コラム

2008.5.8

展示場の工事が、スタートしました

昨日は、今年、新しく新築する村上商店の展示場の「配筋検査」と「コンクリート」検査に行って来ました。「配筋検査」は、基礎コンクリートの重要な部分ですので、社内検査だけではなく、今年からは、施主様にもお願いして、第三者検査を行うことをお薦めしております。第三者検査とは、国土交通省の認可を受けた検査会社が、それぞれの項目のチェックリストに基づき、お施主様の立場で、検査するもので、建てる側の検査ではなく、建てられる側の立場で、検査を行います。
ですから、検査を手伝おうと思い、「写真の黒板を持ちましょうか?」と言っても、「いいえ、結構です!」と丁寧にお断りされます。そこは、やはり、第三者としての検査に徹底しているので、むしろ、安心できると思いました。
今回の基礎は、「ベタ基礎」です。基本的に村上商店では、「布基礎」をお奨めしておりますので、ベタ基礎は、地盤が悪い場合、あるいは、湿気が多い地盤の場合は、「ベタ基礎」を提案します。しかし、今回の住宅は、地盤は良いのですが、「スラブ暖房」と言って、コンクリートの中に電熱線を埋め込み、その熱で、建物を暖める工法にしましたので、ベタ基礎になりました。
■完成は、7月下旬を予定しております。これから、随時、工事中を皆様に公開していきたいと思いますので、どうぞ、ご期待ください。M-1
これは、第三者検査「ジオ」の検査を行っているところです。M-3
これは、配筋検査後、コンクリートを打っているところです。電熱線も埋め込まれていきます。M-2
これは、コンクリートの強度検査です。テストピースと言って、これを試験場に持っていきます。通常は、行いまいませんが、今回は、抜き打ち検査的に行いました。

by 村上直樹