくさんの失敗と挫折を繰り返しながら、励ましあい、助け合い、前に進んでいかなければなりません。

    失敗しない、反省しない人は、成功もしない、感動もない人かもしれません。
    来年は、たくさん成功して、たくさん感動したいです。

    by 村上直樹

  • 2005.12.11

    夢と目標を持って頑張りましょう

    冬といっても、雪の降らない日々でしたので、厳しい寒さを感じませんでしたが、ついに昨日から、寒波がやってきました。
    一気に「北国の冬」という感じになりました。雪の降らない地方に住んでいる方には、雪は、「白銀の世界」のように美しく見えますが、実際に生活をしたり、仕事をするには、「辛い冬、厳しい寒さ」ということになります。

    昔、母もテレビを見て、「東京の人は、雪を綺麗だと言うけど、本当は、寒くてたいへんなんだよな」と口癖のように言っていました。

    しかし、最近では、北国の「衣食住」が、まったく変わり、建物には、高性能な断熱材や暖房設備が備えられ暖かく、着るものには、オシャレで暖かい防寒着や防寒シューズを安く購入することができ、食べるものも季節に関係なく野菜や食品が、スーパーに並べられていきます。

    10年前、20年前には、考えられなかったことが、現実に当たり前のようにあります。

    日々の小さな変化は、気付きませんが、長い年月の変化には、驚いてしまいます。

    私たちは、この日々の小さな変化の積み重ねをしながら、「進化」していきます。「できません」ではなく、「きっと、できます。やってみせます」という、夢と目標をもって、頑張っていきましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.10

    人生の転機をプラス思考で

    12月10日、クリスマスまで二週間、お正月まで三週間、節目節目を感じる今日この頃です。
    思い起こせば、私自身も20年前、15年前、10年前、5年前を考えると、それぞれ「転機」が、訪れてきていました。

    しかし、そのすべての「転機」は、自ら決断し、行動に移したもので、その結果というものは、「運」というものではなかったと思います。

    「人事を尽くして、天命を待つ」、その言葉のとおり、「なるようしかならないけれど、何もしないのではなく、前向きに頑張って、努力をしてみて、その結果は、どうなっても苦にしない」といつも考えています。

    もし、頑張ってみても、その結果、思い通りにならなくても、「天命」ですからしょうがありません。
    「失敗」の中に「大きなヒント」が、隠れていると考えます。

    そして、また、チャレンジしてみようと思います。私の家内は、そんな私のことを「プラス思考バカ」と言います。

    そして、物事を面白く考えない(?)マイナス思考の家内の助言のおかげで、うまく行っています。
    やはり、私は、どこまでも プラス思考バカ なのでしょうか?

    by 村上直樹

  • 2005.12.9

    みんなで未来を語ろう

    毎朝、会社の朝礼では、当番の司会者が、「今日は、○○の日です」と、発表します。カレンダーや記念日を掲載したホームページなどで、誰でもすぐ探すことができます。

    ですから最近では、誰でも、すぐその場で、どんなことでも、インターネットでわからない事を探すことができる時代になってしまいました。

    数年前には、まったく考えられなかった事ですし、その発達により、いろいろな質問や依頼事項に対し、「わかりません」という返事が、できない社会になってしまいました。
    しかし、「情報過多」時代には、それを正しく生かす人、そうでない人では、雲泥の差になります。

    例えば、私の仕事で言えば、「部屋が、大きい」という結果の情報があるとすれば、それに対し、「部屋を分割して使える」という発見ができなければなりません。

    つまり、「部屋が大きい」という「現在」に対して、「分割する」という「未来」が、見えてこなければ、仕事になりません。
    「現在」を語るのは、誰でもできますし、それで、「未来」を語らなければ、脳は、停止してしまいます。
    しかし、「未来」を語るためには、様々なアイデアや発見が、なければできません。

    情報による「結果」という「現在」をかたるのではなく、情報から考えられる「成果」という「未来」をみんなで語りましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.8

    季節ハタハタ到来!

    秋田沖に季節ハタハタが、到来し、新聞には、大漁のため漁港で箱詰めできないハタハタが、写真で掲載されていました。

    また、市場やスーパーの魚コーナーもハタハタだらけで、昨夜は、当然、私の家の食卓もハタハタでした。子供たちも、この魚は、大好きで、メスのブリコ(魚の卵)を好んで食べます。

    でも、雄の白子も、また、甘くて美味しく、日本酒には、ピッタリです。

    「獲れたてで、新鮮な」ハタハタは、本当に魚の身が柔らかくプリプリして美味しくて、「うまい!うまい!」とつい声を出しながら食べてしまいました。

    住んでいる土地の半径何キロメートル以内、できるだけ近くの「地元でとれた食材」を食べることは、体に合うし、体に良いと言われます。

    最近では、食材に季節感がなくなってしまい、「旬」が、わからなくなってしまいましたが、秋田で、その季節に合った魚のハタハタや米のキリタンポや野菜、山菜などの料理を食べると、何故か元気が出ます。

    そんな気持ちになるのは、私だけでしょうか?

    by 村上直樹

  • 2005.12.7

    一つの口と二つの耳

    毎月六日は、お坊さんが、来る日です。
    仏壇にお供え物をして、代々の先祖を拝んでいただきます。

    その時は、時間があれば、私も同席しお経を聞くのですが、どちらかというと、面倒くさいほうですので、家内に任せています。
    でも、先祖だとか、誰かにいつも支えられて、自分が生きているんだなあと感じていますし、そのことには、いつも感謝しています。

    よく、偶然たまたま、失敗が見つかった時など、問題が発生した時など、それが、自分自身に対する「警告」となり、新しい「発見」があった時などは、本当に「知らせてくれたんだ!」「助けられたんだ!」と感じます。

    よく「天の声」と言われることですが、まさにそれを感じる時があります。
    「失敗」や「問題」を先送りにするのではなく、その場で、反省、解決していくことで、みんなのためになります。

