大町の家「秋田の町屋」

細長い「町屋」のような家に暮らす

2014年に公開した大町モデルハウス「秋田の町屋」です。昔からの職人や商人の町である大町の地域に京町屋のように間口が狭く細長い敷地に建つ家を完成させました。平成になり、世代交代で、空き家が目立つ町に「町屋」のような家を建てることで、大町地区の「こんな狭い敷地にも住宅を建てれる」と思っていただけるように建築家の田中敏愽さんにお願いをして設計していただき、オープンしました。
この住宅の特長は、東西に長い建物の空間を広げるため、仕切り壁をつくらないことにしました。そのため、構造を秋田杉の大きな通し柱(150mm×240mm×6000mm)を門型に組み並べることで、広々したまるで「新幹線のように」細長く広い空間をつくりました。(写真は、ショールームに展示している町屋の構造模型です)