コラム

2006.7.8

マンションリフォームと住環境

大雨も去り、やっと、夏らしい天気になりました。今日は、午前中にお客様のマンションリフォームの完成検査立会いに行ってきました。そのマンションは、築25年以上もなる、秋田でも一番古いマンションですが、とても都会的な雰囲気をもったロケーションと場所に建っています。今回は、そのお客様の娘様が、東京で、リフォーム関係の仕事をされているということで、インテリアコーディネートは、ご自身で行われ、とても素敵な室内空間に出来上がりました。
そこで、「是非、完成見学会をさせてください!」とお願いしましたが、事情があり、誠に残念ですが、お披露目できませんでした。でも、写真を撮影させていただくことは、許可をいただきましたので、後日、ホームページ上で、素晴らしい出来栄えの「ビフォー・アフター」を公開させていただきたいと思います。
マンションの場合は、屋根、外壁や外構、増築などといった、外回りの工事がありませんので、限られた室内空間の中で、いかに広く、美しく、快適にするかが、ポイントになります。ですから、マンションリフォームは、建築的な考えの男性よりも、インテリア思考の女性の感性のほうが、インテリアコーディネートを含め、向いているのかもしれません。
特にこれからは、高齢化社会になり、一人暮らしの老人も多くなり、大きな住宅やお屋敷に住むのではなく、いかにコンパクトに安全で、快適に楽しく過ごせるかが、ポイントになってきますので、マンションは、重要な高齢者対応住宅になっていくのでないでしょうか?

さて、いよいよ、明日は、福祉住環境コーディネーターの試験日です。そのため、高齢者や障害者に対する住環境について、少々勉強しましたが、しかし、その環境作りには、建築関係者だけでなく、そこには、家族を含め、医療関係、福祉関係などの様々な職業の方のチームによって、実現されます。何事も一人では、なにもできません。何ごともみんなのおかげで、出来上がります。そして、いつも最後に、そこに関わったみんなが、お互いに喜べるるように頑張りましょう。

by 村上直樹