コラム

  • 2008.05.28

    北欧の色と日本の色

    北欧デザインの特徴は、鮮やかな色や斬新な形にあると思います。テキスタイルから、キッチンウェア、家具など、インテリアのデザインが、私は、ワクワクするくらい、とても好きです。

    先日、視察に行ってきたドイツの住宅の若い奥様も、素敵な照明器具がありましたので、質問しましたら、「イケヤで、買ってきたんです」とのことでした。
    やはり、北欧デザインは、どこの国でも、人気なんだと思います。

    日本人の色彩感覚とヨーロッパの人の色彩感覚は、やはり、その国の伝統であり、育ってきた環境でもあると思います。
    日本の色といえば、柿色、朱色、群青色、鶯色、鉄紺色などなど、独特の和風の色であり、ヨーロッパにはない、色だと思います。
    その日本の色を「衣食住」に取り入れることは、とても良いことだと思います。

    ドイツの写真です。
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    キッチンの照明です。
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    ダイニングの照明です。
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    やはり、デンマークもドイツもダイニングの照明は、できるだけ、低くしてあります。
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    全体を照らすのではなく、必要なところを照らすといった考え方です。
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    下は、我が家の娘二人に作った今日の朝食です。アサリの酒蒸し(?)スパゲッティにゆでたまごにメロンでした。二人とも食べてくれました。
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    by 村上直樹

  • 2008.05.27

    自然素材と換気システム

    今日のお昼には、突然の大雨とヒョウが、降りました。現在進行中の現場では、屋根もまだ、施工しておりませんでしたので、また、水浸しになってしまいました。
    しかし、無垢の木の良いところは、濡れても、すぐ乾くといった、太陽の光や熱、風という自然乾燥で、木が、呼吸をしてくれるので、心配はいりません。

    しかし、その自然乾燥も、そのように外の環境にあれば、大丈夫なのですが、建物が出来上がり、もし、室内の空気(結露)で、木材が、湿ってしまい、室内から、湿気の逃げ場が、なくなると、「カビ」が、発生してしまいます。自然素材は、呼吸する材料ですが、そのような欠点があります。

    ですから、建物には、「換気」が、とても重要で、24時間換気をするシステムが、最近、標準設備になってきました。種類も、たくさんあり、そのシステムの性能により、より、快適な暮らしが、できます。

    日本は、高温多湿地帯と言われますので、是非、この換気システムには、性能の良いものをお奨めいたします。

    ■プレカット工場で、木材の検査に行ってきました。私たちは、秋田スギの無垢材にこだわり、構造材をあらわしとするため、その材料のサイズと仕上がりを確認してきました。
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    ■土台以外は、すべて、秋田スギの無垢材を使用します。
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    ■やはり、秋田スギは、秋田美人のように清楚で、「美しいなあ」と、思います。
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    by 村上直樹

  • 2008.05.26

    無意識は、人も住いも健康状態

    住宅の「断熱や換気」については、特に寒い地方だけでなく、暑い地方も、考えなければならないことになります。「暑い」「寒い」ということは、人間として、やはり、その時にならなければ、感じないことであり、どちらでもない、快適なときは、何も感じません。

    たとえば、病気の症状でいうと、「歯が痛い」「太った」「頭痛がする」といった時にその症状は、体で感じますが、そうでない健康なときは、無意識であり、無意識のうちには、どうしても、甘いものを食べ過ぎたり、飲みすぎたり、無理をしたりしてしまいます。そして、その結果、不健康=病気となり、痛みを意識することになります。つまり、人間と同じで、住宅を健康にするためには、「暑い」「寒い」と言った「症状」が、出ないような快適な状態にしなければなりません。

    住宅が、健康になれば、そこには、「暑い」「寒い」といった「症状」が出ず、そこに住む人は、「暑さ・寒さ」に「無意識」になってしまいます。
    この住いの中で、「無意識」になる状態が、もっともベストで、理想とするところです。ですから、この「不健康な住宅」を「健康な住宅」に変えることが、私たちの行っている「健康快適空間」をつくりあげることでり、つまり、人も住宅も「健康状態」になることになります。

    デンマークの写真ですden1二年前は、現在より、6キロも太ってました。「2ℓペットボトル3本分?」den2石畳の街並みに おばあさんの小さな織物のお店が、ありました。den3右側の銀髪の方が、そのお店の、素敵なおばあさんです。中庭で、友達とお茶を飲んでました。den4デンマークの漁師町でした。街並みの色が、揃っています。

    by 村上直樹

  • 2008.05.25

    まずは、イメージプランから

    住いづくりには、まず、イメージがあり、夢があり、希望があり、暮らしが、見えてきます。
    ですから、まずは、間取りを考えますが、その間取りが決まれば、外観のスタイルになっていきます。

