コラム

2006.7.26

上質な木の家と素朴な家具

先日の土日に開催しました「住宅リフォーム完成見学会」は、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。心より、御礼申し上げます。
今回のリフォームは、お施主様の「ああしたい、こうしたい」という「わがまま」と「夢」を実現する為にチャレンジした住宅です。昨日の見学会にご来場いただいたお客様は、以前リフォームをした時に「ああしたい、こうしたい」と言うと、その業者の人が、『できません、できません』の一点張りで、面白くないとおっしゃっていました。
確かにお客様の夢は、実際の現場では、作業上や状況、環境から考えて、無理な場合もありますし、むしろ、お客様の言われたままにやることで失敗をして、逆にクレームになってしまう場合もありますので、「できません」と言ってしまったほうが、無難な場合も多々あります。
しかし、私は、違います。とにかく、お客様のためにやってあげたい。そして、お客様のためだけでなく、自分のためにも、チャレンジしてみたいと思います。もしかして、失敗して、お客様に嫌われるかもしれない、しかし、やらないで失敗しないより、チャレンジして失敗しても、やり直すことで、また、認めてくれるお客様と永いお付き合いをしていくことで、会社も自分も成長していくと思います。
会社の私の部屋には、「良い顧客、良い社員、良い住宅」というキャッチコピーが、張り紙が、貼られています。私がつくった言葉ですが、これは、お客様から、教えられることが、本当に多いこと、そして、本当に良いお客様の声を素直に聞き、行動することで、よい社員になり、よい住宅をつくっていけると思います。
これからも、もっともっと良い家をつくるためにチャレンジし続けます。
宜しくお願いいたします。

by 村上直樹