コラム

2008.5.9

ガラスの建物は、今も昔もエコロジー。

最近、地球温暖化にともない、環境問題が、大きくクローズアップされていますが、その中で、「リサイクル」という考え方で、ガラス製品は、とても環境に良いのではないかと、自分なりに考えるようになりました。
ガラスは、壊れても、それに熱を加えることで、また、違う形に変化します。たとえば、グラス、窓ガラス、ガラス繊維などになることで、新たな製品となります。美術品や装飾品にもなりますし、昔から、万能な素材だと思います。
ゴミになるのではなく、土に返るものや再生可能なものを使用するを いつも、衣食住の暮らしの中に取り入れていくことは、とても、大事なことだと思います。
■ドイツでの写真です。D-1
これは、全面ガラスの外壁の建物です。D-2
この中の屋上は、このようになっています。外観は、卵型のようですが、中は、船のデッキにいるようです。私のヘッドホンからは、ドイツ語を同時通訳した方の声が、聞こえます。D-4
これも、別の建物(レストラン)ですが、やはり、ガラスを多く使っています。DK-1
これは、ケルン大聖堂です。ヨーロッパは、古いものに価値を持ち、古いものを大切にする心が、あります。春夏秋冬移り変わる自然と、経年変化し、そのおもむきを出す建物、そして、人も同じでは、ないでしょうか。DK-2
大聖堂の中は、このようにステンドグラスが多用されています。DK-3
戦争中は、このステンドグラスをすべて、別の場所に保管したそうです。その戦争のときの航空写真では、このケルン大聖堂だけ焼け残り、それ以外は、すべて、焼け野原になっていました。

by 村上直樹