コラム

2006.2.7

外見だけでなく中身も進化していく

まだまだ、寒い日々が、続いています。こんなに大雪でも、雪の量は、平年並みだということですので、いつもの年ですと、積もっては、融けるのですが、今年は、融ける前にどんどん積もっていく、短期集中型降雪気候だったのではないでしょうか。
いずれにしろ、今後の雪対策は、建物の外回りにも気をつけていかなければならないと思いました。

先週、同業のリフォーム会社が、倒産しました。
チラシやフリーペーパーなどで「デザイン賞受賞」などとまるで、大きなコンテストに受賞したかのように宣伝したり、「秋田市民リフォーム祭」と言って、まるで、秋田市で主催しているようにして、大きく宣伝したり、派手に催事をおこなったりしてました。ですから、当然、来場したりするお客様の数は、とても多く、私自身も「凄い会社だなあ」と驚いていました。しかし、破産してしまいました。
その会社は、創業も弊社と同じで、今年で、90年になります。とても古い会社であり、老舗だと思います。そして、弊社のように建設不況のあおりを受けて、業態変化、転換をはかり、チャレンジしてきたと思います。
しかし、商売の基本を忘れてしまったのかもしれません。つまり、「売り上げ」と「費用」のバランスが、とても悪かったのだと思います。
このバランスが悪ければ、結果的には、お客様にも社員にも取引先にも、迷惑をかけてしまいます。「進化」していくとは、外見だけでなく、中身も進化していかなければ、「本物」には、なりません。

お客様のため、社員のため、取引先のため、家族のため、もっともっと頑張って、いきたいと思いました。

by 村上直樹