コラム

2006.1.20

天災による人災に負けず、助け合う

昨日は、マイナス4℃ということで、底冷えのする寒さで、みんなが振るえ上がっていました。当然、現場では、外仕事は、はかどらず、雪捨て作業ぐらいの仕事しかできないのが、現実です。

今年のこの豪雪は、様々な被害や問題を引き起こしています。例えば、屋根の雪が、隣人宅へ落ちて、車に損害を与えたり、賠償問題で人間関係が崩れたり、道路でスリップをして衝突をしたりなど、本当は、雪のせいなのですが、どうしても、人のせいになったりします。
今回は、まさに記録的な過去に例のない大雪、豪雪の天災なのですが、そこに人がいる、人が作ったものがあることで、人災になってしまいます。「やられたから、やり返す」というのは、人間社会では、「LOSE&LOSE」と言って、「戦争」になってしまいます。
しかし、「やられても、やりかえさない、言うなりになること」は、「WIN&LOSE]です。しかし、私達は、お互いにお互いを思いやり、どちらも幸せにならなければなりません。
そこには、「WIN&WIN]と言って、どちらの利益にもなる方法が、あるはずです。
豪雪と言う災害で、お互いに助け合い、慰めあい、良い形で、この雪災害の中で、地域住民として良い人間関係を築き上げていきたいものです。

by 村上直樹