コラム

2006.7.6

今日の朝食

今年の6月は、雨も少なく、冬の大雪の影響で、「からつゆ」と思われましたが、秋田市は、今週の7月3日月曜日から大雨で、一部床下浸水になった地域(秋田市下新城)もあり、全国版のテレビニュースでも、取り上げられました。そして、なんと、多いところで、1日に200ミリの雨ということで、通常1ヶ月に降る雨量を一日で、達成してしまったそうです。
そんな訳で、早朝ウォーキングもせず、毎朝何をしているかというと、実は、先月から「住環境福祉コーディネーター2級」の試験勉強をしています。今週の日曜日に試験があるのですが、この試験は、「高齢者や障害者」に対して、どのような住宅環境が、良いのか、在宅介護のための改修などを、それぞれの個人個人の状況に合わせて、提案できる人材を育てる目的の資格です。
ですから、建築士であっても、高齢者や障害者の病状を知っていなければ、的確な設計は、できませんし、せっかく、住宅を作っても無駄な空間になったり、使いづらかったりしますので、住環境コーディネーターの資格を持ち、そのご家族、ホームヘルパー、ケアマネージャー、作業療法士などの方々と、よく打ち合わせをしながら進めていかないといけないと思いました。
勉強してみて、いろいろな病気と病状を知ることで、まず、自分が、健康であることに心から幸せを感じ、障害者や病気をもつ高齢者やその家族の方々に対し、本当に深く頭がさがる思いがしました。人間、どうしても、病気や障害のことを考えたくない、遠ざけたいという気持ちがありますが、そうではなく、本人も回りの人たちも一緒に共生していく、楽しんでいける在宅介護や地域社会になったら良いと思います。

そんなこと考えながら、勉強しているうちに朝食を作る時間になってしまいました。私が作った今日のメニューは、カリカリベーコンにゆで卵とジャガイモとトマトとレタスサラダ、そして、アスパラと玉ねぎとニンジンの野菜スープ、そして、昨日の残りの釜飯をピラフ風にして、デザートには、サクランボと自家製粒粒ブルベリーとヨーグルトでした。長女は、全部食べてくれましたが、次女は、学校の準備に振り回され、半分残して行きました(プンプン)。

by 村上直樹