コラム

2006.8.23

表参道ヒルズは、すごかったけど・・・

先日、お盆休み中に東京の表参道ヒルズに行ってきました。やはり、出来たばかりなのか、物凄い人ごみでした。エレベーターやエスカレーターがあるのですが、各階の通路が、傾斜しているスロープです。ですから、まるで、坂道の商店街を歩いているようなイメージでした。

早速、娘に「写真とって!」と言いましたら、「おとうさん!ここ撮影禁止だよ!」と言われてしまいました。どうして、撮影禁止かわかりませんでしたが、表参道や六本木は、やはり、私の年齢や職業では、あまり縁のないところですので、物珍しさで、1枚撮ってもらいました。
どのお店も、混雑していますし、とてもお洒落でしたが、その中の和菓子喫茶店に入ってきました。素敵なインテリア店内は、若者向きかなと思いましたが、店内にいるお客様は、ご年配の夫婦やグループが多く、以外でした。しかし、そのメニューを見ると、和菓子の老舗の喫茶店であることが、わかり、納得しました。(値段も高かった~)

老舗といえば、私は、まず、「神田の藪そば」に行きます。今回の旅行でも、楽しみにしてましたが、お盆期間中は、お休みでした。「神田藪そば」の魅力は、その味にもありますが、その「雰囲気」です。昔ですと、「いらっしゃいませーーーー」という女性の高く長い声で、お客様を迎える挨拶は、まさに感動ものでした。最近では、なくなったようですが、店の番台の雰囲気で、そのなごりがあります。

老舗として、新しいジャンルにチャレンジしたり、老舗として、その雰囲気を守り続けたり、やはり、老舗として、長く続けることは、見える部分だけでなく、見えないところでも大きく変化、進化しているのだと思います。
わたしも、がんばります。

by 村上直樹