    とにかく、「警告」には、いつも素直に聞き入れ、適切な判断と決断をしていくことが大事だと思います。

    「神は人間に一つの口と二つの耳を与えた」というのは、 二つ聞いて、 一つ話しなさいということだそうです。素直に生きましょう。

    by 村上直樹

  • 2005.12.6

    子供の成長に感じること

    昨晩は、自宅に新しいテレビが、到着し設置されたので、家族みんなで、ビデオを見ました。
    そのビデオは、5年前の誕生日や家族で遊びに行った時、あるいは、クラブ活動の試合などをハンディビデオで撮影したものでした。

    現在、高校2年の長男、中学校3年の長女、小学校5年の次女が、それぞれ、中一、少5、少1の、まだまだ、可愛らしい頃で、自分たちの幼稚な顔や行動にみんなで、笑い転げてしまいました。

    5年前というと、私の歳になりますと、ほとんど変化がないのですが、子供の成長の早さには、目を見張ります。でも、体が大きくなって、色々な知識が身についても、まだまだ、中身(精神的に)は、幼いなあと思ったりします。

    この中身の成長には、やはり、見聞、体験、出会い、そして、反省、努力、感動が、必要になります。
    部屋に閉じこもり、何もしない、誰にも合わなければ、何の失敗もないのですが、精神的にも肉体的にも何の成長もないどころか、「人間」でなくなってしまいます。

    人と人の間で、様々な、失敗や成功、そして、喜怒哀楽があり、成長していきます。

    そして、基本は、「正しいこと」を行うことです。失敗しても「正しいこと」をやっているのなら、何の心配もいりません。

    必ず、最後は、喜びに転ずると思います。
    子供の成長も会社の成長も同じなんだなあと思ったりしました。

    by 村上直樹

  • 2005.12.5

    美と安全と安心の追求

    ここのところ毎朝、屋根の上は、雪で真っ白です。
    やはり、雪国秋田には、白銀の世界が、似合います。

    先日、住宅建築という本を読んでいましたら、
    「住宅建築は、建主、設計者、大工、工務店等等のあいだになりたつ知恵と交流と共感と信頼関係の体験の積みかさねがあって、はじめて成就できるもので、誰か特定の個人の製作作品では、断じてありません。」
    と、平良敬一先生が、この「建築住宅」という本の創刊にあたって述べていました。

    わたしも、そこのところは、特に感じており、住宅に限らず、どんな事も、どんな物も様々な人々がかかわり、知恵と技術を出し合い、素晴らしいものを発見し、完成させて進化していくものだと思います。

    住宅は、古来より、竪穴式住居から、近代のコンクリート住宅まで、「安全と安心」を住む人に与えてきました。
    そして、そこに携わる人々の信頼関係が、本当に安心できる、安全な家になります。もし、そこに信頼関係のない、自分のことしか考えない人がいるとすれば、その建物は、不安定な、未完成なものになってしまいます。

    住宅建築にかかわるすべての人との「信頼関係」を深め、「確認・報告・連絡・相談」を行い、「美と安全と安心の追求」をしてまいりたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.12.4

    誕生日を迎えて思うこと

    今日は、私の49回目の誕生日です。
    年齢のわりには、若く見られるので、実際には、得をしているのか?損をしているのか?わかりません。

    しかし、私は、いつまでも身の回りを若々しくして、そして、健康でいることは、まわりのみんな(家族、社員、友人、お客様)にも、とても良いことだと思っています。

    歳をとるということでは、最近、ニュースで、定年制の廃止とか、定年の年齢を伸ばすように国で、指導しています。
    それは、少子高齢化が、及ぼす国の負担を少なくするということで、発令されると思いますが、良いことだと思います。

    私たちは、どうしても、老後は、「年金暮らし」で、悠々自適といきたいところですが、むしろ、仕事をしているほうが、少々のストレスが、刺激となり頭もつかいますし、とても良いことだと思います。

    若年期、中年期、老年期を生きていく中で、それぞれの年代にいろいろなハンデキャップが発生します。
    しかし、私たちは、そのハンデキャップを背負いながら、生きがいや目的を見つけながら楽しんでいきます。

    わたしは、いつも、とにかく新しいことにチャレンジしていく気持ちで、失敗しても、人生を楽しんでいます。そして、その精神の基本は、「みんなのためになるか」を確認して行動することです。

    来年は、50歳、会社は、創業90年、会社設立55年です。頑張ります。

    by 村上直樹

  • 2005.12.3

    「グットラック」を読んで

    昨日、子供が、「グッドラック」という本を読みたいというので、本棚から出し貸してあげました。

    私が、その本を読んだのは、2年前でしょうか?

    たまたま、書店の店頭に「小学生から91歳までよんでいるベストセラー」というキャッチコピーが、目に留まり購入しました。
    その本は、わかりやすく、読みやすく、1時間ほどで読んでしまう本ですが、「おとぎ話」を例にとり、経営や仕事や人生について語っていきます。

    その内容の主題は、「運と幸運は、違う」ということです。
    つまり、「運」とは、宝くじなどが、当たりお金持ちになること、「幸運」とは、自ら作り出すものということです。

    何の努力もせずに、うまくいかないことを「運」のせいにする人や人のせいにする人は、自ら「幸運」を手にいれることができないということです。

    この本の中に出てくる言葉で、「下ごしらえ」という言葉が出てきます。「下ごしらえ」とは、「幸運」を手に入れるための「畑を耕す」ことです。

    「畑」には、種がないと作物は、とれません。「幸運の種」は、天から降り注いできます。
    しかし、畑がないと、そして、耕されてないとその「幸運の種」は、成長し花が咲きません。

    私たちは、「幸運」とは、ただ、天から降ってくるもの、手に入れれるものと思ってしまいますが、実は、地道な努力とあきらめない精神が、「幸運」を生み出してくれるのだと教えてくれる本です。

    by 村上直樹

  • 2005.12.2

    全てに「こだわり」の家作り

    現在、建築中の「秋田スギの家」は、土台の青森ヒバ以外は、オール秋田杉の無垢材です。
    柱もすべて、「4寸角」とし、壁の仕上げ材は、「珪藻土」、床の仕上げは、「秋田杉」と「コルクタイル」です。

