コラム

2006.2.28

切れてる明太子を食べて

寒くなっても、やはり、じわじわと春の足音が、聞こえてくるような日々です。庭の雪もだいぶ融け、木々や土が、少しづつ見えてきました。

さて、「切れてませんよ・・」と言うのは、長州小力というプロレスラーの真似をするお笑い芸人ですが、私は、今朝、「切れてる明太子」を食べました。明太子や筋子は、生で食べますが、切っていないと取りづらく、皮がじゃまになり、キレイに食べれませんでした。
しかし、この「切れてる明太子」は、2センチ程度に切ってあり、とても、食べやすくて感動してしまいました(笑)。
「切れてるチーズ」「切れてるバター」なども、とても便利です。しかし、考えてみれば、「そんなのこと、自分でやりなさい」と言われそうですが、明太子や筋子を細かくする時の手のベタベタ感やチーズやバターを切る時間が、なくなることで、一度、楽をしてしまいますと、元に戻れなってしまいそうです。

「自分でやる」で言うと、「障子の張替え」は、とても簡単で、家族の仕事として、よく張替えしたものですが、「DIY」= DO IT YOURSELF = 自分達でやる日曜大工も、最近「ゆとりの時間」というものが、なくなってしまった現代では、忙しい夫婦や老人には、時間や体力の関係で、私達のような工事店に依頼されることが、多くなりました。
できるだけ「自分達でやる」時間をつくり、料理、ガーデニング、日曜大工など、家族や友人を交えて、楽しく過ごすことで、より、充実した楽しい人生になるのではないでしょうか?そのためには、私自身も「時間」というものをいかに無駄に過ごさないか考え、計画的に大事に使っていきたいと思いました。
・・・でも、「切れてる明太子」は、私の食卓の定番になりそうです。

by 村上直樹