コラム

2006.4.10

家造り・夢作り・幸せづくり

今日で、4月上旬も終わり、いよいよ、本格的に学校も会社も新しい学期や年度をスタートさせることになります。いつも、秋田という地域で、秋田に住む人のために喜んでもらえる仕事、幸せになってもらえる仕事を住まいづくりの中で、達成していきたいと考えていますが、様々な問題、障害にも出会ったりします。しかし、それを解決することが、本当の仕事ですので、「難題いらっしゃーい!」の気持ちで、頑張っていきたいと思います。

さて、牛島と象潟で、現在、2会場で、同時完成見学会を開催していますが、この二つの建物は、それぞれ「造り」が、違います。牛島の建物は、「若い夫婦のための・・・」のテーマのとおり、「価格帯をリーズナブル」なものにしました。そのため、すべて無垢材で仕上げている訳ではなく、床材に「秋田スギ・桐・コルク」などですが、それ以外の建具や枠材は、新建材を使用しています。

しかし、もうひとつの会場「象潟」の家は、「秋田杉・桐・コルク・珪藻土」を床だけでなく、腰壁、天井、建具、枠材、カウンターなど、すべてに無垢材や自然素材使用し、仕上げています。また、床下は、基礎断熱とし、竹炭を敷きこんで、防虫・消臭・調湿を保っています。ですから、牛島会場から、象潟会場に行かれた方は、その大きな違いに驚き「気持ちいい、ニオイも、ちがう!」と五感で、感じられて行かれます。

二つの違いを感じていただくのが、一番ですが、牛島会場の家でも十分にその無垢材の良さ、気持ち良さを感じることができますし、住む人の年齢、家族構成、暮らし方を考えてデザインしますので、どちらもその良さを発揮していると思います。
そして、最後には、お客様ご自身が、その良さを感じ、発見し決められるものだと思います。私たちが、いつも考えていることは、村上商店の「家造り」とお客様の「夢作り」が、合体して、本当の「幸せづくり」が、出来るのだと思います。

是非、これからも、今月23日まで、たくさんの人に何回も体感していただきたいと思います。

by 村上直樹