    とても「シンプル」ですが、「ナチュラル」な素材と「頑丈な」構造材で、インテリアデザインと外観の「カラー」と「樹のイメージ」を考えて設計をした家です。

    今問題になっている「耐震」は、「壁耐力」を強化するために「ダイライト」という面材だけではなく、在来工法の「筋かいと金具」を併用した家作りにしました。

    「自分が住む家」ではな、「大事なお客様が住む家」を作る、「本当に喜んでもらう家」を作る、そんな思いを抱きながら、毎日、一日中考えて、心配(こころ配り)しながら、工事を進めています。

    早く、完成し、色々な方に見ていただきたいです。

    by 村上直樹

  • 2005.12.1

    安心安全健康快適

    今日から師走になりました。

    早いもので、あっと言う間の一年でした。最近のテレビや新聞で問題になっている、構造設計の偽造事件ですが、安全と安心を売り物としているマンションやホテルが、次々と閉鎖していくのを見て、どこまでいくのだろうと不安になってしまいます。

    コンクリートの建物は、重量がありますので、人間で言う「筋肉」というコンクリートを「骨」という鉄筋が、支えていることになりますので、鉄筋のない建物は、「骨ぬき」になった人間と同じだと思います。

    私は、その責任は、様々な「管理」する人達がたくさんいますが、すべては、その管理の「トップ」に立つ人、つまり、[:てれちゃう:]社長にあると思います。

    すべての小さなミスや手抜きも、それをやった人ではなく、やらせた人の責任になります。常に目を光らせ、耳を立て、現場に行き自ら感じなければ、本当に良いものは、できません。

    「安心、安全」そして、「健康、快適」を提供し、お客様の幸せ作りを体を張って提供していきたいと思いました。

    by 村上直樹

  • 2005.11.30

    その場で決める、期限を決める

    私もそうですが、何事もその時に、思いついた時にやらなければ、忘れてしまったり、やる気がなくなったりします。

    よく、「後でもいいですか」と言う人がいますが、そんな人は、いつも、その仕事や頼まれごとを忘れたりして、仕事の遅い人が多いです。
    どうしてかと言うと、他人に「いつでもいいよ」と言う人は、自分にも「いつでもいい」という気持ちがあると思うからです。

    何事も「その場でできることは、すぐ、その場でしてしまう、解決してしまう、決めてしまう」のが、鉄則です。
    そして、もし、その場でできなければ、「いつやる」と、期限と時間を決め、その人と約束することです。

    期限を決めない仕事、行動、約束は、ありません。
    人生も期限付きなのですから・・・。

    by 村上直樹

  • 2005.11.28

    厳寒を過ごす秋田の家

    いよいよ、11月もあと3日になり、寒さも身にしみてきました。
    車のタイヤをスノータイヤに取替え、いつ雪が降っても、準備OKです。

    3年前の日記をみてみると、11月10日から、降雪し真っ白な銀世界になっていましたので、今年は、平年並みに12月からの雪になるのでしょうか?
    雪が降ると、外の仕事は、大変です。

    朝は、雪に埋もれた場所の雪を除く作業から始まり、冷たい風、吹雪、零下になる温度に耐えながら進めていかなければなりません。
    ですから、冬の太平洋側地方は、天気がよく、「ポカポカ」した日差しを電車の中や室内で気持ちよく浴びることができるので、本当にうらやましいです。

    しかし、日本海側の秋田では、冬の期間(3ヶ月)は、太陽の日差しをほとんど浴びません。
    外は、真っ白な氷の世界ですので、「ポカポカ」は、室内の暖房機と暖かい鍋物(?)しかありません。
    ですから、当然、住まいの機能も関東関西の雪の降らない地域の建物とは、変わってきます。

    横手の「かまくら」は、雪で作った「蔵」ですが、中は、意外と暖かいのです。
    実際の「蔵」も、夏涼しく、冬暖かいのです。

    ここに「秋田の家」のヒントが、あるかもしれません。

    by 村上直樹

  • 2005.11.27

    雨降って地固まる

    昨日は、秋田市の牛島で、佐藤様邸の地鎮祭をとりおこないました。
    朝から、冷たい風と雨が降っていましたので、大丈夫かなと思いましたが、地鎮祭の時間には、晴れ間が見え、無事終えることができました。

    やはり、暦で、日の良い日を選んだからからかなあと思ってしまいました。
    いつもお願いしている禰宜さんは、雨の地鎮祭の時は、雨降って、地が固まると言われ、むしろ、雨の日がいいと言われます。

    そのことわざは、色々なもめごとや、事変があっても、むしろ、その後に以前より関係が良くなったりすることだそうです。

    何事も、雨が降ったり、いやな辛い事があっても、むしろ、そのことのおかげで、良いことに変ずるように心がけていきたいです。

    by 村上直樹

  • 2005.11.26

    色々な色を考える

    「赤」と言う色は、元気の出る色だと言われます。「生きている」という色になると思います。
    逆にグレーは、暗く静かな色になります。それは、「灰色」と言われるように燃え果てた後の色ですので、無機質です。

    色の組み合わせをするとき、この「赤色」だけだと、うるさくて、興奮してしまいます。そして、グレーや白色だけだと、暗く落ち込んでしまいます。

    ですから、この相反する2色の使い方を上手にすることで、どちらも生き生きした色になります。

    時には、混合してみたり、別々にしてコントラストをつけてみたり、アクセントにしてみたり、ファッションのもインテリア、様々なデザインにも、その色使いが、見られます。

    色は、見て感じるもので、聞いたり、触ったり、嗅いだりしてもわかりません。そして、無限の色数ですので、記憶もできないと言われます。

    もし何万種類という色から、唯一ひとつの色を思い出せる人がいたら、その人は、色彩の天才だと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.25

