コラム

2007.7.20

住まいに対するポリシーとコンセプト

今週は、東京の秋葉原に行って来ました。毎月、木造住宅の設計やデザインの勉強をしてくるのですが、なぜか、私の場合は、移動中のほうが、ひらめきやアイデアが、浮かぶようで、新幹線の中でも、ずーっと図面やスケッチブックに書き込んでいます。今回は、仙台まで、家内と一緒でしたが、そちらは、列車が動き出すと同時に眠り始め、到着までそのままでした(スゴイ!)。
建築には、様々な工法や考え方があり、どれが正しいか、間違っているかということは、私自身も、決めかねています。しかし、建築基準法という法律があるわけですから、まずは、それに照らし合わせ、設計を進めていかなければなりません。
しかし、住まいは、そこに生活する人が、住みながら変えていくもの、そして、自然に変わるものでもあります。そこには、まず、第一に安全な建物であることが、重要で、その次に快適性、そして、楽しい、面白い、遊び心のある空間になれば、家族とのふれあいや、絆が生まれます。
ですから、ただ安全であればいいと言うことで、住む人を考えない間取りもだめであり、楽しい、面白い家にするからと言って、不安定な家もだめです。住まいに必要な全てを兼ね備えていなければ、私達、プロとして、お客様に住まいを提案し、提供していくことはできません。
今年の村上商店は、そんな住まいに対するポリシーとコンセプトをしっかりとアピールしていきたいと思います。どうぞ、ご期待ください。

by 村上直樹