コラム

2006.2.12

たくさんの声を聞いて、実現していく

昨日は、一日中象潟の構造見学会場におりました。見学会では、いつも、お客様の声をじかに聞けるので、私は、とても楽しみにして会場にいます。
象潟では、今回のこの構造見学会に来場された方は、「構造見学会を見たことがない」と言う方が、全員でした。また、無垢の木をふんだんに使っていることに「気持ちいい」と言っていただきました。そして、「是非、完成見学会に来たい」とも言っていただきました。
また、来場されたご年配の男性からは、「丁寧な仕事をしている」とのお褒めの言葉もいただき、「出来上がってから見ても、見るところが無い、間取りぐらいだ。できる前に大工の仕事ぶりを見れるということは、とてもいいことだ」とおっしゃっていただきました。わたしも、そう思います、家作り、ものづくりで、見えないところの技や腕をお客様に見ていただき、感心していただき、褒めていただけることほど、職人冥利は、ないと思います。

今回のこの構造見学会で、またひとつ、勉強になりました。それは、作る人、作られる人、そして、これから作りたい人、みんな同じ気持ちになっていること。それは、「いい家」にしたいということ。そのためには、たくさんの声を聞くこと、そして、実現していくことだと思います。今日は、どんなお客様に来ていただけるのでしょうか、とても、楽しみです。
秋田市牛島の構造見学会場のコンセプトは、秋田スギでつくる「若い夫婦のためのシンプルインテリアな家」です。仕上がりにご期待ください。

by 村上直樹