    車中の事務所も良いものです

    今日は、象潟へ新築現場の打ち合わせと、リフォームの打ち合わせ、そして、以前リフォーム工事をさせていただいたお客様へご挨拶に伺います。
    そしてその後、その足で、大潟村で中古住宅を購入され、これからリフォームをお考えのお客様へ、弊社の建築担当者と一緒に現場調査に行きます。

    ですから、その間、ずーっと日本海沿岸道路、国道七号線を行ったり来たりの車中での時間が、多くなります。最近は、パソコンもコンパクトで性能も良くなり、一回の充電で2時間以上使えますので、このブログも車の中で、書いています。

    また、パソコンは、計算も速く、文書もファクスがない場所でもメールで送れますので、車の中が、事務所と同じように仕事ができます。
    でも、もう少し、大きくて、揺れない車が、良いのですが・・・・(笑)

    by 村上直樹

  • 2005.11.24

    秋田に帰り想うこと

    秋田駅から自宅に帰るタクシーの中から見る人影の少ない寂しい街路は、都会の人ごみから開放された安堵感を感じさせてくれます。
    私が、その気持ちになるのは、なぜか、20数年前の学生や社会人の時から同じです。

    いつも「故郷」は、、私をやさしく迎えてくれ、母の手料理を食べながら、友と語り合いながら、安心してゆっくりしたものです。いつも、地元にいると、当たり前のことが、外に出てみて、その有難みを感じることができます。

    いろいろな事や物は、外から内を見たり、内から外を見たりして、感じてみなければ、その本質が、わかりません。
    いつでも、どこでも、どんなことにも、感謝する心をもちながら、行動したいものです。

    by 村上直樹

  • 2005.11.23

    常宿と常連客について

    大阪に出張で、来ました。常宿は、大阪東急ホテルです。

    食事も外で、食べずにホテル内のレストランで済ませます。
    そうすると、「いつもありがとうございます」とウェイトレスが、笑顔で挨拶をしてきました。

    4ヶ月ぶりなのですが、大阪に泊まるときは、ほぼこのホテルのレストランなので、覚えていてくれたのだと思います。とても好感をもちました。
    私の場合、秋田に住み慣れているからか、都会の人ごみの中にいると、とても息苦しくなります。ですから、ホテルの中や静かなレストランに入ると「ほっ」とします。そんな時、親切な「サービス」を受けると、「このホテルにしてよかった」と思います。

    「常連客」というのは、自分の好みや趣味を覚えてくれて、親切な対応、心配してくれるサービスを求めて、その店を訪れたり、利用したりします。

    「一見のお客様」が、「常連のお客様」になってもらうためには、お客様に感動してもらい、好感をもってもらい、感謝されねければならないと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.21

    伝統工法の家「伝承館」

    一昨日、秋田スギ活用住宅の会で、東京から講師を招いて、フォーラムといかたちで、勉強会を開催しました。

    木造の建築物は、伝統工法の木組みであり、その技術というものが、伝承されていますが、実際の一般の住宅には、手間と時間と費用がかかるため、金物や新建材を使った新たな工法で、建てられます。

    昨日は、秋田県内にその伝統工法で昭和9年に建築され、秋田「遊学舎」という市民ホールの敷地に「移築」されて、保存されている建物を設計の先生と見学してきました。

    スギ、セン、竹などを繊細にデザインし、まさに「工芸品」として作られている家は、芸術作品と言っても過言ではないと思いました。

    「移築」は、どうしてできるのか?それは、やはり、伝統工法の「木組み」だから、分解して運べるからだそうです。昔の台所の土間に差し込む「太陽の日差し」が、ほのぼのとした昔の暮らしを再現させてくれます。
    でも、冬は、寒かったろうなあ~

    by 村上直樹

  • 2005.11.20

    何事も基本を忘れずに行動する

    昨日は、久々にゴルフをさせてもらいました。
    私が、ゴルフをはじめたのは、15年前ですが、最初は、何もできないままに羽後カントリークラブというところに家内の父と兄に連れて行かれ、キャディさんに「もう少し、練習してから、来て下さいね」と言われ、大変恥ずかしい思いをした経験があります。

    その後、ゴルフの練習をしますが、なかなか上達しません。それは、本を読んだり、聞いたりして練習をするのですが、大事な基本がなっていないからです。

    どんなスポーツも技術も、やはり、師匠がいて、基本があり、その基本をマスターしてから上達をしていきます。その過程において、とても恥ずかしい思いや辛い思い、悔しい思いをしながら、上達していきます。ライバルがいて、仲間がいて、そして、陰でささえてくれる人がいるから、上達します。

    仕事も趣味も人生も「基本」を忘れずに行動したいものです。
    天気予報では、曇りのち雪のマークでしたが、晩秋の晴天になりました。ラッキー!

    by 村上直樹

  • 2005.11.19

    日々勉強、一生青春

    弊社では、毎週金曜日、ランチミーティングと言って、食事をしながら近況のこと、これからの会社のことを話し合う「会議」を開きます。
    会議の時間は、短いほうがいいとよく言われますので、それなら、何かをしながらのほうが、時間の無駄にならないなと思い、始めました。

    お弁当も安くて美味しくて、楽しく会話が弾みます。最初は、やはり、食後ですので、眠くなる人もいましたが、眠くならないような「議題」にして、各自から意見をどんどん出してもらうようにしています。

    よく、「飲みにケーション」と言って、「夜の会」をもうけ、話し合うと良いといわれますが、私の場合は、飲むほどに口は、軟らかくなりますが、脳は、硬くなるような気がしますので、そんな時は、仕事の具体的な話ではなく、人生のこと、趣味のこと、健康のことなどを一人の人間、仲間として話し合うようにします。

    「昼」と「夜」の会を設けることで、より深い考えを持って、行動できる人間になれるよう、日々勉強、一生青春」の言葉のとおり、頑張りたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.18

    床の間とインテリアを考える

    昨日は、秋田市内にある銘木店に和室の床の間に飾る「床柱」を視察にいきました。
    最近の住宅には、日本間(畳)が、少なくなり、床柱と言ってもピンと来ない方が、多いのではないでしょうか?

