コラム

2006.4.7

クレームと問題解決能力

雪が融け、その泥やホコリで、建物や車の窓ガラスが、汚れます。そして、雨が、降るとその汚れを洗い落としてくれます。風は、その季節の香(かおり)を運んでくれますが、まだ、早朝ウォーキングをしても、「春の香」を感じません。そして、春の日差しは、紫外線がとても強いので、肌が、すぐ真っ黒になってしまいます。

昨日は、窓サッシメーカーの人が、来社し、その会社が、以前に納入したサッシ枠が、剥がれやすいことが判明し、その修理に廻っているということでした。そのため、弊社で、2年前取り付けた住宅に補修に行くとことになりました。全国的に販売している有名な窓サッシですが、クレームが出た時点で、早急に原因を究明し、即、対策を考えて行動していることだと思います。

先週、私が、採用のために面接した営業マンも、「クレーム処理が、一番大切です」と言っておりました。クレームをいち早くお客様に聞きに行き、深く反省をし、その後の対応で、本当のお客様と永いお付き合いが、できるようになる。ということでした。
とても優秀な営業マンのようでしたので、採用しようと思いましたが、その後、何度電話しても、その営業マンと連絡がとれないためあきらめました(笑)。

よく、「困難から逃げると追いかけられる」と言われます。ですから、「困難に立ち向かう」ことが、その人の人生に大きく影響します。毎日、毎日、問題だらけのほうが、なにもない人より、問題解決力能力が、身につきます。

人も会社も、常に問題意識をもって、解決策を考えながら、頑張りましょう。

by 村上直樹