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2013.3.23
IHクッキング教室開催しました。
本日は、7名の方が参加され、IH教室を開催しました。
みなさん、わきあいあいと、楽しく、手際良く、作っていただきました。
写真の料理が、「お赤飯」「鶏の香草焼き」「サクラもち」です。
わたしは、「サクラもち」をいただきました。美味しかったです。
by 村上直樹
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2012.3.14
宮崎椅子のソファー入荷しました。
商品名:ペーパーナイフ(3人掛け)、素材:ナラ、サイズ:W1680 D700 H750 SH400(3P) (mm)
デザイン:Kai Kristiansen (カイ・クリスチャンセン)by 村上直樹
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2008.7.11
3×6プライウッドの幾何学
この椅子は、建築家田中敏溥先生から、昨日、直接いただいた記念すべき、ビンチェアーのミニチュアです。と、言いますのも、一昨日、昨日と田中先生の設計勉強会があり、ラッキーなことに その講評の後で、勉強会の中で頑張った人7人に与えられる「敢闘賞」として、先生の発案したビンチェアの模型をいただきました。
この実際の椅子は、種類がたくさんあり、田中先生のご自宅でも、座ってきましたが、独特の弾力があるので、思ったより、座り心地が良いです。
本物の椅子は、3尺(91センチ)×6尺(182センチ)の規格サイズのプライウッド(合板)から、無駄なく、まるで、パズルのように切り取られた一個一個の型から、できています。15種類くらいあるそうです。
そして、その型を釘も接着剤も使わずに 簡単に組み立てることができます。
どうしたら、こんなことが、考えることができるのか、驚いてしまいました。
このミニチュアの解説書に書いてある田中先生の言葉です。「ビンチェアが、教えてくれたこと。・・・・・このような道楽ともいえる椅子づくりを通して、得たこともある。一つは、自分で汗を流して作っていると素材の特性がわかるようになる。二つ目は、自分で買い求めた材料を使ってつくると「もったいない」という気持ちが、沸いてくる。三つ目は、ひとつのことを根気よく継続して考えていると、本当にある日、突然、別な考えが浮かび、「新しい可能性」が見えてくる。」3尺6尺のプライウッドから切り取った1枚の板、この小さな世界から得た三つのことは、私の建築における設計活動に少なからず影響を与えてくれたと思っている。・・・・・三つのことの根底にあるのは、そのことに惚れ込むこと、つまり愛だと思う・・・・・
勉強会では、設計の心得、心掛けを 直接、お聞きし、温厚で、素晴らしい方だと感じました。この気持ちを今後の住宅設計に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
by 村上直樹
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2008.6.30
収納について
住宅の中で、重要な部分に収納がありますが、その収納を考えるとき、「誰が」「いつ」「どこで」「どの程度」使用するのかを考え、それを見せておくのか、隠すのかを決めて、収納家具の造作工事をします。
また、収納するものには、寸法、重量、数量、収納するときの状態(吊るすのか、たたむのか、重ねるのか、など)を考え、そこに住む人のサイズや生活習慣に合わせ、使い易いように工夫します。
ですから、造作収納を作る際には、そのことを事前によく打ち合わせをして、何をどうしたいかをしっかりとアピールして、あとは、専門家にプラン提案してもらうことが、良いと思います。
家具は、住宅にとって、なくてはならないもの。
そして、その家具をどのように配置して、どのように使うのかによって、生活スタイルが、大きく変わります。置き家具でも、造り付けの家具でも、実用を兼ねたインテリア性の高い家具を設置したいものです。
by 村上直樹
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2008.6.13