    和室の床の間は、室内に季節や行事を飾るものとして、昔からそれぞれの家庭で、使われていましたが、最近では、お正月に鏡餅を飾る程度で、あとは、ほとんど使われていないというのが、現状だと思います。

    しかし、室内インテリアは、その季節を感じれる花や絵、カーテン、クッション、タペストリーなどを変えるだけで、美しくなりますし、その季節を楽しむことができます。

    夏ですと、昔からある「風鈴」は、「音」で、夏と涼しさを感じることのできる「インテリア」です。
    「床の間」という日本的な空間の生かし方を室内に自由に取り入れてみるのも面白いと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.17

    山が、海を助け、海が、人を助け、人は、山を助ける

    先日、現在建築中の弊社の「秋田スギの家」を東京のNHKで、取材に来るということで、県庁の方から連絡が、入りました。
    それは、NHK教育テレビの「とことん見聞録」とういう番組の取材で、小学校5年生の社会の授業で使うと言うものでした。

    内容は、東北の漁師さんから始まった、自分たちが漁をする海を守ることは、まず、山の森林を守ること、木を守り育てることで、地球環境保全になるという運動を具体的にその各地域の取り組みを通して説明していくというものでした。

    私たちは、どうしても、「地域産業の活性化」を先に考えてしますのですが、逆に今の世界は、「地球環境の保全」を先に考えても、「地域産業の活性化」になるんだなと思いました。

    「ブレイクスルー」の今現在のことから考えるのではなく、「どうなりたいか、どうなっているか」という到達点から、自分や身の回りの行動を変えていくことが、大事だなと思いました。

    by 村上直樹

  • 2005.11.16

    清楚な美しさの中にあるもの

    昨日は、天皇家の紀宮様の結婚式が、テレビで映し出されていました。
    「公務」ではなく、「一般庶民的」に行われた披露宴は、天皇陛下が、外国のお客様を迎える最高級の食事会や芸能人の結婚披露宴のような「豪華絢爛」なものでなく、とても質素なイメージのものでした。

    人間は、どうしても濃厚な味や、きらびやかな世界にあこがれたり、羨ましく思ったりします。
    しかし、その世界にいる人や仕事にしている人は、意外と質素だったり、淡白なものが、好きだったりします。

    紀宮様の服装も行動も、とても「清楚」で、その美しさは、体の中から出てくる本物の「美」を感じました。

    わたしたちは、心の中に、日々の淡白な味や質素な生活に本当の喜びを感じることが、できるようになれば、本物の「美」を知ることのできる人間になったということなのでしょうか。

    by 村上直樹

  • 2005.11.15

    雨が降ったら、傘をさす心

    11月も、あっという間に中旬になってしまいました。ゴルフシーズンも秋田では、雪が降ってしまえば、もう終了ですので、今月は、「球納め」と言ってコンペを行うゴルフファンも多くいます。

    先日、ロータリークラブの例会で、ある会員が、「最近、空港に行っても、ゴルフ場に行っても、知っている人が、少なくなった」と言われてました。
    その原因は、地元の人が、東京に仕事で行ったり、お客様と接待したりすることが、少なくなったからでは、ないかと言うことでした。

    確かに、最近の地方の経済不況で、廃業や倒産が多くあり、企業が、ずいぶん減少してきています。つまり、地元の企業の元気のなさが、いろいろなところで、顕著に見えてきているということです。
    しかし、「景気」は、時代の流れの中で、昔から上がったり、下がったりします。

    商売の心得で、松下幸之助は、「雨が降ったら、傘をさす」と言っています。
    つまり、商売も天気の日だけではない、雨の日もある、そんな時は、それに対応する行動をしなければならないということです。

    これから、世界は、日本は、地方は、どうなるのか、目先だけを考えるのではなく、「こうなりたい」という強い意志を持ち、不況で真っ暗であっても、一筋の光を見つけ、皆が、みんなのために協力し、助け合いながら、明るい未来に希望を持ち続けることが、大事ではないでしょうか。

    by 村上直樹

  • 2005.11.14

    ライフスタイルは、十人十色

    今週の土日は、本社ショールームにて「浴室リフォーム相談会」を開催しました。みなさん、将来、リフォームを考えているといった方が、多くいらっしゃいました。

    老後を二人で、子供に負担をかけずに自分たちのためのリフォームをして暮らすのか、それとも、将来に子供のために残す家を自分たちで建てるのか、一緒に暮らしていく家を建てるのか、それぞれ違います

    リフォームか、増築か、建替えかの分かれ道は、そのようなライフスタイルと予算の関係があります。
    いくら、新しい家といっても、外構までは、含まれていませんし、解体費や、登記費用も含まれておりません。

    また、住宅ローンをつかうとなると、保証料や火災保険料なども返済年月分支払わなければなりません。ですから、建物本体に付帯する工事は、思ったより金額のかかるもので、建てる前から準備をしたりしなければなりません。

    10㎡以上の「増改築」は、「新築」と同じように「建築確認申請」が必要になります。
    そして、住宅ローンも申し込み者に見合った金額を新築と同じように借りることができます。

    よく、「毎月の返済が、アパート並み!」とかローコストの新築住宅やリフォーム後の中古住宅で、宣伝していますが、その金利が、3年固定の1%で、3年後からは、変動金利に変わってしまい、支払額が大きくなる可能性もありますので、余裕を持って計画を組む必要があります。

    by 村上直樹

  • 2005.11.13

    本物の喜ばれる会社になります

    昨日は、秋田市新屋で「上棟式」、にかほ市象潟で「地鎮祭」、そして、その足で、山形県鶴岡市まで、行ってきました。

    実は、鶴岡市には、リフォームのムラオカさんという、有名な住宅会社があり、私とは、2年前にアメリカロサンゼルスで開催したライフスタイルセミナー視察旅行をご一緒させていただきましたので、久しぶりに情報交換をしてまいりました。

