コラム

2006.2.27

水と安全にお金をかける時代

今日は、一転して、冬に逆戻り、雪の降る寒い日になりました。やはり、まだ二月です。しかし、今年のスタートは、例年より早く、弊社でも3月から、リフォーム工事にとりかかる所が、だいぶ多くなってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」を忘れず、油断せずに春工事の準備をしていこうと思いました。

さて、今日は、お昼の例会で、警備保障会社の社長のお話を聞きました。警備会社というのは、セコムが、始まりですが、その昔、日本では、「安全」にお金を払うという考えは、まったくなく、「職業」としては、認知されていませんでした。
つまり、「用心棒」という考えかただったそうです。しかし、「ザ・ガードマン」のテレビ放映の人気や東京オリンピックや万博などを契機に急成長していきます。しかし、どこの業界も一緒ですが、急成長には、中身(社員の質)の問題ということが出てきます。そのため、警備員の教育や資格制度により、質を高め、社会に認知され、貢献する業界に進化していきました。

今では、「機械警備」というセンサーやカメラやコンピューターを駆使した警備になり、その精度を高めて、警備の質を高めていくことで、「防犯」を予防したり、犯人を「逮捕」できるシステムになっているそうです。弊社の事務所も警備保障会社に委託し、機械警備をしています。
その昔、日本は、「水と安全は、ただ」と言われていました。しかし、現代は、高価な水にお金をかける時代です。
これからは、個人お家の安全にも、お金をかける時代なのかもしれません。

by 村上直樹