コラム

2006.3.11

春の新築見学バスツアー

今日は、弊社の「完成見学バスツアー」で、弊社社員とお客様と象潟に来ました。驚くことに雪化粧をした鳥海山も珍しく見ることができ、参加した方々は、清々しい春の訪れと象潟の暖かい気候を満喫されていました。

今回は、弊社の社員との合同でのバスツアーでした。つまり、社員とお客様の勉強会と懇親を同時に行なおうというものです。日頃、担当者でなければ出会うことのないお客様と弊社社員とが、違う立場でコミュニケーションすることで、また新しい発見や気づきが生まれるのではないかと思いました。
その結果、見学会場や懇親会で、知らないお客様同士や社員達が、話し合うことが、こんなに大切なことだと、知ることができました。「へえー、そうなんだ!え!そうだったんだ」など、会話の中に必ず、新しい発見やアイデアが生まれます。
今回のバスツアーは、建設資材会社と弊社とお客様が、一緒になって「いい家づくり」を考えていくという企画です。今までの建設業界ですと、最終消費者(施主)抜きで、業者と請負者で話が進められていき、後から満足できない家が、できてしまう例も多々あったようです。
ですから、これからは、新商品、新工法、新しい暮らしの提案をメーカー、商社、施工者、施主とそれぞれ、お互いに知恵を出し合いながら、お互いの利益を獲得しなければなりません。

お客様にとっての「利益」とは、「価値」と「価格」の差額です。つまり、その価格よりも価値が高くなければ、利益になりません。いくら安くても、安くさいものであれば、利益どころか、お客様にとっては赤字になってしまいまいます。お客様に対し、「価格」よりも「価値」のある、「質の高い」仕事を行なっていくことに、私達は、これから、もっともっと頑張ってまいりたいと思いました。
真っ白な鳥海山です。鳥海山が見えると、翌日は、雨になるそうです。

by 村上直樹