    弊社と同じようにインテリアショップのような「住宅のショールーム」を持ち、堅実に経営されています。
    特に社長は、とてもまじめで温厚な方で、絶対に嘘をつかないと言ったタイプです。
    そんな社長は、やはり、社員思いであり、気づかい、心づかいをされ、多くのお客様や取引先から愛されているようでした。

    リフォーム業界も「悪徳訪問営業」の影響で、都会では、相当の会社が、消えてしまいましたが、堅実にお客様のことを考え、経営している会社は、潰れてはいませんが、やはり、伸び悩んでいます。
    私は、この伸び悩んでいるということが、将来とても大事なこととして、会社のためになると思います。

    悩み、考え、辛抱し、努力をして、活路を見出さなければ、本物の会社にはならないと思います。
    お客様のため、社員のため、みんなのために本物の喜ばれる会社になります。

    by 村上直樹

  • 2005.11.12

    床に「座る」生活

    「座る」とは、座禅、座卓、座椅子、座布団、車座になるというように床に直接お尻をつけて座ることですが、その床が、畳であったり、フロアであったりします。

    この「お尻」は、意外と敏感で、足の裏と同じくらい、冷たさや暖かさを感じます。たとえば、「便座」なども、「暖房便座」でないと、座った瞬間に冷たい感触で、「ヒートショック」を受けてしまいます。

    でも、「熱すぎ」ても困ります。「床暖房」の上に座り続けたりすると「低温火傷」をすると言われたりします。私の場合は、ずーっと温かいものが、体に触れ続けると、とても疲れます。

    電気毛布などが、そうですが、冷たい布団は、暖めたりしますが、寝るときは、毛布の電源を消します。

    人間は、「放熱」をしています。

    自分のエネルギーで、体温を出しています。

    ですから、例えば、ひとつの部屋にたくさんの人がいると、それだけで、暖かくなります。

    また、着るものや布団につかう断熱材(羽毛)は、その「熱」で、暖かくなります。

    「床」に人間自身の温かみが、戻ってくる「素材(桐、コルク)」をつかうことで、人間本来持っている「自然」な「心地よいぬくもり」を感じることが、できます。

    by 村上直樹

  • 2005.11.11

    男心と秋の空

    「男心と秋の空」でしょうか?

    昨日の天気は、雨の予報でしたが、本当に気持ちよく晴れてくれました。

    しかし、今日は、早朝から土砂降りの雨が、降りましたので、その雨と雷の光と音で、目を覚ましました。

    現在、建築中の「秋田スギ活用住宅」は、柱は、4寸角で、壁は、耐震、防火壁ボードの「ダイライト」を構造として、仕上げの外壁には、「ハーフログ」という山小屋風の秋田スギを貼ります。

    内装仕上げは、秋田スギをふんだんに表し、自然素材と無垢の木で、インテリアコーディネートします。

    木の家というと、どうしても「和風」、「田舎風」というイメージですが、それをなんとか新しいインテリアで、そのイメージ打ち破りたいと、いつも思っています。

    「インテリア住宅」と「自然素材」、そして、「地域林業、産業の活性化」が、できればいいなあと思います

    by 村上直樹

  • 2005.11.10

    未来を見据えて、今をチャンスにする

    秋田市は、ここ二日ほど、一時的に台風並みの風や雨、そして、寒さなど、大荒れの天候になっています。

    今年は、残暑で、半袖でいられる時期が、10月中頃までありましたので、突然の寒さは、「冬の到来」を感じさせます。

    秋田や北国では、雪の降る冬の期間が、3ヶ月以上あります。

    ですから、「冬の準備」をして、冬眠するのではなく、「冬を楽しむ生活」、「冬を活用したビジネス」を考えていかないと、1年の四分の一を無駄にしてしまいます。

    春には、どんな生き物や植物も生まれたり、芽生えたりします。北国に住む人は、その春のために、じっと我慢しているのではなく、何か新しいことを考えたり、行動しなければなりません。

    たとえば、「氷結酒(シャーベットのお酒)」は、まさに冬の雪の中で考え生まれた商品ではないかと思います。

    熱燗を飲む寒い冬には、「それを夏の商品として売る」という考えられないことを考えたりすることで、「冬の到来」を「チャンス」と捉えるか「あきらめる」かが、分かれ道になると思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.9

    伝統を守り、進化し続ける

    大正5年(1916年)創業の弊社は、来年で創業90年を迎えます。祖父は、99歳まで長生きさせていただき、父は、77歳で、他界しました。
    村上商店と言う称号は、父が、昭和26年に株式会社にする際、倉庫に畳材料をたくさん保管していたので、それを買い求める職人さんも多くあったため、資材を販売できるような社名になったそうです。

    当時は、毎月、岡山、広島、九州などから、「行商」といわれる「営業マン」が、売り込みにきていました。その行商人は、集金がてら、次の注文を受け、また、旅にでていくのでした。
    そして、材料が届くのは、翌月でした。しかし、時代は、変わり、今現在では、商品流通の主流は、インターネットとなり、産地直送、直接購入のためのデリバリーは、行き届き、「アスクル」に代表されるように、翌日には、どんな商品も日本全国ほとんどの場所へ届きます。

    売るほうも買うほうも、お互いに「顔」を見ないで、商品とお金を交換します。そこには、「コミュニケーション」もありません。しかし、この誰でも簡単にできる「IT」を使った商売が、現在、急成長し、「悪」や「徳」を生み出しいます。
    ですから、私達は、進化をしていく中で、伝統を守り、しっかりと「顔」の見える商売をしていかなければならいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.8

    誇りと責任を感じる家づくり

    先日、友人から、「家を建てるなら、絶対、直樹に頼む」と言ってくれました。「どうして?」と聞くと、「お前、好きだろ!家をつくるのが、楽しいだろ?」と聞き返しました。私は、「ああ、好きだ。面白い、楽しい!」と答えました。

