コラム

2008.07.02

素材

タイル

7月になりました。
いよいよ、本格的な夏に向かっていきます。

ここのところ、毎週のように「住宅完成見学会」や「住宅構造見学会」を開催しましたが、ここで、やっと一休みと言ったところで、実は、内心「ほっと」しています。
しかし、日々向上!日々進化!気持ちで、油断しないで頑張りたいと思います。

さて、「住宅には、素材が、大事です」と、いつも、申し上げていますが、その素材の中で、昔から、よく使われていながら、最近、減少したものに「タイル」が、あります。

「タイル」は、「耐久性」に優れ、「自然環境に対して、劣化、変色、変質しない」」「アルカリ、酸性、薬品に変質しない」「耐熱、防火、防水性にすぐれている」「耐摩耗性、清掃性に優れている」などなど、よいとこだらけでですが、最近、使われておりません。

たとえば、キッチンの壁には、タイルの目地が、汚れ易いので、油や水に強く、汚れない「キッチンパネル」といったものを使います。
また、浴室の床、壁のタイルは、冬、冷たく、また、亀裂が、入り易いため、暖かく、掃除のしやすいFRP樹脂のユニットバスを設置することが、多くなりました。

しかし、タイルは、自然素材から作られた建築材としては、万能であり、そして、デザイン性の高い素材でありながら、使われないのは、もったいないと思います。
ですから、これからは、その欠点を上手に改善したり、あるいは、生かしていくことで、住む人に優しい、地球にも優しい、仕上げ材として活用されていくのでは、ないでしょうか。

やはり、できれば、自然の土・石・木を活用した、古くて新しい住宅が、良いと思います。

デンマークのレストランのテーブルです。タイルを埋め込んでいました。
タイル

2005.12.24

素材

自然素材の素晴らしさを体感する

リフォーム完成見学会が、昨日から始まりました。

この大雪にもかかわらず、遠方から来ていただいたお客様、タクシーで来ていただいたお客様など、たくさんのご来場をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

いつも、来場していただいたお客様には、リフォームの素晴らしさをご体感いただけるよう、心を込めて、ご説明、ご相談をお受けするように心掛けてます。

特に今回は、仕上げ材として、「桐」の材料を床、建具などにふんだんに使用しており、また、断熱材を天井・壁・床にしっかり充填し、「自然素材のぬくもり、暖かさ」を感じることのできる空間になっておりますので、ご来場されたほとんど全員の方が、あ~、いい~」と感動されて行きました。

この自然素材の気持ちよさ、心地よさは、「調湿」「保温」「消臭」「芳香」など、本来持つ自然素材の機能が、影響しています。

昔ですと、当たり前に使っていた自然素材を最近、目新しく感じるということは、何か置き忘れてきたものを思い出すような気持ちではないでしょうか。

2005.12.17

素材

いい素材は、いい土壌で育つ

毎日、雪です。

北陸では、12月としては、記録的な大雪だそうです。雪が、降っているとなぜか「寒い!」という感じがしません。
むしろ、吹雪や風の強い時に寒さが、身にしみます。よく「深々(しんしん)と雪が降る」と言われますが、その時は、不思議と冷えません。そう感じるのは、私だけでしょうか。

いつも、リフォームや新築工事に携わっていると、毎日が、感動と落胆、そして、アイデアと発見の毎日です。

料理には、素材があって、レシピがあって、[:ディナー:]美味しい料理ができるように、建物も「素材」が、あって、設計があって、[:おうち:]良い建物ができます。
当然、作る人もとても大切です。よく、素材感を出した料理は、美味しいと言われ、日本料理は、特にその傾向が強いと思います。

そして、日本の建物も「木」をあらわしにした「素材」のわかる家が、良い家のように思えます。
特に最近ですと、「LOHAS」という言葉が、先行して流行しているようですが、オーガニックな素材、自然素材が、求められています。

「こだわり」というより、「あたりまえ」と考え、健康に良いものを食べたり、身の回りに置いたり、建物の内装に使ったりします。

いい素材は、いい土壌から育ちます。食べ物も、建物も、人間もみんな同じだと思いました。