コラム

2008.07.02

素材

タイル

7月になりました。
いよいよ、本格的な夏に向かっていきます。

ここのところ、毎週のように「住宅完成見学会」や「住宅構造見学会」を開催しましたが、ここで、やっと一休みと言ったところで、実は、内心「ほっと」しています。
しかし、日々向上!日々進化!気持ちで、油断しないで頑張りたいと思います。

さて、「住宅には、素材が、大事です」と、いつも、申し上げていますが、その素材の中で、昔から、よく使われていながら、最近、減少したものに「タイル」が、あります。

「タイル」は、「耐久性」に優れ、「自然環境に対して、劣化、変色、変質しない」」「アルカリ、酸性、薬品に変質しない」「耐熱、防火、防水性にすぐれている」「耐摩耗性、清掃性に優れている」などなど、よいとこだらけでですが、最近、使われておりません。

たとえば、キッチンの壁には、タイルの目地が、汚れ易いので、油や水に強く、汚れない「キッチンパネル」といったものを使います。
また、浴室の床、壁のタイルは、冬、冷たく、また、亀裂が、入り易いため、暖かく、掃除のしやすいFRP樹脂のユニットバスを設置することが、多くなりました。

しかし、タイルは、自然素材から作られた建築材としては、万能であり、そして、デザイン性の高い素材でありながら、使われないのは、もったいないと思います。
ですから、これからは、その欠点を上手に改善したり、あるいは、生かしていくことで、住む人に優しい、地球にも優しい、仕上げ材として活用されていくのでは、ないでしょうか。

やはり、できれば、自然の土・石・木を活用した、古くて新しい住宅が、良いと思います。

デンマークのレストランのテーブルです。タイルを埋め込んでいました。
タイル