    友人は、「だから、頼みたいんだ」と答えました。新築住宅部門を設けるにあたって、様々な住宅会社を見てきましたが、損得抜きで、「自分が、住みたい!」という家をお客様に提供していかなければならないと、いつも、感じていました。

    「シックハウス」という症状が、社会問題になり、建築基準法にも室内に化学物質を含んだ建築資材を使わないように規制され、強制的な換気システムを設けるようになりました。
    工業化され、大量生産された結果、地球環境や人体に悪影響を与えることよりも、経済成長を進めてきた結果だと言われます。

    「家を建てる」ということは、お客様の代理になって、自分が住む家だと思ってプランや施工をしていきます。ですから、現場でかかわる人間と意見が合わないこともあり、面白くないこともたくさんありますが、その反作用(意見をぶつかり合った結果)が、いい家をつくる原動力になっているのだと思います。

    いい家をつくる、お客様に喜んでもらう、一生幸せに暮らしてもらうこと、そんな仕事に誇りと責任を感じます。

    by 村上直樹

  • 2005.11.7

    コーブスブライドを観て

    久しぶりに映画を観ました。小学校になる娘の希望で、アニメ映画の「コーブスブライド」になりました。

    その映画は、「お化け」のお話ということでしたが、コンピューターグラフィックによるリアルな人形の表情と古い時代背景とモノトーンで進行していく内容に少々、不気味さを感じていました。
    しかし、お話が、進んでいくうち、ふと気付きました。なんと、この映画では、この世とあの世の世界を映し出す場面で映像色を変えていたのでした。
    つまり、「この世」は、ずるくて、自分のことしか考えない悪い奴が、たくさんいる場面を映し出すのですが、その時は、モノトーンの暗い映像色になり、「あの世」を映し出す時は、みんなが楽しく、協力的で、親切な人(?)が、たくさんいる場面を映し出すのですが、その時は、フルカラーの明るい映像色になるのです。

    お化け自体は、みんな怖い容姿をしているので、最初は、気持ち悪かったのですが、映画を観ている内に慣れてきて、みんな面白い仲間に感じてきました。この映画の青年が、ふとした行動で、美しい(?)お化けと結婚しなければならなくお話ですが、その美しいお化けが、嫌がる青年と無理やり結婚することは、「自分勝手な自分だけの幸せのために他人を不幸にしてしまう」ことを悟り、相手の幸せのために行動する場面では、歳のせいでしょうか、涙が出てしまいました(笑)。
    面白かったです。

    by 村上直樹

  • 2005.11.6

    バリアフリーリフォームで、幸せ健康生活

    先日、テレビ放映した弊社のリフォーム情報番組の「リフォーム拝見」において、杉渕様のリフォームをご紹介させていただきました。杉淵様は、私が、最初にお伺いしお会いした時、とても上品な方で、昔は、秋田美人で相当有名ではなったかと思ったくらい、素敵な方でした。

    今回は、その高齢の奥様を息子さんや娘さんが、心配をして、バリアフリーリフォームをしてあげたいということで、ご依頼を受けました。そのお宅は、現在、築30年以上になり、広い座敷とお庭のある大きなお屋敷で、居間や台所は、仕切られ、暗い茶の間と寒々とした寝室が、離れてありました。
    私は、この「冬の期間は、とても寒い」という住宅の解決方法として、専門の施工業者による「断熱工法」と「暖房システム」を提案しました。

    通常、断熱は、断熱材を大工さんが施工していますが、断熱効果を高めるため、確かな技術と工法、設備を持っている施工業者で行ないました。
    すると、驚いたことに、断熱材を注入することで、今まで聞こえていた室外の音が、ほとんど聞こえなくなってしまいましたので、今まで必要でなかったインターホンを急きょ取り付けることになりました(笑)。
    つまり、断熱効果と気密で、防音効果も期待できるということです。

    完成にあたり、杉淵様ご家族から、担当の加藤君にお礼のお食事までいただき、ほんとうに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
    これからもお幸せに、健康で長生きしていただきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.5

    ショールームフェア

    今月は、毎週土日の二日間、「ショールームフェア」ということで、テーマを決めて、会社ショールームで、住まいの相談会を開催します。
    そして、今日と明日は、「キッチンリフォームフェアー」です。たくさんのお客様のご来場をお待ちしております。

    先月は、リフォーム完成見学会ということで、実際にリフォームした住宅を見学しながら、弊社のリフォームの取り組みや仕上がりを見ていただきました。そして、ほとんどの見学者の皆様に感動していただきました。
    そして何より、見学会を開催させていただいたお施主様に本当に感謝していただき、お引渡しの際に「これからも永いお付き合いお願いします」と言われ、私自身も感動してしまいました。仕事をしていて、こんなにうれしいお言葉は、ありません。

    これからも、私たちは、常に「すべては、お客様のために」をモットーに「本当に喜んでもらえる」お客様と一生のお付き合いを願いながら、日々、努力、勉強していきます。
    そして、お客様から教えていただく事の有難さ、貴重さをかみ締めながら、素直な心で、反省心と向上心を持ち続けていきたいと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.4

    リビングキッチンという考え方

    最近、「リビングキッチン」という台所と居間を仕切らない、むしろ、居間の中に台所を設置するようなレイアウトが、よく見られます。
    「リビング」は、家の中で一番多くいるところ(起きている時)であり、家族、友人や仲間が集うところなので、台所に引っ込んでしまえば、会話のない寂しい空間になってしまいます。

    昔ですと、焚き物をする、煙や臭いなど大変な場所でした。そして、やはり、システムキッチンが、できるまでは、「流し台」というイメージで、キッチンを対面カウンターで隠してしまうというスタイルが、多かったように思います。
    つまり、厨房の中にリビングがあるようなイメージではなく、リビングの中に厨房があると言う感じです。