    村上商店のつくる家は、外観は、とても、シンプルですが、中に入ると「あっと、驚き」があると、よく言われます。
    それは、空間の使い方と、光と素材が、生きているからだと思います。
    そして、標準仕様としている断熱サッシと壁・天井・床に充填される断熱材で、大きな断熱の効果が、感じれるからだと思います。

    建物は、シンプルなのが、一番だと思います。明るくて、爽やかな風の吹きぬける、街並みに溶け込んだ、やさしい家が、良いと思います。 
    まずは、ラフなイメージプランから 
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    by 村上直樹

  • 2008.05.24

    全面リフォーム見学会を公開します!

    現在、秋田市保戸野鉄砲町に工事中の「全面リフォーム」の住宅も、いよいよ、追い込み入り、現在、仕上げの壁紙貼りや、タイル工事、建具工事を行っております。

    このお客様は、弊社が、3年前に公開した展示場「ガーデンハウス」オープンから、ずーっと、弊社の見学会に来られていた方で、本当に長い期間に渡り、リフォームの夢を追い続けて来られ、ここにきて、ついにその夢が、実現することとなりました。

    工事期間中も、大工さんが、終わる前に実際に現場に来ていただき、その変貌振りに驚かれ、そして、こちらからも、再度、ご要望を確認し、無駄な空間のない、そして、本当にシンプルな、楽しい暮らし、家族の絆、コミュニケーション、楽しみを満喫できる住宅、まさに「家全体が、子供部屋」というテーマが、似合いそうな室内空間になりました。

    公開は、6月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)の4回に分けて、公開いたします。今まで、公開型にしますと、毎回、二日間で40~50組の見学者の方が、来場されますので、私から、来場者へご説明のできない場合もあります。
    そこで、今回は、お客様のご了解を得て、4日間に分けて、行うこととしました。リフォームだけでなく、新築にも、大変参考になりますので、是非、いらしてください。

    また、駐車場は、2台分しかありませんので、どうぞ、ご了承ください。この完成見学会の場所は、「秋田市保戸野鉄砲町7-9」になります。(公園の近く、外壁に貼った秋田スギの格子が、目印です)お待ちしております。

    by 村上直樹

  • 2008.05.23

    減築をして、スリムで快適な生活

    最近、ブログを毎日書くようにしていますが、最近まで、忙しさを理由に書いておりませんでした。
    しかし、犬の散歩も、娘達の朝食も毎日、毎朝行っているくらいだから、ブログもできるはずだと思い、現在チャレンジ中です。そして、ここにきて、やっと、2年前のブログの数を上回りました。

    さて、リフォームというと、「増改築」というイメージが、強いですが、最近では、古くなった大きな家を小さくするという、「減築」も多く行われています。
    その理由は、リフォームをする方は、どちらかと言うと、若い方より、年配の方、そして、子育てが終わり、老後をゆっくり過ごしたいという方が、多いため、使わなくなった部屋を解体したり、住む部分を小さくしたりします。

    「減築」のメリットは、動線が短くなること、暖房する容積が少なくなること(省エネ)、家族の気配を感じれること、メンテナンス(掃除)が、楽になること、物を少なくすること、平屋にして室内の暮らしの安全性、耐震性を良くする事ができる、などなど、良い点が、たくさんあります。
    これからは、人も住いも、必要最小限の生活スタイルが、ベストだと思います。

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    今朝の朝食は、昨日の残り物のニンニクバター炒め、山芋のオムレツ、チーズスティックパンをDUNSKの大きめのお皿1枚に盛り付けしました。そして、ヨーグルトにブルーベリージャム、デザートに甘夏みかんとイチゴ、でした。

    by 村上直樹

  • 2008.05.22

    衣食住は、素材が、大事。

    衣食住について、いつも考えることは、やはり、「素材」が、大事だということです。
    つまり、「食」、食べるものは、やはり、健康に良いもの、新鮮なもの、元気になるもの、美味しいものを選びますし、また、「衣」、着るものも、サイズやデザインだけでなく、着心地や肌に合うものを選びます。

    そこには、「食」の料理店であれば、板前さんの腕前が良く、魚、肉、野菜の新鮮さがあり、できれば、地元産のものがいいと思います。また、「衣」のファッションであれば、そこで販売する人のセンスやコーディネート力が、大事になりますし、素材は、綿や麻や自然素材であったり、ウールであったりすれば、安心です。

