コラム

2006.08.24

日々

「美女と野獣」に学ぶ

朝夕が、だいぶ涼しくなってきたような気がします。もうすぐ、暑さも峠を越えるのでしょうか、そうなって欲しいです。
先日、読んだビジネス書の中に商売の面白い事例が、載っていました。それは、お客様に愛される店になるためには、ディズニー映画の「美女と野獣」に学べというものです。その中の物語を紹介します。
ある国に甘やかされわががまに育った王子がいました。ある日、城にやってきた老婆の「バラの花と引き換えに一晩とめて欲しい」との願いを拒んだところ、実は、その老婆は、魔女で、罰として王子を醜い野獣にしてしまいます。魔法を解く方法は、たった一つ、魔女が置いていったバラの花が枯れてしまう前に、王子が人を愛することを学び、相手からも愛されること。(・・・でも、誰も、醜い野獣を愛せないですよね)
一方、その町には、発明家の父親と二人で暮らしている美しい娘、ベルがいました。ベルは、道に迷って城に閉じ込められてしまった父親の身代わりとして、城で野獣と暮らしはじめます。ベルは、醜くてわがままな野獣を嫌い、つい森へ逃げ出すことに成功しますが、そこでオオカミの群れに襲われます。あわやというとき、野獣が助けに来ました。しかし、ケガをしてしまった野獣をベルは、城に運び、看病します。こうして、二人に恋心が芽生えます。
しかし、ベルの父親が病気になったことを知ると、わがままな野獣は、ベルを家に帰してしまいます。かけられた魔法を解くことより、ベルの気持ちを優先させたのです。そして、「だって、彼女を愛しているから」と野獣は家来にかたります。
(・・・・野獣は、自分の利益より、相手の立場や気持ちを優先させたんですね・・・もう、人間に戻れないかもしれないのに・・・・)
その時、ベルと結婚したがっているわがままな男、ガストンが、町の人たちを率いて城を攻めてきました。最初のうちはベルを失って気落ちしている野獣が劣勢でしたが、そこにベルがやってくると立ち直り、ガストンを追い詰めます。しかし、とどめは刺しません。野獣は、ベルの元に歩み寄りますが、その隙にガストンに刺されてしまいます。瀕死の野獣に、ベルは泣きながら「愛している」と言いました。その瞬間、魔法が解け、野獣は、王子の姿に戻りました。バラの花びらが散る直前のことでした。二人はその後、結婚し、末永く幸せに暮らしました。
というあらすじですが、私は、感動しました。この中には、本当に商売の原点が、盛り込まれています。お客様に愛される店になるためには、こちらから、愛している愛しているといっても、愛してもらえない。それは、お店が、本当にそのお客様のことを愛していると知ってもらった時、愛してもらえるというものです。愛とは、相手の長所も短所もすべて受け入れることだそうです。
社会にお客様に愛してもらえる会社になりましょう。