    高齢少子化になり、大人数の食事を作る必要もなく、料理と食事を一緒に楽しみながらできる、「リビングキッチン」は、これからの主流なのかもしれません。

    by 村上直樹

  • 2005.11.3

    作りすぎずシンプルにいきましょう

    新築住宅で大切なのは、まず、「間取り」です。この間取りが、キチンとできていなければ、良い住宅にはなりません。間取りを決めるためには、土地の調査(隣接する住宅、風景)、方角、ライフスタイル、家族構成などなど、様々な角度からヒアリングを行い、現在と将来を考えた間取りを考え作り上げていきます。

    今現在は、使いやすいのだけれど、将来、邪魔になったり困ったことにならないようにします。壊して作り直すのではなく、作り足していくほうが、無駄がありません。また、採光や通風で、自然の光と自然の風が、通り抜けるように窓の位置を決めます。
    そのうえ、窓を拭けるようにしたら最高です。当然、予算もありますので、予算の中で、まず、重要な項目・基本(頑丈であること、冬暖かく・夏涼しいこと)などを決め、それ以外は、予算の中で、選択していくほうが良いと思います。

    「家は、一生に3度建てないといい家に住めない」と言われるくらい住む人の気持ちや環境が、変わるものです。気持ちや体に良い素材を使い、作りすぎず、シンプルでいきましょう。

    村上商店の展示場にある素敵なアプローチや外観は、その街に住む人の目を楽しませてくれます。

    by 村上直樹

  • 2005.11.2

    責任のある施工管理システム

    住宅リフォームを行なう場合、注意をしなければならないのが、下地の状況です。建物の下地材は、外装や内装で覆われ、隠れて見えません。
    そのため、リフォーム工事にとりかかってから、解体をして「発見」をする場合が、多々あります。

    特に「土台」の腐れ、屋根下地材の腐れ、柱の腐れなど、シロアリの場合もありますが、やはり湿気や雨漏りが、原因です。経年変化による、ヒビや割れから浸透する場合もありますし、施工不良という場合もあります。
    ですから、「こんな施工方法では、駄目だな、こうすれば、よかったのに」と、思ったりします。施工した人の責任も大きいのですが、それを管理した人、設計した人の責任は、もっと大きくなります。

    第三者検査機関というものがありますが、第三者に検査してもらわなければならないほど、自社の施工管理に問題があるようでは、駄目です。
    自社で検査を行い、施工管理する内容をオープンにして公開し、お客様に説明していくシステムでなければならないと思います。

    by 村上直樹

  • 2005.11.1

    地球環境と住まいづくり

    リフォームをするのか、建替えにするのかの判断基準は、まず、「予算」と言うことになります。予算があれば、解体をした上で、地盤の調査から、必要であれば、地盤改良まで行い、頑丈な土地にしっかりした基礎を作り、そのうえに家を建替えるのが、理想です。

    しかし、予算がない、地盤沈下もしていない、基礎も大丈夫、柱も構造材も使える場合は、全面リフォームで、新築のようになります。構造材の補強は、もちろん、給水排水設備機器、照明機器、暖房機器、最近では、耐震性を高める金具、部材も研究され、市販されていますので、まさに、「資産価値」を高めた家になります。

    地球環境を考え、そして、安全で安心な家をつくるため、また、お客様の笑顔と幸せのために私達は、日々、努力勉強していなかければならないと思っております。

    先月、「全面リフォーム完成見学会」を行なった、二階建てを平屋に「減築」した家です。高窓から、明るい陽射しが、部屋全体に差し込みます

    by 村上直樹

  • 2005.10.31

    秋田スギ展示場「ガーデンハウス」

    玄関に入った瞬間に「木の香り」がする家は、その気持ちのよさで、うっとりしてしまいます。その感覚は、「癒し」という言葉で表現されますが、まさに身体に良いということが、肌で感じることができます。特にその感触は、無垢の木の上で、転がりながら遊ぶ子供たちを見るとよくわかります。「樹」とは、立っている木のことです。切った木は、「材」と書きます。私達は、この「樹」で、自然を感じ、自然に守られ、自然とともに生きてきました。自然を大事にすることは、「樹」を「木」として大切に育て、使い、守って行くことではないでしょうか。

    村上商店の御所野にある秋田スギ展示場「ガーデンハウスのインテリア空間」は、心と体を癒してくれます。

    by 村上直樹

  • 2005.10.30

    いよいよ、ブログ開始

    いよいよ、ブログを開始します。会社のホームページでは、3年くらい前から、社長日記ということで、アップしてましたが、ブログは、どこにいてもパソコンさえあれば、簡単にアップできるということなので、チャレンジすることにしました。
    住い、暮らし、インテリア、ガーデニング、楽しい生活提案ができたらよいなあと思っています。

    ・・・・・・・・・・・・会社の事務所棟とショールーム棟の間にある庭園に秋田スギで通路をつくりました。
    やはり、庭(ガーデン)には、無垢材と自然塗料が、ピッタリです。
    これで、雨の時も雪の時も安心です。
    でも、「木々の雪囲い」しっかり、やらなくっちゃ!!

    建物引渡しは、長いお付き合いの始まり。

    一雨ごとに秋も深まり、ストーブを必要とするようになりました。
    昨日は、全面リフォームの秋田市土崎のお客様へ建物お引渡しを行い、今日は、建坪77坪の新築住宅の由利本荘市のお客様へ、建物引渡しに行って来ました。
    どちらのお客様も今回、住宅という形でお付き合いさせていただきましたが、本当に素晴らしい方々で心から感謝、尊敬しております。住まい作りとは、本当に責任のある仕事で、やればやるほど、奥の深い、目には見えないところにも気をつかい、お客様の幸せを願い、叶えるために日々自ら努力し精進しなければならない仕事です。

    ですから、「建物」というハード面だけでなく、「暮らし」というソフト面にも、クオリティを高めたものを提供できるように勉強しなければなりません。もっともっと、日々勉強し、どんなことも受け入れ、どんなことにも負けないで、すべての物、事に感謝をし続ける自分になりたいです。

    by 村上直樹