    そして、「住」は、「衣」と「食」を選ぶように「素材」や「作り手」や「コーディネート力」のすべてが、揃ってなければ、良い家は、できないと思います。いくら美味しい料理店の「おまかせコース」であっても、好きなブランドの「福袋」であっても、自分の好みでなければ、結局は、食べ残したり、着なかったりすると思います。
    ですから、家を建てるには、リフォームをするには、まずは、どんな家に住みたいか、どんな暮らしをしたいかをアピールして、コーディネートしてもらうことから、始めると良いと思います。

    愛犬ジローです。
    jiro

    by 村上直樹

  • 2008.05.21

    いつも、心に太陽を

    今日は、昨日と一変して、暖かい晴天の一日となりました。ということで、延期になった展示場の建て方は、再開しましたが、基礎断熱+スラブ暖房のベタ基礎のため、雨水が、20センチほど溜まってしまい、朝から、その水抜きに作業が、増えてしまいました。
    しかし、別の将軍野新築工事ですが、その基礎工事の現場の土は、カラカラで、その水はけの良さには、驚いてしましました。

    さて、雨が降ると、樹木や草花が、生き生きとして見えますが、やはり、太陽の光と温もりもなければ、植物は、育ちません。以前、トマトに声をかけると「美味しくなる」という話しを聞いたことがありますが、人間同様、動物に対し、植物に対し、心を込めることで、どんなものも美しくなるし、元気になるのような気がします。
    つまり、心とは、太陽のようなもので、いつも明るく、朗らかにすることで、自分も他人も元気になると思います。

    今日は、私が、将軍野の新築現場で、JIOの基礎配筋検査の立会いを行いました。この将軍野地域は、とても地盤が良く、また、湿気もないので、布基礎としました。そして、検査は、無事、合格となりました。この後、ベースコンクリートを打ち、型枠を立てて、立ち上がり部分のコンクリートを施工します。

    ■検査中の写真です。jio

    by 村上直樹

  • 2008.05.20

    村上商店の営業時間が、変わります。

    さて、5月25日より、会社およびショールームの営業時間が、変わります。 
    ■ 平日・土曜  8:00~19:00 
    ■ 日曜・祝日 10:00~17:00 (ご予約者のみになります)
    ■ 日曜・祝日にご相談ご希望の方は、お電話でお申込みください。
    ■ 見学会・イベントは、別途、ご案内いたします。

    どんな会社も、どんな人も、日々、少しづつ進化しています。それは、その会社や人の考えていること(目標)を努力行動することで達成し、あるいは、失敗し、また、新たな目標を持って、次のステップにいきます。
    そして、そこには、古さや年齢は、関係なく、あるのは、夢と希望と信念であり、そして、行動力が、加わって、進化していきます。

    どんなに大きな会社も小さな会社も、どんな高齢者でも若い人でも、みな同じであり、平等に夢や希望を持ち続け、日々、努力することで、成功と長寿、健康を与えてもらえます。そのためには、「勇気を持って、いつも明るく、朗らかに、正しいことを行う」ことだそうです。

    最近、朝の散歩で、「中村天風」のテープを聴きながら、歩いています。雨でも雪でも、40分程度歩きますので、毎朝、1本聞いていますので、上記のことを思い出しました。

    朝食
    私が、娘二人に毎朝つくる朝食ですが、今朝は、なんと、「ザル中華」に「厚揚げ焼き」「イチゴ」にしました(笑)。
    しゃくなげ
    会社の庭に咲いている「しゃくなげ」と「つつじ」です。雨に濡れて、うれしそうに美しく輝いていました。
    つつじ

    by 村上直樹

  • 久々の雨の一日

    今日は、久々の雨です。そして、風も強いため、現在進行中の割山の新築住宅(モデルハウス)の建方は、明日に延期されました。やはり、最初の建て方は、大型クレーンを使い、木材を高いところで組立てる作業ですので、安全を最優先としなければなりません。

    建物の外観は、やはり、お客様により、こだわる方と、あまり、気にしない方が、おりますが、私が、思うにデザイナーズ住宅や商業店舗のように「ドーン」と目立つのではなく、その町に似合った色形がでありながら、住む方の個性を出した住宅が、良いと思います。

    ■スウェーデンの写真です。
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    どこの町の中にいても教会の場所が、すぐわかります。
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    古い木製の入口ドアには、歴史を感じます。
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    古い塗り壁にも、やはり、その土地の雰囲気が、漂います。
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    現代のドアにも、昔のデザインが、生かされたりしす。デザインには、「古い」という言葉が、ないと思います。

    by 村上直樹