照明器具で、雰囲気を出しましょう
今日の朝方は、晴れていたものの、昼からは、雨が降り出し、また晴れたと思いきや、雷雨となり、また、晴れになりました。とても、変化の激しい一日でした。
今日は、そんな中、、建替え新築のお客様の「解体のお清め」を行いました。その時は、とても天気が良く、ラッキーでした。
これから、無事故、無災害、そして、必ず、素晴らしい、素敵な家にいたします。と心に誓いましたさて、照明器具は、現代の生活では、なくてはならないものですが、電球が、発明されてから、まだ、130年だそうです。と言うことは、その前までは、日中は、太陽の光、夜は、火の光を使って生活していたことを思うと、なんと、現代人は、幸せなことだろうと思います。
しかし、その火の光は、照明と違い、不思議な雰囲気と独特なゆらめきがあります。たとえば、「薪ストーブ」の薪の燃える火を見ていると、引き込まれるように「ずーっ」と見てしまい、心が癒されるような気がします。
海外のレストランでは、ほとんど、キャンドルをテーブルの上に置いていますし、個人の住宅でも、使用しています。日本人は、と言うと、停電と誕生日のバースディケーキの時ぐらいしか、キャンドル(ろうそく)を使わないのでは、ないでしょうか。
しかし、部屋を少し、暗くして、オレンジ色の照明をスポットで照らしたり、間接照明したりすることで、キャンドルのようなお洒落な雰囲気を出すことができます。先週、今週と行っています完成見学会のお客様は、ご自身で、照明器具を購入してきましたが、それは、オレンジ色の照明器具の明かりで、部屋が、とても、素敵になりました。
ワンポイントでも、どこか照明器具にこだわってみたいですね。
ドイツのミュンヘン市庁舎の夜の外観です。
オレンジ色の照明で、立体的に見えます。
by 村上直樹
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2008.6.12
今日も、爽やかな晴天です。
今日は、会社のウッドデッキで、新しく作った無垢のテーブル(栓の木)の下地づくりと自然塗料を塗ってもらいました。
無垢の木は、それぞれ個性(?)があり、そのため、出来上がりが、すべて違います・・・・と言う事は、世界でひとつしかないテーブルであり、工業製品とは、違う、独特の風合い、趣き、雰囲気のある感じがします。
ですから、木材を1本1本組立て作り上げる住宅のようにテーブルもまた、手作りで、手塗りで作るほうが、良いと思います。このテーブルは、一回塗ったのですが、納得いかず、再度、表面を研磨し、塗り直しました。
へんな朝ごはんは、私の役目ですが、美味しいお弁当は、家内の役目です。起床時間が違うので、役割分担しています。今日のお弁当は、鮭とレタスとしそのチャーハンにコロッケ、イカ、シューマイ、キュウリの漬物でした。
by 村上直樹
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2008.6.3
窓は,間戸(まど)。
日本の住宅の特長は、木の特性を生かして使っているところです。その伝統技法は、世界的に見ても素晴らしいものだと思います。
そして、実際にその影響は、戦後、アメリカの建築家の将校によって、アメリカ西海岸での住宅建築ラッシュに生かされたそうです。
日本の家は、水平の梁、垂直の柱、そして、その間に引き戸があります。ジャパニーズスタイルというのは、そのような構造で、その住宅の特長は、「開口部が、大きいこと」です。
つまり、自然と共有するといった考え方で、庭と一体化してつくられています。
ヨーロッパの窓は、壁に穴を明け、風を通す「WINDOW」で、日本は、柱と柱の間に戸を差しかけてつくる「間戸」だそうです。
これは、外敵から守る家と、自然と共存する家の違いだと言われています。
とても面白い考え方だなあと思いました。
■デンマークの写真です。
アルネ・ヤコブセンの椅子、カトラリー、灰皿、蛇口まで、すべてヤコブセンのデザインのレストラン・ヤコブセンです。
海が見えるレストランでした。
下は、「あっ、カッコいいな!と思い写真を撮ったら、なんと、そこは、ヤコブセンが、設計した低層住宅で、1946年に着工し51年に完成した「ソーホルムⅠ」でした。自然の中にマッチしていました。ヤコブセン自身の家もここにあり、終生暮らしたそうです。
by 村上直樹