コラム

2005.11.3

作りすぎずシンプルにいきましょう

新築住宅で大切なのは、まず、「間取り」です。この間取りが、キチンとできていなければ、良い住宅にはなりません。間取りを決めるためには、土地の調査(隣接する住宅、風景)、方角、ライフスタイル、家族構成などなど、様々な角度からヒアリングを行い、現在と将来を考えた間取りを考え作り上げていきます。

今現在は、使いやすいのだけれど、将来、邪魔になったり困ったことにならないようにします。壊して作り直すのではなく、作り足していくほうが、無駄がありません。また、採光や通風で、自然の光と自然の風が、通り抜けるように窓の位置を決めます。
そのうえ、窓を拭けるようにしたら最高です。当然、予算もありますので、予算の中で、まず、重要な項目・基本(頑丈であること、冬暖かく・夏涼しいこと)などを決め、それ以外は、予算の中で、選択していくほうが良いと思います。

「家は、一生に3度建てないといい家に住めない」と言われるくらい住む人の気持ちや環境が、変わるものです。気持ちや体に良い素材を使い、作りすぎず、シンプルでいきましょう。

村上商店の展示場にある素敵なアプローチや外観は、その街に住む人の目を楽しませてくれます。

by 村上直樹